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ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND

ペダルスティール界のジミ・ヘン! 個性派ゲストも参加した新作完成!

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ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンドの新作アルバムのタイトルは『ガット・ソウル』。その表現豊かなペダルスティール・ギターを駆使して、ブルースやロック、ゴスペルなど多彩な音楽性で魅せるロバートだが、その根底にあるのはジャンルを超えた“ソウル=魂”の探求。音楽遍歴の原点へと回帰したサウンドは、本能的な昂ぶりとエモーションに満ちている。「ギター、ボーカル、曲作り…あらゆる面で誇りにしている」という自信作を完成させたロバートは、その“ソウル”を開け放って雄弁に語ってくれた。

前作『リケティ・スプリット』(13年)から約3年半ぶりのアルバムとなりますが、どんな活動をしてきたのですか?
3年というと長い年月のように思えるけど、ツアーをして曲を書いていたんだ。さらに(サイドプロジェクトの)ザ・ワードとしてのレコーディングもしたり、けっこう忙しかった。アルバムを作るにあたって、2タイプのどちらかにしようと考えたんだ。ひとつはパワートリオのロックアルバム。もうひとつがソウルフルなアルバムだった。現在の世界情勢を考えて、ポジティヴなメッセージを伝えたかったんだ。みんなでトゥゲザーになろうってね。喜びとハピネスをもたらして、大勢の人をひとつにしたかった。それと同時にみんなを動かせ、踊らせる音楽をやりたかったんだ。
フーティ&ザ・ブロウフィッシュのダリアス・ラッカーとは元々、付き合いがあったのですか?
うん、数年来の友人だよ。「ラヴ・ドゥ・ホワット・イット・ドゥ」はアルバムの最後に書いた曲なんだ。それまでニューヨークで5日をかけてレコーディングして、ナッシュヴィルでオフを取った。そのオフ日にジャムをやって書いたのがこの曲なんだ。ソウルでもありフォークでもあり、カントリー・サザン・サウンドの雰囲気もある。で、この曲はダリアスに歌ってもらったら最高だと思った。 この曲はビデオも撮影するから、彼にも出てもらうよ。

こちらが「ラヴ・ドゥ・ワット・イット・ドゥ feat.ダリアス・ラッカー」のPV。ソウル・フィーリングのある曲で、ロバートも絶妙なペダル・スティールをプレイしている。


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ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンド ガット・ソウル ソニーミュージック CD SICP-5170 2月15日 2,200円(税抜)

17.4月号(3/2発売)にてインタビュー掲載