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浜田麻里が新境地『Mission』を語る




Mari Hamada "Mission" 試聴ダイジェスト

 デビュー30周年を経て、東京国際フォーラムホールAを筆頭とするライブも軒並み即完。近年はフェス出演やフルオーケストラ公演など、ライブ活動も一層精力的な浜田麻里だが、遂に待望のオリジナルアルバム『Mission』をリリース。すでに多方面で話題を呼んでいる今作は、 『Aestetica』(2010年)、『Legenda』(2012年)といったヘヴィロック路線をよりエスカレートした仕上がりであるとともに、ヒットシングルを連発していたRCA時代のキャッチーさだったり、AORテイストの楽曲も盛り込まれていたりと、自身のキャリアを総括したような重厚な内容となっている。いろんな時代で浜田麻里との出逢いを経験した音楽リスナーはいるわけだが、何処かしらに入口となった要素が『Mission』にはおそらくあると思う。とは言え、Player読者の多くが期待する浜田麻里となると、やはり激しいロックボーカル路線に視点がいくのだろうが、日米の強力敏腕ミュージシャン達と作り上げたこの圧倒的な音はそういう人達の期待に真っ向から応えている。コアファンでもひょっとしたらこれは彼女の最高傑作!?と思うひとも多いのではないか。

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  「Sparks」「Superior」では高崎晃のギターと厚見玲衣がシンセソロバトルを繰り広げていたり、なんと初参加のビリー・シーンによる躍動感たっぷりのベースもうなりまくり。彼女ならではの鮮烈なメッセージ性が光る「Tears Of Asyura」も今作の大きな聴きどころとなっていて、日米ギタリスト3人が参加するなど相当ギターサウンドがフィーチャーされている。グレッグ・ビソネット、リーランド・スクラーのお馴染みのリズム隊は勿論、マイケル・ランドゥが近年の自身のソロではまず聴けないようなヘヴィなギタープレイを披露しているのもポイント。勿論、増崎孝司、増田隆宣、宮脇JOE知史、寺沢功一、大槻啓之ら、日本人ミュージシャンによる麻里ファミリーも脇を固める。2月2日発売Player3月号のロングインタビューでは、麻里さんへのディープなインタビュー取材を行なっている。まさに彼女自身が自らに課した『Mission』については勿論、若井望、岸井将といった新世代ブレインとのコラボレーション、ボーカルアプローチに至るまで、他誌よりもちょっぴり堀り込んでいるPlayerならではのインタビューを御一読いただきたい。直筆サイン色紙プレゼントもあるので、ちょっぴり記事の感想を一言添えていただきぜひメールでご応募あれ。

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 そして3月からは全国ツアーもスタート。ただチケットは相当激戦なようです…。

Mari Hamada Live Tour 2016 Live Schedule
3/4 (金)  open/18:30 start/19:00 ZEPP 札幌
3/11 (金)open/18:00 start/19:00 ZEPP 名古屋
3/19 (土)open/17:15 start/18:00 BLUE LIVE広島
3/21 (月・祝) open/17:00 start/18:00 ZEPP福岡
3/27 (日)open/17:00 start/18:00 ZEPP なんば
4/17 (日)open/17:00 start/18:00 ZEPP 名古屋(追加公演)
4/23 (土)open/17:00 start/18:00 ZEPP 札幌(追加公演)
4/28 (木)open/18:00 start/19:00 ZEPP なんば(追加公演)
5/29 (日) open/16:30 start/17:30 東京国際フォーラム