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中山加奈子の最新ギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 PRINCESS PRINCESSのギタリストとして80〜90年代を一世風靡。この3月には仙台PITのこけら落とし公演でプリプリとしての最後の勇姿も見せる中山加奈子。彼女が1999年に結成して現在まで活動しているバンドがVooDoo Hawaiiansであり、ヴードゥではボーカリストとしての魅力もフィーチャー。繊細な言葉を紡ぐ作詞家としての側面も持つ彼女は、ロックンロールのビートとともに常に等身大のメッセージを発信してきている。昨年12月にリリースされたヴードゥのニューアルバム『Would You Like Comin' to the Parade?』 は個人的に最高傑作だと思うのだが、 中山加奈子、そして澄田健によるツインボーカル&ツインギターという強みが全面に押し出されており、多彩なリズムが飛び出すソリッドなバンドサウンドも実に艶やか。特に「雨の日のパレード」における中山の歌いっぷり、抜群のスウィング感で迫ってくる「I Like It」、中山のシャウトの魅力もさることながらバンドのインタープレイも痛快な「Makin’ Happy」は新たなヴードゥの看板曲である! さらには中山作詞作曲のロッカバラード「シェリー」を澄田がエモーショナルに歌い上げている辺りも聴きどころだ。


"Would You Like comin' to the Parade?"trailer

 プリプリ時代はグレコのシグネチャーモデルもお馴染みであり、本誌読者には中山加奈子といえばSGタイプというイメージも強いことだろう。だが、現在VooDoo Hawaiiansではテレキャスターをメインにプレイしている。勿論3月のプリプリでは一連の愛器も登場するだろうが、そうした彼女のギターストーリーがたっぷりと語られているのが、現在発売中のPlayer2016年2月号の「My Standard」のコーナーである。これまでのギター変遷とともに彼女のギタリスト人生に迫ったロングインタビューにより、彼女ならではのギターのこだわりを感じていただけることだろう。そして愛器の数々は勿論、撮りおろしカットによる写真も観応えばっちりのはず。是非ご一読いただきたい。さらに読者プレゼントとして中山加奈子の直筆サイン入りVooDoo Hawaiians 15th Anniversaryパンフレットと、グレコのシグネチャーピックをセットにして5名様分いただいたので、記事の感想をちょっぴり書いていただいてメールでお送りいただきたい。そしてヴードゥはレコ発の全国ツアーがスタート!

「Parade Tour 2016」
2016年1月22日(金)@高崎FLEEZ
2016年1月30日(土)@由利本荘市文化交流館カダーレ 市民活動室
2016年1月31日(日)@酒田市中町BluesHiro
2016年2月06日(土)@北九州若松 T-Jam Live&BarUPDATE
2016年2月07日(日)@福岡Voodoo LoungeUPDATE
2016年2月19日(金)@神戸チキンジョージ
2016年2月20日(土)@京都 磔磔
2016年2月21日(日)@名古屋 得三
2016年4月03日(日)@下北沢GARDEN(スペシャルゲスト有!)
2016年4月23日(土)@松山 風来坊
2016年4月24日(日)@高知 X-pt. UPDATE


SHOW-YA 五十嵐sun-go美貴のギターストーリー


SHOW-YA「限界LOVERS 2015」

 女性HRバンドの先駆的存在であるSHOW-YAのギタリストとして、デビュー30周年を迎えたsun-goこと五十嵐美貴。近年はmintmintsのギタリストとしても活躍するなど、パワフルかつシャープ、エモーショナルなギタープレイは健在。圧倒的なテクニックを備える意味でも間違いなく国内女性ギタリストの代表格だ。SHOW-YAが最新アルバム『PROGRESS』、そしてmintmintsも『Quadruple』をリリースして話題を呼んでいる最中、アリアプロUから最新シグネチャーモデルPE-DC sun-go、PE-DC Fairyが登場。またこのたびPE-DC sun-goのパールホワイトも発表された。
 長らく続いたDEAR MY PARTNERSのコーナーの意志を継承しつつ、毎回様々なテーマでミュージシャンの愛器とそのストーリーをたどっていく新コーナー“My Standard”。その記念すべき第一回のテーマは五十嵐sun-go美貴のシグネチャーギター・ストーリーである。


mintmints「Danny's Lament」

 インタビューではギターとの出会いはもとより、ほぼ一貫して自身のカスタムモデルなりシグネチャーモデルを引き続けてきたsun-goならではのギターのこだわりが語られる。ギターは身体の一部と語る彼女による最新シグネチャーモデルPE-DC sun-goへの想い、そこに至るまでの変遷をテーマとしたインタビューとなっており、現在彼女が所有するギターの数々を美しい写真で掲載。ギタリストの中にはライブとレコーディングでギターを使い分けるタイプもいるが、sun-goの場合はほぼそのどれもが現在もライブ、レコーディングでちゃんと愛用され続けている点もまた強い説得力がある。最新シグネチャーPE-DC sun-goの眩いパールホワイト・バージョンを筆頭とするギターコレクションは勿論、sun-goの写真もすべて撮りおろしとなっているのでお楽しみいただきたい。

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ARIA PROU PE-DC sun-go Whie Pearl
Photo by TOMUJI OHTANI

SHOW-YA 30th Anniversary LIVE 『SHOW-YA BIG 30』
日時:12月27日(日)16:30開場 / 17:30開演
会場:東京国際フォーラムA(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
チケット:指定席 6,800円 一般発売中!
★特別に学割キャッシュバック(小学生〜大学生までを対象)を行うことが決定!
公演日当日まで学生のお客様は¥1,000キャッシュバックとなります。
■キャッシュバック受付開始時刻と窓口に関して
GOODS先行販売時間より当日券販売窓口にて行います。
※会場にて年齢が分かる身分証、もしくは学生証の提示が必要となりますので、必ずご持参ください。
身分証が確認できない場合は、キャッシュバックできない可能性がございますので、予めご了承ください。
【受付に関するお問合せ先】
ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)

TOTALFAT Kubotyのギターコレクション


TOTALFAT 「宴の合図」

 毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともにヒストリーインタビューにより、そのミュージシャンの本質に迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナー。10月2日発売Player11月号で最終回となるが(12月号よりDEAR MY PARTNERSのコンセプトを継承した新たな切り口のコーナー「My Standard』が登場します)、満を持して登場するのはのギタリスト、Kuboty。御存知の通り、メタルフロントのグレコGZVをトレードマークにアグレッシブかつスピーディなギタープレイで魅了する、新時代のギターヒーローである。レーベルを移籍してリリースしたニューアルバム『COME TOGETHER,SING WITH US』に続き、10月7日には最新シングル「宴の合図」をリリースしたばかり。


TOTALFAT「Walls」

 「ゼマイティスからKubotyモデルとしてVシェイプを復活させたい」と語るKubotyが愛用するのはVシェイプのギター。とりわけGRECO GZV-3700MF、GZV-3700MF-TTは、メタルフロント仕様のゴージャスなルックスがたまらない魅力でもある。GRECO GZV-3700MFにはディマジオDP15/DP161、GZV-3700MF-TTにはディマジオDP211/DP212 EJを搭載しており、こちらは主にレコーディングで活躍するという。さらに他にもVシェイプギターを所有するほか、最近では通常のホワイトファルコンより少々小振りなボディ設計のグレッチG6139CBも愛用。これをプレイする姿が 「宴の合図」のPVで観られる。Kubotyこだわりのギターコレクションと、そのユニークなギタリストとしての歩みが存分に語られたインタジュー、是非お楽しみいただきたい。

 
TOTALFAT COME TOGETHER, SING WITH US Tour 2015
2015.10.7 wed 千葉LOOK
2015.10.8 thu 水戸LIGHT HOUSE
2015.10.11 sun 福井CHOP
2015.10.12 mon 富山SOUL POWER
2015.10.15 thu 横浜F.A.D
2015.10.17 sat 松阪M'AXA
2015.10.18 sun 岐阜YANAGASE ANTS
2015.10.20 tue 赤坂BLITZ
2015.10.22 thu 京都MUSE
2015.10.24 sat 山口LIVE rise SHUNAN
2015.10.25 sun 岡山YEBISU YA PRO
2015.10.27 tue 大阪BIGCAT
2015.10.31 sat 金沢vanvanV4
2015.11.1 sun 松本ALECX詳
2015.11.3 tue 豊橋club KNOT
2015.11.5 thu 奈良NEVER LAND
2015.11.7 sat 鹿児島SR HALL
2015.11.8 sun 熊本B.9 V2
2015.11.12 thu 宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-
2015.11.14 sat 石巻BLUE RESISTANCE
2015.11.15 sun 宮古KLUB COUNTER ACTION
2015.11.17 tue 札幌PENNY LANE24
2015.11.21 sat 高知X-pt.
2015.11.22 sun 松山サロンキティ
2015.11.23 mon 高松DIME
2015.11.28 sat 長崎DRUM Be-7
2015.11.29 sun 大分DRUM Be-0
2015.12.3 thu 静岡UMBER
2015.12.5 sat 出雲APOLLO
2015.12.6 sun 神戸KINGS CROSS
2015.12.12 sat 盛岡CLUB CHANGE WAVE
2015.12.13 sun 秋田Club SWINDLE
2015.12.16 wed さいたま新都心HEAVEN'S ROCK VJ-3
2015.12.28-31 幕張メッセ国際展示場1-11ホール
2016.2.6 sat 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2016.2.7 sun 仙台RENSA
2016.2.13 sat 札幌cube garden
2016.2.20 sat 名古屋Zepp Nagoya
2016.2.21 sun 大阪なんばHatch
2016.2.27 sat 福岡DRUM Be-1
2016.2.28 sun 広島CLUB QUATTRO
2016.3.5 sat 新木場STUDIO COAST
2016.4.5 tue 下北沢GARDEN

テナーベーシスト JIGEN 愛器の数々




両手に願いを (ver.2) / 桃梨 - Momonashi -

上村美保子のボーカルと、JIGENのテナー・チューニングを駆使したベースプレイのデュオ形態という、唯一無二のプレイスタイルで国内外問わず精力的な演奏活動をおこなっているモモナシ。 今夏はUSA、コスタリカツアーも展開してきた彼らだが、90年代よりテナーベースの可能性を追求してきたモモナシのベーシスト/コンポーザーと言えばJIGENである。さらにモモナシの活動と並行して頭脳警察、SOUL FLOWER UNIONなどでもプレイしてきた。ジャズ、ロック、歌謡曲、ヒップホップ、民謡、浪曲、ワールドミュージックなど実に多様な音楽性をミックスしたコンポーザーとしても、そのユニークな才覚を発揮している。


If This Bass Could Only Talk / Stanley Clarke cover

JIGENは語る。「スタンリー・クラークのソロアルバム(『If This Bass Could Only Talk』/88年)で、テナーベースとタップダンスのデュオ曲があるんです。そこが最初の着想になりました。ベースが和音をたくさん弾いていることに加えて、津軽三味線やボサノバ、フラメンコ・ギターが好きだったので、そういう要素もベースに採り入れたいと考えたんです。特にそれがテナー・チューニングのベースならできると思ったときに、バンドアンサンブルより、歌と伴奏者だけのシンプルな関係性をやってみたいと。ベースでいろんな音が出せるって気づいたとき、(津軽三味線奏者の)高橋竹山が師匠の成田雲竹と演っていたラジオ番組を思い出して。フラメンコに通じるところがあるとも思いました。テナーベースの弾き方によっては津軽三味線のようなこともできると思ったし、ギタリストと歌のデュオみたいにもできるし、これは絶対に面白いと思いました」


Bassically Taps / Stanley Clarke cover

 インタビューでは『MOMONASHI BEST 1998-2013』のリリースにともない、モモナシのことも含めたヒストリー的な内容に言及しつつ、愛器であるFUJIGENのオリジナルテナーベースを筆頭としたこだわりの楽器コレクションを美しい写真で掲載。カリン材をトップに用いたメインベースは、JIGENのテナーチューニングによるプレイに極めてマッチしたのだという。その他貴重な世界初の5弦エレクトリックベース、フェンダー・ベースXだったり、JIGENならではの楽器コレクションが楽しめる。メインベースとして愛用中のフィル・ジョーンズ・ベース・アンプ、さらにTRIAL(高早楽器技術)がJIGENとともに共同開発したオリジナルプリアンプも、この撮影取材ギリギリに完成。歴代のプロトタイプとともに紹介しているのでそちらもお楽しみに! さらに読プレとしてモモナシのラバーバンドもいただいたので、こちらを参考の上、感想を一言添えていただきメールにてご応募いただきたい。

モモナシ Live Infomation

【夏は祭りだ!】
2015年8月14日(金)《郡上おどり》郡上八幡・旧庁舎記念館前
☆徹夜踊りの期間中に演奏決定!(18:30〜19:30頃)

2015年08月16日(日)《すみだ・ストリート・ジャズ・フェスティバル》
☆アルカイーストにて、14:00〜14:40!!

『大忘年会 2015』
2015年12月18日(金)原宿アストロホール

ABEDON 1173スタジオの機材本邦初公開!


ABEDON新譜CD ALBUM「ファンキーモンキーダンディー」

自身で設立した1173STUDIOを拠点に、独自のロック、ポップミュージックをひ
たすら徹底追及しているABEDONこと阿部義晴。2009年にユニコーンを再結成して
以後はバンドとソロを並行して展開している彼だが、前作『BLACK AND WHITE』
では鍵盤楽器のみならず、ギター、ベース、ドラムと全ての楽器をプレイして、
マルチプレイヤーとしての才覚を見せつけた。その後、レコ発ツアーで八熊慎一、
奥田民生、木内健、斎藤有太ら、盟友達と結成したABEDONバンドでプレイした際、
そのバンドサウンドに手応えを得たABEDONがこの面子で合宿レコーディングして
作り上げたのが、話題の最新ソロアルバム『ファンキーモンキーダンディー』で
ある。遊び心ある楽曲やピアノ弾き語り曲もありつつ、ソリッドながらも歌心あ
ふれるアレンジでときにシャウトしたり、はたまた甘い歌声を聴かせるABEDONが
痛快である。

 毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともにヒストリーインタビューを掲
載しているDEAR MY PARTNERSのコーナー。7月2日発売Player2015年8月号では
遂に満を持してABEDONが登場! 1173STUDIOにスタンバイされたABEDONの貴重な
愛器の数々を本邦初公開するとともに、実にユニークな音楽人生をたっぷりと語
ってもらった。ユニコーンではキーボーディスト/ボーカリストとして、はたま
た「WAO!」ではフライングVをプレイする姿も印象的ではあるが、ドラムやベー
スもプレイするなど楽器全般に多大なる関心を抱いているABEDONである。ゆえに
1173STUDIOでスタンバイされているのは、これは押さえておきたいと誰もが思う
ような名器の数々! 

 60年代のラディック・ドラムキットが2セット、さらに1955年製レスポール・
ゴールドトップ、66年製ストラトキャスター、67年製フライングV、66年製プレ
シジョンベース、64年製EB-3、レアなマーシャル・リード&ベース20スタックア
ンプ、60年代製ベースマンアンプ、鍵盤楽器類もローズピアノ、ウーリッツァ、
ミニモーグ、プロフェット5、マトリックス12、スタインウェイZ114 etc…楽器
に対するABEDONの審美眼も感じられる見事なコレクション! 本当だったらミキ
サー卓やレコーディングツール、マイク類も撮影したかったところですが…。ヒ
ストリーインタビューに関してもかなり読み応えがあるのではないでしょうか!?
 トータル8頁に増頁してお届けしております!


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 さらに読者プレゼントとして、ABEDON「SUPER ROCK’N ROLL SHOW」ライブ記念
グッズより、ABEPELLI(ぬいぐるみ)付きポーチ、そして直筆サイン入りポスト
カードをセットにして3名様分いただきました(提供:abedon the company)。
こちらの応募要項
をチェックしていただきメールにてご応募を!

青山陽一のギターコレクション


青山陽一「Come And Go (2015 Version)」

 90年より独創的なスタイルによるソロ活動も展開してきた青山陽一だが、なんとソロ活動25周年という。とりわけ近年はブルースや黒人音楽を独自に昇華した音楽性が痛快であり、さらにユニークな言葉の世界とポピュラリティにあふれる楽曲には毎回ニンマリとさせてくれる。ソロ活動25周年を記念してリリースされたオールタイムベスト『Quarter Century of Odrelism (1990-2015)』では、「水に浮かぶダンス」「地底へGO」などのネオアコテイストやニューウェーヴィな初期の作風はもとより、「ベッドが走る」「Life Is Very Short」「Empty Song」など、まさに青山陽一ならではというソングライティングの推移がたっぷりと堪能できて楽しい。現在のthe BM'sのバンドマジックにも通じる「難破船のセイラー」の衝撃などもいまだ色褪せていない。


難破船のセイラー/青山陽一 the BM's

 面白いのは『Quarter Century of Odrelism (1990-2015)』は2枚組であり、そのディスク2はthe BM's【伊藤隆博(key/堀込泰行、YUKI等)、中原由貴(ds/双六亭等)、千ヶ崎学(b/KIRINJI、ロンサム・ストリングス等)】による新録が行なわれた。「Vampire」「Come And Go」「Seven Deadlines」「Million Miles Long Hair」「God Press You」、そして今回のために書き下ろされた「Freezer Bag」は、ノリにノッているthe BM'sとのホットなセッションが堪能できる。と同時に、ギタリストとして進化を遂げてきたその歩みも確認できるはずだ。近年の指弾きとピック弾きを見事に併用しての青山のトーンはますますエモーショナルで、繊細なベロシティ表現とグルーヴがこれでもかと味わえるのが聴きどころ。さらにわりとこれまではフェンダー系シングルコイルサウンドを追求していた感もあったが、近年はギターセレクトも多様でそのトーンの幅が広がりつつある。アコギプレイもまた良いムード。楽曲によりアップライトベースもプレイした千ヶ崎学など、息の合ったバンドアンサンブルがたまらないディスク2である。

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最近入手してお気に入りというダークチェリーのVOX VirageIIは今後メインで活躍しそう。
Photo by TOMUJI OHTANI


 6月2日発売Player2015年7月号のディア・マイ・パートナーズでは、満を持して青山陽一が登場。こだわりの愛器コレクションとともに、意外と他ではない切り口のギタリストヒストリーに着目したインタビューで、そのユニークな音楽人生に迫っている。また、その楽器コレクションも彼ならではの面白いものなのでぜひチェックしていただきたい。さらに読者プレゼントとして、サイン入りでボトルネックを御提供いただいたので(当然世界で一個しかないです)、ぜひ記事の感想を一言添えていただきメールにて応募してほしい。そして様々な演奏形態により精力的なライブ活動が展開されているので、是非その歌声とギタープレイをチェックしてほしい。

Live Schedule
6/12(金) 荻窪ROOSTER BLUES LAB
6/17(水) 吉祥寺Rock Joint GB 青山陽一 the BM’s
7/4(土) 下北沢lete 青山陽一
7/6(月) タワーレコード新宿店 青山陽一
8/7(金) 名古屋・新栄Hunny-Bunny 青山陽一&平泉光司
8/8(土) 大阪・高麗橋Peggy Sue×地下酒場 青山陽一&平泉光司
8/22(土) 日比谷野外大音楽堂(NATURAL FOUNDATION Presents Return of“SUMMER CAMP”〜Gen Tamura 60th Anniversary Party〜) 青山陽一 the BM’s他

Glowlamp 石井裕のギターコレクション



Glowlamp "Song for HERO" (Official Music Video)

 2014年は仏国パリで開催されたJAPAN EXPOにも出演するなど、国内外問わず注目を集めているGlowlamp。そのギタリストでありコンポーザーである石井裕は、ツアーサポートや楽曲提供、また玉置成実「Believe」、中川翔子「空色デイズ」などのレコーディングでギターをプレイしてきた。現在は自身によるレコーディングスタジオも構えて、ますます活動の領域をより拡げつつある。そのGlowlampが通算3枚目となるミニアルバム『ナナイロユニオン』をリリースした。その名の通りレインボーカラーのような多彩な音楽性と、卓越したバンドサウンドで、彼らなりのポップ/ロックスタンダードを具現化してみせている。

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Photo by TOMUJI OHTANI

 毎月ミュージシャンの愛器コレクションの数々を紹介するとともに、そのミュージシャンヒストリーに迫るDEAR MY PARTNERSのコーナー。今回はGlowlampのコンポーザーでありサウンドリーダーであるギタリスト、石井裕を特集している。DEVISERのRosetta Vesselと出逢ったことが契機となり、MOMOSE CUSTOM CRAFT
GUITARSやHEADWAYでカスタムモデルを作ったり、さらにPRSギターのモダン・イーグルにたどりついた経緯など、彼ならではのギターエピソードも満載だ。最新作『ナナイロユニオン』についてもたっぷりと語っていただいている。現在は『ナナイロユニオン』を引っさげて全国ツアーの真っ最中のGlowlampだが、遂に5月10日(日)下北沢ガーデンにてツアーファイナルワンマンライブが待ち受ける。こだわりの楽曲と抜群のプレイアプローチ、エンタテインメント精神あふれるGlowlampのステージングを是非体験してほしい!

