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vol.06 1956 GRETSCH PX6120 Chet Atkins Hollow Body

多くのファンを魅了するグレッチの人気ホロウ・モデル
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Photo by TAKAHIRO HOSOE 

ロカビリー・ブームと共に1950年代一世を風靡した、グレッチのホロウ・ギター。中でも、グレッチPX6120チェット・アトキンス・ホロウ・ボディは、エディ・コクランを筆頭に多くのロカビリー・ミュージシャン達に使用され、時代を象徴するギターとなった。PX6120はチェット・アトキンスのミュージシャン・モデルとして登場し、60年代になると彼の意向によってダブルカッタウェイ・シェイプへモデル・チェンジされた。今回はグレッチを代表する人気ホロウ・モデル、1956年製PX1920チェット・アトキンス・ホロウ・ボディを紹介する。

Vol.5 1959 GIBSON ES-335T

ギブソンを代表する人気セミ・アコースティックの初期モデル
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

ギブソンから1958年に発売されたセミ・アコースティック・ギター、ES-335T&ES-355TD。ソリッド・ギターとエレクトリック・アーチトップの中間に位置するギターとして誕生した。ギブソンのソリッド・ギターに興味があるものの、“レスポール・モデルは小型過ぎる”と感じていた、エレクトリック・アーチトップを愛用するジャズ・ギタリストを取り込む形で、その人気を博していった。ソロをフューチャーしたジャズ・ギターにおいては、アコースティック・アーチトップに勝るサステインと芯の強さを備えた、セミ・アコースティックのサウンドは大きな魅力だった。また、アーチトップと変わらない弾き心地に加え、フィードバックが起こりにくい利点も備えていた。

Vol.4 1952 FENDER Telecaster

時代を超えたフェンダーのスタンダード
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

フェンダーから1950年に発売されたブロードキャスター(テレキャスター)は、初めて市場に受け入れられたソリッド・エレクトリック・ギターとなった。また、発売以来65年が経過した現在でも、発売当初の様子を色濃く残したまま製造が続けられている。この事実はギターの完成度の高さを示すと同時に、見方を変えれば一般的なエレクトリック・ギター・サウンド自体がテレキャスターによって牽引されてきたとも言える。シンプルな外観や構造、そして存在感のあるストレートなトーン。テレキャスターの魅力は、ギターの持つイメージそのものかもしれない。カントリー、ブルース、ロック、パンクとそれぞれの音楽スタイルにファンがいることもテレキャスターならではの特徴だろう。

Vol.3 1958 FENDER Jazzmaster

高級感溢れる外観と艶やかなトーン
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

フェンダーが1958年にリリースした、ジャズマスター。テレキャスター、ストラトキャスターに続くフェンダーの“第3機種”として安定した人気を誇り、メロウで艶のあるトーンを備え、2つのピックアップを使ったハムキャンセル環境が作り出される。フリー・フローティング・トレモロを採用し、滑らかな弾き心地を実現した“大人のエレクトリック・ギター”である。

Vol.2 1954 FENDER Stratocaster

画期的な仕様を搭載した誕生年モデル
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

フェンダー・ストラトキャスターは、テレキャスター、プレシジョン・ベースに続くモデルとして1954年に登場した。常に最高の機能性を追求するレオ・フェンダーによって開発されたストラトキャスターは、3ピックアップ・デザインやオリジナルのトレモロ・ユニットなど、驚くほど独創的な仕様と高い完成度を誇っている。

Vol.1 1963 GIBSON Les Paul Standard

様々な仕様変更が行われた過渡期のレスポール
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

人気コーナー”バック・イン・スタンダード”が”ヴィンテージ・ギターアーカイブス”としてリニューアル! 5ページのオールカラーで、さらに深くヴィンテージ楽器の魅力について迫ります。第1回目は1963年製ギブソン・レスポール・スタンダードを紹介する。