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絶好調の人間椅子が放つ強力ニューアルバム

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 新たなる黄金期を迎えて絶好調の人間椅子。最新作『怪談 そして死とエロス』が完成したものの、その制作は相当ハードスケジュールだった模様。ただし和嶋慎治曰く「今若い人達もいっぱい聴いてくれているという手応えを感じているので、時間がなくても楽しんで曲作りができましたね。忙しいときって良い調子のときなのでいろいろとやれるんだよね」とのことで、かなりの意欲作に仕上がっている。これぞ人間椅子というソリッドでグルーヴィなトリオバンドサウンドの魅力が満載であり、プログレ的な先の読めないハードな展開劇と和嶋慎治こだわりのギターサウンドもたっぷりと味わえる。

 今作はアルバムタイトルの通り、怪談やエロスがテーマとなっているのだが、人気アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』のEDテーマとして先に発表されていた「泥の雨」を筆頭に、官能と悲哀がドラマティックに歌われる「マダム・エドワルダ」、躍動感あふれるベースプレイが痛快な「狼の黄昏」など、人間椅子ならではの濃厚濃密な新たな名曲が目白押し。もはや洋楽邦楽の差が曖昧になっていくロックシーンにおいて、日本のロックとはこれだ!というひとつの解答が此処に確実にある。2月2日発売Player3月号では『怪談 そして死とエロス』完成直後の和嶋慎治に直撃。おそらく完成後初取材がPlayerだったと思うが、楽曲イメージとそのサウンドメイキングとの関係性を中心に、制作エピソードをかなりディープに語ってくれているので御一読いただきたい。

 また、人間椅子の直筆サイン入りポスターを3名様分いただいたので、ちょっぴり記事の感想を一言添えていただきぜひメールでご応募いただきたい。そしてアルバムを引っさげての全国ツアーもスタートだ!

人間椅子『怪談 そして死とエロス 〜リリース記念ワンマンツアー〜』
2/19(金) 大阪心斎橋 BIGCAT 
2/21(日) 四国高松 Olive Hall 
2/23(火) 熊本 B9  

2/24(水) 博多 Be-1 

2/26(金) 名古屋 ELL 

2/29(月) 広島 CAVE-BE 

3/1 (火) 神戸 Chicken George  
3/4 (金) 仙台 enn 2 nd 
3/6 (日) 青森 Quarter  

3/8 (火) 宇都宮 HEAVEN’S ROCK 
3/11(金) 札幌 cube garden 

3/13(日) 盛岡 CULB CHANGE WAVE 

3/14(月) 秋田 Club SWINDLE  

3/16(水) 千葉 LOOK 

3/19(土) 赤坂 BLITZ