『ナナイロユニオン』リリースツアー 〜サブタイトルはいりますか!?〜
Glowlampツアーファイナルワンマンライブ
2015年5月10日(日) 下北沢GARDEN
OPEN 17:30 / START 18:30
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(+1Drink代)


LOVE PSYCHEDELICO KUMIこだわりのギターコレクション



LOVE PSYCHEDELICO THE BEST [MUSIC VIDEO]ダイジェスト映像

 デビュー15周年を迎えたラブ・サイケデリコ。これを祝してベストアルバム『LOVE PSYCHEDELICO THE BESTT』『LOVE PSYCHEDELICO THE BESTU』がリリースされた。いわずもがな「Freedom」「Shadow behind」「Free World」「Last Smile」「裸の王様」「Your Song」「Dry Town〜Theme of Zero〜」「I am waiting for you」「Abbot Kinney」「Beautiful World」etc…珠玉の名曲がズラリである。2枚のアルバム各々が1枚のアルバムとしての流れを重視して選曲、構成されているのも聴きどころである。

 今回のベスト盤、そして久々にPVを観返して思うことは、その圧倒的なオリジナリティあふれるサウンドは、愛らしいハーモニーと温かみのある楽器の音で構築されているということだ。そしてその温もりはどんどんスケールアップしているというか、純度を高めているというか、LOVE PSYCHEDELICO特有のサウンドとして確立しつつあるのを感じる。3月2日発売Player4月号のDEAR MY PARTNERSのコーナーでは、多彩な楽器を操る歌姫KUMIが遂に登場。女性ミュージシャンとして屈指の楽器好きであり、収集家(御本人は否定するが…)であることはこの記事でおわかりいただけるのではないか。彼女のコレクションは実にレア楽器を多数含む他にないものばかり。KUMIのユニークなミュージシャン・ヒストリーに迫ったロングインタビューとともにお楽しみいただきたい。読プレもあるのでP.144〜を要チェック!

 5月からの全国ツアーでは、なんとドラマーで高橋幸宏が参加するのも大きな話題。何年か前の“WORLD HAPPINESS”でYMOの「NICE AGE」をカヴァーしてみせたLOVE PSYCHEDELICOだが、KUMI曰く「YMOの演奏を観たときに圧倒されてしまって。“この人と一緒に演奏できたら凄いだろうね”って話をNAOKIとしたのを覚えてる(笑)。それこそ念願叶って、本当に夢だったから…それが今実現しようとしているのが少し不思議な感覚だね(笑)」とのこと。他メンバーはお馴染みの堀江博久(Key、G)、高桑圭(B)、ゴンドウトモヒコ(Manipulator、Horn)という面々で、5月からのツアーも非常に楽しみである。

LOVE PSYCHEDELICO 2015 -15th ANNIVERSARY TOUR-「THE BEST」

5月23日(土)富山県 MAIRO
5月24日(日)新潟県 新潟LOTS
5月27日(水)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠
5月30日(土)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
6月6日(土)高知県 CARAVAN SARY
6月7日(日)香川県 高松オリーブホール
6月12日(金)宮城県 Rensa
6月14日(日)北海道 札幌PENNY LANE24
6月19日(金)大阪府 サンケイホールブリーゼ
6月20日(土)大阪府 サンケイホールブリーゼ
6月26日(金)愛知県 Zepp Nagoya
6月27日(土)広島県 広島CLUB QUATTRO
7月2日(木)宮崎県 MIYAZAKI WEATHERKING
7月4日(土)熊本県 熊本B.9 V1
7月5日(日)福岡県 DRUM LOGOS

ALL OFF Gakuのこだわりのギターコレクション初公開

 COUNTDOWN JAPAN 08/09に出演して以来、大きな注目を集めているラウドロックシーンの旗手ALL OFF。精力的なライブ活動とともにバンドサウンドを進化させてきた彼らが、セルフタイトルを掲げた1stフルアルバム『ALL OFF』をリリースして話題を集めている。その中でも独自のドライブトーンによるリードプレイを主に手掛けているギタリストがGakuだ。常にクールな視点による歌もののギタープレイを追求しつつ、鋭い審美眼でギターや使用機材をアップデートし続けている期待のプレイヤーであり、今後ますます活躍の場を広げていくのではないか。


ALL OFF - My Life (official music video)

ヒップホップ、ミクスチャー、ラウドロックなど重厚な音楽性とキャッチーな歌メロとを両立させた音楽性が『ALL OFF』の肝となっている。ちょうどアナログレコードのA面、B面的な二面性が楽しいアルバムで、ラップなども交えつつ攻め込んでくる「Rising Up」を筆頭に、Gakuのギターソロもフィーチャーされた「My Life」、エレクトロなダンスビートが痛快な「Dancing All Night」、爽快感たっぷりのギターロックを聴かせる「キセキノチカラ」など、一貫して歌えるサビが印象的な楽曲がズラリ。サウンド的にも実にバラエティに富んでおり、バンドの底力を感じる。


ALL OFF - Sweet Sweet Crazy featuring ANGRY FROG REBIRTH

 Gakuは現在メインギターのPRSを筆頭にGIBSONレスポールカスタムやカスタムフライングV(カスタム系が好みだとか)、さらにSUGIギター、最近ではダウンチューニング用ギターでドラゴンフライなどにも関心を持っているようだ。トラディショナルな部分も重視しつつ、最新のギターロックサウンドを追求していく姿勢が顕著で、20代の若いギタリストながらも所有機材はスタジオミュージシャン並みのものを揃える。毎月ミュージシャンこだわりの愛器コレクションとともに、その変遷によるヒストリーインタビューを展開しているDEAR MY PARTNERS。話題のニューホープ、Gakuの魅力がたっぷり。ぜひご一読いただきたい。

gakuv.jpg
GIBSON CUSTOM Flying V Custom
Photo by TOMUJI OHTANI


 Gakuお気に入りの1本というギブソン・カスタムが近年製作したフライングVカスタム。音も太くて一目惚れだったという。ご覧の通り、レスポール・カスタムなどと同様のヘッドストックのダイヤモンドインレイ、ゴールドパーツでまとめられたゴージャスなルックスが目を見張る。コリーナVなどで採用されたことでお馴染みの金のブリッジテールピースが採用されるなど圧巻のルックス!「Little Love」のPVで使用された。

 現在ALL OFFは全国ツアー中。渾身のアルバム『ALL OFF』を引っさげてのツアーファイナル・シリーズは4月18日(土)大阪アメリカ村ドロップ、19日(日)名古屋池下クラブアップセット、そして5月9日(土)には渋谷ツタヤオーウエストでのワンマン公演が行なわれるので要チェック。

2015.02.13 - 【新潟】新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2015.02.14 - 【富山】富山SOUL POWER
2015.02.15 - 【石川】金沢vanvanV4
2015.02.21 - 【岐阜】岐阜CLUB ROOTS
2015.02.22 - 【静岡】浜松メスカリンドライブ
2015.02.28 - 【長野】伊那GRAMHOUSE
2015.03.01 - 【東京】SHIBUYA CYCLONE
2015.03.05 - 【愛知】名古屋CLUB QUATTRO
2015.03.08 - 【東京】渋谷clubasia
2015.03.14 - 【滋賀】滋賀B-FLAT
2015.03.15 - 【奈良】奈良NEVERLAND
2015.03.21 - 【広島】MUSIC CUBE 15(広島市内5会場)
2015.03.22 - 【大阪】OTOEMON FESTA 2015(LIVE SQUARE 2nd LINE)
2015.03.28 - 【愛媛】松山サロンキティ
2015.03.29 - 【福岡】福岡Queblick
2015.04.11 - 【宮城】仙台MACANA
2015.04.18 - 【大阪】アメリカ村DROP
2015.04.19 - 【愛知】名古屋・池下CLUB UPSET
2015.05.09 - 【東京】TSUTAYA O-WEST《ワンマン》
http://www.alloff.jp/

寺岡呼人のCRY BABY STUDIOヘ潜入!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 1988年にJUN SKY WALKER(S)のベーシストとしてデビュー。脱退後はソロ活動のほか、プロデューサーとしてゆず、植村花菜、グッドモーニングアメリカらを手掛けてきた寺岡呼人。世代を超えたミュージシャンとの積極的なコラボレーションを展開してきた彼ですが、現在は自身のCRY BABY STUDIOを拠点に様々な楽曲を制作し続けており、2011年に完全復活を遂げたJUN SKY WAKER(S)のアルバム3枚もここで制作されています。J(S)Wとしても日本武道館公演、日比谷野外音楽堂公演を行なった2014年ですが、9月に4年振りにリリースしたソロアルバムが『Baton』。彼ならではのエヴァーグリーンなポップミュージック/ロックが堪能できる1枚ですが、Mr.Childrenの桜井和寿、鈴木英哉、佐藤竹善、PABLO(Pay monery To my Pain)ら、豪華面子とのコラボレーションが聴けるのも彼のソロアルバムならでは。


寺岡呼人「バトン」

 2014年12月29日発売Player2015年2月号のDEAR MY PARTNERSでは、寺岡呼人が所有するCRY BABY STUDIOに潜入。彼の愛器であるベースやギターは勿論、最近練習しているという御自身の生誕年日と同じ(!)というラディックのドラムセット、さらには鍵盤楽器コレクションなど、CRY BABY STUDIOのこだわりの愛器を美しい写真でご紹介しております。J(S)Wでお馴染みの66年製、71年製のプレシジョンベースを筆頭に、63年製、77年製のジャズマスターなど、こだわりの楽器ばかりで非常に面白いです。レコスタ機器の解説はサウンド&レコーディングマガジンに譲りますが(笑)、こうしたものも含めて機材セレクトには深い音楽のリスペクトと、ヴィンテージものへの関心の大きさがうかがえます。またインタビューではこれまでのミュージシャンとしての足取りをたっぷりと語ってもらいました。

寺岡呼人「BLOOD,SWEAT&LOVE WEB限定ver.」


 相変わらず多忙そうで、2月4日にリリースされる「THE BLUE HEARTS」30周年企画メモリアル盤では特典のトリビュートアルバムの監修を手掛けているほか、待望の主催イベント「Golden Circle Vol.19」開催も2015年2月6日(金)に決定! 会場はおそらく「Golden Circle」シリーズでは最大規模と思われる国立代々木競技場第一体育館。盟友である奥田民生、斉藤和義とともにback numberも参加。寺岡呼人&Golden Circle BANDは林久悦(ds)、林由恭(b)、佐藤健治(g)、磯貝サイモン(key)の布陣。とてもスペシャルなイベントになりそうで楽しみです。

青木孝明の愛器の数々にフォーカスを当てたDEAR MY PARTNERS




 90年代よりシンガーソングライター/マルチプレイヤーとして数々の名作ソロアルバムを発表してきた青木孝明。鈴木博文、あがた森魚、青山陽一、ZABADAK、綿内克幸らのライブサポート、レコーディングのほか、コンポーザー、サウンド・プロデュースなども務めてきた音楽家だが、根っからの楽器好きが高じて、2008年には中野ブロードウェイ3Fにギターショップ“GUITAR EXPO”をオープン。現在は音楽家とギターショップの二足の草鞋で精力的な活動を展開中である。独自のペースで常に完成度の高い楽曲を生み出してきた彼が、このたび初のベストアルバム『Takaaki Aoki Anthology 1992〜2014 Time Traveller』をクリスマスイブにリリースする。毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともにヒストリーインタビューをお届けするDEAR MY PARTNERSのコーナーだが、12月2日発売Player1月号では青木孝明にご登場いただいた。

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EPIPHONE E-230TD Casino
Photo by TOMUJI OHTANI
ベージュラベルのマツモク製である85年製カジノ。今でも抜群のサウンドで、GUITAR EXPOで様々なカジノを扱うも本器以上のものはないという。


 彼のソロ作品を愛聴してきた人にとっては、青木孝明の愛器と言えばエピフォン・カジノを筆頭に、フェンダーのフレットレス・プレシジョンベース、ギブソン・ファイアーバード、リッケンバッカーの12弦ギターだったりをイメージするはずだ。インタビューではこれまでの楽器変遷を軸として、そのユニークなミュージシャンとしての足取りが語られる。「齢とってやっとレスポールやストラトみたいな定番の楽器の良さをわかってきたところはあるかも。でもギターはいろんな音が出るから、つい手を出しちゃうよね(笑)」とは青木孝明談だが、GUITAR EXPOで様々な楽器を日々扱うことにより、今後も楽器コレクションの顔触れは変わっていきそうだ。実際、以前のトレードマークの楽器を手放している事実も語られるわけだが、ギブソンのB25-12なり先述のカジノやフレットレスPBなど、お馴染みの楽器は登場する。さらに篠原太郎や鈴木博文(ムーンライダーズ)との出逢いだったり、ギターショップGUITAR EXPOのこと、BAND EXPOという新たなバンドを結成した経緯などもたっぷり語っていただいた。


青木孝明「幻の国 Expo'70」

 初のベストアルバム『Takaaki Aoki Anthology 1992〜2014 Time Traveller』は、じっくりと名曲を育んできた彼の足取りと今の姿が堪能できる。青木ファンなら名曲がありすぎるゆえとても1枚に収まらないという想いは共通するだろうが、本人曰く「1曲目を新曲から始めて、次に古いところに戻り、そのまま年代順に続いていって最後に新しい曲で終わるという。そうすると最後まで聴いてもまた頭から聴けるかなと思って」と選曲、曲順にも徹底的にこだわった。1st『L/C』から最新作の『さようなら、夢』までバランスよく選曲されているほか、新曲「新しい夜明け」が収められている。さらに嬉しいのは「未来世界のアフターファイブ」「新しい季節」「真夜中のカウボーイ」の新録、初CD化となる「火星へGO!」「光の約束」、さいとうみわことのデュエットナンバー「Kiss」も収めるなど、コアファンも納得の全30曲が収められた。製作時期もサウンドもまったく異なる30曲を、 中村宗一郎が丁寧なマスタリングを施すことで見事にまとめているのも魅力。「彼の尽力があってできたと思っています」とは青木孝明談。若さほとばしるネオアコ、ギターロックから、パワーポップ、A.O.R.、フォークロック、クロスオーバーテイストたっぷりのインスト曲など、極上のメロディとサウンドが再認識できる2枚組である。


青木孝明「真夜中のカウボーイ(Heaven Knows)」

 読者プレゼント用に青木孝明のオリジナルTシャツSサイズを1名様に(提供:GUITAR EXPO)をいただいたので、記事の感想をちょこっと書いていただいてご応募いただけると嬉しいです。また、『Takaaki Aoki Anthology 1992〜2014 Time Traveller』を引っさげてのツアーも決定。ぜひ足を運んでいただきたい。

青木孝明 Live Schedule

2014年12月28日(日) 18:30 渋谷ラストワルツ
【出演】
Aoki Takaaki Jet Set:
青木孝明 Vocal,Guitar & Piano
篠原太郎(The Brick’s Tone) Guitar,Keyboads,Piano & Chorus
吉川真吾(The Netanders) Bass
葛迫隆敏 Drums
オープニングアクト:Tricky Human Special
全席自由 ご予約 \2,000 当日 \2,500(税込み ドリンク別)

2015年1月24日(土) 18:30 名古屋 今池 カフェあらたると
共演 奥秀人
料金:当日2300円*予約2000円(1ドリンク&CD-R付)
今池 カフェあらたると 090-6612-4911 naoempty0@i.softbank.jp

2015年1月25日(日) 17:30 大阪 心斎橋 club WONDER
共演 Flying Tortoise DJ:Harada,Yamaguchi(ex leftbank label) etc
料金:当日2300円*予約2000円(1ドリンク&CD-R付)
心斎橋 club WONDER 06-6241-7772

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青木孝明 アンソロジー 1992〜2014 タイムトラベラー
Takaaki Aoki Anthology 1992〜2014 Time Traveller
レーベル:TOKYO MOR/GUITAR EXPO
2014年12月24日発売 MOR6932/33 2500円(税抜)

2014年12月1日

近藤研二のユニークな弦楽器コレクション初公開!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 2014年で結成20周年を迎えた栗コーダーカルテット。『20周年ベスト 1994-2014』がリリースされたのも話題だが、リコーダーのみならず弦楽器を担っている近藤研二。さらに2013年からは盟友・鈴木慶一、矢部浩志、岩崎なおみ、konoreとともにトリプルギター編成のロックバンド、Controversial Spark(コントロヴァーシャル・スパーク)を結成。待望の1stフルアルバム『Section T』でアグレッシヴなギタープレイを披露している。これまでも様々なアーティスト・サポートやハイポジなどの活動を経て、近年はももいろクローバーZの編曲も手掛けたほか、作編曲家としてもCMや映画、TV番組の音楽制作も多数手掛けており大活躍中。毎月ミュージシャンの愛器コレクションを通して、そのヒストリーに迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナーだが、Player2014年12月号では増ページして近藤研二のユニークな楽器コレクションを紹介している。ハイポジ時代に使っていたエレキギターは勿論、こだわりのアコギ、ナイロン弦ギター、そしてウクレレなど、レアモデルが沢山。近藤研二のコレクションは本邦初公開と言っていい。


Hello Mutants / Controversial Spark

 Controversial Sparkはムーンライダーズ活動休止後に鈴木慶一が結成した新バンドという先入観が強かったもので、まさかトリプルギター編成でメンバー全員が楽曲を書いて、ボーカルに関しても鈴木慶一だけではなくて、konore、岩崎なおみの女性ボーカルがここまでフィーチャーされるバンドになるとは正直意外だった。さらにその音も鈴木慶一の何かのソロワークに接点があるような感じではなくて、慶一さんってこれほどまでソリッドなギターロックバンドやったことあったっけ?と思ってしまう音の感触である。その主軸になるのが鈴木慶一、konore、そして近藤研二のトリプルギター・アンサンブル。中でも王道のリードプレイを担うことが多いのが近藤研二で、その魅力はこの「Hello Mutants」のPVでも確認できる。


 Controversial Spark first session 2013

 このスタジオセッション映像こそ、まさにControversial Sparkの5人が一同に介して初めてプレイした記録であり、この模様は『Section T』のボーナストラックにも収められている。これなんか観聴きするとやっぱり生バンドやりたいなぁと思う人は多いのではないか。近藤研二のインタビューによれば、デモなどはメンバーによってはきっちり作り上げるようだが、ヘッドアレンジならではの生々しいセッション感が味わえるのも魅力になっている気がする(ボーカル用マイクをシュアSM57で揃えているのも面白い)。20〜60代のメンバーが集まったゆえ、各々個性あふれるキャラクターのミュージシャン集団だ。その辺が音にきっちり表れているもの面白いし、特に楽曲は本当にバラエティに富んでいる! 語弊を恐れず書けば、オルタナ、サイケ、AORから歌謡曲まで、Controversial Sparkならではの楽曲として昇華されているのが聴きどころ。コアなムーンライダーズ・ファンでもこの内容は想像できなかったはずで、ロック好きという人にはとにかく聴いていただきたい。

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 なお、読者プレゼント用にControversial Sparkの直筆サイン入りの7インチアナログEP『Controversial Spark』(可愛い猫ジャケ!)を1名様分いただきました。記事の感想を一言添えていただき、こちらをクリックしてメールにてご応募いただけると嬉しいです!

Controversial Spark ライブ
2014年11月29日(土)18:30
会場:LIVE GATE TOKYO
http://www.livegatetokyo.com/
出演:Controversial Spark(鈴木慶一、近藤研二、矢部浩志、岩崎なおみ、konore) /豊田道倫/CHECK YOUR MOM(倉内太+柴田聡子)/フロリダ(テンテンコ+滝沢朋恵)

流田Project 流田豊のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 卓越した演奏によるアニソンカバーの動画投稿、そしてユニークな仮面姿のキャラクターが話題となり、アニソン、オリジナル楽曲で多大なる支持を集めている謎のバンド、流田Project。突き抜けるような明朗な歌声を響かせるフロントマン流田豊がかなりのギターフリークだと聞きつけ、10月2日発売Player11月号DEAR MY PARTNERSでは流田豊のギターコレクション取材を敢行。そのコレクションとともにそのユニークなミュージシャンヒストリーに迫ったロングインタビューを掲載している。


ドラゴンコレクション 〜勇気のツバサ〜 / 流田Project

 流田Projectの最新アルバム『Realize!』はアニソンカバー、オリジナル、そして架空のアニメ楽曲を強力作家陣が書き下ろすという新機軸でまとめられた。流田Projectが持つ多面的な部分を独自のかたちで凝縮した集大成的な作品とも言える。こういうアルバムが作れるバンドは流田Projectだけだろう。そしてインタビューでも語られているが、彼がこだわるのはあくまでバンドであるということ。スタジオで一斉に音を出し合いながらのセッションでまとめられたアレンジゆえの生々しさと、4人個々の見せ場がたっぷりの1枚となっているのだ。「こんなにギターソロを弾くバンドも最近はなかなかないと思うんですよ(笑)」とは流田豊談だが、最強の歌ものアルバムであり、最強のギターアルバムに仕上がっている。とにかく本当に上手いバンド!

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NAVIGATOR N-TE-CTM
Photo by TOMUJI OHTANI


 「ドラゴンコレクション 〜勇気のツバサ〜」のPVでも流田豊が手にしているメインギターはナビゲーターのN-TE-CTM。もともとTLタイプのギターにこだわりがあるようで、それこそビートルズマニアの彼らしくフェンダージャパンのTLローズも所有していたり、以前のメインもPGM製のサンバーストTLだったりするところが面白い。本器は厳選されたアルダー・ボディによるTLカスタム・タイプ。ピックアップはセイモアダンカン・アンティクイティのTL用をマウントしている。特筆すべき点としてヴィンテージタイプの3ウェイサドルから6連サドルへ変更しているのだが、これは他のTLタイプにも実践されていたりして彼なりのTLタイプへのこだわりが感じられる部分だ。


Say!"So Cool" / 流田Project

 記事では勿論これ以外のギター、アンプ、ちょっとしたお宝までもたっぷりと紹介。インタビューも含めてかなり気合い入れて記事制作したので読んだやってくださいm(_ _)m。また読者プレゼント用として流田豊のピックも3名様分ゲット! ぜひ書店や楽器店でチェックしてみてほしい。傑作『Realize!』を引っさげての全国ツアーもいよいよスタートだ!

