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UP AND COMER 2017 海外注目アーティスト特集

2016〜2017年に日本デビューの海外新人アーティスト特集。若き新人からシーンでキャリアを積んだ実力派まで、15アーティストをピックアップ。ロックバンドからシンガーソングライター、異色アーティストにも注目!

JACK GARRATT  ジャック・ガラット
ジャンル分け不要な破格の天才

ジェイムズ・ブレイク、エド・シーラン、サム・スミスなど、2010年代も傑出した才能を持つ逸材が登場するイギリスから、眩いばかりの“新星”ジャック・ガラットが2016年に登場。イギリスの新人登竜門「ブリット・アワード批判賞」と「BBCサウンド・オブ2016」で堂々1位に選出され、その後フジロックを含める世界の大型フェスに出演。1人でギター、鍵盤、ドラムなど複数の楽器を操る独創的なパフォーマンスが話題になった。こちらはルーパーを巧みに利用する様子がわかる「Worry」だが、やはりボーカルとギターが聴きどころだ。


フェーズ ユニバーサルミュージック UICI-9050 発売中 2,376円(税込)



SHAWN MENDES  ショーン・メンデス
大注目を集める若きカナダのSSW

2016年12月には日本初のファンミーティングも開催され、3月8日にはいよいよ日本盤CDも発売、この春には待望の日本デビューが予定されているショーン・メンデス。ジョン・メイヤー、エド・シーラン、ジャスティン・ティンバーレイク、ブルーノ・マーズなどに影響を受けたというカナダの若き18歳のSSWだが、ここ数年続いているギターを弾くSSWの大注目ニューカマーのひとり。こちらはギターオリエンテッドな魅力も伝わる「Mercy」のPV。


イルミネイト ユニバーサルミュージック 輸入盤/配信 発売中 オープン価格



THE HEAD AND THE HEART  ザ・ヘッド&ザ・ハート
インディ・フォークの潮流を広げる

00年代半ばから活動するボン・イヴェールやザ・ルミニアーズなどにより、良質な音楽として新たな注目を集めているインディ・フォーク。ザ・ヘッド・アンド・ザ・ハートもそのひとつと言えるが、2016年の3rdアルバム『サインズ・オブ・ライト』がメジャーからリリースとなりその潮流をより広くした。米国の新世代による新たなフォークロック「All We Ever Knew」。


Jonathan Russell(vo,g), Josiah Johnson(vo,g), Charity Rose Thielen(vo,vio), Kenny Hensley(p), Chris Zasche(b), Tyler Williams(ds)

サインズ・オブ・ライト ワーナーミュージック・ジャパン WPCR-17450 発売中 1,980円(税抜)



BLOSSOMS  ブロッサムズ
新世代のUKロック

2016年8月に1stアルバム『ブロッサムズ』が発売され、全英1位を獲得(日本盤はリリース前からの人気曲も加えた新装盤として2017年1月に発売)。プロデュースにはジェイムズ・ケリーを起用。そこにはサイケデリア、インディロックに加えて、シンセポップという側面も反映され、彼らが新世代のUKロックだとわかるだろう。こちらはメロディアスな魅力が満載の「Blown Rose」のPV。


Tom Ogden(vo), Joe Donovan(ds), Charlie Salt(b), Josh Dewhurst(g), Myles Kellock(key)

ブロッサムズ ユニバーサルミュージック UICR-1129 1月20日 3,130円(税抜)



THE LEMON TWIGS  ザ・レモン・ツイッグス
恐るべき才能を誇る10代の兄弟

NYのロングアイランド出身、ブライアンとマイケルのダダリオ兄弟によるインディロック・デュオ、ザ・レモン・ツイッグス。まず驚くべきはその若さであり、2016年末時点で兄のダダリオは19歳、弟のマイケルは17歳! 彼らが織り成す音楽は決して奇を衒ったインパクト勝負のものではない。ビートルズ、特にポール・マッカートニーを彷彿とさせるソングライティングと、自由度の高いアレンジセンスでクラシックロック愛好家も唸らせる楽曲を生み出している。こちらはビートルズへの愛情も迸る「These Words」。


Brian D’Addario(g,key,vo,ds), Michael D’Addario(g,key,vo,ds)

ドゥ・ハリウッド ホステス・エンタテインメント BGJ-1070 発売中 2,400円(税抜)



PALACE  パレス
美声とクリーントーンが織り成す陶酔の世界

ロンドン出身の4人組インディ・ロックバンド。2014年と2015年にEPを1枚ずつリリースしたが、アルバムリリース前の状態にも関わらず、2016年の夏はグラストンべリー、レディング&リーズなどの大型フェスティバルへの出演を果たした。しかし、それを不思議と思わせないのが4人の音楽性。リバーブをたっぷりと効かせたルーパートのギターはU2さながら、譜割りの大きなメロディをなぞるレオの歌声もどこかコールドプレイのクリス・マーティンを想起させる。そんなパレスの魅力がよくわかる「Brake The Silence」。


Leo Wyndham(Vo,g), Rupert Turner(g), Will Dorey(b), Matt Hodges(ds)

ソー・ロング・フォーエヴァー ホステス・エンタテインメント HSU-19422 1月25日 2,100円(税抜) 



FORT LEAN  フォート・リーン
ソングライター5人の真価を発揮

本格的な活動は2011年からスタート。その活動初期にリリースした2枚のEPが好評を博し、ハイムやフューチャー・アイランド、アンノウン・モータル・オーケストラなど、アメリカの気鋭インディロックバンドと共演。満を持して待望のデビューアルバム『クワイエット・デイ』がリリースされたフォート・リーン。5人全員がソングライティングを手掛けるという彼らの音楽は、一聴して口ずさめる極上のポップソングから、ラフかつダイナミックなロックンロール、哀愁を誘うエレクトロポップまで、5人の個性が存分に反映されている。こちらはサイケデリック感漂う「21」。


Keenan Mitchell(vo,g), Zach Fried(g), Will Runge(key,g), Jake Aron(b), Sam Ubl(ds)

クワイエット・デイ Pヴァイン PCD-24570 発売中 2,400円(税抜)



THE STRUTS  ザ・ストラッツ
70年代ロックのリバイバル

ロックリバイバルのニューカマー、ザ・ストラッツはクイーン、ザ・ローリング・ストーンズ、エアロスミス、etc.といった70年代の華やかなロックを彷彿させる。とりわけボーカルのルーク・スピラーはフレディ・マーキュリーを彷彿! 「サマーソニック2016」にも出演、単独来日公演に併せていよいよ日本デビューアルバムもリリースされる注目のロックバンドだ。「Could Have Been Me」のPVでは彼らのロック感がよくわかる。


Luke Spiller(vo), Adam Slack(g), Jed Elliott(b), Gethin Davies(ds)

エヴリバディ・ウォンツ ユニバーサルミュージック UICS-1321 2月3日 2,500円(税抜) 



SUNDARA KARMA  サンダラ・カルマ
満を持してアルバムデビュー

18歳になりフルタイムでバンド活動を始めて、スイム・ディープ、ダーリア、サーカ・ウェーブス、ザ・ウォンバッツなどのサポートアクトを行なっていたサンダラ・カルマ。メンバー全員が20歳を超える2017年1月、ついに1stアルバムが発売。新たな世代のアップビートから、原点にあるインディポップまでが根ざしているアルバムだ。「Flame」は独自のエキゾチシズムがフックになっている。


Oscar Lulu(vo,g), Haydn Evans(ds), Ally Baty(g), Dom Cordell(b)

Youth is Only Ever Fun in Retrospect ソニーミュージック 輸入盤 1月6日 1,604円(税込)



KATY GUILLEN & THE GIRLS  ケイティ・ギレン&ザ・ガールズ
若き米国の女性ブルースロック

19世紀後半にアメリカで誕生したブルースはロックギターのルーツと言って間違いないが、21世紀になっても世界のブルースシーンには新たなミュージシャンが登場している。2016年に日本デビューしたケイティ・ギレン&ザ・ガールズもそのひとつだが、ブルースロックを指向しながらもオリジナリティを放つ、米国カンサスの女性ブルーストリオだ。こちらは骨太なギターサウンドが堪能できる「Heavy Days」。


Francis Tobolsky(vo,g,flt), Tim George(g), Patrik Dröge(b), Leo Vaessen(ds) 

ヘヴィー・デイズ BSMFレコード BSMF-2523 発売中 2,400円(税抜)



THE PARROTS  ザ・パロッツ
情熱と太陽の国が生んだガレージロック

女子4人組のガレージロック・バンド、ハインズの登場により、徐々に注目を集めつつあるマドリードのガレージロック・シーン。その中でも最もハインズの次に続きそうなのが、3ピースバンドのザ・パロッツだ。その特徴はガレージロックに半ば付きものの“不良感”が極めて希薄で、カビ臭い地下のライブハウスよりも快晴の空の下が似合ってしまうところだろう。「All My Loving」のPVでも、ビザールギターで明るいガレージサウンドを響かせている。


Diego Garnés(vo,g)、Alex de Lucas(b)、Larry Balboa(ds)

ロス・ニーニョス・シン・ミエド〜恐れなき子供たち〜 ホステス・エンタテインメント HSE-3862 発売中 2,100円(税込)



PUNCH BROTHERS  パンチ・ブラザーズ
ブルーグラスの進化形アメリカーナ

米国ブルーグラス・チャートで1位を記録する程に注目されているパンチ・ブラザーズは、2016年に日本デビューアルバムが発売され、来日公演も成功させた。ブルーグラスのバンド編成にして、インディロック/フォーク、ジャズ、クラシックなどあらゆるジャンルから編み上げる音楽は新世代のアメリカーナだ。こちらはその楽器編成でカバーするザ・ストロークスの「Reptilia」。


Chris Thile(mandlin,vo), Gabe Witcher(fiddle), Noam Pikelny(banjo), Chris Eldridge(g), Paul Kowert(b)

燐光ブルース ワーナーミュージック・ジャパン WPCR-17290 発売中 2,400円(税抜)



D.D DUMBO  ディー・ディー・ダンボ
オーストラリアの鬼才SSW

オーストラリア・カスメルーン出身のSSW、オリバー・ヒュー・ペリーによるソロプロジェクトのディー・ディー・ダンボ。“エクスペリメンタル・ブルース・ループ・ポップ”からスタートして、ライブでの独特なソロパフォーマンスがスタイルになっている。2016年に日本デビューとなった1stアルバムではその音楽性も格段の広がりを見せている。こちらは無国籍なメロディとリズムが魅力的な「Satan」のPV。


Oliver Perry(vo,g)

ユートピア・ディフィーテッド ホステス・エンタテインメント BGJ-1074 発売中 2,100円(税抜)



THANK YOU SCIENTIST  サンキュー・サイエンティスト
普通に飽きた人々に送る革新的ロック

ビートルズやクイーンのキャッチーなポップ性から、プログレのスリリングな曲展開、さらにジャズやクラシックまでを柔軟に吸収した壮大でスリリングなサウンド。サンキュー・サイエンティストの音楽性は万華鏡の様に色彩豊かで独創的だ。ハードなギターサウンド、リズムセクションから、ホーンセクション、ストリングス、そして繊細なボーカルも含めたアンサンブルは一聴の価値あり。「A Wolf in Cheap Clothing」のライブ映像からもジャンルでは語れない彼らの魅力がわかる。


Salvatore marrano(vo), Tom Monda(g), Cody McCory(b), Odin Alvarez(ds), Ben Karas(vin), Ellis Jasenovic(sax), Andrew Digrius(tp)

ストレンジャー・ヘッズ・プリヴェイル ビクターエンタテインメント VICP-65405 発売中 2,500円(税抜)



ANDY WOOD  アンディ・ウッド
最先端のテクニカルギタリスト

ガズリー・ゴーヴァンの登場以降、そのレベルがさらに高まったテクニカルなロックギターシーン。日進月歩で進化し続けるこのシーンに新ヒーロー、アンディ・ウッドが登場した。ピッキングとフィンガリングで破格のテクニックを誇りながら、表現力豊かなギターのトーンと優れた楽曲クオリティが群を抜いており、そのポテンシャルは他を圧倒中。こちらは表現力豊かにギターを歌わせるインストバラード「REACH」のライブ映像。


ウッド・アンド・ワイヤー〜超絶異次弦楽〜 キングレコード KICP-1813 発売中 2,600円(税抜)

2017年3月号で特集掲載




Player8月号でLOUDNESS『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』特集

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Photo by YOSHIKA HORITA

 7月2日発売Player2016年8月号では、デビュー35周年を迎えてますますワールドワイドにロックし続ける我らがラウドネスの特集記事を展開しています。7月6日に35周年記念特別企画としてお目見えする最新作『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』は、衝撃のデビューアルバム『THE BIRTHDAY EVE~誕生前夜〜』 、2nd『DEVIL SOLDIER~戦慄の奇跡〜』、3rd『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章〜』という初期 3 枚のアルバムを中心としたセルフカバー作品。リメイクアルバムは過去にも存在するものの、現メンバーとしては初の企画であり、基本的には原曲のイメージを踏襲しつつも、最新型バンドサウンドが体感できる仕上がりが聴きどころです。なお35周年記念のリミテッドエディションにはファン投票により選曲されたオールタイムベストアルバム、さらに昨年9月に渋谷公会堂で行なわれた『THUNDER IN THE EAST』完全再現ライブを収めたライブDVDも付属しています。

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LOUDNESS 35th Anniversary LIMITED EDITION
完全期間限定生産盤(2CD+DVD)
SAMSARA FLIGHT ~輪廻飛翔~
COZP-1186~8 7,000円(税抜)


 さてPlayerでは恒例となりつつある、最新インタビュー+機材レポによるラウドネス特集。今回は高崎晃、二井原実、山下昌良による最新インタビューをライターの金澤隆志さんにお願いしました。単に当時のエピソードを聞き出すということにとどまらない、現在ならではのレコーディングアプローチ、痒いところまで手が届くようなこだわりの部分を三人に言及していただいています。さらに最新機材レポートにおきましては、3月に行なわれた六本木EXシアター公演のゲネプロ時に撮影した写真を中心に構成。高崎晃の最新アンプシステム、山下昌良の最新シグネチャーベース、VIGIER Arpege Masayoshi Yamashita Signature Model V4ECC BLRS MY Blue Rising Sunを筆頭に、鈴木政行のPEARL Carbonply Maple/SABIAN Cymbalsなどを美しい写真で紹介しています。

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LSAMSARA FLIGHT ~輪廻飛翔~
通常盤 CD(セルフリメイクアルバム 全 12 曲+ボーナストラック「ROAD RACER」を11曲名に追加) COCP-39624 2,800円(税抜)
ウィッシュボーン・アッシュ「百眼の巨人アーガス」、ロキシー・ミュージック「アヴァロン」辺りも思い起こすカッコイイジャケットですね!


