いよいよ4月6日、その全貌が明らかになるTak Matsumotoのニューアルバム『enigma』。
さらなる音楽活動の高みを目指すとともに、インストゥルメンタルのさらなる可能性を追求した今作、おそらく楽器誌はみんな大きな記事制作を狙っていると思うのですが、4月2日発売2016年Player5月号もカバーストーリーで『enigma』 を徹底追及しています。『enigma』レビュー+ロングインタビュー+レコーディングギアレポートで14頁という増ページ企画! もうじきリリースされる『enigma』を聴きながらお楽しみいただけると嬉しいです。
松本孝弘 / Message on his brand new album “enigma”
今作もこだわりのギターがたっぷり投入されており、良質なチューブアンプサウンドの魅力満載のトーンが存分に味わえます。『enigma』と聴き比べると、前作『New Horizon』はややウェットでメローなアルバムだったかもしれません。そんな感想を抱くほどに『enigma』はロックテイストも重厚です。特に冒頭のタイトル曲「enigma」からして、ミステリアスなムード漂うアルペジオで幕を上げるインパクトたっぷりの曲。謎や暗号器といった意味を含む“enigma”というイメージに見事に合致します。結果的に松本さんが今作の作品作りを通して考えてきたテーマ性が凝縮されている一曲です。さらに面白いのはこの「enigma」の遺伝子と言いますか、全編にわたりどこかしらでそのモチーフなり音色が顔を覗かせるようなトータリティ。アルバム1枚通しての聴き応えが重厚です。作曲エピソードから使用ギターのこと、参加ミュージシャンのことなど、いろいろとお話いただいたので、2016年Player5月号のTak Matsumotoカバーストーリー、是非是非お楽しみ下さい!