流田Project 全国ワンマンツアー2014 〜Realize!〜
NEW ALBUM「Realize!」を引っ提げ1年ぶりの全国ワンマンツアー!
2014年10月4日(土) 新潟GOLDEN PIGS BLACK
2014年10月11日(土) 宮城仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
2014年10月13日(月・祝) 北海道札幌COLONY
2014年10月18日(土) 岡山LIVE HOUSE IMAGE
2014年10月19日(日) 愛知名古屋 CLUB UPSET
2014年11月1日(土) 福岡博多DRUM SON
2014年11月3日(月・祝) 大阪 RUIDO
流田Project 全国ワンマンツアー2014 〜Realize!〜 TOUR FINAL
2014年11月29日(土) 東京渋谷TSUTAYA O-WEST

2014年10月2日

HEAD PHONES PRESIDENT HIROのギターコレクション



HEAD PHONES PRESIDENT / The One To Break (OFFICIAL)

 遂にリリースされたHEAD PHONES PRESIDENT(以下、HPP)のニューアルバム『Disillusion』。2000年代に入り、様々な音楽性を擁したヘヴィなバンドサウンドと無国籍情緒のアコースティックセットを織り交ぜて、歌姫ANZAの圧倒的なヴォーカルをフィーチャーした独自の音世界を具現化してきたHPPだが、HR/HMファンのみならず幅広いロックリスナーにそのポテンシャルを見せつけたのが前作『Stand In The World』だ。キャッチーなメロディラインに焦点を当てた『Stand In The World』で、物凄いポピュラリティを擁しているバンドであることを提示してみせたわけだが、実際に現在までロングセラーを続けて好セールスを記録するなど、新生HPPとしてのアプローチがシーンに支持される結果となった。何処かミステリアスなイメージで、なおかつ早くからワールドワイドな活動展開をしてきたこともあり、HPPに対してちょっと不思議な印象を抱いていた人も多いだろうが、『Stand In The World』、そしてこのたびの『Disillusion』でHPPの魅力にどっぷりハマったという人も多いことだろう。

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 現在その音楽的ブレーンと言える存在がギタリストのHIRO。スティーヴ・ヴァイに感銘を受けていち早く7弦ギターをプレイし初めて、独自のラウド/ミクスチャー・ロックのスタイルを築き上げた要人だ。国内におけるこのシーンではK-A-Z(SADS、カイキゲッショク)、村鳥靖らと並ぶ先駆者である。彼の場合、さらにユニークなのはアコースティックギター/ナイロン弦ギターを用いてのギタープレイにも精通しており、さらにソロ活動においてはクロスオーバーテイストのギターインストゥルメンタルも追求。一時期は和田アキラのローディーも務めていたりと、HR/HMだけでは語りきれない幅広い音楽性を擁したギタリストであり、コンポーザーである。9月2日発売Player10月号のDEAR MY PARTNERSのコーナーでは、そんなHIROのユニークなギタリスト・ヒストリーについてたっぷりと語ってもらったほか、彼ならではのギターコレクションを披露してもらっている。

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IBANEZ J-Custom RG8527
Photo by TOMUJI OHTANI


 現在HIROの7弦メインはもはやトレードマークと言っていいJカスタムのRGシリーズ。シースルーブラックにフレイムメイプルが浮かぶマホガニー・ボディで、洗練されたシャープなボディ設計はまさにRGならでは。Jカスタムはアイバニーズの国内工場にてカスタムメイドされる最高峰ラインであり、本器はHIROのリクエストにも応えるかたちで作られている。特徴となるのはピックアップにディマジオのエアノートン/トーンゾーンをマウントしていること。さらにコントロール・ノブに関しては、演奏感がフィットしたという理由でコレットノブが採用されている。この他にもHIROこだわりのギターがたっぷり掲載されているので、ぜひPkayer10月号P.141〜をご覧いただきたい。

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新作『Disillusion』はHEAD PHONES PRESIDENTの過去と現在を繋げた1枚と言えると思う。 傑作だった前作『Stand In The World』で見せてくれたキャッチーなメロディ路線を踏襲した楽曲が『Disillusion』でも前半にズラリと並び、そしてそれ以前のカオスでシアトリカルなハード路線が後半構えている。そしてそれらを締めるのは意外にもHIROさんがプレイした美しいピアノバラード「In Dreams」というのも新境地だ。HPPならではの壮大なスケールによるめまぐるしい展開劇もたっぷり、ギターソロもたっぷりのバンドサウンドは今作も圧倒的。しかしながらそれらの楽曲をトータル40分でまとめた構成力も素晴らしい。 HR、HM、ミクスチャー、ラウドロック…相変わらず尖った音世界をちゃんと提示しておきつつも、“4分ポップス”的なコンパクトさも具現化したのが『Disillusion』における新たな到達点と言えるだろう。そしてANZAがストレートにピュアなラブソングを歌っている点も良い。歌詞のせいか、歌の歌の表情がこれまでと違う。「Wait」「Miss You」といった楽曲で真っ正面から勝負しているところも素晴らしい。ハードでヘヴィでミステリアスで、しかも歌心もたっぷりで…まさにこれぞHPPという意欲作に仕上がっている。

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HPPのメンバー直筆サイン入りの販促用ポスター、そしてステッカーをセットに1名様にプレゼントするので、記事の感想を一言添えていただき、こちらをクリックしてメールにてご応募いただけると嬉しいです!

SISTER JETのWATARU.Sを福生で取材!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 一度聴いたら忘れられない唯一無二の声を持つSISTERJETのボーカリストであり、カスタムショップ製ノーキャスターをトレードマークに、独自の3ピース・サウンドを追求してきているギタリストであるWATARU.S。ブリティッシュ・ロックに大きな影響を受けつつも、そのギタープレイにオーセンティックなR&Rテイストも感じさせるのは、彼が米軍横田基地を擁する福生で生まれ育ったからだ。毎月ミュージシャンのヒストリーに迫るロングインタビューとともに愛器コレクションを披露していただいているDEAR MY PARTNERSのコーナー。満を持してWATARU.Sが登場である!


SISTERJET「SUPER BIG(COMES UP)」

メンバーチェンジを経た新生SISTERJETだが、ニューアルバム『X X X 』は彼らの新たな代表作となるだろう1枚だ。オーセンティックなR&B、R&Rをベースにしつつも、ニューウェーヴィなダンスビートを加味してとにかく躍れる3ピースサウンドを具現化するシスジェのバンドサウンドは健在。盟友サロンミュージックの吉田仁とのタッグにより、ソリッドながらもバラエティに富んだ楽曲で楽しませてくれる。その中にはドラマーのKENSUKEがリードボーカルをとる曲があったり、WATARUによるギターの多重録音トラックがあったりと、様々な新境地が盛り込まれているのも面白いところだ。


SISTERJET 「FAKE L.A.(pt2)」

 詳細はインタビューでも語られているが、 「FAKE L.A.(pt2)」は地元・福生の大先輩であり、昨年末に急逝した大滝詠一へのリスペクトがこめられている。こうしたルーツミュージックのオマージュをストレートに見せたのも『X X X 』での新たな試みだ。今回のPlayerの取材はWATARUガ今も深い親交を持つ福生のライブハウスUZUにて取材を敢行。米軍ハウスを改造して作られたこの伝統的なハコにて、こだわりのテレキャスター・コレクションを筆頭とする愛器の数々を撮影させてもらった。撮りおろしの写真もムードたっぷりのUZUで撮影したものである。本誌VINTAGE FILEなどでお馴染みのフォトグラファー、大谷十夢治氏による味わい深い写真もぜひお楽しみいただきたい。

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FENDER Telecaster“WATARU SPECIAL.2”
Photo by TOMUJI OHTANI


 WATARUと言えば、“テレキャス化”カスタマイズによるカスタムショップ製1951ノーキャスターがトレードマークになっているが、ニューアルバム『X X X 』におけるメインギターはH-S仕様に改造されたテレキャスターだ。通称ワタルスペシャル2と名付けられた本器は1975年製。入手時は本当にボロボロだあったそうだが、一部パーツ類を交換したりと丁寧に修理してブラックにリフィニッシュ。基本的にはリア・ピックアップでのプレイが多いようだが、ハムバッカーとのミックストーンもお気に入りだという。この他、WATARUこだわりのテレキャスター・コレクションを筆頭とした愛器の数々を紹介しているのでお楽しみに。なお、読プレ用に『X X X 』の販促用ポスターをいただいたので、ぜひ記事の感想をちょっぴり書いていただきこちらよりご応募を。

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SISTER JET『X X X 』
フェリシティ PECF-1096 6月11日 2,500円(税抜)

SISTERJET RELEASE ONEMAN TOUR X X X
7月5日(土)仙台Park Square
7月12日(土)名古屋ROCK’N’ROLL
7月13日(日)渋谷Star Lounge
7月20日(日)心斎橋Pangea
7月21日(月・祝)福岡 the voodoo lounge
OPEN17:00/START17:30
SISTERJET X X X 特設サイト http://sisterjetxxx.tumblr.com/


2014年6月30日

Sensation 大賀好修のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 現在、松本孝弘の全国ツアー「Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon-」に参加中のギタリスト、大賀好修。彼擁するインストロックバンド、Sensationのニューアルバム『Sensation V』(D-GO/GIZA)もリリースされたばかり。Sensationならではのキャッチーなメロディと卓越した演奏技術による聴きどころもたっぷりだが、今回のアルバムではスポーツがテーマとなっており、Sensationのソリッドで生々しい側面がクローズアップしているところも面白い。各々歌伴のプロの集まりみたいなところもあり、コンポーザー/プロデューサーとしても活躍しているだけに構築性を追求するのもお手の物だが、ある種それとは別ベクトルとも言える手癖だったり、アドリブ的要素もフィーチャーされているようだ。


Sensation 「Fantasista」

  ラテンパーカッションがフィーチャーされているホットなナンバー「Fantasista」は、曲名からしてサッカーやホッケーなどのフィールドが想起されるが、そのサウンドはまさにその期待に応える仕上がりとなっている。「『Sensation V』の夏、スポーツにぴったりくると思ったので、スポーツ的なアレンジとSensationらしいリフを入れて作り上げたんですよ」とは大賀談。個人的には高中正義の世界観などとも共通項を感じたが、とにかくまず印象に残るのはキャッチーなテーマメロディである。『Sensation V』にはこうした情景が見えるような楽曲が収録されているほか、個々のルーツミュージックがフィードバックされている場面もあり、勿論大賀ならではの芳醇なトーンが全面に渡り堪能できる。「僕は指も凄く使うんですよ。普段からピック持ったままで薬指で弾くことも多いですね」と語ってくれたが、こだわりのボトルネックも含めて、楽器コレクションを披露してくれたのが、6月2日発売Player7月号DEAR MY PARTNERSのコーナー。毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともに、そのヒストリーに迫るロングインタビューをお届けしているが、大賀好修のギタリストヒストリーがたっぷり語られているのでぜひご一読いただきたい。

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Photo by TOMUJI OHTANI

 大賀のメインギターの1本がFUJIGEN Expert FL-QM。様々なミュージシャンの大型ツアーのサポートや、レコーディング現場での実用性を考慮してカスタムメイドされた1本。大賀の要望による1V1T仕様で製作されており、P.U.にはダンカン'59/JBを搭載。ジョイント部のヒール加工やキルテッドメイプルの美しいアーチトップなど、フジゲンならではの高い木工技術の結晶と言える。姉妹機としてゴールドトップ仕様などもあるが、その辺は6月2日発売Player7月号をご覧いただきたい。3rdアルバム『Sensation V』リリース後のライブが決定。こちらもチェック! また大賀が使用する特製ピックを本誌読者3名様分いただいたので、ぜひ何か感想を一筆書いていただきこちらからメールでご応募いただきたい。

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Sensation『Sensation V』(D-GO/GIZA)

Sensation LIVE Image 〜乱舞〜
2014年6月29日(日) 【大阪】 ヒルズパン工場 開場17:00 / 開演17:30
2014年7月21日(祝月) 【東京】 渋谷Star lounge 開場18:00 / 開演18:30
チケット料金:4,500円(税込)  
http://sensation-music.jp/
http://facebook.com/sensationmusicjp

苣木寛之のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともに、そのヒストリーをたどるロングインタビューでミュージシャンの実像に迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナー。5月2日発売Player6月号ではTHE MODSのギタリストであり、そのサウンド・プロデューサーを担う苣木寛之が登場。2010年からはソロプロジェクト、DUDE TONEをスタート。花田裕之、井上富雄、椎野恭一、BUGY CRAXONEと共に、ザ・モッズとはひと味違ったテイストのロックを聴かせている。苣木と言えば、なんといってもブラックビューティを思い起こす人が多いだろう。テレキャスターをかき鳴らす森山達也の左で、ソリッドでパワフルなギタープレイを放ってきた彼だが、THE MODSの最新アルバム『ROCKTIONARY』のリリースに続き、DUDE TONEも待望の2ndアルバム『十字路のGuitar』を5月21日にリリースする。


DUDE TONE「SMOKE FADE AWAY」

 『十字路のGuitar』も先述のメンバーを迎えており、前作『AFTERGLOW』と対となる仕上がりとなっているが、「嘘発見器」における盟友・森山達也とのデュエットも聴きどころ。全編に渡り生々しいセッション感と歌心にあふれるサウンドが印象的だが、それには秘密がある。なんとギターソロも含めて通しで録っているのだ。ヴォーカルは録り直したようだが、セッション・レコーディングは歌いながら行なわれた。特に花田裕之、井上富雄、椎野恭一らと録られた楽曲には、熟練のバンドマンならではの凄みのある音ながらも、余計な力の抜けた何処か軽やかさも漂う。しかも2テイク目にはOKテイクのものが録れてしまうというスムーズさだったようだ。


DUDE TONE「STAGGER」

 また新作『ナポリタン・レモネード・ウィーアーハッピー』のリリースが6月に控えているBUGY CRAXONEとのセッションでは、2曲で歌姫すずきゆきこと苣木とのツイン・ヴォーカルもフィーチャー。 花田裕之バンドとのセッションとはまた違ったテイストが感じられて興味深い。また苣木によるギターインストも収録するなど、 歌もののギタリストとして芯の通ったものを聴かせつつも、それとは違うタイプのギタープレイも聴かせてくれている。勿論、柔らかでややハスキーな歌声もたっぷり収録。ぜひ1人でも多くの方に聴いていただきたい。

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GIBSON Les Paul Custom
Photo by TOMUJI OHTANI


 さてモッズ・ファンにはお馴染みだろう苣木の愛器ブラックビューティ。長らくレスポールに憧れてきた苣木がギブソンの新品やオールドを入手しつつも、どこかしっくり来なくて手放すといったことを繰り返し、遂に4本目にして出逢えたという運命の1本だ。1989年リリースの『NAPALM ROCK』の頃より一貫してメインギターでプレイされてきている。一般的に再生産レスポールと称される1969年製だが、iドットありのヘッドストックのロゴ、ネック・ボリュートがない仕様などから同年の初頭に製作されたものだろう。ネック及びボディ裏はマホガニーの木目が露出してしまっているが、これも四半世紀に渡り弾き込まれてきた証である。本誌ではこの他のギター、愛用アンプやエフェクターについても紹介。


DUDE TONE「嘘発見器」

 傑作『十字路のGuitar』を引っさげて、DUDE TONEのライブも決定している。
6月10日(火)下北沢 Gardenにて、苣木寛之(vo,g) 、花田裕之(g,vo)、 井上富雄(b)、 椎野恭一(ds)がホットなロックナンバーをプレイ。詳細はDUDE TONEのウェブサイト http://dude-tone.com/ をチェックしてほしい。

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THE MODS『ROCKTIONARY』
ROCKAHOLIC RHCA-23 2,857円(税抜)

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DUDE TONE『十字路のギター』
ROCKAHOLIC  RHCA-102 5月21日 3,000円(税抜)


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 苣木寛之が使用しているTHE MODSのオリジナルピックを3名様分、Player読者のプレゼントとして御本人よりいただいたので、ぜひ記事の感想などをちょこっと書いてメールで応募してほしい。


小原礼こだわりのベースとヒストリーインタビュー

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Photo by TOMUJI OHTANI

 サディスティック・ミカ・バンドを始め、VITAMIN-Q featuring ANZA、カミーノやバンブー、キリン・バンド、そして奥田民生バンド、また海外ではイアン・マクレガン・バンド、ボニー・レイット・バンドで全米ツアーを行なうなど、早くから国境線を越えての音楽活動を展開してきたイノベーターである小原礼。ベーシストとしては勿論、アレンジャー、プロデューサーとしても多岐に渡る活動を展開してきた。毎月ミュージシャンの愛器コレクションを紹介するとともに、そのミュージシャンヒストリーに迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナーだが、2014年5月号では小原礼のベースコレクションをご紹介している。またそのインタビューに関しては、国内ロック黎明期からの様々なエピソードが語られており、ファンならたまらない内容のはずだ。


The Renaissance「「愛のために」とか言っちゃって

さて、このたび小原礼がVITAMIN-Q featuring ANZA以来となる屋敷豪太とタッグを組んで、新バンドThe Renaissance(ザ・ルネッサンス)を結成した。セッションマンとして国内外で活躍してきたボーダレスなミュージシャンである同士であり、マルチプレイヤーであり、ソングライター、ボーカリストでもあったりと、様々な顔を持つふたりならではの作品となっているのが1stアルバム『ルネッサンス プルミエ』だ。意気の合ったリズム隊としての演奏みならず、このふたりの声はこんなに奇麗にハマるのか!と驚かされる抜群のハーモニーがたっぷり。そしてミカバンドやソロアルバムなどでは以前から披露されてきつつも、ここまで小原礼のリードギターがフィーチャーされた作品は初めてだろう。ギタリスト小原礼、屋敷豪太の魅力も詰まった1枚である。またレコーディング機材ではヴィンテージ楽器で行なわれており、その音の質感もまた聴きどころだ。


The Renaissance「Un Oiseau Bleu」

 盟友・加藤和彦の急逝を知ったのは米国滞在時。愛妻・尾崎亜美からの悲痛な電話でことを知ったそうだ。帰りの飛行機の中で加藤和彦のことを想い書いたのが「Un Oiseau Bleu」という。最初は日本語詞で書いたが、最終的には仏語に訳されてこの歌は完成した。ロマンティックなサウンドながらもせつないムードが漂う名曲に仕上がっている。ミカバンドを筆頭に、VITAMIN-Q featuring ANZA、様々なセッションで活動を共にしてきた加藤和彦のことを、「一緒にやれて良かったなと思うし、本当に良い出逢いでしたよね」と小原礼はインタビューで語っている。


The Renaissance「Midnight Special」

The Renaissanceのアルバム『ルネッサンス プルミエ』は、基本的に
小原礼、屋敷豪太の手により全ての楽器が演奏されているのだが、一部の尾崎亜美がソウルフルなコーラスを聴かせていたり、この「Midnight Special」では奥田民生がギターをプレイしているのも聴きどころ。The Renaissanceののエピソードを筆頭に、そのベーシスト・ヒストリーをたっぷりと語ってもらった資料価値の高いロングインタビューとなっているので是非お楽しみいただきたい。さらにミカバンド時代から愛用している1962年製プレシジョンベースを筆頭に、近年入手した1960年製プレベ、1962年製ジャズベースなど、小原礼のこだわりの愛器の数々が美しい写真で登場。

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また読者プレゼントとして、Playerスライドアップカレンダー電卓にサインもいただいた^^。ぜひ記事の感想をちょびっと書いていただき、メールにてご応募いただきたい。

是永巧一のギターコレクション初公開!

