Photo by TOMUJI OHTANI
卓越した演奏技術を備えるベーシストであり、ボーカリスト/ソングライターとしてソロ活動はもとより、数々のアーティストサポートやセッション活動でも大活躍のIKUO。2015年10月にはBULL ZEICHEN 88の最新シングル『WINK』、そしてRayflowerも待望の1stアルバム『Color & Play』を立て続けにリリースするなど、一層精力的な活動を展開している。そしてIKUOの愛用ベースと言えばESPのシグネチャーモデルであるLONGWAYベース。長年にわたりパートナーシップを結んでいるESPと、自身による理想のベースを目指して様々なベースを開発してきている。毎回様々なテーマでミュージシャンの愛器とそのストーリーをたどっていく“My Standard”のコーナーだが、12月2日発売Player1月号ではIKUOが登場。彼が愛用するベースとアンプ、エフェクターなどを紹介するとともに、その独自性たっぷりのプレイスタイルに迫っている。
Rayflower 1stフルアルバム「Color&Play」TRAILER
都啓一(key)、Sakura(ds)、YUKI(g)、IKUO(b)、田澤孝介(vo)という豪華な顔触れにより結成されたRayflower。当初はTVアニメ『裏切りは僕の名前を知っている』の主題歌のために結成されたドリームバンドだったが、これに5人が手応えを経たことでパーマネントバンドへ進化を遂げて行くことになる。1stフルアルバム『Color & Play』は5人全員がソングライティングを手掛けており、HRテイストを押し出しつつも歌心を前面に押し出した楽曲がズラリ。全編に渡り分厚いコーラスパートがフックになっているのもRayflowerならでは。そして随所でテクニカルな要素も織り交ぜてプレイされているバンドサウンドはさすがの聴き応え。インタビューでIKUOはRayflowerの楽曲エピソードなどもたっぷりと語ってくれている。使用ベースの変遷にそって語っていただくヒストリーインタビューでは、IKUOならではのベースプレイのこだわりや着眼点はもとより、その独創性たっぷりのプレイスタイルに行き着いた理由も語られていて興味深い。少々マニアックな内容のインタビューとなったが、LONGWAYベースがどうしてあのスペックに行き着いたのか?といったこともこのインタビューを読んでいただければおわかりいただけるはずだ。Player渾身のIKUO特集、ぜひお楽しみいただきたい。