 そして『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』で使用された高崎晃のギター写真に関しては、Playerより7月20日に発売される『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』 に収録される写真を使用して紹介しています。話題のSEYMOUR DUNCAN Akira Takasaki Signature Pickup“THUNDER IN THE EAST”を搭載した、KILLER KG-Prime Origial 2015、KILLER KG-Prime Signature 2014を始め、最新シグネチャーであるKG-Prime Signature Ultimateを紹介。さらにESP Random Star -Black Star-にNAVIGATOR Random Star、そして本邦初公開と思われます、FENDER American Vintage Series Stratocasterもレポートしています。機材レポと合わせて『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』の世界をご堪能ください。

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 読プレでTシャツもいただきました! これにメンバー全員のサインを入れていただきます。是非是非軽く記事の感想なども書いていただき、こちらよりメールにてご応募お待ちしております。

 そして『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』の方も無事立会印刷も終わりまして製本行程へ突入。細部までこだわって作っておりますので完成をお楽しみに。詳細は特設サイト及びPlayerフェイスブックでもお伝えしております。好評につき刷り数も予約特典の発注数も増やしましたのでまだ予約間に合います! お近くの楽器店や書店、そしてローソンHMVなどでご予約お待ちしております。

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約80本の美しいギター写真を収録するだけじゃない
高崎晃 永久保存版のギター本 
好評につき受注予約期限延ばしました!


 Playerより『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』が7月20日に発売されます。高崎晃のトレードマークであるKILLERプライムやESPランダムスターを筆頭に、プライベートコレクションを含めて約80本の美しいギター写真を収録。さらに最新アンプシステムやエフェクトボードなども撮影。ギター写真、イメージカットとともに、高崎さんによるフォトセッションの全てが撮りおろし!
 撮影はPlayerのVINTAGE FILEなどでお馴染み、国内ギター撮影の第一人者とも言えるフォトグラファー大谷十夢治さんです。

 そして撮影したギター、機材についての解説も巻末に掲載します。さらには28,000字に及ぶ高崎さんのロングインタビュー! 単なるギター写真集には終わらない内容です。高崎さんのギター本として究極の内容となるのではないでしょうか。

 現在楽器店及び書店、ローソンLoppi/エルパカ/HMVにて予約受付中です。初回出荷分にはPlayerの80〜90年代(2000年代のものもちょこっと入るかも…)のLOUDNESS関係の過去記事を収録したCD-ROMを付属。さらにギターポストカードも付いてきます。7,400円(+消費税)/7,992円(税込価格)と大変高価な本にはなるのですが、印刷まで含めて徹底的にこだわったPlayerにしかできない一冊をお届けします。

 現在販促企画として(!?)、『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』のために撮影した写真を毎日1枚ペース(無理なときもあるかもしれませんがなるべく…)を目指してアップ中です。写真集には収録されない写真なども貼っていきますので、お楽しみいただきつつどんな本に仕上がるのかを期待していただければ幸いです。


Ken Yokoyama 8年振りの日本武道館公演のライブ&機材レポート!

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ニューアルバム『Sentimental Trash』を引っさげてKen Yokoyamaが展開してきた全国ツアー。その千秋楽は8年振りとなった日本武道館公演“DEAD AT BUDOKAN”。Player5月号ではライブ・レポートと武道館公演の3日前に下北沢GARDENにて行なわれたプレミアム・ライブ“Punk rattle ‘N Roll”のリハーサル現場でキャッチしたKen Bandの最新ステージ機材を7ページのボリュームで紹介!

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本誌では初紹介となるGRETSCH G6128T FSR Jet Solid Body
Photo by TOMUJI OHTANI

横山のシグネチャー・モデルを筆頭としたグレッチ・ギターの数々はもちろん、Hidenori Minami、Jun Gray、松浦英治の使用機材も完全網羅。一部、武道館公演では使用されなかった機材も含まれているが、Ken Bandのアンサンブルを支えるこだわりの愛器たちが並ぶ。

6月22日(水)には東京スカパラダイスオーケストラとのタッグによるシングル『道なき道、反骨の。』リリースも控えるなど、日本のロックシーンを盛り上げてくれそうなKen Yokoyama。本誌では今後もその動向を追っていく予定だ!

DAVID BOWIE 追悼特集 さようなら、デヴィッド・ボウイ

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Photo by JIMMY KING

2013年3月の『ザ・ネクスト・デイ』は10年振りの新作ということで世界のロックファンに新鮮な驚きをもたらした。そして2016年1月8日、69歳の誕生日に新作『★(ブラックスター)』がリリースされ、本格的なボウイの活動再開が期待された。しかし、その2日後の1月10日、癌による死去が伝えられた。そんなデヴィッド・ボウイを忍んで、60年代末のソロデビューから現在までを辿るアーカイブ特集を急遽掲載した。

 1969年「スペイス・オディティ」の貴重なオリジナルPV。人類初のアポロ11号月面着陸のTV特番タイアップにも使われた出世曲。そこはかとなくアングラ感が漂っている。


 こちらが1972年『ジギー・スターダスト』収録の「スターマン」。TV番組の収録だがグラムロック期の朋友、ミック・ロンソンとのコンビネーションが楽しめる映像。まさにいい曲!


 グラム〜ファンクに移行した後、イーノとともに暗くてアーティスティックなベルリン3部作時代に突入。1977年の「ワルシャワの幻想」を今聴くと悲しいレクイエムに…


 そして1983年『レッツ・ダンス』収録の「レッツ・ダンス」PV。まさに一斉を風靡した80’sのダンスナンバー。ベルリン時代の真逆を行く!


 80年代に終わりを遂げる頃、ボウイはロックバンドであるティン・マシーンを結成した。こちらは1991年の「クラック・シティ」のライブ映像。時折しもグランジが勃発している。


 短命にして終了したティン・マシーン後、90年代後半はライブは行うが作品は第二の閑静期に。そして朋友、トニー・ヴィスコンティと再びタッグを組み、2002年『ヒーザン』、2003年『リアリティ』をリリース。そのワールドツアー中に動脈瘤で緊急入院する。こちらは2004年のリアリティツアーの「ニュー・キラー・スター」。



 ボウイは10年間のブランクを経て、2013年に突如『ザ・ネクスト・デイ』をリリースして世界中のファンを驚かした。そして2016年『★(ブラックスター)』をリリースした2日後に訃報が届く。これが最後の最新型ボウイの「ブラックスター」PVで、最後のボウイの映像が収められている。合掌。


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デヴィッド・ボウイ ★(ブラックスター)  ソニーミュージック Ble-Spec 2CD SICP-30918 2,500円(税抜)

2016年4月号(3/2発売)で特集掲載

高崎晃 ESP Rondom Star Story



LOUDNESS『THUNDER IN THE EAST 30th Annversary Edition』トレーラー

ラウドネスの世界進出アルバム『THUNDER IN THE EAST』から30年…これを祝してコロムビアから『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』がリリースされた。メンバー監修による最新リマスター音源に加えて、何より衝撃的なのはこのたび発掘されたドキュメンタリー 『A Documentary of THUNDER IN THE EAST』、そしてライブ映像 『THUNDER IN THE EAST 1985 US TOUR LIVE』を収めたDVDである。想像以上にコンディションも良く、完成度も素晴らしい当時のフィルムの存在自体がサプライズ性たっぷりであり、当時から先駆的だったラウドネスの歩みとその圧倒的なバンドサウンドが再認識できる。また限定ボックスでは本邦初公開のデモ音源(とは言え、当時国内レコスタで撮られたスタジオクォリティ!であり何故今までリリースされなかったのかが不思議…)も話題だ。まるでこのタイミングを待っていたかのように実現した企画であり、リアルタイムのファンは勿論のこと、若い世代にラウドネスの偉業を伝えられることも喜ばしいこと。さらにこのタイミングで各社からラウドネス関係のリリースも続いている。ユニバーサル インターナショナルからは最新作『THE SUN WILL RISE AGAIN』のU.S.ミックス盤、ワーナーミュージックからも80〜90年代のカタログ、高崎晃のソロ作『氣』『輪』がリーズナブルな価格でリイシューされているのでこちらもチェックしてほしい。

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ESP RANDOM STAR -THE BLACK STAR- Photo by TOMUJI OHTANI

そしてラウドネスの2016年デビュー35周年を目前にESPから発売されたのが、高崎晃の最新シグネチャー・ランダムスター“ザ・ブラック・スター”である。すでに「LOUD∞OUT FEST 2015」やB’zとのジョイントライブ「ROCK BEYOND ROCK」、そして現在も展開中の「LOUDNESS WORLD TOUR 2015 ″THE SUN WILL RISE AGAIN″〜30th Anniversary THUNDER IN THE EAST〜in JAPAN」でもプレイされて話題の最新ランダムは、80年代のランダムスターに通じるテイストを重視しつつも新時代のランダムを目指して製作されたもの。デザインは高崎晃自身によって行なわれており、ESPチームとのコラボレーションによりピックアップを筆頭に様々な最新のアイデアが盛り込まれている。『THUNDER IN THE EAST』30周年で各音楽雑誌を賑わせているラウドネスだが、12月2日発売Player2016年1月号では「高崎晃 ESP Rondom Star Story」と題して、ランダムスターの視点から観た高崎晃のギターストーリーを追求した。勿論、高崎晃の最新インタビューも掲載しており、『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』ついては勿論、“ザ・ブラック・スター”の登場でさらなる脚光を浴びているランダムスターもたっぷりと語っていただいている。さらに高崎晃のギターを手掛けるESP A&R加藤卓也氏のインタビュー、さらにランダムスターの変遷をまとめたストーリーとともに、今もなお進化し続けるランダムスターの魅力に迫っているので是非ご一読いただきたい。

L'Arc~en~Cielの最新ライブ機材レポート

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 11月2日発売Player2015年12月号では、9月21〜22日、大阪 夢洲(ゆめしま)野外特設会場にて約10万人を動員して行なわれたL'Arc~en~Cielのライヴイベント“LIVE 2015 L'ArCASINO”の模様をレポート。ライブレポート共に、L'ArCASINOを支えた最新ギアを紹介している。カジノをテーマにした壮大なステージに白いリムジンで登場するなど、L'Arc~en~Cielならではのサプライズ性たっぷりの演出で話題となった本公演。「trick」ではメンバー4人全員がギターをプレイしたほか、12月23日(水)に4年振りのシングルとしてリリースされる新曲「Wings Flap」も初披露された。なおSony Music Shopで「Wings Flap」を予約すると、現在特設サイトにてフルサイズ試聴ができるキャンペーンも行なわれている

機材面においては、hydeのメインギターであるZODIACWORKS Custom-made for hydeに、メタルフロントのエングレイヴ処理が施されたり、kenのFENDER CUSTOM SHOP ken Storatocaster Galaxy Red Masterbuilt、そしてGalaxy Red Teambuiltにはken自身によるエイジド加工がされていた。また、tetauyaはESPより最新シグネチャーベースtetsuya model GRAMBELLYをリリースしたことでも話題に。初のアーチドトップモデルとなったGRAMBELLYは、L'ArCASINOでもメインベースとして大活躍。さらにyukihiroのドラムセット PEARL MASTERS PREMIUMCustom MRPX 6ply Mapleは、1バスドラムによるまったく新たなセッティングが採用されていた。またスネアドラムに関しても14”×3.5”のシグネチャースネアではなくて、HEK1450 14”×5”と彼にしては深胴のスネアをプレイ。4人全員の機材に新たな要素が加味されていたのが大変面白い。是非11月2日発売Player2015年12月号掲載「L'Arc-en-Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO 最新ギアレポート」をご一読いただきたい。


TUBE 恒例のスペシャル・ライブでの使用機材をレポート


今年でデビュー30年の節目を迎えたTUBE。毎年恒例、25年連続、通算27回目となる夏の野外スタジアム“TUBE LIVE AROUND 2015感謝熱烈〜こまめに水分補給〜横浜スタジアム”でのライブと、リハーサル現場でキャッチしたメンバー4人の使用/スタンバイ機材をレポートしている。