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Photo by TOMUJI OHTANI

  REBECCAやBABY'S BREATHを始めとする様々なバンドのギタリストとして、またもはや数えきれないほどのアーティストサポートやセッションワーク、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして、国内外問わず精力的な活動を展開してきている是永巧一。毎月ミュージシャンの愛器コレクションを美しい写真で紹介するとともにヒストリー・インタビューでその実像に迫るDEAR MY PARTNERSのコーナー。3月2日発売Player4月号では遂に是永功一の登場だ。REBECCA時代のエピソードは勿論、そのユニークなギタリスト・ヒストリーが明かされるロングインタビューは必見である。


REBECCA/LONELY BUTTERFLY


BABY'S BREATH / RUSHIN STREET


THE BEST OF ALL TIME BAND/Mr.Summertime


THE BEST OF ALL TIME BAND/Maybe Tomorrow

 卓越した演奏技術を擁したがゆえのジャンルレスなギタープレイが何よりの魅力ではあるが、そのホットな人柄も手伝って常に様々なプロジェクトに引っぱりだこだが、近年もREBECCA時代の盟友・土橋安騎夫擁するTHE BEST OF ALL TIME BANDに参加したり、BABY'S BREATHの再結成もあったりと、相変わらずREBECCAファミリーとの共演も多いのがファンには嬉しいところ。彼ならではのトーンやサウンドは、自身がこだわり抜いたギターや機材によってこれまで具現化されてきたが、そうした機材変遷についてもたっぷり語っていただいている。自身が開発に関わってきたモデルの数々は勿論、2013年からはオランダの新進ギターメーカー、アリスティディスの010アルミニウムも愛用中。さらにSAIJO GUITARSにて開発された最新シグネチャーモデルSJK-4についても語られているのでファンは要チェックだ。

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ARISTIDES INSTRUMENTS 010 Aluminum
Photo by TOMUJI OHTANI


 そして近年メインギターのひとつとして大活躍しているアリスティディスの010アルミニウムについても語っていただいている。アムステルダムのギター工房、アリスティディスにより、優れた音響特性を持つアリウム(セラミックの一種)で一体成型されたこのギターは、木工では不可能な独自のボディデザインがインパクトたっぷりだが、そのトーンはルックスの印象からは意外に思えるほどナチュラルでオールマイティなサウンド。010の中でも本器はアルミニウム最新のスプレー技術により、ボディ表裏にアルミニウムを蒸着させたモデルだ。「 80年代から常にシーケンスとともにプレイするデジタルなロックをやってきているし、それにぴったりだと思うんですよ。精度が高くてサウンドがナチュラルに鳴って、ルックス的にも合うとなったらこのギターだと思ったんです。色も一番思い切ったものにしたかったからこれかなと。ボディデザインも昔俺が乗っていたシルバーのコルベットのボディスリットを彷彿させたんですよ(笑)」とは是永談。いつもよりインタビューの文字数を増量してお届けてしているのでお楽しみいただきたい。

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さらに読者プレゼントとして是永モデル・ピックをいただきました!  これはなかなか手に入りません。3名の方にプレゼントしますので、ぜひ記事の感想などもちょろっと書いていただきつつ、http://www.player.jp/player_present-letters/を参照の上メールでご応募お待ちしております。

Hidenori Minami(ember)のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

  毎月ミュージシャンの使用楽器変遷とともに楽器コレクションを披露していただいている“DEAR MY PARTNERS”のコーナー。3月2日発売Player4月号ではKEMURIのギタリストとしてシーンに登場、解散後はKen Yokoyama Bandに参加、横山健と息の合ったギターアンサンブルを見せているHidenori Minamiが登場。このたびMinamiはリーダーバンドemberを本格的に始動した。キャッチーな歌メロとハーモニー、シンプルながら練られたギターアレンジとソロプレイ、パワーポップ感あふれるギターロックが満載の1stアルバム『New Neighbors』がピザオブデスレコーズよりリリースされている。Ken Bandでは横山健と息のあったツインギターアンサンブルで魅了するほか、バイリンガルである彼は、Ken Bandを始めとするソングライティングにおける英訳にも携わっているなど、横山健の片腕的なイメージで見ている人も多いだろう。そんな彼が『New Neighbors』ではヴォーカリストとしての魅力も見せており、“Minamiさんってこんな良い声だったんだ!”と驚かされる。


ember - I Do

 さらに驚かされたのは“Minamiさんってこんなにギターを持っていたんだ!”ってこと。KEMURI時代から何かと尖ったボディシェイプのギターを好んで弾いていた印象があったものの、このたびギターコレクション撮影をオファーしたらメタルギターが出るわ出るわ…。「普通に社会人やっていれば、ギターなんて1本や2本あればいいって考える人もいると思うんですけど。ただギターが職業なんだと、自分に言い訳を言って買っちゃったりして(笑)」というMinamiさん。現在、基本的にはKen Bandでは自身のモデルであるESP HORIZON Minami Model、emberではEDWARDSのVだったりNAVIGATOR N-LPを使うことが多いようだが、今回披露してくれたギターはライブなどで登場機会がないギターでもピックアップやハードウェアを交換していたり、常に使用できるコンディションで保管されているのには驚いた。そんなMinamiさんのこだわりだったり、ギター愛がたっぷり語られたヒストリーインタビューをお楽しみに。

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EDWARDS E-FV

emberのライブ、そしてPVでも登場するエドワーズ製のVは、リスペクトするマイケル・シェンカーの2トーンVをモチーフにしつつ、リア・ピックアップ1発のスペックで組み上げられている。さらにポール・スタンレーを彷彿させるミラーピックガードに交換しているのもこだわりだ。「変形ギターが大好きなんですよ。アメリカっぽいバンドにしたくて。本当はリック・ニールセンみたいにエクスプローラ・タイプを使いたい気持ちもあるけど、最近EXPタイプでボーカル取っている人が多いから(笑)。そしたらemberのベースのTsuyoshiがVシェイプのベースを弾いていて、2人でVシェイプを使ったら面白いと思ったんです(笑)」とはMinami談。KEMURI時代からKen Bandへの電撃加入、そしてemberで作り上げた渾身のアルバム『New Neighbors』についてまで、たっぷりと語ってくれているのでぜひお楽しみいただきたい。

D.W.ニコルズ 鈴木健太のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OTANI  
 今秋、首都圏ラジオ7局スーパープッシュに選ばれて、様々なラジオ局でよく流れていたD.W.ニコルズの「ありがとう」。ユーモラスなソングライティングを甘いハスキーボイスで歌い上げるわたなべだいすけ(vo,g)、千葉真奈美&岡田梨沙の女性リズム隊とともに、ときに繊細なタッチが目を見張るエモーショナルなギターサウンドを聴かせてくれるのがギタリスト、鈴木健太だ。


D.W.ニコルズ「ありがとう」

 10月リリースの3rdアルバム『SUNRISE』は、引き算のアレンジ美学により編まれた彼らのひとつの到達点とも言える1枚に仕上がった。“楽器同士で会話ができるようになったし、良いグルーヴが出せるようになったし。今の良い状態を軸で作ったアルバムが『SUNRISE』でしたね。とにかく“自分達はこれだ!”っていう濃いものを作ろうと思たんです”とは鈴木健太談だが、まさに満を持してリリースされたニコルズの新たな看板作と言えるアルバムとなった。

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FENDER Telecaster
Photo by TOMUJI OTANI


 毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともにそのミュージシャンズヒストリーを紐解くDEAR MY PARTNERSのコーナーだが、2013年12月28日発売Player2014年2月号ではD.W.ニコルズの鈴木健太の取材が実現。写真のテレキャスターは67年製のネックと68〜70年製と思われるボディが組み合わされたもので、当時オプションだった張りメイプル指板仕様のもの。“自分のテレキャスターと弾き比べてみたら、ヴィンテージゆえの芯の太さや余計な鳴りのしないところに気づいて。現行品のパンチのある感じ、きらびやかさも良いんですけど鳴り方は違うんですよね。それはバンドで一緒で鳴らしたときに確信できました。現在メインで使っていますね。”とは鈴木健太談。このギターを筆頭に、彼がこだわる弦楽器の数々が登場するのでお楽しみいただきたい。

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 さらに2014年1月にはD.W.ニコルズのニューイヤーコンサートも行なわれる。
「ありがとう」のほか『SUNRISE』の楽曲は勿論、ニコルズ・スタンダードもたっぷり披露されるスペシャルなコンサートになるはず。ぜひ足を運んでいただきたい。なお今回の取材にあたり、鈴木健太の直筆サイン入りのマグカップ、ピックをセットで読者プレゼント用にいただいたので、欲しい方はちょこっとで良いので記事の感想など一筆いただきこちらを参照の上、メールにてご応募いただきたい。

 『SUNRISE』リリース記念 2014 ニューイヤーコンサート
2014/1/26(日)16:15 / 17:00 東京・グローブ座
【お問合せ】ディスクガレージ 050-5533-0888

2014/1/18(土)16:30 / 17:00 梅田Shangri-La
【お問合せ】清水音泉 06-6357-3666

AKIHIDEのギターヒストリーに迫る


AKIHIDE「Battle」(from AL「Lapis Lazuli」)

 BREAKERZのギタリストとしての活躍はもとより、多彩な活動を展開してきたAKIHIDE。2013年、BREAKERZの面々はソロ活動に着手したが、中でも立て続けにソロアルバムを2枚リリースして驚かせてくれたのがAKIHIDEである。自身のヴォーカルをフィーチャーするとともに、ソングライティングやプロデュース、さらにアートデザインまで手掛けるなど、マルチっぷりを発揮したソロアルバム『Amber』をリリースしたのに続き、今秋にはアコースティックギターをフィーチャーした、初のインストアルバム『Lapis Lazuli』も発表。ギタリストとしてのポテンシャルを見事に発揮してみせた。特にmouse on the keysのドラマー、Akira Kawasakiとのデュオによる「Battle」など、パーカッシブな要素も織り交ぜたギタープレイが圧巻である!


AKIHIDE「Rain」(from AL「Lapis Lazuli」)

 またアコースティックギターをメインにしつつも、チェロやヴァイオリンなどもフィーチャーしているのも『Lapis Lazuli』の聴きどころ。「Rain」では先ほどの「Battle」とはまた異なるムードで、リリカルなテーマをシングルノートで紡いでいるほか、アルペジオやストロークプレイ、そこにやはりボディを叩くプレイも織り交ぜてみせる。コンポーザーとしてのAKIHIDEの魅力とともに、アコースティクギターのポテンシャルを引き出そうとする彼の意欲が伝わって来る1曲だ。


AKIHIDE「Home」(from AL「Lapis Lazuli」)

  さぞやギター1本のフィンガーピッキングプレイが以前から好きだったんだろうなと思ったのだが、御本人に聞いてみると。意外にもそうしたアコースティックギターのプレイアプローチは『Lapis Lazuli』製作からというから驚きだ。“いつかギター1本で成り立つ音楽をやりたい”という想いはあったそうだが、まさに『Lapis Lazuli』はそれを見事具現化してみせたアルバムである。今回のレコーディングでは主にテイラーのギターをメインに使用されているが、その辺は12月2日発売Player2月号のDEAR MY PARTNERSにおけるロングインタビューにて語られているので是非チェックしてほしい。

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FERNANDES ARS-AKIHIDE Custom#1
Photo by TOMUJI OHTANI


またDEAR MY PARTNERSのコーナーではミュージシャンの使用楽器変遷でたどるヒストリーインタビューとともに、その愛器の数々を美しい写真にて紹介している。AKIHIDEのメインギターであるSGやストラト、テイラー814eなども勿論紹介しているが、FAIRY FORE時代に作られたフェルナンデスの初オリジナルモデルである本器も登場。デビュー当時からのAKIHIDEファンには懐かしいのではないか。オレンジのクリアピックガードが印象的なルックスだが、このクリアピックガードのアイデアはなんと初期iMacが契機となったという。ディマジオ製トーンゾーンP.U.を搭載したくっきりしたトーンが鳴るこのギターのエピソードも語っていただいているので乞うご期待。

永井聖一のギターヒストリー

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Photo by TOMUJI OHTANI

  毎月ミュージシャンの楽器変遷をたどるとともに、愛器の数々を紹介している「ディアマイパートナーズ」のコーナー。11月2日発売Player12月号では相対性理論などでギタープレイを担うと共に様々なアーティストと共演、コンポーザー、プロデューサーとしてCM音楽なども手掛けるなど、多岐に渡る活動で注目を浴びているギタリスト、永井聖一が登場。


相対性理論『YOU & IDOL』MV

 クリーントーンや空間系エフェクトを駆使した透明感あふれるギタープレイがトレードマークという印象があるが、ヴィンテージ機材などを用いて具現化されていたりと、そこには彼独自の審美眼によるこだわりが感じられる。その辺インタビューでたっぷり語っていただいているのでぜひご一読いただきたい。所有ギターもレアなギターが含まれているのでお楽しみいただけるだろう。
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GIBSON Melody MakerⅫ
Photo by TOMUJI OHTANI


 その中でも興味深かったのが経年変化による退色が進みつつも、鮮やかなカラーリングが美しいスパークル・バーガンディのギブソン・メロディメーカーの12弦モデル。スチューデント・モデルとして著名なメロディメーカーだが、1959年に登場以後、そのスペックは時期により変化してきており、1965年にはSGシェイプにリニューアルしている。本器は67〜71年にかけて少数生産されていたそのレアな12弦モデルだ。
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Player2013年3月号のVINTAGE FILEに同時期のギターが登場!

 面白いことに永井所有のレアなメロディメーカーⅫと同様のSG期のものが、Player2013年3月号のVINTAGE FILEでも紹介されている。ギブソン・ロゴが入っていないのでこれらのギターは別のものではあるが、それにしても珍しい。永井所有のレアなメロディメーカーⅫはコンディションも抜群だった。「使わないギターが出てきたら売ったりもする」とのことだが、狙っているギターはいっぱいあるということで、「またしばらくしたら増えていると思います(笑)」とは永井談。そんな永井のギターキッズっぷりがうかがえるインタビューをお楽しみあれ。

2013年10月31日

Syu(GALNERYUS)のギターヒストリー

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Photo by TOMUJI OHTANI

 スピード感とエモーショナルさを併せ持つギタープレイで、00年代以後のメタルシーンに衝撃を与えたギタリストSyu。ANIMETALなどの活躍で一躍注目を浴びた以後は、ガルネリウスで壮大かつメロディアスな楽曲を編んで来ている彼だが、とりわけヴォーカリストに小野正利を迎えての近年は、メタルファンにとどまることなく広い層のロックファンにその存在感を提示してきた。シンセ入りメタルバンドでは国内最高峰人気バンドのひとつになりつつある。毎月ミュージシャンの楽器変遷とともにそのヒストリーに迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナー。遂に満を持してSyuが登場である。


【ALBUM全曲トレイラー】GALNERYUS 『THE IRONHEARTED FLA Vol.2 REFORMATION SIDE』

2013年はガルネリウスのデビュー10周年にあたり、これを記念した連作アルバム『THE IRONHEARTED FLAG』を連続リリース。『Vol.1 REGENERATION SIDE』は現ラインナップによるセルフカヴァーアルバムだったのが、続いてリリースされた『Vol.2 REFORMATION SIDE』は非常にユニークで独創的なアルバムである。なんと原曲を踏襲しつつも、大胆にもメロディや歌詞などを変えた新たな装いのガルネリウス・スタンダードを聴かせる“改作”アルバムになっている。インタビューでも「ガルネリウス史上最も難しかったアルバムかもしれない」と語ってくれたSyuだが、この辺原曲を知るコアファンが聴き比べて楽しむのもよし、また初めて知る人は固定観念なく聴いても勿論楽しめる。アートワーク含めて非常にこだわった2枚となっているのでぜひご堪能あれ。

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ESP CRYING V
Photo by TOMUJI OHTANI

CRYING STARを筆頭にESPと独創的かつ実用的なシグネチャーモデルを開発してきたSyuだが、最新シグネチャーとなるのがこのCRYING Vだ。「“CRYING V”は当初ロングスケールのハーフスキャロップド指板仕様でした。その後に作られたのがこの“CRYING V”なんです。“必要なものだけを備えた、シンプルなハイフレット仕様のVを作ろう”と思ったんですけど、ライブでも物凄く多用していますね」とはSyu談。31フレット仕様のメイプル指板、ハイフレットの演奏性を考慮したマホガニー・ボディ設計による究極のV。1ヴォリューム1トーン、ボタン式のキルスイッチにタップスイッチも搭載と、1ハムのシンプルな仕様ながらもSyu故のこだわりを感じさせるコントロール部になっている。Syuのユニークなギタリストヒストリーとともに、愛器ESP CRYING STARの開発エピソードなどもたっぷりと語っていただいているので、ぜひ10月2日発売Player11月号のほうをチェックしてほしい。また読者プレゼントとして、販促用ポスターをSyuの直筆サイン入りで3名様分いただいたので、ぜひ記事の感想もほんの少しでいいので書いていただきつつこちらのページを参照の上、メールでご応募いただきたい。

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ガルネリウス
ジ・アイアンハーテッド・フラッグ Vol.1 リジェネレーション・サイド
バップ CD+DVD
VPCC-80660 5月22日 3,500円

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ガルネリウス
ジ・アイアンハーテッド・フラッグ Vol.2 リフォーメーション・サイド
バップ CD+DVD
VPCC-80660 9月4日 3,500円

ARISING THE IRONHEARTED FLAG Tour Schedule
2013/10/06(日)仙台 Hook SENDAI
2013/10/08(火) 新潟 GOLEDEN PIGS RED
2013/10/11(金)札幌 cube garden
2013/10/14(月)渋谷公会堂

2013年9月29日



酒井泰三のギターコレクション&インタビュー

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Photo by TOMUJI OHTANI

  9月2日発売Player10月号のDEAR MY PARTNERSのコーナーでは酒井泰三が登場。80年代中盤から90年代中頃まで近藤等則IMAのギタリスト/ベーシストとして、ワールドワイドな活動を展開した酒井泰三は、93年のソロアルバム『EAT JUNK』でのソロデビュー以後は、独自のグルーヴ追求に勤しんできた。今年2月にはNO-MAD名義で20年振りとなるリーダーアルバム『NO-MAD LIVE AT SHOWBOAT 2012』をリリース。ワイルドでエモーショナルなギタープレイ、そしてブルージーでハスキーな歌声の魅力は健在だった。しかし近年は彼の周辺、そして彼自身にも本当に様々なことが起きたということで、そうしたこともすべてこのライブ盤『NO-MAD LIVE AT SHOWBOAT 2012』には焼きつかれている。


酒井泰三が愛器オールローズウッド・ストラトを手にしたNO-MADの演奏! 

 とてつもない濃密度なアルバムなので記事には書ききれなかったと思うが、ツインドラムス、ツインギターでヴァイオリンを擁するNO-MADの演奏は、嶋田吉隆、佐野康夫、今堀恒雄、太田恵資、ナスノミツルという円熟したミュージシャン達による到達点ゆえのバンドマジックが満載である。テーマとなるリフやメロディ、楽曲によっては酒井泰三のヴォーカルもフィーチャーされるのだが、いずれも長時間に渡るセッションが基軸。アドリブもたっぷりだし、そのときの場の空気感だったりヴァイブレーション、オーディエンスの反応で演奏は様変わりする。その意味ではジャズ的な手法による演奏なのだが、6人のノリが渦を巻いて上昇していくようなNO-MADならではの高揚感と、シンプルながらもキャッチーさを擁したテーマに日本人ならではのワビサビが加味されているのが酒井泰三のリーダーバンドらしい。そしてこの点はIMAバンドから貫かれている部分でもある。


近藤等則IMA「337」。アイバニーズのMCベースをプレイ!

 クロスオーバー/ジャズ/フュージョンのシーンの中で語れることが多かった近藤等則IMAだが、フリージャズ精神旺盛ながらもその核は非常にロックだったと思う。この曲などは特にメロディ主体の楽曲であると言えるが、その後の『BRAIN WAR』などにも継承される人力グルーヴたっぷりの演奏が堪能できる。しかしこんなライブ映像があったのかとびっくり…YouTubeって凄い。


近藤等則IMA「NO MORE BORDER LINE」当時開発されたばかりだったと思われるVESTER MANIAC VCB-2をプレイ。近藤等則とのツインヴォーカルもライブの観どころだった。

 IMAバンドのもうひとつの持ち味はインダストリアルなビート感。『TOKYO ROSE』は当時のヒップホップ、クラブミュージックとインダストリアルビートを人力グルーヴの融合で、90年代シーンの行く末をいち早く提示してみせた衝撃策だった。IMAバンド時代、酒井泰三はRECK(FRICTION)とともにギター、ベースを楽曲によりシェアしていたが、その辺のエピソードもインタビューで楽しく語られている。


酒井泰三「SUNAKAZE」

 現在酒井泰三がメインギターとして愛用しているのは、FENDER CUSTOM SHOP 1968 Rosewood Stratocaster。フェンダーのマスタービルダーだった故ジョン・イングリッシュが製作したモデルで、その名の通りなんとオールローズウッドによる重量感のあるストラトだ。これがストラトか!?と驚くほどヘヴィウェイトなギターだが、酒井曰く「それでも最近は木が乾いてきたせいか以前ほどではないです」とのこと。このギターとの出逢いについてもインタビューで言及している。

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FENDER CUSTOM SHOP 1968 Rosewood Stratocaster
Photo by TOMUJI OHTANI


 酒井泰三のユニークなギタリスト・ヒストリーが語られた 9月2日発売Player10月号のDEAR MY PARTNERSをぜひご覧いただきたい。なお読者プレゼントとして、NO-MADの最新作『NO-MAD LIVE AT SHOWBOAT 2012』を直筆サイン入りで1名様に。こちらの応募要項を参考の上メールにてお送りいただきたい。

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ノー・マッド
ライブ・アット・ショーボート 2102
ジェフズ・ミュージック CD
JICD-0008 2月1日 2,100円

2013年8月26日



ZIGZO 岡本竜治こだわりのギターコレクション公開!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 “20世紀最後のモンスターバンド”とも称されて1999年に産声を上げるも2002年に解散したZIGZOだが、2011年に再始動して精力的な活動を展開している。昨年10月にはよりソリッドなギターサウンドで新たなバンド像を提示した復活アルバム『THE BATTLE OF LOVE』をリリース。全国ツアーも大盛況だったが、その加速度にリミッターはかかることはなく9ヶ月のインターバルで早くも最新ミニアルバム『TRUE IMPULSE』も発表。『THE BATTLE OF LOVE』同様にその音にはノリにノッているメンバーの手応えが感じられるものとなっている。毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともにそのヒストリーインタビューに迫るDEAR MY PARTNERSのコーナーだが、遂に満を持して岡本竜治が登場。そのユニークなギターコレクションとともに独自のギター哲学をたっぷり語ってくれている。

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SCHECTER RYO Custommade
 Photo by TOMUJI OHTANI


 それにしても驚きなのは“岡本竜治はこんなにギターフリークだったのか!”ということだ。「エレキギターというメカが好きでしたね」と語る彼は、そもそもギター弄りが好きなタイプのミュージシャンで、ピックアップやパーツ、ナット交換などは自身でやってしまうという。盟友DENより譲られたジャズベースにおいてはリフィニッシュの塗装まで自ら手がけたりと、楽器へのこだわりがたっぷり語られたインタビューとなった。特に圧巻なのはBY-SEXUALのデビュー当時にも使用されていたシェクターのカスタムメイドギター。様々な改造が施されたこのギターで、エレキギターの仕組みを学んだという想い出のSTタイプ。このギターが後のアイバニーズのRYOモデルに発展することとなる。


