仲井戸麗市 オリジナルアルバム「CHABO」Trailer
デビュー45周年を迎えて、古井戸を再結成させるなど話題が続いている仲井戸麗市。なんと13年振りと鳴るオリジナルソロアルバム『CHABO』が登場である。盟友・Dr.kyOnを共同プロデューサーに迎えての早川岳晴、河村“カースケ”智康を擁するCHABO BAND、そして気心知れた土屋公平、梅津和時、片山広明らをゲストに迎えたソリッドでグルーヴィなバンドサウンドが聴きどころだ。
CHABOさんならではの繊細な描写とユーモアに満ちあふれた書き下ろしナンバー全14曲で構成されており、CHABO流ヒップホップテイスト、ダンスビートといった新境地から、十八番のR&B、ファンクチューンと実に色とりどりな仕上がり。そして現在と対峙したがゆえのやや不穏なムードも示唆的で、そこに彼ならではのメッセージ性も加味された。あくまで表現されているのは現在進行形の仲井戸“CHABO”麗市なのが感動的。何かここから新しい彼のストーリーが始まった気もする…。
『CHABO』は本編CDに加えて、弾き語りやライブ音源を収めたボーナストラックCDもセットとなった2枚組で、独自のプレイスタイルを確立してきた彼ゆえの音世界がたっぷりと堪能いただけるはず。実に芳醇なトーンが全編に渡り堪能できるのだが、ギターに関しては近年メインで愛用しているアムリタ・カスタム・ギターズのTLタイプ(50s TL)1本でほぼ弾ききっているというのも驚き! この辺のエピソードは10月2日発売Player11月号のロングインタビューでお楽しみいただきたい。