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春畑道哉のシグネチャー・ストラトキャスターはもちろん、今回のアニバーサリー・タイミングに向けて製作されたスペシャル・モデルも一挙に紹介。TUBEのこれまで、そしてこれからを支え続けるこだわりの愛器たちを振り返る。


10月7日(水)には秋シングル『TONIGHT』、四季シングルの第4弾となる冬シングルの情報も待たれるところ。9月23日に兵庫・阪神甲子園球場での25回目となるライブを終えたTUBEは休むことなく、“TUBE LIVE AROUND 2015 Your TUBE+My TUBE”の後半戦を10月3日(土)神奈川県厚木市文化会館大ホールよりスタートさせる。計15公演、ファイナルは12月20日(日)神奈川県横浜アリーナ。真冬の横浜を、またTUBEが熱くしてくれることは間違い無いだろう。

B'z ナゴヤドーム公演のGEAR REPORT


B'z / Las Vegas

 多彩な音楽性が盛り込まれた最新アルバム『EPIC DAY』を引っさげて、全国ホール・アリーナ、そしてスタジアム・ツアーを展開してきたB'z。追加公演でZEPPツアーも行なわれるなど、5ヶ月に及んだツアーは7月25日(土)〜26日(日)の千秋楽のナゴヤドーム2デイズで無事終了した。松本孝弘のエモーショナルなギタープレイ、稲葉浩志の繊細さとパワフルさを合わせ持った見事な歌声の魅力は勿論健在。圧倒的なバンドアンサンブルとともに、壮大なスケールとサプライズ性満載のステージングが展開された。Playerは26日(日)のツアーファイナルでのライブ機材撮影に成功。9月2日発売Player10月号では、B'z及びサポートメンバーを含むこだわりのライブ機材をレポートしている。

 目玉となるのは最新シグネチャー・モデルであるGIBSON Tak Matsumoto Firebirdのシリーズのうち、本誌初登場となるFirebird Red prototype #2。市販化もされたTak Matsumoto Firebird Vintage Sunburst #1と同時期に製作されていたものだが、バーストのTAKファイアーバードとはまた違った出で立ちで興味深い仕上がりだ。さらには「Las Vegas」、「愛のバクダン」ではFlying V Korina 50th Anniversary 2008も登場したほか、「ZERO」ではLes Paul 1957 Gold Top Reissue #1-8283でブルージーなスライドプレイを披露した一幕も。さ
らに稲葉浩志も「Blue Sunshine」でGIBSON J-45をプレイ。これらの楽器はもとより、今回はサポートメンバーの機材類も含めてレポートしている。おそらく楽器誌では最も大きいボリュームで取り上げていると思うので、渾身のB'zギアレポートをぜひご一読いただきたい。

ポルノグラフィティ 『RHINOCEROS』特集


ポルノグラフィティ 10th Album「RHINOCEROS」トレーラー映


 昨年メジャーデビュー15周年を迎えて、近年はライブ活動も精力的だったポルノグラフィティ。遂に3年5ヶ月振りとなるニューアルバム『RHINOCEROS』がSMEレコーズよりリリースされた。【見んさい】【聞きんさい】【歌いんさい】という、“3さい”シリーズと称されるシングル3部作「俺たちのセレブレーション」「ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜」「オー!リバル」を筆頭に、彼らならではのポピュラリティと遊び心、ギターサウンドもたっぷりの仕上がりとなった。ちなみになんでサイ!?っていう『RHINOCEROS』というアルバム・タイトルは“3さい”に掛けているらしい…。十八番のラテンロックテイストがフィーチャーされたかと思えば、弾けるようなダンサンブルナンバーが飛び出したり、メロディに新境地を感じさせるアグレッシブなナンバー有、ツインギターが鮮烈なロックナンバー有、さらにはギターインストナンバーでも酔わせてくれる! まさに9月から展開される「14thライヴサーキット“The dice are cast”」での披露が楽しみな楽曲が目白押しだ。


ポルノグラフィティ 「Ohhh!!! HANABI」

 現在発売中の9月2日発売Player10月号では、ポルノグラフィティの10thオリジナル・アルバム『RHINOCEROS』リリースを祝して、“RHINOCEROS INTERVIEW & GEAR REPORT”なる特集記事を掲載している。多彩なギターサウンドが堪能できるバラエティに富んだ楽曲満載の『RHINOCEROS』について、岡野昭仁、新藤晴一がたっぷり語ったロングインタビューが実現。さらにはレコーディングスタジオへの潜入も成功。その際にスタンバイされていた2人のギターやアンプ、エフェクターのギアレポート。バラエティに富んだ『RHINOCEROS』のギターサウンドを生んだその秘密に迫っている。また、たくさん用意された楽器の中でも、最終的な使用楽器は絞られたりしている点もなかなか面白いところ。ロングインタビューとギアレポートからあなたなりの『RHINOCEROS』ストーリーを感じていただきたい。

LED ZEPPELIN ZEPリイシュー第4回で完結!

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Photo by ATLANTIC RECORDS

 14年6月からスタートしたレッド・ツェッペリンのリイシューが第4回で完結! 後期ZEPが輩出した『プレゼンス』『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』、そしてジョン・ボーナムのトリビュートである『コーダ』が7月31日に発売される。まず、『プレゼンス』といえば「アキレス最後の戦い」だが、これは79年ネブワースのライブ映像。むちゃくちゃカッコいい!


『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』で肩すかしをくらってしまった「フール・イン・ザ・レイン」。なんでZEPがサンバを!?


 そしてこれが今回『コーダ(最終楽章)』に収録された未発表曲「シュガー・ママ」だ!


 昨年6月から約1年間に渡ってリリースされたZEPのリイシューシリーズもいよいよ完結。8月号特集では、当時イギリスで掲載されたレビューと、ジミー・ペイジのギターアーカイブを掲載した。ZEPの活動は約10年間で、オリジナルアルバムは9タイトル。やろうと思えばリイシューを全部揃えられるかも!

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■PRESENCE プレゼンス
 大ヒット作『フィジカル・グラフィティ』に次ぐZEPの7thアルバム。75年、ロードス島でのロバート・プラントの交通事故後に制作されたが、ドイツ・ミュンヘンのミュージックランドスタジオでわずか18日間で完成。バンドのエネルギーが満載の作品だ。76年にリリースされて全米、全英で1位に輝き、トリプルプラチナムに認定された。「アキレス最後の戦い」「俺の罪」といったソリッドでロックパワーに溢れた名曲が復活。ヒプノシスによる奇妙なオブジェを配したジャケットワークも見事にZEPの魅力と神秘性を表している。コンパニオンディスクには未発表インスト曲「10リブズ&オール/キャロット・ポッド・ポッド」も収録。
■オリジナル・リマスター収録曲 1.アキレス最後の戦い 2.フォー・ユア・ライフ 3.ロイヤル・オルレアン 4.俺の罪 5.キャンディ・ストア・ロック 6.何処へ 7.一人でお茶を ■コンパニオン・オーディオ収録曲 1.トゥ・ワンズ・アー・ウォン(アキレス最後の戦い) 2. フォー・ユア・ライフ 3.10リブズ&オール/キャロット・ポッド・ポッド 4.ロイヤル・オルレアン 5.何処へ ●ワーナーミュージック・ジャパン 7月31日発売 スタンダード・エディション WPCR-16684 2,000円(税抜) デラックス・エディション WPCR-16685〜6 2,800円(税抜) スーパー・デラックス・エディション WPZR-30664〜8 20,000円(税抜)

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■IN THROUGH THE OUT DOOR イン・スルー・ジ・アウト・ドア
 77年にロバート・プラントの愛息カラックが急逝してしまい、ZEPは長い活動休止に入った。その傷心が癒えたプラントが復帰した78年から制作開始。スウェーデンのポーラー・スタジオで制作された、79年リリースのZEPのラストアルバム。シンセサイザーを導入したジョン・ポール・ジョーンズが中心になった作品だが、サンバ、カントリー、ダンスなどこれまでにはなかった曲調が多く取り入れられた。ジャケットは前作同様にヒプノシスが手掛け、6種類のデザインバージョンがクラフト紙包装で発売された。パンク/ニューウェイヴ、ヘヴィメタルの台頭期において本国では辛辣な批評を浴びてしまった作品でもある。
■リマスター収録曲 1.イン・ジ・イヴニング 2.サウス・バウンド・サウレス 3.フール・イン・ザ・レイン 4.ホット・ドッグ 5.ケラウズランブラ 6.オール・マイ・ラヴ 7.アイム・ゴナ・クロール ■コンパニオン・オーディオ収録曲 1.イン・ジ・イヴニング 2.サウス・バウンド・サウレス 3.フール・イン・ザ・レイン 4.ホット・ドッグ 5.ジ・エピック 6.ザ・フック 7.ブロット ●ワーナーミュージック・ジャパン 7月31日発売 スタンダード・エディション WPCR-16687 2,000円(税抜) デラックス・エディション WPCR-16688〜9 2,800円(税抜) スーパー・デラックス・エディション WPZR-30669〜73 20,000円(税抜)

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■CODA コーダ(最終楽章)
 80年9月に偉大なるドラマーのジョン・ボーナムの死去で原動力を失ったZEPは解散。しかしレーベルとの契約が残っていること、ジョン・ボーナムの追悼ということで編集されたアウトテイク作品。82年リリースのカバー/未発表曲アルバムだが、ボンゾ追悼となる「モントルーのボンゾ」が収録された。
■リマスター収録曲 1.ウィアー・ゴナ・グルーヴ 2.プア・トム 3.君から離れられない 4.ウォルターズ・ウォーク 5.オゾン・ベイビー 6.ダーリン 7.モントルーノボンゾ 8.ウェアリング・アンド・ティアリング ■コンパニオン・オーディオ収録曲 1.ウィアー・ゴナ・グルーヴ 2.イフ・イット・キープス・オン・レイニング(レヴィー・ブレイクス) 3.モントルーのボンゾ 4.ベイビー・カム・オン・ホーム 5.シュガー・ママ 6.プア・トム 7.トラベリング・リバーサイド・ブルース 8.ヘイ・ヘイ・ホワット・キャン・アイ・ドゥ 1.フォー・ハンズ 2.フレンズ 3.トリスタンの剣 4.デザイアー 5.ブリング・イット・オン・ホーム 6.ウォルターズ・ウォーク 7.エブリボディ・メイクス・イット・スルー ●ワーナーミュージック・ジャパン 7月31日発売 スタンダード・エディション WPCR-16690 2,000円(税抜) デラックス・エディション WPCR-16691〜3 3,300円(税抜) スーパー・デラックス・エディション WPZR-30552 20,000円(税抜)


2015年8月号(7/2発売)で特集掲載

LUNATIC FEST.に迫るSUGIZOインタビュー



 6月2日発売Player2015年7月号ではLUNA SEAの特集記事を展開している。2014〜15年に渡り展開されたLUNA SEAノ全国ツアー“LUNA SEA 25th ANNIVERSARY LIVE TOUR THE LUNATIC -A Liberated Will-”。この大規模なツアーを通して、さらなるバンドとしての進化劇を見せつけたLUNA SEAだが、最新ライブ映像作品『Live on A WILL』はまさにその証と言える。そして最新オリジナルアルバム『A WILL』の楽曲におけるバンドマジックがツアーの中で育まれていった様子が体感できるだろう。『Live on A WILL』は2014年5月29日の代々木第一体育館、12月21日さいたまスーパーアリーナ、12月23日横浜アリーナ、そしてツアーファイナルの2015年3月14日大阪城ホール、アリーナ公演4ヶ所から、最新オリジナルアルバム『A WILL』の楽曲をアルバム収録順に構成した面白い内容となっている。

 さらにデビュー25周年の最終章として発表されたのがLUNA SEA初の主宰フェス“LUNATIC FEST.”だ。6月27日(土)、28日(日)に幕張メッセ 1〜4ホールにおいて行なわれるこのフェス、国内バンドのビッグネームが出演することが発表されて大きな話題を呼んでいる。今回の特集ではSUGIZOの最新インタビューを通して、『Live on A WILL』とともに全国ツアーを総括してもらった。プレイアプローチや使用機材のこと、さらにはX JAPANのことまでボリューム感たっぷりの内容である。そして“LUNATIC FEST.”について語ってもらった証言をもとに“LUNATIC FEST.”のストーリーを展開。そして昨年SUGIZOと共演ライブも行ない、期待の新作をリリースするKA.F.KAで“LUNATIC FEST.”に出演する土屋昌巳のインタビューも実現。この3つの記事によるPlayerならではの切り口で“LUNATIC FEST.”に迫っている! 読者プレゼントでSUGIZOよりピックもいただいたので、ぜひ記事の感想を一言添えていただきメールにて応募してほしい

「LUNATIC FEST.」
2015年6月27日(土)〜28日(日)9:30/11:00 幕張メッセ 1〜4ホール
チケット料金:各日¥15,000(税込/DRINK代¥500別途)
http://lunaticfest.com/
■出演アーティスト(50音順)
LUNA SEA (両日)
27日(土):X JAPAN、9mm Parabellum Bullet、coldrain、SIAM SHADE、DIR EN GREY、DEAD END、the telephones、TOKYO YANKEES、Fear, and Loathing in Las Vegas、LADIES ROOM
28日(日):AION、[Alexandros]、KA.F.KA、GLAY、D’ERLANGER、BUCK-TICK、minus(-)、MUCC、凛として時雨、 ROTTENGRAFFTY