ZIGZO「衝動」

 現在ZIGZOで高野哲とともにグルーヴィなギターサウンドを放っている岡本竜治。これまでどちらかというとSTタイプでシングルコイル主体のサウンドを好んできたイメージだったが、 現在はCOMBAT-GUITARSのカスタムメイドLPタイプ(メイン写真で手にしているもの)をメインで使用しており、ハムバッカー・サウンドにより新段階に入った独自のギタープレイを聴かせてくれる。「2人ともハムでゴツいギターロックにしようと。フレーズや曲によってはシングルも使いますけど。さすがにこの年齢までギター弾いてくると“要は右手だ”って答えに行き着きますね」とも語ってくれたが、この辺りのギタープレイの趣向性の変化などについても言及しているのでぜひ記事のほうをご覧いただきたい。9月18日には02年発表のベストアルバム『Got“S”and dis-Star –Best of ZIGZO』の再発が決定するなど、ZIGZOのさらなる活動展開に期待が高まる。“ZIGZOのバンドとしての黄金期はまさにこれからなのでは?”と思うほど、『THE BATTLE OF LOVE』『TRUE IMPULSE』の2作は本当に素晴らしいギターロックアルバムなのでぜひチェックを。また、岡本竜治の直筆サイン入りの『TRUE IMPULSE』販促用ポスターとオリジナルピックをセットでPlayer読者1名様分いただいたので(提供:御本人&クラウン)、プレゼント受付ページを参照の上、メールにてご応募を。

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ZIGZO『THE BATTLE OF LOVE』
CRCP-40347 7月17日 1,800円

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ZIGZO『TRUE IMPULSE』
CRCP-40330 2012年10月10日 3,000円



田中義人 こだわりのギター/アンプコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 00年代シーンに衝撃をもたらしたMONDO GROSSO『MG4』の参加で脚光を浴びたほか、、以後もbird、ケツメイシ、スガシカオ、葉加瀬太郎、最近ではレミオロメン、藤巻亮太のソロなど数えきれないほどのライブサポート、アレンジ、楽曲提供やプロデュースなど多岐に渡る活躍を見せている田中義人。各方面から引っ張りだこのギタリストである彼は、その傍らでソロアルバムをじっくりと作りこんできた。なんと12年かけて編み続けてきたというから尋常ではない想い入れを感じさせる音に仕上がっているのだが、YOSHITO TANAKA名義の初のソロ作品『THE 12-YEAR EXPERIMENT』として完成。

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YOSHITO TANAKA『THE 12-YEAR EXPERIMENT』
タワーレコード TRJC-1013 2月13日 2,000円


 80年代のクロスオーバー、ファンク、ロック系の名盤ジャケットのムードを彷彿させるジャケット/アートワークもまた強いこだわりが伝わってくるわけだが、音の方もブルース、ソウル、ゴスペル、ヒップホップ、テクノ、ブラジル音楽などの造詣の深さ、そして並々ならぬ音楽愛に満ちあふれている。しかし面白いのはそうした多彩な要素を単純に切り貼りするっていうのではなくて、ちゃんと独自のものとして融合、昇華させている点。田中義人ならではというノリを感じさせるグルーヴィなトラック、そして勿論エモーショナルなギタープレイもたっぷり聴かせてくれる。マニアックに聴きこんでいっても聴き飽きないディープさも纏っているのだが、単純に2013年産ポップアルバムとして楽しめる取っ付きやすさも擁しているのも彼ならでは。そしてそれこそ『THE 12-YEAR EXPERIMENT』で田中義人がこだわった点でもある。


YOSHITO TANAKA「Love Enough」Guest Vo. 阿部芙蓉美

 これまで様々なアーティストサポートを手掛けてきた彼だけあり、ゲストミュージシャンも華やかだ。ソウルフルな喉を震わせるTaprikk Sweezeeなどの海外勢を始め、阿部芙蓉美、スガシカオ、ミトカツユキなどゲストヴォーカリストに迎えているほか、塩谷哲や森俊之らの鍵盤楽器をフィーチャーしてみたりと、緻密に作り込まれた全12曲が楽しめる。リスペクトするジミ・ヘンドリックスが乗り移ったかのような芳醇なバルブトーンが響いたかと思えば、ファンキーなカッティングリフが舞ったり、歌心たっぷりにメロディが奏でられたりと、ギタープレイは実にカラフルだ。

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FENDER Stratocaster Customized by T-BONE GUITARS
Photo by TOMUJI OHTANI


 『THE 12-YEAR EXPERIMENT』の楽器クレジットにおいて、“Customized Burgundy Mist metallic Strato”と表記されているのが、田中義人のメインギターの1本である本器。リバースヘッドストック仕様なのが印象的だが、低音弦側と高音減側の弦長バランスが逆になることで、テンション感に微細な変化が起きるというのが本器の肝。田中義人曰く、ハイのタイトな鳴りがお気に入りという。ところで彼のギター周りはT-BONE GUITARSの田中舘滋氏が手掛けているが、田中舘氏は以前ICEの宮内和之のギター周りも担っていた経緯がある。ゆえに田中義人の機材類には以前宮内和之が使用していたものがあったり、もとは宮内和之が試奏用に取寄せたストラトを、田中義人が気に入ってそのまま購入したものがあったりと、本誌インタビューでは書ききれていないもののそうした接点があったりもする。田中義人、宮内和之の対談予定もあったそうだが、実現には至らず宮内和之は急逝している。こうしたエピソードを知ると、黒人音楽の多大なるリスペクトと、そのノリを独自のものにしようと育んできたグルーヴィなギタースタイルなど、共通項がたくさん見えてくるから本当に不思議だ。実は同タイミングで宮内和之の死を乗り越えて制作された、新生ICEのライブDVD『ICE fes VOL.0 KM JAM 2012 at SHIBUYA duo MUSIC EXCHANGE APRIL 8.2002』もリリースされていたりして、何か不思議な縁というものを感じずにはいられない。田中義人という音楽家にも感銘を受けたが、どこか宮内和之アニキが出逢わせてくれたような気もするし、いずれにしろなんとも印象に残る取材となった。田中義人こだわりのギターの数々、アンプコレクション、そして札幌時代のエピソードからモンド・グロッソ『MG4』のこと、勿論『THE 12-YEAR EXPERIMENT』のエピソードもたっぷり語っていただいている。諸々込みで10,000字を超える見応えのある7ページになったと思うので御一読いただけたら嬉しい。

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 なお読者プレゼントとして田中義人のシグネチャー・ピックを、御本人の直筆サイン入りでいただいたので、ぜひ記事の感動などを一言添えていただき、こちらを参照のうえでメールにてご応募いただきたい。

2013年3月29日




大村孝佳のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 リッチー・コッツェン、マーク・ボールズらをヴォーカルに迎えたデビュー作『ノーウェア・トゥ・ゴー』で華々しいデビューを飾ったギタリスト、大村孝佳。その後もマーティ・フリードマン・バンド、LIV MOON、C4、菊地成孔主催のDCPRGなど多岐に渡る活動でさらなる脚光を浴びている。そんな多忙な中、5年振りに4thソロアルバム『デビルズ・イン・ザ・ダーク』を完成。親交の深いゲスト陣が色を添えており、キャッチーな歌メロにこだわった大村のソングライティング、そして勿論流麗なギターソロ、オブリガートなどギタープレイもたっぷり堪能できる。3月2日発売Player4月号DEAR MY PARTNERSでは、STタイプにこだわる大村孝佳のギターコレクションとともにそのミュージシャンヒストリーについて語ってもらっている。

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ESP SNAPPER Ohmura Custom "Eclipse Gold"
Photo by TOMUJI OHTANI


 現在彼はESPが大村用にカスタマイズした数々のモデルを愛用している。「デビューが決まったときはフェンダーのストラトを使ってましたけど、そのストラトに似たSTタイプを作っていただくようにESPにお願いして。その後ちょっと小振りでスマートなボディのスナッパーを使い始めましたのが2004年くらいからだったと思います。」大村のトレードマークとなっているのはハーフスキャロップド指板。比較的浅めのスキャロップド処理が施された指板は大村のこだわりである。取材中に「特許とっておけばよかったかな」などと笑っていたのも印象的だった。現在とりわけメインギターとして愛用されているのがESP SNAPPER Ohmura Custom "Eclipse Gold"。ESPのスナッパーは日本人の手や体型にあったやや小振りなボディ設計がポイントとなっている。一般的なSTタイプと比べるとコンパクトなボディであり弾きやすい。さらに大村のモデルに関しては先述の通りハーフスキャロップド指板仕様。さらに面白いのはピックアップ。現場によって幾つかのセイモアダンカンP.U.を使い分けている大村だが、そうした状況に臨機応変に対応できるように、なんとピックガードごとピックアップが交換できるシステムになっていた! そのほかアイデアたっぷりな自身のモデル、さらにちょっとミーハーなところも垣間見せてくれるギターコレクションをお楽しみあれ。ちょっぴりページ増量でお届けしている。

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 読者プレゼントとして御本人よりESPの大村孝佳シグネチャーピックを3名様にプレゼントするので、ぜひ記事の感想を一言でも添えていただいて応募要項をご確認の上、メールにて応募してほしい。

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デビルズ・イン・ザ・ダーク
キースラージャパン CD
KSCQ-1018 3,150円

2013年3月3日

The Collectors 加藤ひさしのテスコを筆頭とする楽器コレクション!

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 傑作ニューアルバム『99匹目のサル』を引っさげて全国ツアーを展開中のザ・コレクターズ! 近年は加藤ひさしと古市コータローによるポッドキャスティングラジオ「池袋交差点24時」が、2009&2010 iTunesベスト・ポッドキャストに選出されるなど注目を浴びていることでもお馴染み。現在シーズン4に突入しておりますます絶好調。昨年はPヴァインブックスから書籍化されるなど人気だ。さらに60年代オリジナルTEISCOの楽器のみを使ったKOTARO AND THE BIZZARE MENも話題も呼んでいる。本家本元ザ・コレクターズも昨年のライブはソールドアウト続出で、新たな黄金期を感じさせるムードが漂っている。『99匹目のサル』はお馴染みサロンミュージック吉田仁とのタッグによる渾身の1枚で、アイロニカルさを擁しつつポジティブなメッセージ性が際立った仕上がりとなった。古市コータローの繊細さとアグレッシブさを合わせ持ったギタープレイも痛快だが、シンセもフィーチャーしたバンドサウンドは現在のコレクターズならではの音である。話題の「プロポーズソング」はもとよりアコースティックテイストを押し出した「ドーナツソング」、古市コータローが歌う「ごめんよリサ」など珠玉のラブソング、「喜びの惑星」「未来地図」「雨と虹」「オスカーは誰だ!」のようなメッセージ、原発事故で揺れ動く世評をポップに歌った「電気を作ろう!」などなど今回も名曲がたっぷり。突き抜けるような加藤ひさしの歌声の魅力は勿論健在。キラーチューン満載の傑作ゆえ、全国ツアーが楽しみである。ちなみにツアーファイナルは新木場スタジオコーストだ!


ザ・コレクターズ / プロポーズソング【Director's Edit】

 ところでザ・コレクターズそのリーダーでありシンガーの加藤ひさしは近年テスコ・コレクターとしても著名。昨年は全てをテスコの楽器のみでレコーディングしたコータロー・アンド・ザ・ビザールメン『エレキの若旦那』をリリースするなど、テスコ熱は冷めるところを見せない。実はPlayerは以前よりテスココレクション撮影取材のオファーをしてきたのだが、『99匹目のサル』リリースタイミングで遂に実現したのが2月1日発売Player3月号DEAR MY PARTNERSの記事である。本来このページはミュージシャンの愛器を紹介するとともに、使用楽器の変遷とともにそのミュージシャンヒストリーに迫る企画で、楽器写真に関してはカラー見開きを楽器で埋めるのが定例となっている。加藤ひさしの場合、テスコの弦楽器だけでカラー見開きが埋まってしまったために大幅な増ページをすることに…。テスコのギター、ベース、ドラム、テスコード(オルガン)などがだいたい2ページで収まらない。しかもテスコ以外の楽器もいっぱいある!(コレクターズではヴォックスもトレードマーク)ということで、9ページに及ぶ大特集になってしまった(表紙のエリック・クラプトンのカヴァーストーリーに継ぐボリューム)。我らがモッズリーダーによるテスコを筆頭とした楽器コレクションとともに、楽器愛に満ちた熱いメッセージをぜひお楽しみいただきたい。


ザ・コレクターズ / 「未来地図」PVダイジェスト

 インタビューも当初の取材日だけでは収まらず、2回に分けての大掛かりな取材になったのだが、テスコへの想いとともに『99匹目のサル』のこと、吉田仁とのことなど、他では読めない内容のインタビューになったと思う。テスココレクターとして言わずもがな、テスコの楽器のみならず全ての所有する楽器について特筆すべきは、常にちゃんとプレイできる状態を維持しているところ。それを当たり前だと思うひとは甘い。これだけの数の弦楽器をはじめとする楽器、アンプ類のコンディションを維持し続けるのは大変なことで、楽器コレクターの所有品には鳴らない楽器が混じっていたりするのは決して珍しいことではないのだ。さらに加藤ひさしはコンディションが悪い楽器に関してはリフィニッシュしたり、パーツも交換していたりする(その証として実際に修理途中の楽器も掲載されている)。この辺に彼の楽器愛をひたすら痛感した取材だった。その辺りのこだわりについてもインタビューでたっぷり語っていただいている。


ザ・コレクターズ / 「誰にも負けない愛の歌」PV(メンバー・コメント入り)

 Playerならではの加藤ひさし楽器コレクション特集! ぜひコレクターズ・ファンのみならずすべての楽器ファンに読んでいただきたい。なお、この特集記事を記念して読者プレゼント用にザ・コレクターズのサイン入り販促用ポスターを2名様分いただくことになっている。ぜひ記事の感想などをちょことっと書いていただきつつ、この応募要項をチェックしていただいてpresent@player.co.jpまでメールにご応募いただきたい。

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ザ・コレクターズ『99匹目のサル』
コロムビア 1月23日
CD COCP-37694 2,625円
CD+DVD COZP-733-4 3,675円

THE COLLECTORS TOUR 2013 MOD TONE
2013/02/10(日) 京都・KYOTO MUSE 開場16:30 / 開演17:00
2013/02/11(月) 岡山・Crazy Mama 2nd Room 開場16:30 / 開演17:00
2013/02/16(土) 静岡・UMBER 開場17:30 / 開演18:00
2013/02/23(土) 神戸・VARIT. 開場17:30 / 開演18:00
2013/02/24(日) 広島・ナミキジャンクション 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/02(土) 金沢・AZ 開場17:30 / 開演18:00
2013/03/03(日) 新潟・GOLDEN PIGS BLACK STAGE 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/09(土) 福岡・DRUM LOGOS 開場17:30 / 開演18:00
2013/03/10(日) 熊本・DRUM Be-9 V1 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/16(土) いわき・CLUB SONIC IWAKI 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/17(日) 水戸・LIGHT HOUSE 開場17:30 / 開演18:00
2013/03/20(水) 札幌・cube garden 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/23(土) 仙台・MACANA 開場17:30 / 開演18:00
2013/03/24(日) 盛岡・Club Change WAVE 開場16:30 / 開演17:00
2013/03/30(土) 宇都宮・HEAVEN'S ROCK VJ-2 開場17:30 / 開演18:00
2013/03/31(日) 熊谷・HEAVEN'SROCK VJ-1 開場16:30 / 開演17:00
2013/04/06(土) 沖縄・桜坂セントラル 開場17:30 / 開演18:00
2013/04/13(土) 名古屋・CLUB QUATTRO 開場17:00 / 開演18:00
2013/04/14(日) 大阪・BIG CAT 開場16:15 / 開演17:00
2013/04/20(土) 新木場・STUDIO COAST 開場16:00 / 開演17:00

2013年2月20日



MR.サンダーバード 広瀬 "HEESEY" 洋一のコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 毎月ミュージシャンの愛器とともにそのヒストリーに迫っているDEAR MY PARTNERSのコーナー。現在発売中のPlayer2013年2月号では御存知、広瀬 "HEESEY" 洋一が登場。いつもより増ページでベースヒストリーがたっぷりと語られている。90年代ロックシーンを席巻、メジャーデビュー20周年で再び熱い視線が注がれているTHE YELLOW MONKEYのベーシストであり、現在はソングライティングからアレンジまで手掛けるリーダーバンドTYOで活躍中の広瀬 "HEESEY" 洋一。08年に前田“TONY”敏仁、岡田“OKAHIRO”弘、大内“MAD”貴雅とともに結成したTYOは、トラディショナルなロックバンドスタイルで、楽曲により60〜80年代の様々なエッセンスを加味して極めてメロディアスでキャッチーなロックを展開している。中でも2012年10月にリリースされた最新アルバム『HEAR WITH THE THIRD EAR』はとにかくバラエティに富んだ仕上がりだ。

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TYO『HEAR WITH THE THIRD EAR』
BAJ BMP-2013 3,000円


 ロングインタビューには次の発言がある。「TYOを結成して“どんな音楽をやっていこうか?”となったとき、自ずと湧き出てくる音楽に対して時々何曲か“これはTYOじゃないな”っていうのが、メンバーに聴かす前に自分の中の線引きとしてあったんです。でも日に日に“何で蓋しちゃってんの、俺?”っていう曲が増えてきたんですよ。自信もついてきたしメンバーとの絆もあるので、“出てくるものは全部TYOでできる”と思えてきて。“むしろ新基軸な曲じゃん”っていう新しい魅力が特に今回は多いんですよね。」 まさに『HEAR WITH THE THIRD EAR』は自身のソングライティングの魅力をとにかく押し出した強烈な1枚だ。ポジティブなメッセージ性が込められた「BE STRONG」「RE-BIRTHDAY」、サイケデリックな魅力の「FLY HIGH」、HEESEYがリードヴォーカルをとるR&Rナンバー「イェーガーマイスター」、これぞHEESEYなパワフルなベースリフが炸裂する「溺愛のブギ」など、ブギーが演奏できる正統派ロックバンドゆえのプレイが素晴らしい。レコーディングでは3本のギブソン・サンダーバードと、フェンダー・プレベ、ジャズベ、フレットレス、アーニーボールミュージックマン・スティングレイを使用したそう。またギターではストラト、レスポールカスタムをプレイしているという。

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GIBSON Thunderbird U HEESEY Custom
Photo by TOMUJI OHTANI


 圧巻なのは屈指のサンダーバード・コレクターである彼の楽器コレクションだ。Playerで彼のコレクションを撮影するのは10数年振りということもあり、THE YELLOW MONKEY時代に撮影した楽器とは内容が変わっていた。一部手放したことでこれぞという楽器を入手していたり、カスタマイズされていたりといまだヴィンテージベース研究に余念がないHEESEYだが、「最初は自分達が好きなアーティストが70年代の人が多かったから70年代の楽器に感心が行ってたんですよ。でもいろいろと追求しだすと65年より前に行っちゃう(笑)」とのこと。そしてレコーディングはともかく、近年のライブではサンダーバードへのこだわりがより強固となっている。「TYOのライブではトレードマークとなっているサンダーバードですけど、一時期ワンマンで使い回すときは、サンダーバードを2本、あと1本をジャズべかプレべっていう使い方もしていたんです。最近はサンダーバードで“プレべっぽい音を作ろう”“ジャズっぽくやろう”とか、使い方を変えてやるようになっていますね。」写真は現在のメインベースであるGIBSON Thunderbird U HEESEY Custom。「どう見たってWじゃん」と疑う人は甘い。本器はサンバーストの64年製Uをポラリスホワイトにリフィニッシュ。リアP.U.を増設してW仕様で甦らせたサンダーバードフリークゆえの1本なのだ…って説明されないとわからないよ(^^;)!! 他にもこだわりのリフィニッシュがされていたりと、この道の奥深さを思い知らされた取材だった…。ということで、いつにも増して濃厚なディアマイご堪能あれ。ちなみに来月のディアマイも増ページで濃厚なのが続く…。

TYO Live Schedule

BlackHole presents TYO vs the MADBEAVERS 激突GIG-part3-
1月19日(土) 18:30 池袋BlackHole
w/ the MADBEAVERS
BlackHole:03-5955-7396

横浜メタル地獄 スペシャル!
2月9日(土) 18:00 SUNPHONIX HALL in 横浜ARENA
w/ TYO-H&H /BLINDMAN
SUNPHONIX HALL in YOKOHAMA ARENA:045-474-2020)

TYO JAPAN TOUR 2013〜HAPPY&GLORIOUS〜
3月09日(土) 18:00 渋谷Star lounge
3月16日(土) 18:00 心斎橋CLUB DROP
3月17日(日) 18:00 名古屋大須ell.SIZE
【チケット一般発売日】2013年1月26日(土)〜
http://tyo-jpn.syncl.jp/

2013年1月11日




ディアマイに横山健が登場!Best Wishes Kenny Guitars!!

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愛器ケニーキングと健さん Photo by TOMUJI OHTANI

 ミュージシャンの愛器の数々をギター写真の第一人者であるフォトグラファー大谷十夢治氏による美しい写真で紹介するとともに、そのヒストリーに迫るロングインタビューで毎月構成しているるDEAR MY PARTNERS。20年以上に渡り、1ミュージシャン1回限りをお約束にしつつもなんと20年以上に渡り続いている連載ページです。2012年12月1日発売の音楽雑誌Player 2013年1月号ではそのスペシャル版を掲載。最新作『Best Wishes』が大きな話題を呼んでいるKen Yokoyamaこと横山健をフィーチャーしました。ページ数もボリュームアップしたほか。通常とは異なるレイアウトで9ページに渡り横山健のギターヒストリー、そして彼の愛器であるナビゲーター・ハニーやESP助六、そしてプライベートコレクションを紹介しております。これら19本は彼が所有するギターコレクションの中から横山健本人がセレクトしたものです。

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ESP Ken Yokoyama Signature Model 助六“Cherry” Photo by TOMUJI OHTANI

 ギター写真に関してもこだわりまくりました。ディアマイのコーナーは通常弦楽器は縦置きの撮影なのですが、他の楽器誌さんやカタログなどが縦置きで紹介していることが多かったので、今回ハードウェアスペシャルなどと同様に横置きにして立体化あふれる写真に挑みました。特に健さんのギターはアーチトップのものが多いので、この試みは成功しているかと思います。ぜひ誌面を御覧いただきたいです。助六チェリーはボディクラックの醸し出すムードがとっても素敵。


Ken Yokoyama「You And I, Against The World"」
ビートルズとジョン・レノンのパロディが笑えます!


