自分のエフェクターボードを紹介してから、だいぶ日が経ってしまったが、内部に組み込んだエフェクターについて、改めて書かせて頂きたい。
今回は、厳密に言えばエフェクターと言えないが、エフェクターボードの製作に協力してもらったHUMP/BACK engineeringの戸田氏に製作して頂いたオリジナル・ルーパーを紹介したい。
このルーパー、2つのループが付いており、ディレイやフェイザーなどを繋ぐ際の音質劣化を防ぎ、原音とのミックス量の調整、さらには繋げている2台のエフェクターを同時にオン/オフできる間隔でスイッチが付けられている。
それだけでなく、2台のアンプ切り替えもできる、A/Bボックスの機能も盛り込んだ幅広い使用が可能なもの。
2つのループは、直列と並列回路で組んであり、用途に応じて使い分けられる。また並列のループには、音抜けが良くなるバッファーが組み込まれているので音質も良好だ。
このルーパーに、LINE 6のDL4(ディレイ・モデラー)と、MXRのPhase100(フェイザー)を組み込んで使っている。
曲中で、空間系のエフェクターを多用するギタリストには、とても便利なルーパーのような気がするが…どうだろうか?
もちろん市販品にも便利なルーパーや、PROVIDENCEのPECシリーズなどの高性能なエフェクター・コントロール・システムも売られているので、多くのコンパクト・エフェクターを使用するギタリストがエフェクターボードを組む際には、ぜひ使ってみることをお薦めしたい。
ルーパーやエフェクター・コントロール・システムなどは、それ自体でサウンドが出ないため、なかなか購入に踏み切れない方も多いと思うが、一度組み込んでみると、その便利さに驚く方も多いはず。
エフェクターボードを組む際には、入れるエフェクターの選別も重要だが、エフェクターの使用法に合わせたルーパーやコントロール・システムを入れるだけで、ライヴ時のパフォーマンスも変わってくる。
サウンドは出なくともエフェクターボードを組む際には、エフェクター・コントロール・システムなどに、ぜひ注目してみよう!