渾身のthe GazettE 13TH ANNIVERSARY特集


the GazettE 『STANDING LIVE TOUR14 HERESY LIMITED − 
再 定 義 −COMPLETE BOX TEASER SPOT』


 6月2日発売Player2015年6月号ではthe GazettE特集を展開。「the GazettE 13TH ANNIVERSARY SPECIAL Interview & Gear Report」と題した特集を、トータル12頁に増ページしてお届けしている。2014年は“再定義”ツアーと題して、ファンクラブツアーという形で過去の楽曲を総括してみせたthe GazettE。この集大成として行なわれたのが、3月10日の日本武道館公演である。ライブを待ちわびたファンが詰めかけた日本武道館公演は見事完売。客席はステージサイドギリギリまで解放されて12,000人を動員。同期サウンドも加味しつつ、麗、葵のツインリードのギター、REITAと戒ならではのファットなリズム隊をバックに、RUKIはときに艶やかに歌い上げて、激しい咆哮を轟かせた。アンコール最後ではまさかの新曲も披露! 激しいステージングとライティング演出による彼らならではのライブの魅力もさ
ることながら、この日の武道館には巨大な13階段を擁したステージが授けられたりと、武道館の巨大な空間そのものを活かした演出でド肝を抜いた。ヘドバンしたり、ジャンプしたり、踊り狂ったりというファンの激しい盛り上がりっぷりもthe GazettEならではだが、スタンド席から観るアリーナの光景もまた圧巻だったと言える。


the GazettE 『NEW ALBUM [DOGMA] OFFICIAL TEASER #02

 まさにthe GazettEの過去、現在、未来を一線で繋げたプロジェクトとなった13TH ANNIVERSARYの武道館公演。今回Playerではこのライブ機材レポートをお届けするとともに、麗、葵による最新インタビューも実現。the GazettEフェスと言っていい盛り沢山の内容となったイベントを様々な角度からレポートしているのでぜひご一読いただきたい。今夏リリースのニューアルバム『DOGMA』が待ち遠しい昨今だが、麗、葵はその予告編的な発言もしてくれているのでその辺もお楽しみに。

VAMPSの最新ライブ機材レポート



VAMPS - THE JOLLY ROGER

 約4年振りとなるオリジナルアルバム『BLOODSUCKERS』を引っさげて、福岡、名古屋、札幌、大阪、東京と籠城型のライヴハウスツアーを展開してきたVAMPS。ライヴハウスクラスの演出とは思えない壮大な演出と、メンバーが突き詰めた究極のバンドサウンドにより、VAMPSのバンドマジックはますます革新を続けていた! 3月2日発売Player2015年4月号のSPECIAL FEATUREでは、2015年1月10、11、13、14、17、18、20、21、24、25日とZEPP TOKYO10デイズ公演より、21日のZEPP TOKYO公演に潜入。ライヴレポとともにVAMPSこだわりの最新バンド機材をPlayerならではの切り口で紹介している。


VAMPS - VAMPIRE'S LOVE - Japanese Version -

毎回取材のたびにステージセットはもとより、スタンバイされた楽器、機材類のスケールの大きさにただただ驚かされる。今回のツアーにおいても8ページの特集記事では収まりきれないくらいの量の楽器、機材類…。文字数が許す限り徹底的に解説しているので是非ご一読いただきたい。そしてライブのたびに進化を遂げていくVAMPSだが、この後ホール・アリーナツアー、さらにUS公演とまだまだギグは続いていく!

VAMPS LIVE 2015 “BLOODSUCKERS”

2015年3月1日(日) 大阪府 大阪城ホール
2015年3月14日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台

VAMPS LIVE 2015 “BLOODSUCKERS” -FINAL-
2015年5月30日(土) 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
2015年5月31日(日) 埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

Fort Rock Festival
2015年4月25日
JETBLUE PARK(アメリカ・フロリダ州)

Welcome To Rockville
2015年4月26日
Metropolitan Park(アメリカ・フロリダ州)

ROCK ON THE RANGE 2015
2015年5月15〜17日(VAMPSの出演はいずれか1日)
Crew Stadium(アメリカ・オハイオ州)

VAMPS LIVE 特設サイト
http://vampslive2014-15.vampsxxx.com/

AEROSMITH SPECIAL エアロスミス動向レポート!

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Photo by KEN SETTLE

 14年の夏はスラッシュとのカップリングによる米国ツアーを行ったエアロスミス。しかし現在バンドはフリーエージェントで、16作目となる新作の具体的な動向は見えていない。そして14年の10月にはジョー・ペリーの自伝『ロックス』が海外発刊された(翻訳版は未定)。因にこの本についてスティーヴン・タイラーは「目を通していない」というコメントを発したが、ジョーは「読んだはず」とコメントしている。これでバンド活動が終焉するとは思えないが、3月号ではエアロスミスの動向と言えるジョーの自伝発刊と、エアロスミスのツアー機材レポートをクローズアップした。
 こちらは『ロックス』発刊記念での公開QAに登場したジョー・ペリー映像。ファッキン・クール!


 こちらは機材レポートを掲載したデトロイトのステージ映像。スラッシュとの共演による「ママ・キン」がカッコいい!


 掲載したインタビューでジョーは、「公明正大な本であってほしいよ。自分の過ちには自分で責任を取らなきゃならないからね。そこのところが一番難しくて、そうすることに決めたからにはちゃんとやらなくちゃならなかった。キツかったよ。現在の妻がいるのに、会ったばかりの人に以前の妻について話したいとは思わないからね」とそのリアルさを語っている。そしてエアロスミスにまつわる興味深いエピソード、例えばスティーヴンがジェフ・ベックやレッド・ツェッペリンのオーディションを受けたことなどにも言及された!

2015年3月号(2/2発売)にインタビュー/機材レポート掲載

LED ZEPPELIN リイシュー第2弾発売!

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Photo by armado gallo

6月に発売されたZEP作品のスペシャル・リイシュー第2弾として、『W』『聖なる館』が発売された! 第1回と同様に、ジミー・ペイジ監修による“コンパニオン・オーディオ”や様々なプレミアが盛り込まれている。
 『LED ZEPPELIN W』は71年11月にリリース。ロック史に輝く不屈の名曲「天国への階段」が収録されており、エレクトリックとアコースティックの両面が際立った、ZEP作品の中で最大セールスを獲得した傑作だ。『V』で使用したヘッドリィ・グランジでの録音で、「レヴィー・ブレイク」は究極のドラムサウンドとして現在でも君臨している。リリース時からアルバムタイトルは表記されておらず、“フォー”またはジャケットのシンボルマークから“フォー・シンボルズ”などと呼ばれており、トリックを含んだダブルジャケットやイルミナティを想起するイラストなど、ミステリアスなアート性も話題になった。
 こちらが73年のNYマディソン・スクエア・ガーデンを収録した『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』、「天国への階段」のライブ映像。若き日々のZEP、ジミーのSGダブルネックやジョンジーのメロトロン、ボンゾのビスタライトが大活躍!


 『聖なる館』は73年3月にリリースされた5thアルバム。12弦エレクトリックギターや、ジョン・ポール・ジョーンズによるシンセサイザー、メロトロンなども導入され、さらにレゲエやファンクといった音楽要素も取り入れられた冒険的なアルバムで、ハードな音楽性からソフトで幻想的な音楽性にも広がりを見せている。ヘッドリィ・グランジは使用せず、エンジニアには『U』を手がけたエディ・クレイマーを再度起用したが、前作で表出したドラムのアンビエント感は引き継がれている。ジャケットはピンク・フロイドで知られたヒプノシスによるイラスト/デザインで、11人の幼女やオレンジのカラーリングから、幻想的かつ女性的なイメージが感じられるものに仕上がっている。
 こちらも『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』から「永遠の詩」のライブ映像。ファンタジー・シークエンス(挿入動画)に出てくる海賊船がちょっと小さくて可笑しい。


 2作品にはそれぞれリマスターのみのスタンダード・エディション(1CD)、リマスター+コンパニオン・オーディオのデラックス・エディション(2CD)、さらにLPやLPジャケット、ブックレットなども同梱したスーパー・デラックス・エディションの3形態で発売される。
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LED ZEPPELIN W
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聖なる館

ワーナーミュージック・ジャパン 10月29日発売 スタンダード・エディション WPCR-15685 2,000円(税抜) デラックス・エディション WPCR-15686〜7 2,800円(税抜) スーパー・デラックス・エディション WPZR-30504 20,000円(税抜)

 またしてもコアなZEPファンならば聴かずにはいられない秘蔵音源が楽しめる内容になっているわけだが、名盤『LED ZEPPELIN W』を巡るストーリー、そして貴重なジミー・ペイジのギアレビューも大特集掲載!

2014年12月号(11/1発売)に特集掲載

THE ALFEEの最新ライブ機材をレポート

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ESP Flying A-X THE ALFEE 40th Anniversary×Takamiy 60 Years Anniversary Model
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 デビュー40周年を迎えたTHE ALFEE。8月25日には日本武道館にて記念公演が行なわれたが、10月からはさらなる全国ツアー“THE ALFEE 40th Anniversary 2014 GENESIS II TOUR”がスタートするなど、ライブバンドとしてますます精力的なアルフィーである。9月2日発売Player10月号ではデビュー40周年を祝したアルフィー特集を展開している。高見沢俊彦の最新インタビューとともに、7月26日(土)、27日(日)、さいたまスーパーアリーナ2デイズ公演にてスタンバイされていたギター/ベースをレポート。実はアンプシステム類なども撮影していたのだが、想像以上のギター類の多さゆえに残念ながらアンプ類の紹介はできなかった…。しかし40本以上の高見沢俊彦、桜井賢のギター/ベース・レポートを前半、そして坂崎幸之助のギター・レポートを巻末にと、2つのブロックに分けて40本以上の弦楽器を紹介している。当然のこと、増ページでお届けしているのでお楽しみいただきたい。

 高見沢俊彦はESPとタッグを組んで、現在にいたるまで多彩なシグネチャーギター/オリジナルモデルを開発してきているが、写真のギターはアルフィーのデビュー40周年、高見沢の還暦を祝して誕生した最新“フライングA”だ。アルフィーの頭文字であるアルファベットAをモチーフにした独自のボディデザインのこのギター、写真のゴールドとともにピンクとパールホワイトのモデルが2014年のメインギターとして使用されている。なおこのゴールドのプロトタイプは昨年末の日本武道館公演で披露されていた。パッと見では何処が違うのかがわからなかったかが、よく見ると24フレットに入っている“40th Anniversary”のインレイが異なっていたり、最大の違いは写真のモデルと異なり高音弦側にカッタウェイが施されていない。この辺、是非Player10月号P.46〜、180〜のアルフィー特集でご覧いただきたい。

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TSK Kohnosuke Sakazaki 40th Anniversary Model TSK-K40
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 坂崎幸之助に関しても、T's T(テリーズテリー)、TSKからデビュー40周年モデルが製作された。このうちテリー中本と坂崎によるギターブランドTSKが手掛けたのが、同様のスプルース・トップ、ローズウッド・サイド&バック・ボディ仕様だが、坂崎幸之助40thアニバーサリー・モデルTSK-K40【坂-10】である。坂崎がリスペクトするポール・サイモンも愛用していたヤマハCX56Eがモチーフとなったオリジナルシェイプのボディデザインで、基本的にシングルカッタウェイモデルがほとんどを占める坂崎のモデルの中で、本器にはあえてカッタウェイ処理は施されていない。この点は同タイミングでT'S Tより発表されたアニバーサリーモデルTMJ-051KSと同様である。本器はサイド&バック材に貴重なマダカスカルローズウッドを採用。その大柄な木目がインパクトたっぷりな仕上がりだ。

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NAVIGATOR Sakurai Custom
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 桜井賢と言えば、メジャーデビュー後にベーシストへ転向して以後、フェンダー・ジャズベースがトレードマーク。ジャズベース及びJBタイプも含めてこれまで様々なものをプレイしてきているが、さいたまスーパーアリーナ公演ではジャズベースを2本とともに、ナビゲーターによるJBタイプもプレイしていた。ナビゲーターはESPの中でもトラディショナルなタイプのギター/ベース製作に特化したブランドで、本器は桜井のために60年代製ジャズベースをモチーフにカスタムメイドされたもの。レリック加工も施されているようだが、実際弾き込んだことでこの状態になったところも大きいだろう。同じく使用されたジャズベースもすべてサンバースト・フィニッシュによるもので、変形シェイプのベースも時折弾く桜井ではあるが、やはりJBスタイルへの深いこだわりを感じさせる。

 アルフィーならではのハードなギターサウンド、美しいコーラスワークをフィーチャーしてのドラマティックな展開劇を擁したロックナンバー「英雄の詩」「LOVES FOR ONE」を収めた最新シングルも話題を呼んでいるが、先述の通り、40周年を締めくくる秋のツアーが発表された。10月より全国を駆けまくる!