 Hi-STANDARD活動再開、2年続けてのAIR JAMを開催。さらにBBQ CHICKENSのアルバムリリースを経て、前作『Four』から2年8ヶ月振りに登場したニューアルバム『Best Whishes』。その間にはKen Bandの新ドラマーとして松浦英治が加わるといった変化もありました。しかし何より楽曲制作に大きな影響を与えたのは言わずもがなの東日本大震災です…。震災復興支援のためにパンク系ミュージシャンがいち早く立ち上がったのことを御存知の方は多いと思いますが彼もその1人。チャリティーTシャツ 「We Are Fuckin' One Tシャツ」の売上を資金に、被災地でのフリーライブを開催して回ったり、先述のAIR JAMもありました。一時は曲作りが難航したそうですが(この辺はインタビューで語られています)、この震災での経験が『Best Whishes』ではいくつも歌になっています。“おまえの助けが必要なんだ”と歌う「We Are Fuckin’One」で幕が上がり、「Soul Survivors」「Ricky PunksV」「Save Us」など極めてストレートな描写のメッセージナンバーが並んでいるのは圧巻です。さらに僕が今回とりわけ好きなのは、そこに横山健のロックルーツだったり人生観もがメッセージとして込められている点ですね。ファンなら健さんがHR/HM、パンク、ハードコア、ブルース、ジャズ、フォークetc...実にいろんな音楽を愛しているミュージシャンであることは御存知でしょうが、ウッディ・ガスリーやロバート・ジョンソンの名前が飛び出したり、アルバムの最後をスタンダードナンバー「愛の讃歌」が飾っていたり…。毎回バラエティに富んだアルバムを届けてくれるKen Yokoyamaですが、今回とりわけ色彩感が豊かでパワフルなアルバムだと思いました。愛聴しております。

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ESPのカスタムLPタイプと健さん Photo by TOMUJI OHTANI

 インタビューでは『Best Whishes』のエピソードを皮切りに、健さんのギターヒストリーインタビュー(ハニーや助六のエピソードも勿論語っていただいています!)、そしてギターに関しても製作順にたどってまとめてみました。個人的に楽器誌は大好きなのでギタマガさんだったりギグスさんなども愛読していることもあり、なるべく内容が重ならないように、重なるのであってもアプローチを違うかたちで…と、積年の想いをたっぷりこめてつくりあげた9ページです。ぜひ御覧いただければ幸いです。と同時に年をまたいで行なわれる"Best Wishes Tour"もスタート。強いメッセージとともに笑顔があふれているのがKen Bandのライブの魅力。チケットをゲットできた人、ぜひぜひ楽しんで下さい。僕もどこかで参戦します! ポストカード風のカラフルなジャケットも新感覚ですが、このジャケットデザインによる販促用ポスターを2名様分、読者プレゼントでいただきました(^^)。ぜひこちらを参照の上、ぜひ記事の感想やリクエストなども一筆添えていただき、メール present@player.co.jpにてご応募ください。

Text by KAZUTAKA KITAMURA

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ランディ・ローズのシグネチャーLPカスタムと健さん Photo by TOMUJI OHTANI

Ken Yokoyama "Best Wishes Tour"

12/1(sat)札幌 KLUB COUNTER ACTION
"POWER STOCK EXTRA GIG"
w/ SLANG / 雷矢
Open 18:30 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:011-222-1413 (KCA)

12/7(fri)長野 CLUB JUNK BOX
w/ THE INRUN PUBLICS
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:025-245-5100(キョードー北陸チケットセンター 新潟)

12/8(sat)新潟 LOTS
w/ FACT
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:025-245-5100(キョードー北陸チケットセンター 新潟)

12/10(mon) 秋田 Club SWINDLE
w/ UNLIMITS
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:018-833-7100(North Road Music 秋田)

12/11(tue) 青森 Quarter
w/ FATMAN SEMINAR
Open 17:30 / Start 18:30
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:018-833-7100(North Road Music 秋田)

12/13(thu) 盛岡 Club Change WAVE
w/ PULLING TEETH
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:022-256-1000(North Road Music)

12/14(fri) 仙台 Rensa
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:022-256-1000(North Road Music)

12/16(sun) 石巻 BLUE RESISTANCE
w/ DRADNATS
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:info@ishinomakilivehouse.com (BLUE RESISTANCE)

12/17(mon) 大船渡 FREAKS
w/ DRADNATS
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info: livehouse.freaks@gmail.com (FREAKS)

12/19(wed)宮古 KLUB COUNTER ACTION MIYAKO
w/ Bull The Buffaros
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info: kca.miyako@gmail.com | 0193-77-4567 (KCA MIYAKO)

12/20(thu)八戸 ROXX
w/ Re:Turn
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:018-833-7100(North Road Music 秋田)

1/11(fri)宇都宮 HEAVEN'S ROCK VJ-2
w/ BLACK BUCK
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:028-639-0111(VJ-2)

1/15(tue)清水 ark
w/ TOMBOTORI
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:052-936-6041(JAILHOUSE)

1/16(wed)名古屋 Diamond Hall
w/ RADIOTS
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \3,000 / Door \3,500
Info:052-936-6041(JAILHOUSE)

1/18(fri)大阪 なんばHATCH
w/ SAND
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \3,000 / Door \3,500
Info:06-6535-5569(SMASH WEST)

1/19(sat)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
w/ HEY-SMITH
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:086-231-3531(夢番地 岡山)

1/21(mon)広島 Cave-Be
w/ SHANK
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:082-249-3571(夢番地 広島)

1/22(tue)松江 canova
w/ innocent
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:0852-67-1821(canova)

1/24(thu)長崎 DRUM Be-7
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:092-714-0159(キョードー西日本)

1/25(fri) 福岡 DRUM LOGOS
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:092-714-0159(キョードー西日本)

1/27(sun)鹿児島 CAPARVO HALL
w/ HUSKING BEE
Open 17:00 / Start 18:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:092-714-0159(キョードー西日本)

1/28(mon)熊本 DRUM Be-9
w/ HUSKING BEE
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:092-714-0159(キョードー西日本)

1/30(wed)大分 DRUM Be-0
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:092-714-0159(キョードー西日本)

1/31(thu)松山 SALONKITTY
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info: 089-945-0020(SALONKITTY)

2/2(sat)高松 DIME
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info: Info:087-862-4440(DIME)

2/3(sun)京都 MUSE
w/ SCOTLAND GIRL
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \2,500 / Door \3,000
Info:06-6535-5569(SMASH WEST)

2/7(thu)東京 ZEPP TOKYO
Guest:有
Open 18:00 / Start 19:00
Adv. \3,000 / Door \3,500
Info:03-3444-6751(SMASH)

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Ken Yokoyama『Best Wishes』
PIZZA OF DEATH RECORDS CD
PZCA-59 2,300円

2012年12月1日






DEAR MY PARTNERSにスタレビ 柿沼清史が登場

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 毎月ミュージシャンの愛器の数々とともにその足取りに迫るロングインタビューをお届けしているDEAR MY PARTNERSのコーナー。11月2日発売Player12月号にはデビュー30周年を祝して、昨年より足掛け1年以上に渡るロングツアーを展開してきたスターダスト・レビューのファンキーベーシストと言えばこの人! 柿沼清史さんに取材しました。ツアー終了から息をつく間もなく3年振りのオリジナルアルバム『B.O.N.D.』の制作に取りかかりこのたび見事にリリース。「発売は決まりつつも“これ何処でレコーディングするの!?”ってスケジュールで」とは本人談でしたが(笑)、毎度ハズレ曲無しの楽曲を聴かせてくれるスタレビは今回も健在。

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スターダスト・レビュー『B.O.N.D. (ビー・オー・エヌ・ディー)』
インペリアル 9月12日
初回限定盤CD+DVD TECI-1332 3,600円
通常盤CD TECI-1333 3,000円

 『B.O.N.D.』は十八番のアカペラで幕を上げて、アグレッシブなデジロックのダンスビートナンバー「Welcome To The Jungle」、11月にシングルカットされる新たなスタレビバラードの代表曲になるであろう「Crying」。「晴れのち雨時々曇り」は根本要さんが以前担当していたラジオ番組「WAKUWAKU MUSIC LABO」が契機となり、国道16号線をテーマに描かれたポップナンバー。そのほか「夢への地図」「Magic〜手をつなごう〜」「今日もいい日でありますように」という一連のシングルも収録。4曲もシングル曲が収録されるオリジナルアルバムというのは『SUPER DONUTS』のような企画盤を除けばひょっとしたら初? とにかくポップアルバム王道の極みをいくスタレビをたっぷり堪能できます。

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スターダスト・レビュー「クライング」
インペリアル CD
TECI-283 11月21日 1,400円

 『B.O.N.D.』では「B型を愛してください」で柔らかな歌声を聴かせてくれる柿沼さんですが、「“1st、2ndの匂いがする感じで拾ってくれるかも”みたいな考えはあったかもしれない(笑)」とのことで、ステージでの2枚目担当を今回は譲り(!?)、ユーモラスな一面を見せています。また柿沼さんといえば、スタレビの名曲「木蘭の涙」「クレイジー・ラブ」「ふたり」などを産んだメロディメイカー(僕は「想い出は上海」が好き。またライブで演ってほしいなぁ)でもありますね。インタビューでは使用ベースの変遷とともに現在のメインベースであるアトリエZ、ヤマハのブロードベースなどについてもたっぷり語っていただきました。根本要さんとの出逢いからアレレのレで各種コンテストに挑んだアマチュア時代のエピソード、コンサートへのこだわり、そして勿論『B.O.N.D.』のことまで言及した内容の濃い記事になっております。楽器誌きってのスタレビクレイジーの人間が書いた記事ですので、フラッパーな方々は勿論、スタレビファンにはお楽しみいただけるかと思います。写真も『B.O.N.D.』ツアーの多忙なプリプロの合間にお邪魔しての撮りおろし。こうして柿沼さん1人をクローズアップしたインタビュー取材というのはわりと珍しいのだそうです。ぜひぜひチェックしていただけると嬉しいです。

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スターダスト・レビュー『オールキャストで大謝恩会〜5時間程度、まったりと〜おみやげ付き ライブ・アット・さいたまスーパーアリーナ』
インペリアル DVD
TEBI-10237〜9 11月21日 10,000円


 詳しいことはぜひ記事をお読みいただきたいのですが、フレッテッドでアトリエZ、そして「Stay My Blue」などのフレットレスナンバーでヤマハBBというのが近年の柿沼さんのメインベース。「今は“シングル2P.U.のJBタイプは万能だな”という感覚ではいますね。指でもチョッパーでもオールラウンドで使えるし、僕にとって歌伴では今のところ最適なタイプじゃないかな」とのことです。ミュージシャンによってはライブとレコーディングで楽器を完全に使い分けているタイプの方もいらっしゃいますが、柿沼さんはアトリエZとヤマハBBベースが本当にお気に入りだそうで、ライブ/レコーディング関わらず愛用されています。そしてさらなるこだわりとしては次のような発言も。「ステージに関しては1本でやりたいというのが基本です。フレットレスは抱えないといけないんですけど。やっぱりステージングが大事なので、楽器の持ち替えでステージの流れを冷やすくらいだったら流れをとりますね。」 スタレビのベーシストならではだなって思います。要さんもアコギなどハコものでどうしても持ち替えないといけない限りは、あまりギターを持ち替えないですものね。要さんも近年はアトリエZのSTタイプを愛用されています。

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 読者プレゼントもいただきました! スタレビのシンボルであるレビオ君ロゴデザインによる柿沼清史シグネチャーピック4色セットを2名様にプレゼントします。これはレアです!(提供:ラプソディ) ぜひ記事の感想なども一言いただけると嬉しいです。こちらの応募要項をチェックしていただき、メールでご応募ください。

 そして千秋楽がまだ未決定のまますでに「B.O.N.D.」ツアーに突入したスタレビ。ソールドアウトの公演もありますが、これから発売の公演もまだまだありますので、ぜひ何処かで足を運んでいただきたいです。勿論僕も足を運びます! そして30分と時間短縮になってしまったとは言え、毎週月曜0:00からのお楽しみがFM NACK5「NACK de ROCK」。毎週要さんならではのリスペクトミュージックの紹介、さらにはギター弾き語りも聴かせてくれる要さんと窪田有美さんによる実に濃厚な音楽番組です。先日の回ではPlayerの取材のことも触れていただき嬉しかったですね。本当、「STARDUST MELODY」のような長寿番組になってほしいのです。11月〜12月のどこかでは要さんのことだからおそらくドナルド・フェイゲンについて語ってくれるんだろうなぁと、僕も今から楽しみしている熱烈リスナーの1人だったりします。30分番組とは思えない濃厚な内容で早口な素晴らしい番組なので、未聴の人はぜひ聴いてみてください。(Player 北村和孝)

STARDUST REVUE LIVE TOUR 「B.O.N.D.」
2012.11.03(土)17:00/17:30 三島市民文化会館・大ホール(静岡県)
イーストン 055-931-8999
2012.11.04(日)16:30/17:00 千葉県文化会館・大ホール
SOGO TOKYO 03-3405-9999
2012.11.10(土)17:00/17:30 大阪オリックス劇場(大阪府)SOLD OUT
スタレビコンサート事務局 0570-05-5050
2012.11.11(日)14:30/15:00 大阪オリックス劇場(大阪府)SOLD OUT
スタレビコンサート事務局 0570-05-5050
2012.11.17(土)17:30/18:00 まつもと市民芸術館 主ホール(長野県)
FOBチケットセンター新潟 025-229-5000
2012.11.23(金・祝)16:30/17:00 かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール(東京都)
かつしかシンフォニーヒルズ 03-5670-2233
2012.11.24(土)17:00/17:30 静岡市民文化会館・中ホール(静岡県)
サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999
2012.12.01(土)17:00/17:30 前橋市民文化会館 ・大ホール(群馬県)
桐生音協 0277-53-3133
2012.12.02(日)16:30/17:00 宇都宮市文化会館(栃木県)
宇都宮市文化会館 028-636-2125
2012.12.08(土)17:00/17:30 岡山市民会館(岡山県)
キャンディー・プロモーション 086-221-8151
2012.12.09(日)16:30/17:00 とりぎん文化会館(鳥取県)
キャンディー・プロモーション 086-221-8151
2012.12.15(土)17:00/17:30 新潟県民会館・大ホール(新潟県)
FOBチケットセンター新潟 025-229-5000
2012.12.16(日)16:30/17:00 クロスランドおやべ(富山県)
FOBチケットセンター金沢 076-232-2424
クロスランドおやべ 0766-68-0932
2012.12.21(金)18:00/18:30 日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市民会館)(愛知県)
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
2012.12.23(日・祝)16:30/17:00 中野サンプラザホール(東京都)SOLD OUT
SOGO TOKYO 03-3405-9999
2012.12.24(月・祝)16:30/17:00 中野サンプラザホール(東京都)
SOGO TOKYO 03-3405-9999
2013.1.13(日)17:00/17:30 神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)SOLD OUT
神戸国際会館 078-230-3300
2013.1.14(月・祝)16:30/17:00 貝塚市民文化会館コスモスシアター・大ホール(大阪府)
コスモスシアターチケットカウンター 072-423-2442
スタレビコンサート事務局 0570-05-5050
2013.01.19(土)17:30/18:00 こまつ芸術劇場うらら(石川県)
こまつ芸術劇場 0761-20-5000
2013.01.20(日)16:30/17:00 越前市文化センター(福井県)
FOBチケットセンター金沢 076-232-2424
越前市文化センター 0778-23-5057
2013.01.26(土)17:00/17:30 松山市民会館(愛媛県)
デューク松山 089-947-3535
2013.01.27(日)16:00/16:30 高知市文化プラザかるぽーと・大ホール(高知県)
デューク高知 088-822-4488
2013.02.02(土)17:00/17:30 なら100年会館・大ホール(奈良県)12月8日発売
スタレビコンサート事務局 0570-05-5050
なら100年会館 0742-34-0111
2013.02.09(土) 16:45/17:30 大宮ソニックシティ・大ホール(埼玉県))11月10日発売
SOGO TOKYO 03-3405-9999
2013.02.10(日) 16:30/17:00 郡山市民文化センター・大ホール(福島県))11月23日発売ギルドシーエスクラブ 022-222-2033(平日11:00〜18:00)
2013.02.16(土) 16:45/17:30 神奈川県民ホール(神奈川県)11月17日発売
KMミュージック 045-201-9999
2013.02.23(土) 17:00/17:30 山口市民会館(山口県)12月15日発売
ラグタイム 083-925-6843
2013.02.24(日) 16:30/17:00 佐賀市民会館(佐賀県)11月17日発売
RO♪ONミングアーツ 0956-26-2361
2013.03.03(日)16:30/17:00 大分文化会館(大分県)12月2日発売
GAKUONユニティ・フェイス 0985-20-7111
2013.03.09(土)17:00/17:30 サンポートホール高松・大ホール(香川県)12月8日発売デューク高松 087-822-2520
2013.03.10(日)16:30/17:00 徳島市立文化センター(徳島県)12月8日発売
デューク高松 087-822-2520
2013.03.20(水・祝)16:30/17:00 島根県民会館(島根県)12月15日発売
キャンディー・プロモーション 086-221-8151
2013.03.23(土) 17:00/17:30 宝山ホール(鹿児島県)12月22日発売
RO♪ONコムラッド 099-223-8426
2013.03.31(日)17:00/17:30 宮崎市民文化ホール(宮崎県)12月2日発売
GAKUONユニティ・フェイス 0985-20-7111
2013.04.06(土)17:00/17:30 青森市民ホール(青森県)1月26日発売
GIP 022-222-9999(平日11:00〜19:00)
2013.04.07(日)17:00/17:30 秋田市文化会館秋田県(秋田県)1月26日発売
GIP 022-222-9999(平日11:00〜19:00)
2013.04.14(日)17:00/17:30 アクトシティ浜松・大ホール(静岡県)12月15日発売
ENNBOSS 053-412-1010
2013.05.11(土)17:00/17:30 盛岡市民文化ホール(岩手県)12月15日発売
GIP 022-222-9999(平日11:00〜19:00)
2013.05.12(日)16:30/17:00 山形市民会館山形県(山形県)1月26日発売
GIP 022-222-9999(平日11:00〜19:00)
and more...

2012年10月25日


BUCK-TICK 樋口 豊のベースコレクション

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現在のメインベースZEMAITIS B22MT MCPJ BLKを手にしたU-TAさん。
Photo by TOMUJI OHTANI


 10月2日発売Player2012年11月号DEAR MY PARTNERSでは、不動のメンバーでメジャーデビュー25周年を迎えたBUCK-TICK 樋口 豊のベースコレクションを御紹介しています。『夢見る宇宙』のレコーディングエピソードを語っていただくとともに、樋口 豊の使用ベースの変遷が中心となった貴重なインタビューです。スペクター〜グレコ〜スターリン〜グレコGZ&ゼマイティスといったお馴染みのベースが多数登場するのですが、残念ながらこれはなかったですね(^^;)。とはいえ、現在保管されている歴代のメインベースはほとんど撮影できたと思っています。またその使用変遷にはU-TAさんのベースに対する趣向性の変化も当然あり、興味深いことに「僕自身がわりと最近古めの音を好きになってきていて…」なんて発言も登場します。


BUCK-TICK「エリーゼのために」

 DEAR MY PARTNERSはミュージシャンの愛器の数々をヒストリーインタビューとともに紹介しているコーナーなんですが、登場する機会が多いのは圧倒的にギタリストです。ベーシストでこれほどストックされているミュージシャンは珍しい域に入ると思います。しかもU-TAさんはコレクター気質で収集されているタイプというより、理想のサウンドを求めて試行錯誤していく結果として、そのときそのときのメインベースが変わりストック数が増えていくタイプのミュージシャンですね。さらにミュージシャンによっては弾かない楽器は手放す方も多いので、こうして多くのメインベースを撮影できて順々にお話を聞けるという取材は意外と貴重な機会だったりします。それこそメジャーデビュー前、松井常松モデル同様にペイントしたベースまでちゃんと保管されていたので、本当にベースという楽器を愛している人なんだなぁというのが伝わってきました。現在メインでは使用していない楽器においてもコンディションは比較的良いものばかりでしたね。まさにU-TAさんのベース愛が感じられる記事に仕上がりました。ぜひ御一読いただけると嬉しいです。


BUCK-TICK「MISS TAKE〜僕はミス・テイク〜」

 現在全国ツアーに突入しているBUCK-TICKですが、最新アルバム『夢見る宇宙』はとにかくキャッチーな楽曲が目白押し! グスタフ・クリムトの名画「金魚」をモチーフにしたジャケットワークも本当に素晴らしい。特に初回限定盤を手にすると下記のジャケット写真よりもさらに大きくデザインされた圧倒的な仕上がりに驚かされます。楽曲的にも名曲揃いで『SEVENTH HEAVEN』『狂った太陽』なんかが好きな僕のような人間にとってはたまらない内容のアルバムでした。早くからデジロックテイストも追求してきたゆえのエッセンスを含みつつも、ますますソリッドなバンドサウンドとして具現化している辺りに、一貫して進化し続けているBUCK-TICKという特異の存在を再認識できます。今回レコーディングに関しては新たなアプローチも行なっているのですが、その辺もU-TAさんはインタビューの終盤で語ってくれています。ぜひチェックしていただけると嬉しいです。

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※お詫びと訂正
U-TAさんが手にしているZEMAITIS B22MT MCPJ BLKについて、本誌の楽器キャプションでは「デビュー20周年よりメインで愛用中の繊細な彫金が印象的なメタルフロントベース。3ピースのホンジュラスマホガニー・ボディ&ネックを採用。暗転時でも視認性の良い、畜光素材をサイドポジションマークに採用したスペシャル仕様だ。」となっておりますが、再確認したところ「TOUR PARADE 2012」でお披露目されたベースでした。従って“デビュー25周年”が正しいです。読者の方々、また関係者各位にこの場にてお詫びさせていただくとともに訂正させていただきます。


