Thanks to ROPPONGI WAVE RECORDS
宮内和之(g,vo)、国岡真由美(vo)率いるICEは
なんと今年デビュー15周年だそうです。
9月にはユニバーサルより最新ベスト・アルバム
『MUSIC FOR THE BEAUTIFUL DAYS 1993/2007』がリリースされましたが、
通算12枚目となるオリジナル・アルバム『Speak Low』(XNRW-10004/3,000円)が
10月24日にROPPONGI WAVE RECORDSよりリリースされます。
ROPPONGI WAVE RECORDSとは音と映像の専門店「WAVE」が
創立30周年を記念して設立したレーベル。
渋谷系ムーヴメントの火付け役を果たしたことでも著名な「WAVE」が、
「大人のための、楽しく、良質な音楽」という意思で
今後精力的なリリース活動を行なっていくのだそうです。
それにしても、思ったよりも短いインターバルでの
ニュー・アルバムのニュースに狂喜しているひとも多いでしょうね。
宮内アニキの音楽的なトライアルがどんどん真摯に、
そして緻密になっていく一方なので、
“この先2〜3年に一度のリリースになるのは覚悟かなぁ…”
なんて個人的にも思っていただけに嬉しいニュースです。
ここ数年のICEは、作品制作によるイニシアティヴをより強固にしてきていて、
その徹底した音の作り込みには本当に驚かされます。
前作『RIGHT NOW!』は最新型ICEのスタイルとトライアルが満載で、
サウンド面でもいろいろ新境地がありました。
生ドラムだと思っていた曲が次は打ち込みだったりして
面喰らったりしたのも記憶に新しいんですが、
最新のテクノロジーで理想のバンド・サウンドをシミュレートしているような、
そういうエッセンスも聴きどころだったと思います。
あと宮内アニキのアコギ・プレイが随所でフィーチャーされていましたよね。
さて新作『Speak Low』ですが、遂に全編完全なるバンド・サウンドに回帰しています。
それでいて音もますますソリッドになっていて、これまた新境地の装い。
突き詰めた音数と生身のグルーヴが前面に押し出されており、
ICEならではのクールかつソウルフルなサウンドが満載です。
'96年リリースの『We're in the Mood』『SOUL DIMENSION』辺りに
衝撃を受けたことがあるひとなら絶対痺れること間違いなし。
ギター・プレイもストイックなリフ・ワークやカッティングから、
一転してソロではぎゅいんぎゅいん弾きまくっていたりと、
宮内和之ならではの押し引きの絶妙さとバランス加減がさらに極められています。
さらにはエレキ・シタールのソロ・プレイをフィーチャーした曲も聴きどころ。
真由美姉さんの透明感あふれるセクシー&ウィスパー・ヴォーカルも健在で、
鳥肌たつくらい奇麗な音像に驚かされるアルバムです。
この辺りもICEならではのレコーディング・マジック…!
しかも、久々に宮内アニキと斉藤和義の共演が実現!
斉藤和義が一曲でブルース・ハープを吹いているのも話題です。
“最近ICEご無沙汰だなぁ…”なんていうファンのひと、
そしてまだICEを聴いたことがないっていう若いリスナーにも、
ぜひぜひこの機会に聴いていただきたい一枚です。
そして願わくば久々にライヴが実現するといいなぁ。
アニキ、姉さん、頼むぜ!