THE ALFEE 40th Anniversary 2014 GENESIS U
10月2日(木)サンシティ越谷市民ホール
10月5日(日)日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市民会館)
10月9日(木)市川市文化会館
10月11日(土)広島上野学園ホール
10月12日(日) 広島上野学園ホール
10月16日(木) オリンパスホール八王子
10月18日(土)金沢本多の森ホール
10月19日(日) 新潟県民会館
10月25日(土) 東京国際フォーラムホールA
10月26日(日)長野ホクト文化ホール
11月1日(土)神戸国際会館こくさいホール
11月2日(日)守山市民ホール
11月8日(土)桐生市市民文化会館シルクホール
11月15日(土)福岡サンパレスホテル&ホール
11月16日(日) 鹿児島宝山ホール(鹿児島県文化センター)
11月19日(水)大宮ソニックシティ、
11月22日(土) 宇都宮市文化会館
11月24日(月・祝)アクトシティ浜松
11月26日(水)神奈川県民ホール
12月6日(土)名古屋国際会議場センチュリーホール
12月12日(金) 三沢市公会堂
12月13日(土) 仙台サンプラザホール
12月23日(火・祝)、24日(水)日本武道館
12月29日(月)大阪城ホール

内田勘太郎と押尾コータローの対談が実現!

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Photo by Sencame

8月2日発売Player9月号の納涼アコースティックギタリスト対談特集で、なんと内田勘太郎と押尾コータローの対談が実現! 憂歌団の復活、木村充揮との憂歌兄弟でも新作をリリースと精力的な内田勘太郎ですが、このたび愛器チャキによるスライドギターをたっぷりフィーチャーしたソロアルバム『DES'E MY BLUES』をリリース。そして内田勘太郎をリスペクトする押尾コータローも3年半振りのオリジナルアルバム『PANDORA』を完成。共に個々のスタイルと独自のトーン、プレイで魅了するアコースティック・ギター・インストゥルメンタル・アルバムに仕上がりました。


内田勘太郎「一陣の風」

今回の対談インタビューは大阪の撮影スタジオで行なわれたのですが、ちょっとした間があけばおふたりのうちのどちらかがリフを弾き始めて、自然とジャムセッションが始まりそれが目の当たりにできるというかなり贅沢な取材でした。そのとき観ていて驚いたのは、勘太郎さんのチャキは物凄く鳴るということ! いわゆるピックギターの音量に対してのイメージが完全に覆りました。近年再びチャキを愛用している勘太郎さんですが、そのエピソードに関してもインタビューで語られていますのでお楽しみ下さい。


押尾コータロー 『PANDORA』ダイジェスト

 コータローさんの最新アルバム『PANDORA』も一層エモーショナルなトーンにこだわった多彩なギター・インストゥルメンタルが満載。細部までこだわったリッチで美しいサウンドが堪能できます。「今回は特にギター本来の音をできるだけ出したかった」と語ってくれたコータローさんですが、『PANDORA』は楽曲それぞれのギターの持ち味が実に胸に響いてくるアルバムに仕上がりました。勘太郎さんの『DES'E MY BLUES』、コータローさんの 『PANDORA』、いずれにしろソロギター・プレイの境地に魅了されるアルバムです。勘太郎さんに対するリスペクトがたっぷりのコータローさんの発言がとにかく印象的な対談となりましたので、ぜひお楽しみいただければ幸いです。また、おふたりに直筆サイン色紙を本誌読者1名様分いただきました。記事の感想を一言添えていただき、こちらをクリックしてメールにてご応募いただけると嬉しいです!

沖仁×木村大の熱きギター対談!

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 暑い夏に爽やかな“清涼感”。フラメンコ・ギタリスト沖仁とクラシック・ギタリスト木村大の特別対談が実現した。彼らは、初共演を果たした2006年にギターに対する互いの情熱に強く共鳴。昨年リリースの沖の『Dialogo〜音の対話〜』に木村が参加して以来、彼らは着実にその絆を深め合ってきた。木村の新作『ONE』では、沖がゲストとして2曲に参加。作品のテーマである“愛”を感じさせる、2人のエモーショナルなコラボレーションを披露した。フラメンコとクラシック異なるジャンルで独自のアイデンティティとスタイルを確立してきた彼ら。本対談では、そんな道なき道を追求し続ける“ギターの求道者”である彼らが互いをリスペクトし合いながら、自身の音楽的なルーツ、ギター演奏に対する拘り、それぞれの作品に対するインスピレーションまで、熱いギター談義を繰り広げてくれた!

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YAMAHA FCX-STD(沖ギター)

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GREG SMALLMAN Smallman Guitar(木村ギター)





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オキ・ジン
ディアロゴ〜オトノタイワ〜
ビクター CD VICL-64070
発売中 2,857円(税抜)

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キムラ・ダイ
ワン
キングレコード CD KICS-3057
発売中 3,000円(税抜)

『沖仁フラメンコギターコンサート』
8月3日(日)@愛知・安城文化センター(マツバホール)、8月8日(金)@東京・練馬文化センター つつじホール 、8月23日(土)@山形・庄内町響ホール。11月より全国ツアー『沖仁CONCERT TOUR2014 Guitarra Flamenca』を開催予定。[問]http://jinoki.net/

『木村大Guitar Live tour ONE』
8月31日(日)@東京・よみうり大手町ホールから、15年2月14日(土)@福岡・福岡あいれふホールまで計14公演を予定。[問] http://www.kimuradai.com/

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沖仁&木村大のサイン入り集合写真を各1名様に。こちらからメールでご応募ください。

BRIAN SETZER 来日レポート&ソロ新作インタビュー!

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Photo by RYO KAWAKAMI
 ネオロカビリー、ロックンロール、スウィングロックで知られるブライアン・セッツァー。ビッグバンドとしては5年振りになるブライアン・セッツァー・オーケストラのジャパンツアーがこの5月に行われた。総勢18名となる大所帯で、全国8公演を大盛況のうちに終了した。その様子をブライアンはこう語ってくれた。
「東京のショーは盛り上がったね。残念なことにツアーの前半では時差ボケと疲労で体調を崩して、ベストなステージ・パフォーマンスを出来なかったんだ。ツアー中盤からは持ち直したけど、近いうちにまた日本に戻ってきて、もう1度、最高のショーを披露することで埋め合わせしたい。それがビッグバンド編成になるか、トリオあるいはカルテットになるかは判らないけどね。ビッグバンドをバックに弾きまくって欲しいというファンもいれば、小さなクラブで少人数でやって欲しいというファンもいる。俺自身、どちらも大好きなんだ」

 こちらがその東京公演アンコールの様子。ビッグバンドはやっぱりゴージャス! といった上々の盛り上がりを見せている。

 そしてこの曲でも使用さているグレッチ6120は、13年に購入された59年製のビンテージでカーリーメイプルのトップが特徴だ。サブ機とのことだが、もしかしたらブライアンのトレードマークである6120の4代目になれるかも?
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Photo by TAKAHIRO HOSOE

 さらにブライアンは、8月リリースの待望のソロ新作に関してもこう語ってくれた!
「結果として、『ロカビリー・ライオットVol.1:ア・トリビュート・トゥ・サン・レコーズ』(05)の続編的なアルバムになったね。当初はそのつもりではなかったんだ。『レッツ・シェイク』という、独立した作品にする予定だった。でもアルバムを聴いてみて、これは『ロカビリー・ライオットVol.2』といえる内容だなと思ったんだ。Vol.1が『サン・レコーズ』だったらVol.2は全曲オリジナルでいこうってね」
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ロカビリー・ライオット:オール・オリジナル ビクター 8月6日
初回盤CD+オリジナル・タオル 3,500円+税
通常盤 2,500円+税

2014年8月号(7/2発売)に特集掲載

再び世界へ挑むLOUDNESSを特集



LOUDNESS 「The Sun Will Rise Again」

  遂にラウドネスが2年振りとなる待望のニューアルバム『THE SUN WILL RISE AGAIN〜撃魂霊刀』を6月4日にユニバーサル インターナショナルよりリリース! これを記念して6月2日発売Player7月号では2014年の最新形ラウドネスに着目した特集記事をお届けする。当初は米国サイドとの連携によりリリースされるはずだった本作は、様々な経緯を経て現在はユニバーサル インターナショナルを通じてのワールドリリースをスタンバイ中。この辺の経緯はインタビューを読んでいただくとして、USリリースを前提に作られた『THE SUN WILL RISE AGAIN〜撃魂霊刀』は、ラウドネスが擁する様々な音楽性なり歴代のプレイスタイルを凝縮したような、結果的に集大成的でありなおかつ新境地の1枚となった。タイトル曲 「The Sun Will Rise Again」など、まさにこれを待っていたんだ!と胸を踊らせるファンも多いことだろう。

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『THE SUN WILL RISE AGAIN〜撃魂霊刀』はまさに新たなモードへの突入を感じるポジティブなヴァイブに満ちており、サウンド的には鈴木政行の2バス・ドラミングを随所でフィーチャーした近年のミクスチャー/ラウドロックなテイストも継承しつつ、これぞラウドネス的なHR/HM楽曲が目白押し。二井原実がソウルフルに歌い上げる歌メロもキャッチーなものが多く、特に今作はライブでは大合唱が巻き起こるであろうシンガロングスタイルのメロディが多いのも特徴と言える。高崎晃のギタープレイも多彩なリフワークはもとより、ソロもパワフルかつスピーディーなものから空間系エフェクトを駆使したもの、そして泣きのソロプレイまで実に多彩。これぞラウドネスであり、ラウドネスにしかできない楽曲のオンパレードだ! 


LOUDNESS「Mortality」 Monsters of Rock Cruise 2014

 6月2日発売Player7月号のラウドネス特集では、前編・後編に分かれる二井原実、高崎晃、山下昌良の超ロング・インタビューを主体にしつつ、さらに高崎晃、山下昌良の愛用ギター/ベースのレポートもお届けする。話題の高崎晃のキラー・プライム・ニューシグネチャー、さらにESPランダムスターの最新モデル、山下昌良のヴィジェベースなどを紹介するのでお楽しみいただきたい。6月6日(金)にはEXシアター六本木にて新作『The Sun Will Rise Again〜撃魂霊刀』発売記念のプレミアムライブが行なわれるほか、7月22日(火) 名古屋ダイアモンドホール、24日 (木) 中野サンプラザ、25日 (金) 森ノ宮ピロティホールのホールツアーも開催決定。このほかにも海外フェスなどの出演も決定しており、最新型ラウドネスによる快進撃が幕を上げた! 

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 ラウドネスの最新オリジナルTシャツをブラック、ホワイトそれぞれ1名様にプレゼントしよう(提供:カタナミュージック)。ぜひ記事の感想を何か一筆書いていただきこちらからメールでご応募いただきたい。

L'Arc-en-Cielの最新ライブ機材をレポート

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 ステージ背後のメインスタンドまで観客を収容するという、国立競技場史上初のライヴとなった「L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場」。2014年3月21〜22日両日で約16万人のオーディエンスが競技場を埋め尽くすという壮大なスケールの公演となった。5月2日発売Player6月号ではこの国立競技場公演の“LIVE & GEAR REPORT”を特集記事でお届けしている。今回の公演では「HONEY」「READY STEADY GO」「MY HEART DRAWS A DREAM」「X X X」など、数々の名曲がプレイされたのは言わずもがな、新曲「EVERLASTING」が披露されるというサプライズもあった。しかもこの曲ではtetsuyaはギターに持ち替えて、kenとのツインギターで魅せるという新基軸。さらに進化していくバンドとしてのスタンスも提示していた気がする。また演出も見事だった。とりわけ最新鋭のLED技術によるリストバンド“L'edバンド”、プロジェクションマッピングを駆使したオーディエンス参加型の演出は圧巻。前半のライブレポートに関しては、22日公演を主体とした内容でお伝えしている。

 さらに後半の楽器レポートでは、この2日間にスタンバイしていた4人のライブ機材を本編では登場しなかったバックアップ分も含めてすべて紹介。特にtetsuyaは数々のニューベースをプレイしたほか、yukihiroも新たなシグネチャー・スネアをプレイ。kenは愛器ken Signature Stratocaster Galaxy Redをメインにプレイしたが、アンプ/エフェクター・システムは新たなものになっていた。毎度大掛かりなシステムにより多彩なバンドサウンドを具現化するL'Arc-en-Cielだが、その音やプレイにおけるこだわりはメインステージ、サブステージ双方に用意された機材類からたっぷり感じることができる。客席側からは観られないステージ袖のシステムも含めて、ほぼ全ての楽器、機材類を紹介しているのでぜひお楽しみいただきたい。

 なお現国立競技場では最後の単独公演となった今回の2デイズ公演だが、5月28日、29日の2日間に渡り国立競技場にて行なわれるライブイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK JAPAN NIGHT」にも、L'Arc-en-Cielの出演が決定。同イベントが現在の国立競技場で行われる最後の音楽イベントということだが、結局のところ改築前の国立競技場のトリを飾るのはL'Arc-en-Cielになるのではないか。さらに今回の公演で初披露された新曲「EVERLASTING」は、この2デイズの写真を収めたハードカバー仕様のパッケージにフォトブックとともに同梱されて、『EVERLASTING MUSIC & PHOTOS -国立競技場公演 Memorial Edition-』として8月13日のリリースが決定。今回の国立競技場公演の模様も『L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場』として映像作品化が予定されているほか、2012年のワールドツアーを追った、ドキュメンタリー映画『L'Arc-en-Ciel DOCUMENTARY FILMS 〜WORLD TOUR 2012〜』も12月の劇場公開を予定。さらなるニュースも楽しみにしたい。

