Photo by PAUL PARKS
2007年にサンディエゴで、J.J.ケイルをスペシャル・ゲストに迎えて行なわれた『ライヴ・イン・サンディエゴ with スペシャル・ゲスト J.J.ケイル』が発売。「アフター・ミッドナイト」に端を発して2013年に他界したJ.J.ケイルとの交流と、ドイル・ブラムホールU、デレク・トラックスとの3ギターが堪能出来るアルバムだ。
こちらがそのライブ映像。エリック、ケイル、ドイル、デレクの4人で演奏しているのは「エニウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」。
こちらはJ.J.ケイル作曲、1970年の1stソロに収録されたクラプトンのソロ初シングル「アフター・ミッドナイト」。
『ライヴ・イン・サンディエゴ with スペシャル・ゲスト J.J.ケイル』は、そのタイトルが示すとおり、米国西海岸最南端の大都市でJ.J.ケイルを特別ゲストに迎えて行なわれたコンサートを、曲順などそのままの形で記録したものだ。収録はドイル・ブラムホールU、デレク・トラックスとのトリプルギター編成で話題を集めたワールドツアー終盤の2007年3月15日。このときクラプトンは61歳。細かくいえば、あと半月で62歳。ケイルは68歳だった。
『ライヴ・イン・サンディエゴ』の最大のポイントは、その2人が並んでギターを弾き、歌ったライブを堪能できるということだ。しかもそれだけではなく、エリック/ドイル/デレクのトリプルギター編成で臨んだ2006〜07年ワールドツアーの終盤、バンドがもっともいい状態にあったときのライブを収めたものでもある。
ライヴ・イン・サン・ディエゴ with スペシャル・ゲスト・J.J.ケイル ワーナーミュージック・ジャパン 発売中 WPCR-17526〜27 2CD 2,900円(税抜)
2017年1月号(12/2発売)に記事掲載