BUCK-TICK Live Schedule 
2012年ホールツアー「TOUR 夢見る宇宙」

11月24日(土) 17:00/18:00 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ 劇場
FOB新潟 025-229-5000

11月25日(日) 17:00/18:00 長野ホクト文化ホール 中ホール(旧 長野県県民文化会館)
FOB新潟 025-229-5000

12月1日(土) 17:00/18:00 大阪オリックス劇場(旧 大阪厚生年金会館)
SOGO OSAKA 06-6344-3326
GREENS 06-6882-1224

12月2日(日) 17:00/18:00 大阪オリックス劇場(旧 大阪厚生年金会館)
SOGO OSAKA 06-6344-3326
GREENS 06-6882-1224

12月7日(金) 18:00/19:00 東京エレクトロンホール宮城大ホール(旧 宮城県民会館)
GIP 022-222-9999

12月9日(日) 17:00/18:00 札幌市教育文化会館 大ホール
マウントアライブ 011-211-5600

12月12日(水) 18:00/19:00 群馬音楽センター
SOGO TOKYO 03-3405-9999

12月15日(土) 17:00/18:00 福岡市民会館大ホール
BEA 092-712-4221

12月16日(日) 17:00/18:00 広島アステールプラザ大ホール
夢番地 広島 082-249-3571

12月22日(土) 17:00/18:00 日本特殊陶業市民会館フォレストホール(旧 名古屋市民会館)
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

12月29日(土) 17:00/18:00 日本武道館
SOGO TOKYO 03-3405-9999

2013年「TOUR 2013 COSMIC DREAMER」

1月20日(日) 17:00/18:00 沖縄:ナムラホール
PMエージェンシー 098-898-1331

1月26日(土) 17:00/18:00 横浜BLITZ
<FC限定LIVE> FISH TANK 03-5410-2071

1月27日(日) 17:00/18:00 横浜BLITZ
<モバイルサイト会員限定LIVE> LOVE & MEDIA PORTABLE http://bt-m.tpm.jp

2月2日(土) 17:00/18:00 大阪なんばHatch
<FC限定LIVE> FISH TANK 03-5410-2071

2月3日(日) 17:00/18:00 大阪なんばHatch
GREENS 06-6882-1224
SOGO OSAKA 06-6344-3326

2月8日(金) 18:00/19:00 名古屋ダイアモンドホール
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

2月9日(土) 17:00/18:00 名古屋ダイアモンドホール
<FC限定LIVE> FISH TANK 03-5410-2071

2月16日(土) 17:00/18:00 仙台Rensa
<FC限定LIVE> FISH TANK 03-5410-2071

2月17日(日) 17:00/18:00 宮城:仙台Rensa
GIP 022-222-9999

2月21日(木) 18:00/19:00 大分T.O.P.S BITTS HALL
大分T.O.P.S BITTS HALL 097-533-0467

2月23日(土) 17:00/18:00 鳥取米子コンベンションセンター
BiG SHiP HIGHERSELF 082-545-0082

2月26日(火) 18:00/19:00 赤坂BLITZ
SOGO TOKYO 03-3405-9999

2月27日(水) 18:00/19:00 赤坂BLITZ
SOGO TOKYO 03-3405-9999

3月2日(土) 17:00/18:00 TOKYO DOME CITY HALL
<FC限定LIVE> FISH TANK 03-5410-2071

3月3日(日) 17:00/18:00 TOKYO DOME CITY HALL
SOGO TOKYO 03-3405-9999

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BUCK-TICK『夢見る宇宙』
初回限定盤 CD+DVD 3,990円 Lingua Sounda TKCA-73811

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通常盤 CD 3,000円 Lingua Sounda TKCA-73815

2012年10月12日


DEAR MY PARTNERSにかかしの村上雄信が登場

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Photo by TOMUJI OHTANI

 9月1日発売Player2012年10月号のDEAR MY PARTNERSでは、かかしYOUNGER GENERATION三四六バンドのギタリストであり、ラジオ・ディレクターとして様々な番組制作を担っている村上雄信さんのギターコレクションを紹介しています。そもそも筆者とかかしの出逢いは、FM NACK5 「The Nutty Radio Show おに魂」、HITS THE TOWNなどバカボン鬼塚さん(以下、鬼ちゃん)のラジオ番組を愛聴していたところから始まります(ザ・シュレッダーショーなども聴いていた筆者の鬼ちゃん番組のリスニング歴は長いです・笑)。鬼ちゃんが“最高のメロディに最低の歌詞”をテーマにしたフォークバンド、かかしをラジオディレクター&放送作家&パーソナリティ−の菊池淳介さん(きっくん)、やはりラジオディレクターの村上雄信さんと組んでいるというのを番組で知り、ラジオで流れているかかしナンバーを何度と聴いているうちに見事にハマり、ライブなども足を運ぶようになりました。そんな中でサミック/グレッグ・ベネットからかかしのシグネチャーモデルがリリースされたり、村上さんが大のギター好きらしいということも耳に挟むこととなります。

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カスタムショップ製のYOUNGERストラト! Photo by TOMUJI OHTANI

 YOUNGER GENERATIONのライブに足を運んだ際、村上さんはカスタムショップ製ストラトを手にしていました。しかもこのストラト、アルバム『YOUNGER GENERATION』のジャケットデザインを手掛けた井出新二さんの直筆イラストが入っていて、さらには同様に井出さんのイラスト入りスニーカーも履いていたと思うのですが、そのとき本当にギターフリークなんだなぁというのを実感しました。以来、何処かのタイミングでギター取材できないかなというアイデアを温めてきたのですが、かかしが結成20周年を迎えて(97年デビューなのでメジャーデビュー15周年でもあります)、しかもニューアルバム『マンダーラ』もリリース!ということで、今回遂に取材が実現した次第です。


かかし20周年記念ライブ #3「ウン・コモ・ラ・シータ」
『マンダーラ』でもとりわけ破壊力が大きい曲(笑)。中盤の村上さんのギターソロも聴きどころ。


 ちなみにこの『マンダーラ』、かかしの通算4枚目か5枚目かのアルバムになるのですが(なんでこんな微妙な言い方になるかは気になる方は調べてみると面白いかと)、フォークという枠にこだわらない多岐に渡る音楽性を提示した『SCARECROW』(2nd or 3rd!?)以後の路線のさらなる発展形というか、カントリーナンバーやビートルズ・オマージュから、タイトル通りのインドフォーク!?、ビジュアル系、クイーン、YMOオマージュたっぷりのテクノ、ラテン!?と実に多彩な音楽性にアプローチしています。

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YOUNGER GENERATION『YOUNGER GENERATION』のジャケット。正統派ポップに挑んだ名作!

 『マンダーラ』はゲスト陣も豪華。おに魂ファミリーとも言えるkainatsu、柴田淳、高橋直純、m.o.v.eらが華を添えており、“ここまでやるか!”って驚かされる共演劇についてもインタビュー内でたっぷり語られています。終盤にはきっくんが歌う叙情派フォーク(!?)「チョーフパルコ」などホロリとさせてくれる楽曲もありますが、大抵の曲は“なんでこんな良い曲なのにこんな歌詞を乗せちゃうんだろう…”という落差がたまらないです(笑)。サウンド的にもリリースごとにパワーアップを遂げてきていて、『バーンパーク』(3rdか4th!?)もかなりの仕上がりでしたが、『マンダーラ』ではさらにそのアレンジの幅が広がっているのがまた面白いところですね。

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バカボン鬼塚さんのソロプロジェクトB.O.K.による『O.S.T』もピュアなポップアルバム。
インスト曲も多くてメロディメーカー鬼ちゃんの魅力と、村上さんのギターソロも聴きどころ。


 ところで今まで謎だったのは、かかしがこうしたコミックバンド的なテイストも擁した音楽性で20年と長い活動を展開できている点で、そして彼らのリリースはこれまで一貫してメジャーレーベルからリリースされてきています。かかしのアルバムリリースは久々だったものの、その間鬼ちゃん、村上さんとキンモクセイの後藤秀人(g)、白井雄介(b)、張替智広(ds)と結成したYOUNGER GENERATIONのリリースがあり、昨年は鬼ちゃんのソロプロジェクトであるB.O.Kによる2枚組大作アルバム『O.S.T』のリリースもありました。鬼ちゃんのソロプロジェクトとはいえ、彼のコンポーザー/ソングライターに主眼が置かれたアルバムで、ギターインスト曲のプレイを担っていたのはやはり村上さん。これらも含めてかかしチームのバックアップによる作品制作なり、またライブ活動も精力的に展開してきたんですね。これらのほか、村上さんには三四六バンドのギタリスト、コンポーザーとしての顔もあるわけですが、当然ながらラジオ番組の企画ものとかっていうレベルではなくて、物凄く真摯かつ貪欲に音楽活動を展開してきていることがわかります。


かかし20周年記念ライブ #2「PAIN」
NACK5でパワープレイされていたR&Rナンバー、口内炎を熱く歌っています(笑)


 そしてそこにはラジオリスナーからの熱い支持もあるわけで、この辺が他のバンドと異なる点ですね。一発ネタだったら一時で終わっているはずで、やはりここまで長く続いてきたというのはソングライティングの多くを担う鬼ちゃんの豊富なアイデアと情熱、そしてその女房役とも言えるきっくんや村上さんのバックアップやチームワークに寄るところが大きいのでしょう。とりわけ音楽面やバンドの運営面などを一手に引き受けているのが村上さんです。

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かかしのニューアルバム『マンダーラ』。
「インドフォーク」以外の曲はまったくこのジャケットのイメージと結びつかない(笑)。


 9月1日発売Player2012年10月号の“村上雄信DEAR MY PARTNERS”では、ラジオのプロでありつつギタリストとして活躍する現在の村上さんのスタンスは勿論のこと、かかし結成の経緯から『マンダーラ』のエピソードまでたっぷり語ってもらっています(ラジオではほとんど喋らない村上さんですが、インタビューでは根掘り葉掘り聞いてみました!)。その中でかかしが小林克也&ザ・ナンバーワンバンドなどの続く系譜にあり、また日本のロック史のツリーを広げているバンドであることなどがわかったり、意外な交友関係なりも明かされます。かかしファンには「なるほど!」と思っていただける内容ではないでしょうか。と同時に面白いのが、フィエスタレッドのストラトを購入したところから始まる近年のギターヒストリー。フィエスタレッドのストラトが選ばれた経緯にはかの斎藤 誠さんの存在がありました。そしてギター収集が始まった理由、ギタリスト村上雄信としてのスタイルが確立していくこともこれが発端のようです。これらもまたすべてラジオの存在も大きいのです。村上さんは語ります。「ラジオに携わってギターを弾いていることで、それがきっかけでいろんな人と出逢えたり、こうしてPlayerさんに取材していただいたりと、まさに夢を叶えている瞬間という感じで感動しますね」。

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斎藤 誠さんの目利きにより入手した運命のFENDER CUSTOM SHOP Stratocaster。
このギターとの出逢いにより村上さんはすっかりストラトに魅了されることに!
Photo by TOMUJI OHTANI


 村上さんのギタリストヒストリーやギターコレクションとしての記事の面白さがあると同時に、ラジオの仕事をしつつもギタリストとしての夢を追い続けるという点に、Playerの読者にも大きなシンパシーを抱いていただけるような記事になったんじゃないかなとも思いました。「仕事をしていたってバンドは続けていたほうが絶対良いと思いますし。僕なんかラジオの仕事を始めてもギタリストへの夢はまったく諦めてなかったですし(笑)、“その中で弾いてやれ!”みたいな感じもあったから。“本気でやれば夢は叶えられるな”っていうのはギターを弾いてきたことで物凄く感じられる部分ですね」。そしてこだわりのカスタムショップ・ストラトはもとより、B-25やOOO-28EC、SAMIC/GREG BENNET 村上雄信モデルなどの愛器の数々のほか、一部鬼ちゃんのギターも登場しておりますのでその辺もお楽しみください。

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かかしの鬼ちゃん、きっくん、村上さんの直筆サインが入ったオリジナルTシャツをプレゼント!

 また、今回の記事掲載にあたり、かかし3人の直筆サインが入ったオリジナルTシャツをPlayer読者3名様にいただきました(提供:BLUE BEAT)。ぜひ記事の感想などを明記の上ご応募いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


かかし20周年記念ライブ #4「背徳のツバサ feat.高橋 直純」
ときには高橋直純さんまで誘い出してビジュアル系にだってなっちゃいます。


追伸
かかしブログ http://ameblo.jp/kakashi-blog/entry-11345131189.html、そして「The Nutty Radio Show おに魂」ブログ http://ameblo.jp/onitama-nack5/entry-11345385833.html でもPlayerの記事をご紹介いただいたほか、9月3日(月)おに魂月曜日の放送内でも記事のことを話題にしてくれました。ありがとうございます。みんなかかしTシャツのプレゼント、応募してね!


Text by KAZUTAKA KITAMURA

2012年8月31日

Player2012年9月号で中村一義の愛器の数々を紹介

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Photo by 大谷十夢治

 1997年、シングル「犬と猫」でセンセーショナルなデビューを飾った中村一義。極めて独創的かつ物語的な歌詩のスタイルを具現化、ファルセットを駆使したブリティッシュロックスタイルのメロディライン、何よりドラム、鍵盤楽器、弦楽器とすべての楽器を自身でプレイする多重録音スタイルも衝撃的だった。以後、100sを経て日本語ロックの新たな可能性を追求してきた要人なのは言わずもがなである。「とりあえず自分が本当に好きな“ビートルズの楽器を揃えよう”と。祖母に“後で返すから”と言ってお金を借りて…本当にちゃんと返しましたけど(笑)、初めて生楽器を買いました。それこそPlayerで楽器屋さんのページとか見たり、あとビートルズの研究本も参考にして、まずラディックのドラムセットを買いました。あとエピフォン・カジノ、残念ながら今日は用意できなかったんですがホフナーのヴァイオリン・ベースも買って、18歳のときに一気に弾き始めたんです。1年くらいはずーっと練習していましたね」 Player2012年9月号DEAR MY PARTNERSでは、中村一義の愛器の数々を美しい写真にて紹介するとともに、ヒストリーインタビューを掲載しているのでご覧いただければ幸いだ。


中村一義「運命」

 100sでのバンド活動が一段落して、10年振りとなるソロアルバム『対音楽』をリリースした中村一義。このアルバムはかの名盤デビューアルバム『金字塔』同様、再び全楽器を自身でプレイする多重録音スタイルにて制作されており話題を呼んでいる。が、『金字塔』と大きく異なるのは、その後100sのキャリアを含めて培ってきた音楽家としての確固たる制作スタイルが貫かれていること、そして彼の音楽的ルーツであるベートベンの交響曲がモチーフとなったコンセプトアルバムである点だ。ベートーベンとのコラボレーションと聞き、これまたびっくりしたのだが、尊敬する祖父と彼との関係性だったり、深い影響が『対音楽』には深く深く刻まれている。文字通り、彼ならではの珠玉のメロディが並ぶとともに、ベートーベンの交響曲の一節なり、コード進行なりが随所で顔を覗かせるのだが、いずれも有名なフレーズばかりなので特にクラシックファンでなくても気づくはず。また、いわゆるストリングスやオーケストラを従えてっていうよくある制作スタイルではなくて、オーケストレーションや合唱に関しても、中村一義がシンセや巧みなレコーディングマジックを通してこれまでにないサウンドを構築しているところが大きな聴きどころである。音楽配信時代になり、楽曲単位で音楽を楽しんでいるリスナーも多いだろうが、『対音楽』に関してはアルバムとして最初から最後まで楽しむべきであり、そうでなければ獲られない感動がある。何しろ、かのあまりに有名な「第9」の大団円が待ち受けるストーリーが、ベートーベンの交響曲1番から順を追って展開されていくのだから。相変わらず詩世界も凄い読み応え。ぜひ歌詩を目で追いながら、圧倒的な音に没頭してほしい。

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GIBSON Southern Jambo Photo by 大谷十夢治

 様々な楽器を所有する中村一義ではあるが、中でも「何かがあったらこれだけは連れ出すという相棒」というのがこのギブソン・サザンジャンボ。本器はスクエアショルダー期のもので、アジャスタブル式アンダーベリー・ブリッジを搭載した68年製と思われる。ユニークなのはSGのトラスロッドカバーだが、これは購入時から付けられていたものだという。その乾いた独自のトーンを愛用するミュージシャンはボブ・ディランを筆頭に、国内でも浜田省吾、佐野元春、山崎まさよしなどが著名。中村一義自身「鳴りも凄い好きだし、デビュー以来あのギターを弾きながら自分の声を作ってきたところもありますね」と絶大な信頼をよせる。

 9月からは東名阪でデビュー15周年ライブも展開される。「どうやらデビュー15周年らしいので、懐かしい曲も含めて全てを出し切るライブにしたいです」とのことで、ゴージャスな内容のステージングに期待が高まる。

●中村一義 デビュー15周年記念ライブ「楽演 2012」
【大阪】出演:中村一義、Base Ball Bear
9/29(土) なんばHatch 開場17:00 / 開演18:00
9/30(日) なんばHatch 開場16:00 / 開演17:00
前売り券5,000円 当日券5,500円(税込・1Fスタンディング・2F指定/ドリンク代別)

【名古屋】出演:中村一義、サニーデイ・サービス
10/19(金) ダイアモンドホール 開場18:00 / 開演19:00
10/20(土) ダイアモンドホール 開場17:00 / 開演18:00
前売り券5,000円 当日券5,500円(税込・スタンディング/ドリンク代別)

●中村一義 デビュー15周年記念ライブ 最終公演
12/21(金) 日本武道館 開場17:30 / 開演18:30
前売り券6,800円 当日券7,300円(税込・全席指定)
出演:中村一義、岸田繁/佐藤征史(くるり)ほか


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 また読者プレゼントとして中村一義の直筆サイン入りポスターをプレゼントする(提供:博愛堂)。ぜひ記事の感想なども軽く明記していただいて、こちらまで応募してほしい。

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中村一義
対音楽
エイベックス 7月11日
CD+DVD VFCV-00096/B 3,800円
CD VFCF-00097 3,150円
中村一義 コンセプトサイト KIKA:GAKU http://kikagaku.com/


2012年8月4日

NANIWA EXP 岩見和彦のギタリスト人生に迫る!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 クロスオーバー、ジャズからロックまで幅広いプレイアプローチで活躍するナニワエキスプレスのギタリスト、岩見和彦。ナニワエキスプレスは活動35周年を迎えてベスト盤『COOL DUDE』(ソニーミュージックダイレクト)をリリース。さらにGENKI(人見元基)、CHAKA、Yammy、カルロス菅野&熱帯ジャズホーンズら豪華ゲストミュージシャンを織り交ぜてのニューアルバム『FRESH DUDE』(デンジャークルー)も完成させた。円熟味を感じさせつつ遊び心も注入、圧倒的にグルーヴィなバンドサウンドはまさにナニワ流である。「基本的にソロは全部一発なんですよ。今回は総じてみんなで“良いよね”っていうのをOKにしていて、メロディを失敗していなければ直してない。そういうちょこまかした小賢しいことはやめた(笑)。『FRESH』の“フレッシュ”はそういうことだと思う。レコーディングはやり直しも効くわけだけど、ナニワは素っ裸な感じだね」とは岩見談。
 
 7月2日発売Player8月号DEAR MY PARTNERSでは、活動35周年を祝して岩見和彦のギターコレクションを紹介している。「(ナニワエキスプレス結成当初の)NY旅行の際に買ってきたギブソンL5Sが、ナニワのデビューアルバム(『NO FUSE』)に入っている“BELIEVIN’”の音ですね。単音弾きすると凄い綺麗なギターでね、ナニワ以後10年くらい弾いてきたんですが、どうしてもディストーションには合わなくて。東京に出てきてから手放しました。ただそれくらいからありがたいことに“このギター弾きませんか?”って声をかけていただけるようになって、いろいろ弾くようになりました。でもそうしていただいたギターを使わないのは嫌なので、ギターマンやESP、現在のシェクターもそうだけど手元にあるのは弾くものばかりですね。」 ギタリスト人生の中で厳選されていったギターはいわゆるギターコレクターのようには多くないのだが、オールマホガニーで作られたシェクター製の現在のメインギターだったり、またやはりオールマホのビル・ローレンスを所有していたりと、岩見和彦ならではのセンスが感じられるギターが多くてとても面白い。その中から此処では1本だけ紹介したい。

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SCHECTER Ruler Custom Model R-SW260
Photo by TOMUJI OHTANI


 最新作『FRESH DUDE』ではSHECTERが開発したアーチドトップ・シリーズRuler Seriesも活躍している。中でもセミアコモデルのR-SW260は、CHAKAさんをゲストヴォーカルに迎えたブルージーなナンバー「Trust In Me」、往年の名曲「JASMIN」をYammyのヴォーカルで歌ものとして甦えらせた「A Song for Jasmin」でその音色が聴ける。355タイプを彷彿させる小振りなボディデザインが印象的で、昨年の楽器フェア・イベントで使用したところ、弾き心地が気に入り以来愛用しているのだとか。ピックアップにはセイモアダンカンとセス・ラバーにより共同開発されたSH-55n/SH-55bの他、ローランドのディバイデッド・ピックアップGK-3も搭載された仕様となっている。

 35周年を迎えてますますの絶好調なナニワエキスプレスだが今夏全国ツアーを展開。希代のライブバンドのステージングをぜひ体験せよ。東京公演ではなんと人見元基がゲスト・ヴォーカリストとして参加決定だ!