GARY MOORE MEMORIAL SPECIAL 1952-2011 ゲイリー・ムーア3回忌追悼特集

 2011年2月6日に心臓発作で急逝してしまったゲイリー・ムーア。ブルースからロック、フュージョンからへヴィメタル、そして超絶速弾きから泣きのブルースまで、ジャンルを超越した渾身のギタープレイで多くのファンを魅了したギタリストが他界してから早2年が経った。


 その代表曲は、78年の2ndソロアルバム『バック・オン・ザ・ストリーツ』に収録された「パリの散歩道」。もちろんシングルでもヒットした名バラードだが、渾身のプレイとはまさにこのこと。因みに最近では、ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手の演目曲としても知られている。


 この「パリの散歩道」のレコーディングは、フリートウッド・マックのピーター・グリーンから譲り受けたレスポール“グリーニー”が使用された。グリーニーは59年製のレスポール・スタンダードで、ミックス・ポジションでフェイズアウト・トーンが得られるようになっているものだったが、ギタープレイヤーとしての才能を認められたゲイリーに、金額ではなく譲られたという美談が残されている。そのトーンがよくわかるのがこの「ミッドナイト・ブルース」だ。

 ゲイリーの長いギタリスト人生の中で、ピーターから譲られたこのフェイズアウト・トーンはひとつのシグネチャー・トーンになったと言える。それはまさにブルースのためのトーンだったのだろう。この偉大なる孤高のギタリストを、今再び追悼した。

2014年4月号(3/1発売)に特集掲載

SIAM SHADE 最新ライブ&ギアレポート


Still We Go / SIAM SHADE

 “明日のことはわからないけど 今俺達はひとつのSIAM SHADE”…待望の新曲「Still We Go」をリリース。およそ12年振りとなる全国ツアー“LIVE TOUR 2013 - HEART OF ROCK 7 -”を展開中のSIAM SHADE。 彼らのマネージャーを務めた故・中村新一氏の7回忌を受けて、最終的に7本のツアーとなったが、12月16日(月)Zepp Namba、18日(水)宮城県 イズミティ21、さらに21日(土)日本武道館での追加公演も決定。熱狂している人は多いはずだ。

 このたびPlayerでは10月27日さいたまスーパーアリーナ公演の取材が実現。12月2日発売Player1月号では、ライブレポートともに今回のツアーで使用されたSIAM SHADEの最新モデルを含む楽器、機材類を紹介している。「Still We Go」のMVでも使用されているDAITAプロデュースのギターブランド、G-Life Guitarsの設立5周年記念モデルであるDSG Extreme、今回のツアーのために製作されたKAZUMAのニューギター、NATCHINのトレードマークのスペクター、淳士のインパクトたっぷりのキャノンタムが並ぶドラムセットなどをレポート。ぜひチェックしていただきたい。


DAITAの最新ライブDVD『TGE -Universal Tone-』遂に完成!
 
 さらに6月15日の渋谷O-EAST公演のソロパフォーマンスをパッケージした最新ライブDVD『TGE -Universal Tone-』をリリースしたDAITAの最新インタビューにも成功。SIAM SHADE、BREAKING ARROWS、そしてソロ活動と精力的な活動を続ける現在と、新曲を含んだ『TGE -Universal Tone-』のこと、そしてG-Life Guitarsのことなどを語ってもらっているので楽しみにしてほしい。追加公演に行かれる方、ぜひ予習にいかが?

SIAM SHADE LIVE TOUR 2013 追加公演

12月16日(月) Zepp Namba 18:00/19:00
(問)キョードーインフォメーション 06-7732-8888

<特別公演>SIAM SHADE SPIRIT 2013 〜東北魂〜
12月18日(水) 仙台イズミティ21 18:30/19:00
(問) キョードー東北 022-217-7788

12月21日(土) 日本武道館 17:00/18:00
(問) ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999

料金:前売¥7,800(税込) 
※Zepp公演はDRINK代別途必要¥500
※3歳以上有料

【お詫びと訂正】
Player2014年1月号の表紙におきまして、SIAM SHADEのバンド名表記に誤りがございました。
誤SHAM SHADE → 正SIAM SHADE
関係者各位ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、
ここに訂正させていただきます。

B'z 松本孝弘の最新ライブ機材をレポート


B'z 25th Anniversary YouTube Special Program

 デビュー25周年を迎えたB'zは今年、6月に『B'z The Best ]]XXXV 1988-1998』、『B'z The Best ]]XXXV 1999-2012』の2枚のベストアルバムをリリース。さらに6月から7月末まで全国ホールツアー、8月8日QVCマリンフィールドでのエアロスミスとの“AEROSONICを経て、全国ドーム・スタジアムツアー「LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」を展開。その千秋楽は日産スタジアム2デイズだった。11月2日発売Player1月号ではその初日であり記念すべきB'zのデビュー記念日である9月21日公演のライブレポート、さらに日産スタジアム公演で使用された松本孝弘の最新ライブ機材をレポートしている。8ページのボリュームでレポートしている。

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Photo by TOMUJI OHTANI

 GIBSONのシグネチャーモデルTak Matsumoto Double Cutawayを筆頭に、2デイズでスタンバイされていたギター、今回新登場したアンプやエフェクトシステムまで紹介しているが、ツアータイトルにもなった新曲「Endless Summer」などでプレイされていたのが、写真のDCプロトタイプ・アクアブルー#1。2012年に限定モデルとして市販化もされた、現時点では最新のDCである。フィギュアド・メイプル・トップの木目がとにかく美しいの一言。

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Tak Matsumoto Double Cutaway Prototype AQUA BLUE #1
Photo by TOMUJI OHTANI


 近年ブルー系のフィニッシュが施されたギブソンのギターもリミテッドモデルなどで見かけるようになってきたものの、こうしたブルー系のシースルー・フィニッシュは極めて珍しい。このギターはボディ・バックに関してもやや濃いめのブルーで塗装されている。Tak Matsumoto DCのセンセーショナルな登場から10年。完全オリジナルボディシェイプによるギブソン・シグネチャーギターという衝撃もいまだ薄れることはない。

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FAT 212
Photo by TOMUJI OHTANI


 さらに話題になっていたのが、 B'zのデビュー25周年を記念して新たに作られたFAT212のアンプウォールである。白の筐体によるアンプヘッドとキャビネットの組み合わせで、“玲”のプレート及びコントロールパネル、キャビネットにおけるスピーカーカバーは紫で統一されていた。ただしアンプヘッドに関しては今回結線されておらず、この辺のアンプについては11月2日発売Player1月号をご覧いただきたい。B'zデビュー25周年を記念したSPECIAL FEATURE、乞うご期待!

2013年10月31日


Player9月号でhide特集!

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 2013年でソロデビュー20周年を迎えたhide。さらに2014年は生誕50周年でありアニバーサリーイヤーが続く。10月より全国ロードショーされる『hide ALIVE THE MOVIE-hide Indian Summer Special Limited Edition-』、大盛況の中で東京会場が終了しつつも、8月から大阪で展開される“hide MUSEUM 2013 〜To The Future〜”、さらに豪華アーティストがhideの名曲の数々を独自のアプローチでカヴァーする“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズも続々登場。hideに関連する様々なニュースが目白押しで発信されています。

 Playerの特集においてはこれらhideの最新情報をお伝えするとともに、7月より全6タイトルが連続リリースされるトリビュートアルバム“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズに関連したインタビュー取材を実現。美月(Sadie)ナオ(heidi.)柩 from NIGHTMAREINA(hide with Spread Beaver)Anzi(摩天楼オペラ)和己(SCREW)(以上、記事登場順)という豪華な面子が、hideトリビュートのことのみならず彼らにとって印象深いhideのギターについても語ってくれています。これをもとに、さらにP.180からのギターレポートも掲載。hideの愛器“AMOEBA”や“PAINT”、“CHERRY SUNBURST”“YELLOW HEART”などのMGシリーズのほか、“クジラ”や“リバース”などの代表的モデルのストーリーが改めて語られています。

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 そしてこのたびPlayerから発売されたのが『hide Closet Collection』。hideがいまだ鮮烈さをまったく失わないのは、ミュージシャン/ギタリストというカテゴリーだけで語りきることはできない、唯一無二のロックアイコンとしての魅力を擁しているからと言えるでしょう。常に斬新な衣装に身を包んでいたかと思えば、90年代後半にはストリートファッションやスポーツウェアなども積極的に取り入れて、当時のヴィジュアル系アーティストとはまったく異なるスタイルを提示してみせました。そしてフェルナンデス/バーニーのMG-Xシリーズを筆頭とするhideのシグネチャーギターも、その鮮烈なデザインは広くギターファンに浸透しています。『hide Closet Collection』はhideの衣装やステージコスチューム、帽子、ブーツ、一部のステージセットなどのほか、愛器であるギター/ベースを美しい写真で収めました。こうしたアプローチでの写真集はhideの書籍としては初なのだそうです。また単なる写真集ではなくて、収めた衣装、楽器写真から100数点をピックアップ、別冊の解説&インタビューにて解説テキストもたっぷり盛り込んでおります。詳しくは『hide Closet Collection』の特設サイトをチェックしてみてください。

 重複しますが、hideという希代の音楽家でありロックアーティストの影響力は薄れることがなく、その常に新しいアイデアを貪欲に取り込んできた音楽における先駆性も薄れていないと思います。先述の“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズも、原曲のイメージを重視してカヴァーされている音源も多く見受けられて、hideの普遍性を再認識できるところが実に面白いです。トータル12ページに及ぶPlayerならではのhide特集、ぜひぜひご一読いただければ幸いです。

SANTANA 来日40周年記念レポート

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Photo by HIRO ITO

 73年の初来日ツアーから40周年記念となった「ザ・センチメント・ツアー」を成功させたサンタナ。グループの変遷とターニングポイントを浮き彫りにしたセットリストで多くの観客を魅了したこのライブを、来日時のインタビューも交えてレポートした!

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 併せて興味深いカルロス・サンタナの使用機材も掲載。メインギターはPRSサンタナモデル。写真のギターはここ数年メインギターとなっている、朱色に近いフレームトップが印象的なサンタナUだが、カルロスは通称“サーモン”“レッド”“No.1”の3本のこのギターを所有している。今回使用したものは06年製の“No.1”だろう。ネックとフィンガーボードにブラジリアン・ローズウッドが採用され、ニッケル・パーツでシックに仕上がっているのが特徴だ。そしてアンプはブギー、ダンブル、ブルードトーン。ほとんどエフェクターを使用せず、ギターとアンプでサウンドを作るカルロスの真髄をレポートした!

13.6月号(5/2発売)に掲載

10年振りのデヴィッド・ボウイ

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70年代グラムロックで脚光を浴び、以降ニューウェイブ、ダンスミュージックなど時代のテイストをクールに昇華し続けたデヴィッド・ボウイ。04年の心臓発作以後、シーンでの活躍が激減、引退説まで囁かれていたわけだが、66歳の誕生日である今年1月8日にオフィシャルサイトで新しいシングルとビデオを公開! 3月13日にはアルバム『ザ・ネクスト・デイ』が発売された! そんなボウイの新作を徹底紹介した!
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ザ・ネクスト・デイ
ソニーミュージック 3月13日 デラックス・エディション SICP-30127 2,800円 スタンダード・エディション SICP-3788 2,520円

そしてギタリスト選びには定評のあるデヴィッド・ボウイと共演した7人をピックアップ。ミック・ロンソン、アール・スリック、ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリュー、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ピーター・フランプトン、リーヴス・ガブレルス、さらにボウイ本人も併せて、歴代個性派ギタリスト達を紹介。印象深いギターも振り返ってみた!


13.5月号に記事掲載

ヤマジカズヒデ × 百々和宏 Talk Session(Another Take)

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8月2日(木)発売Player9月号のソフトウェア特集では“THIS IS MY PARTNER 〜ギタリストこだわりの1本を語る!〜”を掲載。トレードマークとも呼べるほど愛着のあるギターとの馴れ初め/上手な付き合い方/辿り着いたサウンドメイキングの極意などなど、長年連れ添ったパートナーについて、じっくりとお話を伺っています。これまでも登場アーティストの新作インタビューを、このPlayer ON-LINE内に随時掲載してきましたが(渡辺俊美:http://ymmplayer.seesaa.net/article/273580789.html、ワタルS/SISTER JET:http://ymmplayer.seesaa.net/article/277758869.html、長澤知之:http://ymmplayer.seesaa.net/article/277812970.html、百々和宏/MO’SOME TONEBENDER:http://ymmplayer.seesaa.net/article/280992923.html)、本誌発売直前となる今回は、特集内で実現したヤマジカズヒデ(dip)百々和宏による対談のAnother Takeをドドンと掲載! 本誌ではPlayerならではの、ギターを中心としたマニアックなトークが繰り広げられている為、ここには比較的ライトな内容を。是非Player9月号の記事と併せてご覧ください。ヤマジさんのジャズマスター、百々さんのムスタングはもちろん、百々さんがムスタングを使用するきっかけになったヤマジさん所有のフェンダー・ブロンコも掲載しています!

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モーサムの新作はやりたい放題だね
そこが凄く良いと思った(ヤマジ)

 おふたりの最近の作品についても是非お話をしたいと思います。ヤマジさんがほぼ全曲ギターをプレイしている同名映画のサントラ盤『I'M FLASH!』について、何か百々さんから訊きたいことってありますか?

