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ビリー・ギボンズ サイン入りギター・プレゼント企画、当選者発表!

本誌2016年3月号に掲載した“ビリー・ギボンズ・サイン入りギター・プレゼント特別企画 自慢の渋カッコ良いギター・コンテスト”
たくさん御応募いただき誠にありがとうございました。
全投稿者皆様の写真と文から溢れるビリー・ギボンズ愛、そしてギター愛を強く感じました。
最優秀賞、優秀賞は以下の皆様に決定いたしました。おめでとうございます!


◎最優秀賞
福岡県 まーちゃん さん
 
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タイトル:三種の神器

 ZZトップ時代からビリーさんの大ファンでした。初のソロ作『ペルフェクタムンド』、30代の私の心に“ズキュン!”と響きまくりです。いや〜本当に渋いですね。写真はメインで愛用しているギブソン・カスタム2013年製の1959レスポール・ヘヴィリー・エイジドです。パーリー・ゲイツに似ている雰囲気の良いレスポールを偶然店で発見し、弾いてみたらとても良いサウンドだったので思い切って購入しました。ボディとネックがニカワ材で接着されたり、ピックアップが一新されたりと、13年のヒスコレは素晴らしいクオリティです。『ペルフェクタムンド』を聴き、このレスポールを弾き、18年ボウモアのウイスキーを飲む…これらが仕事後の私の夜を最高に盛り上げてくれる魅惑の“三種の神器”です。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:どれも味わい深いですが、「ユアー・ワッツ・ハップン・ベイビー」が好きです。一聴するとシンプルな4つ打ちのダンサブル・ナンバーですが、オートチューンを掛けたダフトパンクみたいなボーカルのポップなエッジが絶妙だし、ギターのサウンドも素晴らしいです! こういった先進的な部分はZZトップの『イリミネイター』時代にもありましたし、非常にビリーさんらしいナンバーだと感じました。


◎優秀賞
滋賀県 JB さん 

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タイトル:ギブソン・レスポール・モディファイ
 ギブソン・ルシールとペグ以外のパーツを交換し、ゴールドパーツにしました。木目が横と縦にも出ていて非常に美しい1本です。オリジナルのものよりルシールPUと相性が良く、サウンドはとても良いです。アメリカン・ロックバンド系でよく使用しています。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「ユア・ホワッツ・ハプニン・ベイビー」。キラーチューンが多過ぎて悩ましいところですが、1番のフェイバリットはこれでしょう! カッコ良い上に、とにかく色彩豊か。リゾネイトのスライドギターで始まったと思いきや、重いベースとキューバっぽいビートがビリーさんの少しエフェクトの効いたVoと絡んで、とてもファンキーかつセクシーです。途中ブレイクを挟み入ってくるレゲェっぽいラップもとてもカッコ良い。その後に入ってくる、歪んだビリーさんのギターは正にパーフェクト。超好きです! ピッキング・ハーモニクスもギュンギュンで終わるのが残念に思えるほどです。ガレた歌声も最高です。


神奈川県 HOYHOY! さん 
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タイトル:エルマヤ
 今から40年近く前、77年に中学3年の時に初めて手にしたギターです。エルマヤのSTタイプです。電気の知識も何もないのにリアPUをハムバッキングに載せ換え、タバコも吸わないのにヘッドに焦げ跡を付けました。さらに、受験間近の高3の夏休みに忘れもしないですが、24時間テレビを見ながらビニールテープを正方形にカットして市松模様にしました。それだけでは飽き足らず、白のツナギも油性マジックで市松模様にしてステージ衣装にしました! ビニールテープで当然剥げてくるので何度か貼り直しましたが、もう諦めてそのままにしたまま早や35年以上です。今でも現役ですが右手がベタベタします。フレットはほとんど残っておらず「あーあの頃はよく弾いていたんだなあ」と、初心を思い起こさせてくれる愛機です。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:やっぱり1曲目「ゴット・ラヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」ですね。事前に「ラテン色が強い」と聞いておりましたが、出だしの音からいきなりビリー・ギボンズ! いざギターソロが始まると、もう紛れもないビリー節! ZZトップ初期のアルバムにも通じるものを感じ、私のiTunesの中ですっかりヘビーローテーションです。


東京都 Nobu さん 
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自慢の渋カッコ良いギタ

 中学生時代にお小遣いで中古のトーカイ・ギターを買いました。高校に入りバンドを組みましたが、17歳の時バイクの事故に遭ってから左腕は一生動きません。時は経過して、昨年YouTubeで片手のみでギターを弾くヒッピーみたいな外国人のおじさんの動画を見ました。その瞬間、頭に稲妻が落ちました…そして、数十年しまい込んでいたトーカイのギターを出して、44歳で再スタート。現在も練習中です。右用ギターを逆に持ち(弦もそのまま)、右手でハンマリングとプリングだけで音を出しています。一生、音の出ないはずのギターが奇跡的に蘇りました。外国の高価なギターではありませんが、僕にとってはこれ以上ない“渋くカッコ良いギター”です。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「トリート・ハー・ライト」。いつものビリーさんでありながら、違った一面を感じとても心地良いです。曲の長さは3分弱で、今の時代にしてはとても短い。しかし、それが何度も繰り返して聴きたくなってしまいます。ちょうどZZトップの「タッシュ」と同じ効果だと思います。腹八分目効果。気持ち良いところでギターがチョーキングし、ドラムのフィル、かけ声やシャウトなどなど、短い中にツボを得た完璧な演奏が満載。Aメロのピアノ・バッキングのビリーさんの歌は、ZZトップにはないカッコ良さがあると思います。

