5月2日発売Player6月号は創刊40周年記念号! というわけで、何かと1968年という年を意識しながら諸々の記事制作を行なっていたりします。毎月ロックの名曲をバンド・スコアにしてお届けしている「ROCK'N ROLL HIGH SCHOOL」もまた例外ではありません。わりとこのページは皆さんからのリクエストから楽曲を選ぶことが多いのです。なので、わりと定番曲が多かったり、かと思ったら「こんな曲を載せてくれるのはPlayerだけだ!」と激励のお便りをいただくような楽曲を取りあげたり(笑)しています。皆さんが楽器を手にしたり、“バンドでスタジオに入るきっかけとなってくれたらなぁ”と思って制作しているページなのです。
さてPlayer4月号のROCK'N ROLL HIGH SCHOOLでは、DEEP PURPLEの「HUSH」を取りあげました。「HUSH」は彼らのデビュー・シングルであり1968年リリース…なんとプレイヤーとディープ・パープルはタメだったのですね! 意外にも彼らのデビュー・シングルはジョー・ハウスの名曲カヴァーなんですが、パープルのみならずいろんなかたがカヴァーされている曲としても著名です。個人的にはクーラ・シェイカーのカヴァーなんかもお気に入りだったりしますね。
ところで「HUSH」をとりあげると決めたところまでは良かったんですが、次に悩んだのが、“どのヴァージョンを採譜するか?”ってことです。オリジナル・ヴァージョンのほか、御存知の通り『ノーバディズ・パーフェクト』の再録ヴァージョンもあるんですよね。しかもそっちのほうがリッチー・ブラックモアのギターがフィーチャーされている…。オリジナルはあくまでジョン・ロードのオルガンが主役なもので、わりとギター・パートに重きを置いている当誌としては悩んだんですが、そこで決定打となったのが1968年というキーワードだったという(笑)。せっかくですので同じ40歳ということでそこにこだわろうということになりました。
リッチーのギター・パートはたしかにおとなしめではあるのですが、採譜・解説担当の浦田泰宏さんも書いているように、随所でキラリと光ることをやっているのはさすがって感じです。詳しい奏法解説は4月2日発売Player5月号P.152を御覧いただきたいのですが、一歩引いたスタンスながらもきっちり自分の色を出しているという。歌ものバッキング・ギターの醍醐味っていうのを教えてくれる1曲と言ってもいいかもしれません。ダンサンブルでキャッチーな曲なので、まずは細かいことを考えずにノリでコピーしてみてはどうでしょう? “ナナナ…”をみんなで歌えば盛り上がることこの上無し!
次号のR.R.H.S.も1968年リリースの名盤から取りあげますのでお楽しみに。