百々:これはあれですか、やっぱり画を見て曲を作るという?
ヤマジ:大半がそうだね。もう1回目を見ながらその場で作っちゃうこともあるし。メンバーとセッションで作ることも。
百々:インスピレーション…じゃなくて、えーと…。
ヤマジ:インプロビゼーション(笑)?
百々:そうそう(笑)。それを映像の尺も考えながらやるんですよね。俺には出来ないかなあ…。ドラムの人(中村達也)なんて、そんな繊細なことが出来るとは思えないんですけど(笑)。
ヤマジ:いや、もしかしたらドラムの人が一番、感が良かったかも知れない。メチャクチャ反応が良いよ、俺はそれに乗っかるだけって場面も多かったくらい。
 伊達に役者業もやってないですね(笑)。
(ヤマジ)マネージャー:でもサントラなのにテンション上がり過ぎて雄叫び上げたりするのには参りましたけどね…。
一同:爆笑。
百々:邪魔だなあ、それ(笑)。でも俺去年の秋くらいだったっけなあ。タッつぁんの家に呑みに行って。お互い良い感じに酔っぱらってきたところで、タッつぁんがDVDを再生して。“これのサントラやるから観ろ!”って、予告編つうか断片? 泥酔状態だったので、内容は全然覚えてないんすけど。だからこのサントラの話は実はいち早く知ってはいたんですよ。そのときに主題歌「I'M FLASH」の歌詞も見て、作詞者(柴山俊之)のクレジットにテンションが上がったりして…。なんで俺がギタリストとして呼ばれなかったのかなって(笑)。
ヤマジ:来れば良かったのに。思えばちゃんとセッションしたことってないもんな。
百々:ライジング(RISING SUN ROCK FESTIVAL)のときも少しだけでしたもんね。それこそ“中村達也NIGHT”みたいな感じで、タッつぁんをホストにしたセッション大会でヤマジ先輩とタッつぁん、俺の3人で。元々やる予定じゃなかったんですけど。
ヤマジ:うん、直前で決まったんだよな。リハが百々と入れ替わりで、すれ違うときに“なんか一緒にやろうよ”って感じだった。
 ヤマジさんはモーサムの新作『Strange Utopia Crazy Kitchen』を聴いていかがでしたか?
ヤマジ:うん、とにかくやりたい放題だよね。それが凄く良いと思った。
百々:フフフ(笑)。
ヤマジ:結構シンセも入れるようになったんだね。
百々:そうっすね。今イサムはドラムを辞めてギター&シンセサイザーにシフトしていて。
ヤマジ:元々ギター弾いてたんだよね。
百々:そうですね。モーサム以前はギタリストでしたから。
ヤマジ:ギター2本いるのは楽しそうだよね。それはたまに憧れるんだよな…。
百々:ギター2本の頃ってないんでしたっけ?
ヤマジ:dipで一時期はあるんだけど、すぐ3ピースに戻ったりして。昨日気が付いたんだけど、“なんで俺が聴いてきたバンドはギター2人の4人編成が多いのに、自分はずっと3ピースでやってんだろ?”って(笑)。
百々:それは我が儘だからじゃないですか、ヤマジさんが(笑)?
ヤマジ:ずっといてくれなくて良いから、ある曲のある部分だけは弾いて、そこが終わったらステージ袖にハケてくれるようなギタリストがいれば理想。
百々:嫌ですねー、それは(大笑)。続きを読む

SISTER JET 剥き出しの『YOUNG BLUE』に迫る

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 8月2日(木)発売Player9月号のソフトウェア特集では“THIS IS MY PARTNER 〜私を支える個人的銘器〜”が進行中(※7月2日(月)発売の8月号ではありません)。トレードマークとも呼べるほど愛着のあるギターとの馴れ初め/上手な付き合い方/辿り着いたサウンドメイキングの極意などなど、長年連れ添ったパートナーについて、じっくりとお話を伺っています。ここでは特集用取材の際にお訊きした各アーティストの新作についてのインタビューを随時掲載予定! 渡辺俊美さん(http://ymmplayer.seesaa.net/article/273580789.html)に続き、第2弾はSISTER JETのワタルS(vo,g)さん(愛器に対するこだわり、凄まじいです。是非本誌をお楽しみに)!


SISTER JET 「17(SEVENTEEN)」live at UZU

 6月6日(水)にリリースされたSISTER JETの3rdアルバム『YOUNG BLUE』。インタビュー中にワタルS自身も語ってくれたが、これが是非Player読者に聴いて頂きたい仕上りなのだ。煌めくようなエヴァーグリーンのサウンド、エッジィなリフワークと往年のロック好きを刺激するギターソロなどなど…。しかし、何よりも今回琴線を震わせるのは歌と言葉だ。“スタイリッシュで洒脱”、そんな従来のパブリックイメージを払拭する熱いヴォーカリゼーションと挫折や失敗も肯定する剥き出しの歌詞は、元少年少女に響くこと間違い無し。なぜ彼らはここまで曝け出すことが出来たのだろうか? 

“全曲が推し曲ですよ!”って
差し出せるものじゃないと意味が無い


 10年後、SISTER JET史を振り返ったときにターニングポイントとして語られそうな1枚ですね。まず3ピースならではのソリッドさが顕著だった「ロックンロール発電所」よりも、シンセやストリングスも導入した仕上りに驚きました。
 反動とも思われがちなんですけど、そうなったのは極自然な流れで。寧ろ『ロックンロール発電所』が今になって思えば意識し過ぎだったのかも。仰ったように“3ピースならではのカッコ良さ!”みたいなところ、3人の音とコーラスって感じで。でも本来俺たちは3人とも放っておくと重ねたがりの集まりなんですよ。作り込みたくなるタイプ。だから今回の『YOUNG BLUE』の方が実は自然なんだよね。
 とは言えバンド感が損なわれているわけじゃなくて、とりわけギターソロは滅茶苦茶カッコ良い曲が多いですね。
 「17(SEVENTEEN)」のギターソロは我ながら最高だと思います。今回もフレーズは練らずに衝動一発みたいなところも強いんですけど(笑)。練っている時間も無かったので。数テイクだけ録ったものを(吉田)仁さんと聴いて、“この3つ目のテイクをもう1回弾いてみて”って感じで。
 仁さんとの関係性って徐々に変わってきました?
 そうですね。もう“4人目のSISTER JET”って感じです。今回も勝手にコッソリと音を入れていて、最終段階で俺らが気付いて“こんな音入ってたっけ?”って訊くと、“うん、入れといた”ってしれっと(笑)。でも“カッコ良いからOKか!”っていうノリで。
 SISTER JETと仕事してるときの仁さんって楽しそうですよね。
 それは直に伝わってくるから嬉しいですね。レコーディングに入る前のミーティングとかでも“最近どういう音楽聴いているの?”って訊ねられて、翌日には答えたCDを全部聴き込んでくれているんですよね。その時点で3人の最近の志向やムードも共有出来るし、共通言語みたいなものにもなり得るから、凄くやりやすいんですよね。なんか新しいもの、カッコ良いものを作りたいって欲求が凄い人だから、刺激も受けますし。
 これだけ風通しの良い1枚だと、制作もスムーズだったんじゃないですか?
 いや、実は結構ストレスも多い制作でしたよ(笑)。やっぱり良いアルバムを作りたいって欲求が全員強いから。
 ただ“良い作品を作りたい”というのは常にあることだと思うんです。今回はその思いが一入だったと。
 そうですね。やっぱり『LONELY PLANET BOY』が自分たちのポップって意味では集大成を出せたねって手応えがあったから、今回は突き抜けるような…『LONELY〜』を良い意味で“過去の俺ら”って言い切れるようなもんにしなくちゃなっていう、使命感じゃないけど自分たちに課しているところがあったんだよね。だから凄く身を削って全員一丸となって作った実感はある。“全曲推し曲、捨て曲無しですよ!”って胸張って差し出せるものじゃないと意味がないと思ったし。
 今回特に印象強かったのがヴォーカリストとしてのワタルSさんです。
 「I WONDER」とか「しろくま」のシャウトね。「トーキョーミッドナイトブレイクダウン」もそうか。
 そうです。がなり立てるような歌い口は新鮮でした。何かきっかけはあったんですか?
 自分の声が結構コンプレックスだったんですよね。やっぱりどんな曲を歌っても「甘いねえ」と言われて、それは褒めてくれているんだし自分の武器だってことも分かってるんだけど。反面、“カッコ良い”と言われたい、言わせたい気持ちもあるんですよね。ライブだと結構そういう感じで歌えているんですけど、いざレコーディングの整った環境でマイクの前に立つと、キレイに歌おうとしてたんですよね。それをもっとライブを意識、想定して今回は歌おうかなって。
 意外ですね。ワタルSさんがコンプレックスを抱いていたということ自体が。
 自分で聴いていても思ってたんですよ。“どうしても可愛く聴こえちゃうな”って。
 そのライブを意識したヴォーカリゼーションとは逆に、今回再現性の面はあまり意識していないわけじゃないですか。こういうサウンドは“他の音が介入しても、3人が音を鳴らせばSISTER JETになる”という自信のようなところも?
 それはそうですね、自信はあります。デカいこと言いますけど、“この音楽は誰も作れねえだろ?”と思えたんですよね。UKのギターロック・バンドにも作れないし、周りの国内バンドにも作れない…紛れも無くSISTER JETにしか作れないアルバムだと思っていて。ていうのがコアの部分にあったから、そこに何を足そうが重ねようが、作品が良くなら全然構わないっていうか。そういう意識はありましたね。
 そうですね。今回のアルバム“良い/悪い”ではなく、“好き”です。それは比較対象がこれまでのSISTER JETの中にも無い作品だったからなのかなと。
 そう言って貰えるのは一番嬉しいですね。
 因みに『YOUNG BLUE』全体の青写真が見えたときは?
 「しろくま」が一番大きかったかな。大体の方向性が決まったポイントだった。


SISTER JET 「しろくま」

ライブが終わる度に
全員が死にかけてるような夜にしたい


 『YOUNG BLUE』というアルバム・タイトルや「17(SEVENTEEN)」「Young Pretender」だったり、若さや10代を連想させるワードも多いですけど、僕はすべての元10代にこそ聴いて欲しいアルバムなんです。
 ハイハイハイ(笑)、分かります分かります。
 曲順が絶妙なんですよ。10代の瑞々しさや無双感を経て、挫折とそこからの奮起、年を重ねることの肯定が感じられる流れですよね。
 そうなんですよ。「17(SEVENTEEN)」とラストの「30」だけじゃなくって、ちゃんと聴いてくていれる人はちゃんと全体の流れにも気付いてくれてます。なんか人生の縮図みたいになってるよね(笑)。
 これって曲作り、歌詞書きの段階から綿密に計画していたんですか?
 少しは意識したところもあったとは思うんですけど、狙ってはないんですよね。改めて聴いてみると自然とそうなっていた感じで。
 だから捨て曲無しっていうのは各曲の完成度も然ることながら、全体をこの並びで聴いて欲しいなって思うんですよ。
 うん。「17(SEVENTEEN)」を最初の方に、「30」をラストにって気持ちは漠然とあったんだけど、奇跡的ですよね。だから本当に同年代に聴いて欲しい気持ちが今回はあるんですよ。お客さんは若い人が多いけど、俺の友達にもいっぱいいるんですよ。ブランキーのベンジーに憧れて学生時代にグレッチを買ったけど今じゃギターも殆ど弾かなくなっちゃったヤツとか、そういう人たちに聴いて欲しいなって。やっぱり同年代も段々と新譜を買わない世代になってきちゃってるけど、それこそPlayerの読者の方にも…ギターやバンドは昔やってたけど、今は雑誌を眺めるだけって人もいると思うんですよ。そういう方たちにも届くんじゃないかな。
 「ダーティ・プリティ・ドッグス」や「JETCOASTER LAG」みたいにハシャげる、奮起できる大人ってカッコ良いですよね。
 やけっぱちとも言えるけどね(笑)。
 いえいえ、境地ですよ(笑)。敢えて散々訊かれたであろう質問ですけど、ワタルSさんって振り返るとどういう「17(SEVENTEEN)」でした?
 俺が17歳のときはSISTER JETでYAMAHAの“TEEN’S MUSIC FESTIVAL”に出て、全国大会まで進んだんですよ。なおかつ最初に作ったオリジナル曲だったから、完全に勘違いした17歳でしたね。“俺は完全にロックスターになれる!”と信じていましたから。で、“俺らは努力しなくても大丈夫”って驕っていた3年間もあったし。それも今となっては、寧ろそういう期間も大切だと思えるし。
 そうですよ。それがなければ『YOUNG BLUE』みたいなアルバムは作れなかったと思いますよ。やっぱり今回視点がワタルSさん自身だということは強く感じますから。
 それはかなり意識したところですね。“どうせ俺なんてカッコ悪い人間なんだから、そこも隠さずに曝け出せば良いじゃん”って、やっと思えるようになったかな。今まではどっかでカッコ付けてたんですよね。

