2014年はメジャーデビュー10周年の節目として、8thアルバム『LIFE』のリリースと日本武道館公演を筆頭に、精力的な活動で駆け抜けたフジファブリック。しかし、彼らは2015年の年明け早々にミニアルバム2作のリリースを宣言。『BOYS』と『GIRLS』をコンセプトに掲げ、現在の3人編成としては初の試みとなるプロデューサーを迎え入れての制作となった。
6月にリリースされた『BOYS』収録の「Green Bird」及び『GIRLS』収録の「夜明け前」では、山内総一郎(vo,g)とは旧知の仲である百田留衣(agehasprings)が、「Girl! Girl! Girl!」ではジャニーズ・グループの楽曲を多数手掛けるCHOKKAKUがフジファブリックに新たな色彩をもたらしている。更にはR&B、HIP HOPシーンでも活躍するエンジニアD.O.Iによる「Girl! Girl! Girl!」のミックス、金澤ダイスケ(key)が作詞作曲・プログラミング・ミックスまでを担当した「裸足のバレリーナ」など、これからの10年に繋がるであろう新境地で溢れた2作と仕上がった。メジャーデビューから11年目、3人編成として6年目を迎えた彼らが、今回のミニアルバムに求めたものとは何だったのだろうか? 第2弾となる『GIRLS』収録曲の話題を中心に紐解いていく。
フジファブリック
ガールズ
SMAR 10月14日
初回生産限定盤(CD+オリジナルブランケット) AICL-2968〜9 2,300円(税抜)
通常盤(CD) AICL-2970 1,850円(税抜)