NANIWA EXP Live Schedule
35th Anniversary FRESH & COOL TOUR 2012

8月28日(火) ビルボードライブ大阪
※1stセット 18:30、2ndセット 21:30開演の入替制
 (問) 06-6342-7722

8月30日(木) 19:00、31日(金) 18:30
マウントレーニアホール渋谷プレジャープレジャー
スペシャルゲスト 人見元基(Vo)  
ローソンチケット    0579-084-003(Lコード:79190)

9月4日(火) 19:00 静岡 LIFETIME
 (問) 054-250-0131

9月5日(水) 19:00  浜松 Merry You    
 (問) 053-456-3733
           
9月6日(木) 、7日(金) 19:00 和歌山 OLDTIME
 (問) 073-428-1950

9月8日(土)  19:30 松阪 M'AXA
 (問) 0598-56-4825

9月9日(日) 名古屋 NAGOYA Blue Note    
※1stセット 19:00、2ndセット 20:00開演の入替制
 (問) 052-961-6311

9月11日(火) 19:00  高松 Olive Hall    
 (問) 087-861-0467

9月12日(水) 19:30 広島 LIVE JUKE        
(問) 082-249-1930
         
9月13日(木) 19:00 福岡 Gate's 7
 (問) 092-283-0577

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NANIWA EXP
フレッシュ・デュード
デンジャークルー CD
DCCL-36~37 5月23日 3,990円

クール・デュード〜ベスト・トラックス・オブ・ナニワ・エキスプレス
ソニーミュージックダイレクト CD
MHCL-2059 5月23日 2,800円

2012年6月21日

海援隊のギタリスト千葉和臣のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 毎月ミュージシャンの愛器の数々をフォトグラファー大谷十夢治氏による美しい写真で御紹介するとともに、ヒストリーインタビューにてミュージシャンの実像に迫っているDEAR MY PARTNERS。Player2012年7月号では海援隊のギタリスト、千葉和臣さんを取材しました。「贈る言葉」「スタートライン」「私のなかの銀河」「いつか見た青い空」など一連の作曲を手掛ける名コンポーザーであり、コーラスワークのみならずときに柔らかな歌声も聴かせてくれる千葉さんが、遂に初のソロアルバム『ヒア・アイ・アム』を完成。

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千葉和臣『Here I Am』
FREE SIZE MUSIC RECORDS KCRK-0001 3,000円


 かつて海援隊のメンバーだったこともあるチューリップのドラマー、上田雅利とタッグを組み、彼ならではの珠玉のメロディを60〜70年代ロックテイストのバンドサウンドで聴かせています。94年の再結成以後、海援隊もコンスタントな活動を展開していますが、海援隊とはひと味違ったポップテイストが前面に押し出されているのが興味深いところです。また千葉さんや雅利さんを筆頭に、ビートルズ・フォロワー・ミュージシャンより録られたこだわりのサウンドも聴きどころ! 「“千葉の曲はポップだから、海援隊とは全然違うアプローチのポップなアルバムがいいだろう”というので始まったんです。次作るときはアコースティック主体もいいかなと思いますけど」とは千葉さん談。


千葉さんがリードヴォーカルをとる海援隊の名曲「パラオ ゼロファイター」

 本当は『ヒア・アイ・アム』の楽曲を御紹介したいところなのですがPVなどはないようなので(^^;)。基本的にこの繊細なソングライティングの路線で編まれていると想像していただいて問題ないです。そして千葉さんといえば、アストリアスギターの愛好家としても著名ですね。「福岡でよくコンサートに来てくれる方がアストリアスギターを持っていて。弾かせてもらったら良い音だったんですよ。それで御紹介いただいたんです。それまでギブソンJ-200を弾いてきたので、最初は大きなボディのギターが来るのかと思っていたんだけど、実際に来たのは当時ニューモデルとして開発された小振りなもの(ASTURIAS E.C. Current Maple CU-PU Special)でした。ただ弾いてみたら手にフィットして音も良かったんです。以来、あの形になったんですよね」。海援隊でお馴染みのアストリアス・ギターとともに、昨年還暦祝いのプレゼントとして贈られた赤のアストリアス・ギターも御紹介。

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ASTURIAS Solo Standard Maple CU-PU Red Photo by TOMUJI OHTANI

 この赤はマルボロの赤のイメージで作られたそうでちょっと独自の色合いですね。その他ギターコレクションで綴られたDEAR MY PARTNERSをぜひご賞味ください。

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 千葉和臣さんの直筆サイン色紙、CD、ピック、バッジをセットで読者プレゼントでいただきました。3名様にプレゼントさせていただきますので、ぜひPlayerの感想共々お書きのうえご応募いただけると嬉しいです。応募方法はPlayer7月号P.67も参照にしてみてください。ぜひぜひ記事の感想をお書き添えの上ぜひご応募ください。

2012年6月2日

LOST IN TIME 海北大輔がDEAR MY PARTNERSに登場!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 今年でデビュー10周年を迎えたLOST IN TIME。これを祝しての『BEST きのう編』『BEST あした編』という2枚のベストアルバムがリリースされたほか、アルバムをリリース。5月27日(日)からは札幌Sound Lab moleを皮切りに、LOST IN TIME 10th anniversary TOUR 2012 「10年後の地図に君の名を刻め」 もスタートするなど、実に華々しいニュースが発信されている。5月2日発売Player6月号においても、毎月ミュージシャンの愛器とともに音楽人生に迫っている「DEAR MY PARTNERS」のコーナーで海北大輔が登場! フォトグラファー大谷十夢治氏による美しい写真でお届けする。インタビューにおいても彼ならではのミュージシャン・ヒストリーを追う内容となった。この辺DEAR MY PARTNERSというこのコーナーの特性と、アニバーサリー・タイミングということで実現できたインタビューである。



 ニューアルバム・タイミングだったら新曲をフォーカスした質問が多くなると思うし、その意味でもLOST IN TIMEのファンの方には楽しんでいただけるのではないか。「アンサンブルでドラムと合わせる楽しさ、ギターと和音を構築していく面白さ…。ベースは誰か仲間がいないと成り立たない、僕はそこが何よりベースの魅力だと思うんです」とはインタビューでの発言だが、この辺りに彼ならではのミュージシャン哲学が凝縮されている気がする。そして通常のDEAR MY PARTNERSよりは登場する楽器数は少ないのだが、トレードマークのジャズベースを筆頭に、ノーキャスターやアンプ、鍵盤楽器やエフェクターまで撮影させていただいたのだが、様々な楽器が登場するのはマルチプレイヤーならではの彼ならでは。ベース、ギターを弾き始めるに辺り、取っ掛かりになったという父親のガットギターまで撮影させていただいた。「1、3、4、6弦だけを張って、チューニングもベースに合わせて練習していました(笑)」とは海北大輔談。

 なお写真で海北大輔が手にしている現在のメインベースはFENDER JAPAN Jazz Bass JB62。93〜4年製のようで、ネックグリップのフィット感と鳴りが抜群だったことがメインベース起用の要因となったようだ。ピックアップはディマジオ製に交換したそう。リア・ピックアップからブリッジにかけて見える線のようなものは弦アース線で、弦に触れることで生ずるハムノイズを低減させるためにブリッジに結線している。現在のジャズベースはは回路内で結線されて解決されているので見えなくなっているのだが、60年代初頭までの仕様には露呈していた。JB62は62年製を元としたリイシューモデルなのでその仕様も再現している。3年ほど前までレギュラーで生産されていたそうだが、現在は受注生産品で2ヶ月ほどの納期がかかるとのこと。

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J/S MOD PROCO RAT U CRYO

 ところで撮影した楽器の中で面白かったのがJ/S MOD PROCO RAT U CRYO。一見ノーマルなPROCO RATUなのだが、福井の楽器店、松木屋カゲツロックによるモディファイが施されている。モディファイ内容としては各コンデンサ、抵抗を音質が向上する物に交換、またオペアンプをに関しても自に選定したものに交換している。その上でクライオジェニック処理が成されているのが特徴だ。金属を超低温により処理することで、その金属の特性が変化。強度が増すとともに音質にも影響を与えるという。3年ほど前までレギュラー製品として生産されていたが現在は受注生産品なのだそうだ。

 「30歳を越えて、まだバンドが出来て、全国へ行けるって幸運な事だと思いますし、去年の震災以降、これから先何が起こるかわからない時代なので、1本1本がラスト・ライブだって意気込みで臨みます。必ず凄いライブを観せますよ。“今のロスト イン タイムが一番良いですよ!”って胸張って本気で言えますから」とは海北大輔談。10周年記念ツアーほかライブ活動も精力的に展開されているのでぜひ足を運んでほしい。

LOST IN TIME 海北大輔 Live Schedule

“祝春一番2012″
2012年 5月 3日(木)11:00 大阪:服部緑地野外音楽堂
※LOST IN TIMEは3日に出演
前売3500円/当日4000円/四日通し券12000円
問:春一番オフィス 06-6364-1591
  GREENS 06-6882-1224

“岩海苔、春の歌祭りツアー”
出演:岩海苔(海北大輔×岩崎慧)

2012年5月6日(日) 18:00/18:30 京都SOLE CAFE
“岩海苔、春の歌祭りツアー”
料金 3000円(ドリンク別)
問:SOLE CAFE 075-493-7011

2012年5月12日(土)16:00/17:00 下北沢風知空知
前売\3.000+1D/当日\3.500+1D
問:風知空知03-5433-2191(17時〜26時)

“「松健aniki祭 vol.24」”
共演:セカイイチ、サクラメリーメン

2012年 5月31日(木)18:30/19:00 神戸太陽と虎
前売:2500円(D代別)/ 当日:3000円(D代別)
問:太陽と虎:078-231-5540

2012年 6月 2日(土)18:00/18:30 松山サロンキティ
前売:2500円(D代別)/当日:3000円(D代別)
問:サロンキティ 089-945-0020

2012年 6月 3日(日)18:00/18:30 大分club SPOT
前売:2500円(D代別)/当日:3000円 (D代別)
問:T.O.P.S inc 097-533-0467

“LOST IN TIME 10th anniversary TOUR 2012
 「10年後の地図に君の名を刻め」”

2012年 5月27日(日)17:30/18:00 札幌Sound Lab mole
共演:Ao
前売2,500 円/ 当日3,000 円(ドリンク代別)
問:Sound Lab mole 011-207-5101

2012年 6月 5日(火)18:30/19:00 福岡SPIRAL FACTORY
前売:3,300円(D代別)/当日:3,800円(D代別)
TSUKUSU 092-771-9009

2012年 6月 6日(水)18:30/19:00 岡山CRAZYMAMA 2nd Room
共演:セカイイチ
前売:3,300円(D代別)/当日:3,800円(D代別)
問:CRAZYMAMA 2nd Room 086-225-9014

2012年 6月 8日(金)18:30/19:00 大阪umeda AKASO
前売:3,300円(D代別)/当日:3,800円(D代別) お土産付き
問:清水音泉 06-6357-3666

2012年 6月10日(日)17:30/18:00 名古屋HUCK FINN
前売:3,300円(D代別)/ 当日:3,800円 (D代別) お土産付き
問:JAILHOUSE 052-936-6041

2012年 6月17日(日)16:45/17:30 恵比寿LIQUIDROOM
前売:3,300円(D代別)/ 当日:3,800円 (D代別) お土産付き
問:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900(平日12:00 〜 17:00)

2012年 6月30日(土)18:00/18:30 仙台PARK SQUARE
前売:3,300円(D代別)/当日:3,800円(D代別) お土産付き
問:ノースロードミュージック 022-256-1000

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ロスト イン タイム
『BEST きのう編』 DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT 
CD UKDZ-0117 3月7日 2,520円

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『BEST あした編』 DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT 
CD UKDZ-0118 3月7日 2,520円


2012年4月25日

大槻啓之のギタリスト人生に迫る!

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Photo by TOMUJI OHTANI

 Player2012年5月号のミュージシャン・ヒストリーとともに愛器コレクションに迫るDEAR MY PARTNERSのコーナーには、2011年秋、意外にも初となるソロアルバム『play it loud...!』を完成させた大槻啓之さんが登場です。大槻さんのブログでも触れられています(^^)。

 BEPPやDazy’sなどのバンド活動を筆頭にジェフ・ベック・スタイルのギタープレイなども披露、Player読者なら「Heart And Soul」「Return to Myself」「Heaven Knows」など浜田麻里の一連のヒットシングルを手掛けたことでもお馴染みの存在でしょう。『play it loud...!』は大槻啓之さんの手癖そのものといえるリックが繰り広げられるインストナンバーや、こだわりのカヴァー、フィンガリングプレイを駆使したインストだったりと、大槻啓之のギタープレイ/コンポーザー/トラックメーカーとしての魅力がたっぷりです。ギタークレイジーをニンマリさせる奥深さもありつつ、全体的にはキャッチーなメロディが際立っているので、聴き手を限定させないバラエティ感も魅力ですね。

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Photo by TOMUJI OHTANI

 「ギターが増え始めたのは90年代終わりくらいから。5、6年前くらいがピークでここ最近は逆に整理傾向ですね」と言いつつも、こだわりの弦楽器のほかアンプやエフェクターなどもたっぷり持って来ていただきました。ところでこのコーナーやFROM THE BACKSTAGEでは毎月のように登場する定番の楽器というのがあります。エレクトリック・シタールとかベースVIあたりがその代表格なのですが、AMPEG/DAN ARMSTRONGのルーサイトギターARMG-1、ルーサイトベースARMB-1もそうですね。大槻さんはこのアクリル樹脂ボディで先駆的なアイディアが盛り込まれた楽器が大好きで、以前は複数本所有するほどハマっていたそうです。ARMG-1は着脱式のピックアップが採用されているんですが、大槻さんは全7種のうち4種を所有されていました! コンプリートを目指しているそうなんですがなかなかないんですよねぇ〜。この写真も結構レアですよ!

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 さて大槻啓之さんより直筆サイン入りCD『play it loud...!』を2名様にプレゼントいただきました。応募要項はP.67に載っておりますのでぜひぜひ本誌の記事をチェックの上ご応募ください。

   Playerではみなさんからのご感想、ご意見、リクエストなどをメールでお待ちしております。また記事内をくまなく見ていただけると気づいていただけると思いますが、記事末尾には読者プレゼントが入れられるようにスタッフ各自努力しております。読者プレゼントに関しても同様にメールにてお寄せ下さい。またおハガキでも嬉しいです。160-0023 新宿区西新宿7-22-38興亜ビル9F(株)プレイヤー・コーポレーション レターズ/プレゼント係まで。みなさんからのメールやお便りが僕らの原動力です。心からお待ちしております。Playerを引き続き応援よろしくお願い致します。

Do As Infinity 大渡 亮とブラックビューティの素敵な関係

 現在発売中Player2012年4月号DEAR MY PARTNERSでは、Do As Infinity のニューアルバム『TIME MACHINE』を引っさげて大渡 亮が登場。そのギタリスト人生をたっぷりと語っていただいたヴォリューム感満載の記事に仕上がっている。亮さんと言えばブラックビューティを思い起こす人が多いのでは? 

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GIBSON 1968 Les Paul Custom
Photo by TOMUJI OHTANI


 ところがこのブラックビューティ、実はDo As Infinityが一度解散した後に入手したものだという。それまでのブラックビューティは74年製だそうで、つまりは解散前のアルバムで聴くことができるカスタムのサウンドは74年製なのだが、再結成後のハムバッカーサウンドはほとんど68年製を弾いているのだという。意外にも74年製ブラックビューティは弾き心地がどうも満たされず探していて、現在メインの68年製はネックグリップが気に入って入手した1本なのだそう。「音圧もあって明るさもあるので、“アンプ直で弾くとカスタムならではの存在感が出るな”って思いますね」とは亮さん談。再生産初年度の68年製でナンバードPAFを搭載している。

 Do As Infinityの最新作『TIME MACHINE』(エイベックス)は、盟友・亀田誠治、河村“カースケ”智康ら敏腕ミュージシャンとともに編み上げており、まさにそのバンドサウンドが聴きどころだ。亮さんはソリッドなドライブトーンから透明感あふれるアコギのアルペジオまで、多彩なギターサウンドを堪能させてくれる。「曲によってはドラム、ベース、リズムギターは大部屋で一緒にやっていますね。乗せものもあまりに部分的にギターを変えたりしていくと、定位感やレンジ感がごちゃごちゃになり散漫になるのをこの10年で学んだので。ギブソン系1本で土台を作ったら、フェンダー系で軸はこっちという感じで、定位まで考えてギター決めをしていったのが、結果的にバンド感に繋がっていったところはありますね」 05年の日本武道館公演で一度解散したものの08年に活動を再開したDo As Infinityだが、昨年のライブハウスツアーに続きいよいよ全国ホールツアーがスタートする。追加公演で七夕に渋谷公会堂公演も決定したのでチェックしてほしい!

Do As Infinity LIVE TOUR 2012〜TIME MACHINE〜
3月31日(土)戸田市文化会館
4月7日(土)仙台市青年文化センターシアターホール)
21日(土)関内ホール
5月3日(木・祝)中京大学文化市民会館プルニエホール
5日(土)香川・アルファあなぶきホール・小ホール
20日(日)福岡国際会議場
6月3日(日)新潟りゅーとぴあ劇場
10日(日)大阪NHKホール
22日(金)広島アステールプラザ中ホール
7月7日(土)渋谷公会堂 
http://d-a-i.com/

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Do As Infinity
TIME MACHINE
エイベックス 2月29日
CD+DVD AVCD-38413 4,990円
CD AVCD-38414 3,150円


2012年3月25日

吉田 仁のひと味違う楽器コレクション


Salon Music 「It's A Little Thing」

 Salon Musicが9年振りの新作『Sleepless Sheep』を完成。昨年11月にリリースされたのですがこれが素晴らしい。竹中仁見、そして吉田 仁の2人による美味なリフが絡み合うアナログライクな弦打鍵盤楽器の競演に、2人のウィスパーなハーモニーが重なるガーデンウォール・サウンドは健在! ゲストではアナログフィッシュの斉藤州一郎が素晴らしいドラミングを披露していて、またリズムボックスや打ち込みリズムの曲にしてもそのリズムの感触は柔らかで繊細。トレンドの音がどうこうっていうんではなくて、完全にサロンでしか作れない音ですね(ちょっと初期っぽいムードがあるのがまたファン感涙のポイント)。全曲ハズレがないなぁ、とじーんとしていたら、なんと仁さんの楽器コレクション取材が叶いました。Playerの登場はかなり久々です…9年アルバム出ていなかったし。

 Salon Musicの存在は先駆的でした。だいたいかの名曲「Hunting on Paris」は国内より先にまず英国で話題となり、国内外で大きな注目を浴びたというのがスタートです。ホンダCR-XのCMソングとして起用されたシングル「Spending Silent Night」(あぁ、なんてドリミー〜!)で80年代国内ポップシーンにおいてその存在を知らしめます。86年からは自身のスタジオ“GARDEN WALL”を設立、やがてはエンジニアリングまでミュージシャン自らが手掛けるレコーディング・スタイルを確立。プロツールスが浸透して今でこそセルフレコーディングのミュージシャンなんて当たり前の世の中なわけですが、当時はなかなか前例のないスタイルだったのです。その辺の模索についてもインタビューで語っていただいています。


Salon Music 「TELL ME YOUR THOUGHTS」

 仁さんと言えば、最近だとSISTER JET、PLASTICZOOMSなどfelicityレーベルもののエンジニアやプロデューサーなどでも大活躍ですが、それこそThe Flipper's GuitarやThe Collectorsのプロデュースで、ギターロックの音作りの匠みたいなイメージもあります。実際、今回の『Sleepless Sheep』の音も凄いですし! 僕などはシューゲイザー〜オルタナ移行期(当時こういう名称はなくて、この手の音楽愛好家はUKインディとかUSインディみたいな言い方をしていたかと思います)に『Psychic Ball』を聴いて、“日本人でも洋楽の音が作れるのか!”と物凄くびっくりしたことが忘れられません。実際フリッパーズ以後、洋楽と邦楽の音の壁っていうのは崩れていくことになるのです。仁さんはまさにその壁を壊したミュージシャンの1人であります。ま、もともと英国で高い評価を受けていたから当然といえば当然の成り行きだったかもしれませんが、それにしても国内ポップミュージック市場(史上)においては大変な偉業です。

 ギター、ベース、シンセからエフェクターなど、仁さんこだわりの機材を撮影させていただいたのですが、その楽器セレクトは非常にユニークでした。一般的にはビザール系と称されるような楽器も含んでいるわけですが、そこに行き着いた経緯が仁さんらしいのです。レコーディングでスウェーデンのポーラミュージック・スタジオ(ABBAの所属レコード会社だったポーラミュージックがABBAのために設立したレコーディングスタジオ)を訪れた際、そこにあったABBAの楽器をチェックして弾き比べたところ、ディアルモンド製P.ピックアップの楽器が圧倒的に出力が高くて良い音がする!と開眼。帰国後、収集し始めたんだそうです。またプロデュースしているバンドがこれらの楽器をレコーディングで使うこともあるようで。こういうエピソードを掲載できるのはまさにPlayerならではって気がしますね。ぜひ本誌インタビューをお楽しみください。

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EPIPHONE Sheraton Photo by TOMUJI OHTANI

 さて撮影させていただいた楽器の中で、とりわけ印象的なものを1本だけご紹介しましょう。『Sleepless Sheep』レコーディングでも大活躍したEPIPHONE Sheratonなんですが、どうだ! このルックス! 83年に購入したというメイドインジャパン製エピフォンなんですが、ちょっと響きが強過ぎるのが気になったという仁さん。そこで考えたのが革工芸家である竹中仁見さんの母に、革製のボディカバーを作ってもらったのだそうです。これを装着したところバッチリな音に! 現在も装着されたままの状態で使用されています。このボディ鳴りにおけるバランスの取り方も仁さんならではのアイデアって気がしますね。

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Salon Music『Sleepless Sheep』
felicity PECF-1034 2,500円

2012年2月21日