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 今回使用した機材類は? 仁さんがプロデュースを務めると、色々と借りることも多かったと思いますが。
 確かに色々借りましたね。「30」のメインのアルペジオとは違う、モジューレーションみたいなのを音あるじゃないですか、鍵盤的な役割をしている。あれ実はアコギで出しているんですよ。元々俺がLogicで同じような音は入れていたんですけど、仁さんが「あっ、その音ギターで出せるよ」って持って来たエフェクターを借りたり。あと「30」ではビートルズを意識して、俺が持っているバイオリン・ベースを(ショウ)サカベに弾いてもらったりしています。デモを作っている段階だと仁さんから謎の12弦ギターを借りたりはしましたけど、レコーディングでは自分のギターたちを使ってますね。
 「30」はアコギのスリーフィンガーが堪らないです。
 個人的にはずっとやりたいタイプの曲だったんですけど、なんか機会があまりなくて。やっぱり曲を作って、他のメンバーがガシャンッとしたタイプがやりたいって気持ちも強いから。だけど今回ばかりは“やらせてくれ!”と強く推して。22-20sみたいなバンドでもアコギ主体の曲とかありますよね。せっかくアルバムならそういう曲も入れたいなと思うし。この曲で使っているのは62年製のJ-50っすね。ただ、仁さんがこの曲を録るときは特別なマイクを持って来てくれて。なんか200万円近くするらしい(笑)。
 怖い(笑)。
 だから少しマイクから離れて、ギターも歌も一緒に録りましたね。でも良い感じに脱力できて、その雰囲気が出てると思いますよ。
 アンプ類に関しては?
 今回は結構VOXで全編乗り切ってますね。以前使っていたレコーディング・スタジオだとマーシャルとかも置いてあったので色々と試せたんですけど。ギターはライブでもメインのノーキャスターが一番活躍してますけど、パキッとしたアルペジオが欲しいときはストラトを足して、「I WONDER」「ダーティ・プリティ・ドッグス」ではレスポールを使ってみたり。
 ギター好きな人に聴いて欲しいですよね。美味しいリフも満載ですし。
 あっ、リフと言えば「ヘヴン」のメインリフはグレッチを使っていますね。さっき話したブランキーに憧れて買った友達から託された1本です(笑)。あのリフには艶っぽさ、湿り気みたいなものが欲しかったので。
 7月30日(月)からは千葉LOOKを皮切りに全国ツアーもスタートしますね。ここ最近でライブへの思いって変化はありますか?
 この間のツアーからそうなんですけど、とにかく“スペシャルなものを観せたい!”って気持ちは強くなっていますね。“この夜、この場所にしか存在しないもの”を約束したい。だから最近のライブでは俺がその場のムードに合わせてセットリストを変えたり。
 サカベさんとケンスケ(アオキ/ds)さんは堪ったもんじゃないと思いますが(笑)。
 でも楽しそうにやってますよ(笑)。この間もドラムのキックがライブ中に壊れて、発売前だったけど急遽ドラムが無くても成立する「30」を演奏したり。良い意味で凄く適当になったとは思います。“完璧なショーを見せるぞ!”みたいな気負いは一切無い。音程外しても良いし、多少リズムがハシっても良いかなって。思えば福生のバーで酔っ払い相手にライブを重ねてきたバンドだから、整った環境で整った演奏よりも、ラフな環境の方が性に合ってるのかも。単純に楽しめるしね(笑)。
 真夏の20本以上にも及ぶツアーですが、9月17日(月・祝)のツアーファイナル、渋谷クアトロで最高のSISTER JETに会えることを楽しみにしてますね。
 俺達にとっても、この時期にこの規模のツアーは初めてなので楽しみです。ファイナルに向けてって感じではなくて、1日1日ライブが終わる度に全員が死にかけてるような夜にしたいっすね。皆さんはそんな俺達を観て好きに楽しんでくれればと思います(笑)。

Live Photo by TETSUYA YAMAKAWA
Interview by KENTA TOGAWA

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SISTER JET
YOUNG BLUE
PECF-1047
felicity cap-148 発売中 2,500円


『SISTER JET TOUR YOUNG BLUE』

日程 7月30日(月)
会場 千葉 LIVE SPOT LOOK
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ DISK GARAGE 050-5533-0888

日程 8月2日(木)
会場 京都 MOJO
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ GREENS 06-6882-1224

日程 8月4日(土)
会場 福岡 DRUM SON
開場 17:00/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ BEA 092-712-4221

日程 8月5日(日)
会場 長崎 DRUM Be-7
開場 17:00/開演 17:30
共演 後日発表
前売 ¥2,500(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ 会場

日程 8月7日(火)
会場 広島 Cave-Be
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ YUMEBANCHI広島 082-249-3571

日程 8月8日(水)
会場 岡山 CRAZY MAMA 2nd Room
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ YUMEBANCHI岡山 086-231-3531

日程 8月9日(木)
会場 神戸 太陽と虎
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ GREENS 06-6882-1224

日程 8月11日(土)
会場 浜松 メスカリンドライブ
開場 17:00/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ JAILHOUSE 052-936-6041

日程 8月18日(土)
会場 新潟 WOODY
開場 17:00/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ 会場

日程 8月19日(日)
会場 福島 OUTLINE
開場 16:30/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ U-ONE MUSIC

日程 8月22日(水)
会場 横浜 CLUB LIZARD
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ DISK GARAGE 050-5533-0888

日程 8月25日(土)
会場 旭川 CASINO DRIVE
開場 17:30/開演 18:00
共演 後日発表
前売 ¥2,500(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ 会場

日程 8月26日(日)
会場 札幌 COLONY
開場 16:30/開演 17:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ SMASH EAST 011-261-5569

日程 8月30日(木)
会場 松本 ALECX
開場 18:30/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ 会場

日程 9月1日(土)
会場 仙台 PARK SQUARE
開場 17:00/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ ノースロードミュージック 022-256-1000

日程 9月2日(日)
会場 盛岡 Club Change
開場 16:30/開演 17:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ ノースロードミュージック 022-256-1000

日程 9月8日(土)
会場 宇都宮 HELLO DOLLY
開場 17:00/開演 17:30
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ 会場

日程 9月14日(金)
会場 梅田 CLUB QUATTRO
開場 18:00/開演 19:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ GREENS 06-6882-1224

日程 9月16日(日)
会場 名古屋 CLUB UPSET
開場 16:30/開演 17:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ JAILHOUSE 052-936-6041

日程 9月17日(月・祝)
会場 渋谷 CLUB QUATTRO
開場 16:00/開演 17:00
前売 ¥3,000(税込み・ドリンク代別途)
お問い合わせ DISK GARAGE 050-5533-0888

2012年6月28日

渡辺俊美 初のソロ名義作『としみはとしみ』を語る!

8月2日(木)発売Player9月号のソフトウェア特集では“THIS IS MY PARTNER 〜私を支える個人的銘器〜”が進行中(※7月2日発売8月号ではありません。8月号では“才能溢れる今注目の女性アーティスト特集Rising up Into The Spotlight!”が進行中。こちらもお楽しみに!)。トレードマークとも呼べるほど愛着のあるギターとの馴れ初め/上手な付き合い方/辿り着いたサウンドメイキングの極意などなど、長年連れ添ったパートナーについて、じっくりとお話を伺っています。ここでは特集用取材の際にお訊きした各アーティストの新作についてのインタビューを随時掲載予定! まず第1弾は6月13日(水)に『としみはとしみ』をリリースする渡辺俊美さんです!

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6月13日(水)にリリースされる渡辺俊美、初のソロ名義アルバム『としみはとしみ』。サウンド/メロディ/歌詞において装飾を排した、まさに“裸の渡辺俊美”が堪能できる珠玉の1枚だ。ソロワークで陥りがちな自己完結ではなく、エンジニアに吉田仁(SALON MUSIC)、共演陣にはERIBAKUが全面的サポートを務めるなど、従来には無かった手法でZOOT16ともTOKYO No.1 SOUL SETとも違う“渡辺俊美”を全12曲で聴かせてくれる。ZOOTのベスト盤とSOUL SETの新譜を経て、今改めて震災、故郷、自己と向き合った渡辺俊美に話を訊いた。

ミニマルでスマート、シンプルな音楽を

 まずは月並みな質問です。本名名義での作品はいつ頃から構想が?
 漠然と思いを抱いたのは、ZOOT16の『ヒズミカル』(2010)が完成したときですね。その頃から、「次作品を出すなら“渡辺俊美”としてだな」っていうのは考えていました。資本主義や社会に異を唱えることも、僕の中でロックやパンクの役割として大事にしたい気持ちもあるんですが、この歳になって自分自身と向き合うような作品が作りたかったんです。その為にはSOUL SETやZOOTではなく、本名を掲げて望むのが一番誠実かなと。
 SOUL SETはともかく、ZOOTはソロユニットゆえにフレキシブルに活動できる出来る場だったと思うんですが…。
 今回のソロ名義に関してはホーンセクションや華やかな音もいらないかなって気分だったんです。ずっとZOOT名義のGB VERSION(渡辺がギターとバスドラを同時演奏する弾き語りスタイル)ではライブやっていたんですが、自分でもホーンや他の上モノも欲しくなるわけですよ。それら有りきで作った曲なわけですから(笑)。で、今回は自分の歌を主軸にしようと思って。インストや単純な音のカッコ良さで魅せるっていうのは、ZOOTで一区切り完成した気がしているんですよ。だからミニマムでスマート、シンプルな音楽がやってみたくなったんですよね。
 その“ミニマムでスマート、シンプル”というのは、音楽のみならず最近の「人間・渡辺俊美」のモードでは?
 そうかも知れませんね。もうさすがに分かったんですよ。今更自分は武道館やアリーナを埋め尽くすことを目指すアーティストじゃないなって(笑)。今は20〜30人のお客さんの前で毎日ライブがしたい、そういうアーティストになりたい。そこで自分自身の思考もシンプルにする必要があると言うか。作品に関してもウッディ・アレンのように毎年何かしら出したいって気持ちが強くなっていますね。
 つまり今年2月にリリースされたZOOT16のベスト盤『Z16』は、俊美さんの中で一区切り、身辺整理のような意味合いも強かったのでしょうか?
 そういう側面も一方ではありましたけど、入門盤…もっと言えばいち作品として作りましたよ。実は『Z16』をリリースする前からベスト盤みたいなものはCD-Rに焼いてライブ会場なんかで配っていて。個人的に昔からそういうのが好きなんですよ、ミックステープを作ってみたり。“バンドやろうぜ!”って世代よりもDJが台頭してきた世代なので。だから『Z16』も自分で楽曲をセレクトすることはもちろん、BPMも意識してノンストップミックスにしていたり…。バンドをやりながらDJもやるって人は今でこそ珍しくないですけど、当時はどちらかでしたからね。
 『ヒズミカル』から『Z16』、TOKYO NO.1 SOUL SETの『Grinding Sound』を経て、遂に『としみはとしみ』が完成したわけですが、具体的に作品の青写真が定まったのはいつ頃でしょうか?
 やっぱりソロでやっている人との対バンから受ける刺激は大きかったですね。曽我部(恵一)くんや二階堂(和美)さんをはじめ、そういったアーティストに感服すると同時に、「翻って僕は“渡辺俊美”としてどんな歌が歌えるんだ?」ってことを結構悩んでいて。「俺にはあんなことは出来ないし、これしか出来ないし…」と。で、そうやって色々悩んでいるうちに「あっ、こういうのが一番駄目なんじゃないか」って気付いて。要はソロだからってひとりで悶々と考えていないで、もっと人に委ねたり、意見を取り入れることで“渡辺俊美”の輪郭がハッキリしたり、見たこともない自分が現れるんじゃないかなって。結局、誰とどうやっても僕は僕にしか成り得ないし。それが結果的にタイトルに繋がったというか。ちゃんと人の手が介入しても“としみはとしみ”ですよって(笑)。
 ミックスエンジニアを務めた吉田仁さんも、今作に彩りを加えた1人ですね。
 実は今回まで面識も無かったんです。もちろんフリッパーズやSALON MUSICで名前は知っていたんですけど。
 あっ、それは意外ですね。初タッグはいかがでしたか?
 最初は怖かったですね(笑)。いや、怖かったというかオーラが凄くて、堂々としているし。貫禄っていうんですかね。変な言い方ですけど仁さんにはずっとフェラチオされている気分でしたね。
 どういうことですか(笑)!?
 本当にされるがまま身を委ねてみたって言うか(笑)。普段ならこちらからも攻めるんですけど、完璧に今回は気持ち良くイカされっぱなしでしたね。
 なるほど(笑)。他にはERIBAKU(鍵盤奏者 Eri Konishiとギター奏者 BAKUによるユニット)さんが全面的に参加されていますね。こちらはどういった経緯で?
 漠とした言い方になりますけど、今回は愛のある人とやりたいって気持ちがあったんです。昔、地方で2人のライブがあって、まだ当時幼かった子供も連れて行っていい? と訊いたら快くOKしてくれて。そこでの子供に対する接し方のひとつひとつから優しさと愛を感じたんです。それでSOUL SETのレコーディングをERIちゃんに手伝って貰ったりするようになったんですけど、感覚が速いんですよね。こちらがイメージとして欲しいと思っている音を具現化してくれるレスポンスがとにかく速い。それから何回か仕事をしたり、打ち合わせ無しでセッションもしていて。とにかくグルーヴが合うんですよ。BAKUちゃんも優しくて。本当に本物の愛がある2人です。それと同時に音楽をちゃんと本業にしている人と作りたいって気持ちもあって。ZOOTではトランペットが吹ける暇な友人だったり、楽器も“出来る”仲間とやっていて。そこの緩さみたいなところも魅力だったんですけど、今回はしっかりとしたプレイヤーとやりたいなって。そこが基準でしたね。

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