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MIX MARKETのしあわせなニュー・アルバム

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 インディ・シーンの「ガールズPOP/PUNKの代名詞」と言えば、MIX MARKETを思い起こすひとも多いだろう。メンバー・チェンジで思うように動けない時期が実質3年くらいあったようだが、満を持してのベスト盤『ZOO ZOO ZOO-MM BEST OF KOGA YERAS-』(KOGA/Groovie Drunker Records)を10月にリリースした。そして自らのレーベル「elephant music」を立ち上げて、ニュー・シングル『MONSTER』をリリース(アルバム未収録のカップリング曲「BYE BYE MY LOVE」も名曲!)、そして遂に渾身の新作『しあわせのエレファント』も11月7日にリリース。
http://mixmarket.d4k.net/
http://www.sputniklab.com/

 『しあわせのエレファント』をすでにお聴きいただいたかたならばおわかりだろうが、これがもの凄い傑作ポップ・アルバムである。ベスト盤『ZOO ZOO ZOO-MM BEST OF KOGA YERAS-』を聴くと実に様々な音楽的トライアルを繰り広げてきたバンドということがわかるのだが、『しあわせのエレファント』はYUTTYのヴォーカリゼーションを核にした、最強の歌ものアルバムという部分にフォーカスを当てているようだ。また日本語詞をほぼ全編にフィーチャーしたアルバムも新境地だし、YUTTY持ち前の柔らかなヴォーカルの魅力はそのままに、ちょっと骨っぽく歌っている様も新感覚である。そして何より名曲揃い。中でも「モンスター!」「キミとボクのあいのうた」に続く冒頭の流れは快感。これぞMIX MARKETならではのmix musicだ。「今回は5人で曲を作ったし、しかも全員がまったく妥協を許してない10曲なんです。魂削りました。」(KOTA談)

 またバンド・サウンドに関しても一層スケール・アップしているし、音質だけとってみても過去最高の内容である。ただエンジニアは過去の作品と同じひとということで、メンバー・チェンジしてノリにノッているMIX MARKETの最新の音がまんま詰まっているのだ。音選びに関しては「歌の邪魔にならないサウンドっていうのもコンセプトでしたし、“削るものは削ったほうが歌が前に出てくるな”って。」(KOTA談)と、よりソリッドに必要な音だけを鳴らしている。突き詰めた音だけだから明快だし、MIX MARKETのポップ・センスが全編で堪能できる一枚なのだ。12月2日発売Player1月号「Move On」内のインタビューでMIX MARKETが登場。『しあわせのエレファント』について、使用楽器のことも含めて語ってくれているのでぜひチェックしてほしい。