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DOES 氏原ワタルのロングインタビュー+ギタレポ掲載


DOES 『KNOW KNOW KNOW』Music Clip[Short Ver.]

 メジャーデビュー10周年に突入したDOES。2014年にセルフタイトルのオリジナルアルバム『DOES』をリリースする前後から、これまでのバンドヒストリーを再考察、再構築するようなライブも展開してきた彼ら。次に出るアルバムはきっと新しいタームに入ったDOESの音が焼き付けられているはずだと予想していた。そして遂に最新オリジナルアルバム『INNOCENCE』を完成。前作『DOES』における4ピース主体の重厚さとはまた違う、何処か吹っ切れたような爽快感とソリッドさが印象的な仕上がりである。Player2016年6月号では氏原ワタルのインタビュー取材を行なった。まさに『INNOCENCE』に辿り着くまでのストーリーをたっぷりと語っていただいている。写真も撮りおろし。近年愛用のギター6本のギタレポ付の5ページで展開している。


DOES 「INNOCENCE」トレーラー

 『INNOCENCE』には3ピースのDOESの魅力がたっぷりだ。ギタープレイも全て氏原ワタルによるもの。そしてワタル、赤塚ヤスシ、森田ケーサクという3人の姿がくっきりと映し出された音像であり、何処かデビュー当時を彷彿させる質感もある。ただし単にトリオによる原点回帰と言うほど単純ではなくて、その柔らかで温かみのあるギターサウンドと躍動感あふれるグルーヴは、これまでにないDOESの音である。これまでの歩みがあったからこそ辿り着けた円熟の音と言えるかもしれない(と書きつつ、まだまだDOESのバンドサウンドは進化していくのだが)。そしてますますグレードアップ、しかしながら一層ソリッドにもなったワタルの天才的なソングライティングが光っているのだ。何かと“ロックンロールが死んで”と揶揄されるような、ひょっとしたら人によっては、ロックだったりバンドだったりがちょっと勢いを失くしているのかもしれない現況に、あくまでDOESはキラキラしたロック讃歌を歌い続ける。

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 DOESの直筆サイン入り『INNOCENCE』販促用ポスターを2名様分いただいたので、ぜひ記事の感想を一言添えていただき、「Player」プレゼント/レターズ受付を参照の上、是非ご応募いただきたい。