本誌は、5月2日に発売される6月号で“創刊40周年”を迎える。本誌の前身となる『ヤング・メイツ・ミュージック』が創刊されたのは、1968年5月15日。今年は創刊40周年目というわけだが、6月号ではそれを記念したスペシャル企画が予定されている。その内のひとつとして、「ザ・ヴィンテージ・ファイル」ではスペシャル・バージョンを掲載する予定だ。
6月号の「ザ・ヴィンテージ・ファイル」は、68年にデビューもしくは再生産されたギターばかりを集めた企画。写真は先日行われたギターの撮影風景だ。撮
影したギターは、ギブソン・レスポール・スタンダードとレスポール・カスタム、フェンダー・テレキャスター・ペイズリーレッドとブルーフラワーの4本。14年間連載している「ザ・ヴィンテージ・ファイル」だが、ギブソンとフェンダーのギターを混在して掲載するのは今回が初めてだ。
68年はレスポール・スタンダードとカスタムが再生産を開始した年として知られているが、フェンダー・テレキャスターのバリエーションであるペイズリー・レッドとブルー・フラワーがデビューした年でもある。つまり「プレイヤー」とこれらのギターとは同じ歳と言うわけだ。本誌がデビューした歳に誕生したギターが、今ではヴィンテージ・ギターとして扱われている現実は、担当者として歳月の重さを感じる。
ちなみに、いつも「ザ・ヴィンテージ・ファイル」を撮影しているフォトグラファーの大谷十夢治氏も1968年生まれ。68年に生まれのギターを、68年に生まれたフォトグラファーが撮影し、68年生まれの本誌に掲載をする。まさしく68年オンパレードな撮影会だった…。(田中)