東京都 eugomac さん
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タイトル:エスクワイア化したテレキャスター
 ノーマルのテレキャスをリフィニッシュしてエスクワイア化。シェラック・ニスを数十回重ね塗りして、味わい深い色合いにしてみました。テレキャスのブリッジカバーはプレイだと邪魔ですが、ルックス的には渋さが増すので好きです。エレクトリックと言うよりもアコースティック・ギターのような雰囲気が漂いますね。 アンプ直でストレートに鳴らしたいギターです。ビリーさんもエスクワイアを愛用しているとのことで親近感が湧きます。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「ゴット・ラヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」。アルバムの中で1番ギターがフューチャーされている。荒々しい音色で、ビリー・ギボンズをイメージし易いです。


大阪府 wantaro さん 
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タイトル:セルフカスタムしたフォトレスト
 グラスルーツ・フォレストのレフティを右用にセルフカスタムしました。ヘヴィなイメージの強いフォレストですが、たまたまレフティのボディを入手でき、24フレットでネックも長く右用にしても有効でした。ギターをリバースして使うことは、ジミヘンやレイ・ヴォーンなどのブルースにも通じるフィーリングが出るのでは?と思い製作しました。PUは日本製の古いアルニコ・ハムバッカーを搭載しています。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「サル・イ・ピミエントキューバ」です。ロックさが融合しており、こんなゆったりしているのに、なぜかスピード感がある曲で聴いていて飽きません。どこか遠くでサンタナが笑ってみているような、ZZトップでは絶対に聴けないラテン・ブルースだと思いました!


富山県 otto8470 さん 
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タイトル:1951フェンダー・テレキャスター
 ガッシリと芯のある音が出ます。リフィニッシュされていたオリジナルのボディを、さらに塗り替えてエイジド処理を施しています。耳に痛くならないように、通常よりもやや硬度の低いステンレス・フレットに交換してあります。ネックのグリップからヘッドにかけてウェザーチェックが薄っすらと入り、雰囲気があります。ブリッジは6ウェイに、リワインドされていたPUはコイルを線径の細いワイヤーで多目に再度巻き直してもらい、出力がアップしました。外観と図太い音質共に気に入っています。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「ピッキン・アップ・チックス・ダヴリング・ストリート」。ギターカッティングやハモンドB3、パーカッションが織り成す複合的なバッキングの上に、ブルージィなギターソロやオルガンソロが展開され、その合間を縫うように流れるオブリガードも含め全てがカッコ良い曲です。ZZトップでは絶対に演奏しないであろうタイプ(アレンジ)の曲で、別のルーツを垣間見せてくれます。


千葉県 saw さん 
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タイトル:愛用の自作ギター
 高校時代に実家で長く使っていた2段ベッドを解体。その廃材(ラワン)でボディを、当時お世話になっていたリペアショップ(六絃)からフレット擦り合わせ練習用に頂いたトーカイらしきネックを合体させ、お茶の水中の楽器屋さんでパーツをかき集めて自作しました。もちろんボ・ディドリーさんへ想いいを込めて…現在はオープンDにして“狂犬トリオ”というバンドでメインに使用しています。いつかビリーさんの前座で弾くのが夢です!

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:どれもムーチョかつ最高で悩むところですが、今は「ピエドラス・ネグラス」でしょうか? アコギのリフ、賑やかなティンバレス、コンガやカウベル、渋いB-3オルガンのソロ、一緒に歌いたくなるサビ、とビリーさんにしか出来ないガンボなロックンロールの“名曲”だと思います。最後の不思議なコードもクール! もしギターを頂けたらテキサスに向かいます。そして、何としてでもビリーさんに会いに行き、自分のこのギターを弾いてもらおうと思います。よろしくお願いします!


岡山県 アキフミ さん 
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タイトル:拘りのカスタマイズ・ギター
 自分で書いた中国風の切り絵をシートで貼り、黒塗料を吹き、乾燥後シートを剥がしクリア・ラッカーを吹き仕上げました。絵は“バイクに乗った中国美女”として描きましたが、より渋く仕上げたかったので、女性と花鳥風月のみのシンプルなものに致しました。ストラトから外した、シングルコイルPU3つを付け、切り替えスイッチにてセミアコ化し、自作ファズで歪ませたりして遊んでいます。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「トリート・ハー・ライト」。ZZトップのいわゆる“質実剛健的”なイメージとは若干異なり、イントロからのスコン!とした音と、乗りの良い曲調が大変おもしろく、妻の家事手伝いの時にスピーカーから流しつつ、楽しく洗いものなのどをしております。これからも、ずっと明るい音楽で私達を楽しませて戴ける事を期待しております。いつもありがとうございます!


熊本県 しろくま さん
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タイトル:フェルナンデス・ファイアーバード・タイプ
 自慢できるほどのギターではありませんが、ZZトップ好きだし、おもしろい企画なので参加させて頂きます。ストラトと交換で入手したフェルナンデスのファイアーバード・タイプです。リアPUを普通サイズのものに交換したのですが、ザグリの位置を間違えてしまい隙間ができました。6弦が無いのはペグがライブ中に壊れてしまったためです。修理したいのですが、バンジョーペグが使用されていて新品は高価だし、オークションにも出品されていないのでオープンGチューニングで使用しています。ネックが薄くて弾き易いし、マホガニーならではのマイルドでウォーミーな音がします。

『ペルフェクタムンド』のお気に入りの1曲:「ユア・ホアッツ・ハプニン・ベイビー」です。すごくセクシーな曲で、ゆったりとした心地良いリズム、ビリーさんの男っぽいボーカル、生々しいギター。ロック、ブルース、そしてラテン。ビリーさんのルーツを辿るような曲ですね。