Photo by TOMUJI OHTANI
バイオリン奏者を含む独自の5人編成で、実に多彩でドラマティックな楽曲を編み続けているBIGMAMA。作品を出すごとにそのコンセプチュアルな世界観はどんどんスケールを増して、唯一無二の物語となりつつある。それとともにレコードセールスもライブ会場の規模も大きくなってきているのがBIGMAMAの面白いところだ。3月9日にはボクシング映画のようなPVも観応えたっぷりな最新シングル『SPECIALS』をリリース。と同時に、そして最新ライブDVD/Blu-ray『THE VANISHING BRIDE Tour 2015 〜消えた花嫁の行方〜』もリリースしたばかり。個性豊かな面々の中でリードギターを紡ぎつつ、エモーショナルなボーカルも聴かせるのがギタリスト柿沼広也だ。毎月ミュージシャンの愛器コレクションを紹介するとともに、いったい楽器にどんな定義を求めるのか?を語ってもらっているMy Standardのコーナー。4月2日発売Player5月号では柿沼広也のこだわりが感じられる愛器の数々とともに、そのギタリストヒストリーについて語ってもらった。
BIGMAMA "SPECIALS" MV Full Ver.
バイオリン入りバンドならではのアレンジやプレイスタンスはもとより、PRS、SGスタンダードといったBIGMAMA初期の愛器から、近年のメインギターであるES-335、さらにレコーディングで活躍しているギターまで、柿沼広也のこだわりが堪能できる記事になった。特に面白いのはナチュラル、レアな ブルーと2本所
有しているES-335は両方ともに1958〜60年当時のドットポジション仕様でリイシューされたものであること。また近年レコーディングでギタテク所有のトムアンダーソンを多用していたところ、遂に自身でも購入したりと、ステージ上で見える姿とはまた違ったギタリスト像も感じてもらえるはず。この夏にはHYとBIGMAMAのコラボレーション作品リリースも発表されるなど、相変わらず話題が事欠かないBIGMAMA。是非柿沼広也のギタリストとしての魅力を4月2日発売Player5月号で感じていただきたい。