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ニューヨークの“ギターDNA”を持つオズ・ノイ

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ジェームス・ブラッド・ウルマー、ソニー・シャーロック、
ジャン・ポール・ブレリー、そしてジョン・スコフィールド、
マイク・スターン、デヴィッド・フュージンスキー。
70年代から脈々と繋がるこの流れにピンとくる人なら
納得のギタリストがオズ・ノイだ。

その新作『ファジー』が8月22日にリリースされるが、
これがなかなかの聴き応え。
ソロ、カッティング、リフとスタイル化されてしまった
ギター・プレイのどれにも当てはまらない音楽表現力は、
やはりニューヨーク・シーンに起因するのだろうか・・・
しかし彼はイスラエル出身だということも付け加えておこう。

異形のリックとも言えそうなフレージングは素朴で荒削りなのに、
思いのほか人肌だったりする。
彼いわく、「サウンドは楽曲の一部」だというその音色は、
ストラトキャスター+多数のエフェクターによって構築するらしいが、
とりわけ活躍するのはオクターヴ・ファズと2台のDL4。
これらは既に彼の体の一部になっていそうな気配だ。

アルバムではプリンスのカバーを、
ライヴではミーターズのカバーもしていたが、
彼のグルーヴの原動力にはファンクが、
しかし旋律の中には哀愁が息づいていることも魅力だろう。