“2007年の最有力新人”と人々が口を揃えて挙げるのが、英コヴェントリー出身のトリオ、ジ・エナミー。“サマーソニック08”に引き続き、12月には“ブリティッシュ・アンセムズ”の大トリを飾りつつ単独公演もキメちゃう来日が実現ということで、小誌は初のインタビュー取材を敢行しました。齢ハタチそこそこだというのに、トム・クラーク(vo&g)にはパッと出て売れちゃったーハッハッハッ(笑)みたいなキャピキャピ感は皆無。イギリスの世相をサウンドに投影するというリアル感100%の真摯な取り組みに、“ニュー・ワーキング・ヒーロー”の異名に偽りがないことを確認した次第であります。その内容はプレイヤー2月号掲載のインタビューを参照して頂くとして、ここでは取材時のこぼれ話をひとつ。
トム・クラークはアディダス好きのコレクターで、今回の来日では2,000ポンドほど散財したらしい。日本円に換算すると約45万!! 「どんだけーっ!!」ってな買い漁りっぷりですね(どんだけーの使い方違う???)。取材に着ていたジャージも最新モデルであったことをライターさんは見逃していませんでした。で、ライターさんが履いていたアディダスのスニーカーにもトムは「見たことないモデルだー」と過剰に反応。なんでもそれはリーバイスとのコラボ商品という激レアものだそうで、トムのホットな羨望のまなざしに、ライターさん曰く「思わずこのスニーカーをプレゼントしたい気持ちになりましたが、履いているものをどうぞ…というわけにもいかず」とな。そういえば、Jマスシス(ダイナソーJr.)も(今は仙人のような見た目ですが)自身でスニーカーをデザインしちゃうこだわりようで、取材時にはこのライターさんとスニーカーを見せ合い合戦を繰り広げていましたよ。──と、特にオチもなくてスイマセンと謝りたくなるこぼれ話ですが、音楽以外のところで好きなミュージシャンのこだわりポイントに注目してみるっていうのも、ファンとしての楽しみ方のひとつかな、ということで。そういえば何年か前に、ロック・ミュージシャンにファッションのこだわりを問うたコメント特集っていうものを企画しましたが、音楽とは関係ないところでこだわって集めているコレクションを問うてみるのも、ミュージシャンの意外な一面が垣間見ることが出来て面白いかもしれませんね…と、これは無責任な思いつきです。

