Playerは80年代より何度とレベッカを取材してきているのですが、2015年の横浜アリーナのライブ機材レポートに続き、28年振りの全国ツアーを実現させた2017年は初のカバーストーリーでの展開となりました! 作り手のテーマとしては「楽器誌だからこそ語れる最新形レベッカ」で、ツアー千秋楽である日本武道館2デイズに張り付いて、最新機材撮影、そして楽器隊によるインタビューも実現できました。ライブ写真も本誌VINTAGE FILEやMy Standardでおなじみ、大谷十夢治さんが撮影したもので、Playerエクスクルーシブです! 写真もたっぷりと使用しているので、ぜひ最新形レベッカをご堪能ください。
インタビューでは昨今の再結成のことはもちろん、11月にリリースされるシングル「恋に堕ちたら」についてもいち早く語っていただきました。作曲方法も80年代のときは違ったそうで、シンプルかつキャッチーなこの楽曲がギターフィーチャーな理由も明らかとなります。そうした今のレベッカを捕らえるとともに、1985〜86年当時のPlayerの記事内容も加味して『REBECCA IV〜Maybe Tomorrow』期の足取りも振り返っています。表紙にもあるようにレベッカ・サウンドの現在・過去・未来に迫るボリュームたっぷりの記事となっています。
ハードウェア特集では究極のマーティンブック『The MARTIN D-45 and More』発売に関連して、「1969 MARTIN D-45 Cut 18」と題して、希少な再生産D-45を18カットの美しいピンナップでそのディティールを紹介するマニアックな企画記事を展開しています。『The MARTIN D-45 and More』の内容の一部分が明らかになっておりますので是非チェックしてみてください。さらに3回連続の企画「HEADWAY Guitars 40th Anniversary Special」は第2弾として、次世代を担う若いビルダー安井雅人へのインタビュー取材を行なっています。毎月話題のライブ、コンサートのライブ機材をレポートする「FROM THE BACKSTAGE」は、初のアコースティックセットで敢行されたX JAPANの最新機材をメンバー全員分たっぷりと紹介しています。アコースティックセットがゆえのいつもと一味違う機材が面白いです。そしてYOSHIKIのクリスタルピアノも最新バージョンのものだったことご存知でしたか?
インタビューでは撮りおろし写真で、Sagoからリリースされる和嶋慎治のシグネチャーも紹介した人間椅子が登場。和嶋慎治が最新作『異次元からの咆哮』、そしてギターのこともたっぷりと語ってくれています。
さらにサマーソニックでキャッチしたFOO FIGHTERSのギタリスト、クリス&パットのギタリスト2人に直撃! 新作『コンクリート・アンド・ゴールド』のエピソードが披露されています。
また、6人編成初の作品となる『視線』をリリースしたodolにもインタビュー。ミゾベリョウ(vo,g)、森山公稀(key)、更に昨年11月に加入を果たした早川知輝(g)の3人が語ってくれました。
毎回ミュージシャンの楽器コレクションとともにそのこだわりについて語ってもらう「My Standard」は、秘密のミーニーズのリーダー渡辺たもつが登場。古き良き時代の音と今の音を融合する秘密のミーニーズの弦楽器奏者ならではの現時点でのユニークな愛器の数々をレポート。
1stアルバム『イッツ・ノー・シークレット』 が本当に素晴らしいので、ウエストコースト系の音楽なり、はっぴいえんど、はちみつぱい系の日本語ロックが好きな人は要チェックです。また、毎回ミュージシャンの愛器1本に出会うまでのストーリーを楽器紹介とともにお伝えする「Open The TREASURE BOX」では湯野川広美をフィーチャー。ジン活動休止後、シンガーソングライターとして歩み始めた彼女がK.YAIRI JY-45Bとの出会い、そして渾身のソロアルバム『心音の樹』について語ってくれました。毎回話題のエフェクター類をミュージシャンに試奏していただく「Weapon Lover」では、最新作『BRAND NEW WORLD』が好評のGlowlampのギタリスト石井 裕が登場。XOTIC EFFECTSの定番ドライブペダルをプレイしていただいています。
海外ミュージシャンの使用楽器変遷をレポートしてきた「WHOSE GEAR?」も遂に最終回。40年以上にわたりメタル・シーンを牽引し続けるJUDAS PRIESTの機材変遷を解説しています。また巻末のPlayer看板コーナー「THE GUITAR」は、2年振りの来日公演を行なったマシュー・スティーヴンス、ザック・ブラウンのMOOLLONギター/ベースを解説。人気のヴィンテージギターを徹底解剖している「VINTAGE GUITAR ARCHIVES」では、1958 GIBSON ES-225Tを追究。ギブソン・シンライン・フルアコースティックの人気モデルの魅力を“内面”からも迫ります。こういうことができるのもPlayerならでは。センターページの「THE VINTAGE FILE」はMARTIN 1939 000-42。超超超超超貴重なプリウォーマーティンを美しすぎるピンナップでご堪能ください。
ライブレポートはTakamiy、CRAZY KEN BAND、STONE SOUR、RED WARRIORS、TOMMY EMMANUEL、MEW、そして佐々木 亮介(a flood of circle)、菅原 卓郎(9mm Parabellum Bullet)、山田 将司(THE BACK HORN)、村松 拓( Nothing's Carved In Stone)により行なわれた弾き語りイベント「SHIKABANE」の模様を。「NEW PRODUCTS」のコーナーではGIBSON CUSTOM(Slash Anaconda Burst Les Paul)/IBANEZ (RG8520ZE)/CHARVEL(Super Stock DK24)/CHARVEL(San Dimas Style2 HH HT OM/HH FR)/JACKSON(Gus G. Star)/JACKSON(Soloist Archtop SLAT8 MS)/MARTIN(OM-18E)/HEADWAY(HD-115 GS ATB/ARS)/SEED(Kanderbird)/RYOGA(Skater-B532)/XOTIC(OZ NOY Limited Edition AC/RC-OZ)/VEMURAM CUSTOM PEDALS(DJ1)らを試奏レポートしています。
さらに今月号、そして12月号では恒例の人気投票&アンケート「PLAYER READER’S POLL 2017」を展開。11月号Part.1と来月12月号Part.2の連動企画で今年も豪華景品が100名に当たります! できれば2回ご参加いただけると助かります。Player2017年11月号、是非お近くの楽器店、書店さんでチェックしてみてください。よろしくお願いします。