Photo by TOMUJI OHTANI
1988年にJUN SKY WALKER(S)のベーシストとしてデビュー。脱退後はソロ活動のほか、プロデューサーとしてゆず、植村花菜、グッドモーニングアメリカらを手掛けてきた寺岡呼人。世代を超えたミュージシャンとの積極的なコラボレーションを展開してきた彼ですが、現在は自身のCRY BABY STUDIOを拠点に様々な楽曲を制作し続けており、2011年に完全復活を遂げたJUN SKY WAKER(S)のアルバム3枚もここで制作されています。J(S)Wとしても日本武道館公演、日比谷野外音楽堂公演を行なった2014年ですが、9月に4年振りにリリースしたソロアルバムが『Baton』。彼ならではのエヴァーグリーンなポップミュージック/ロックが堪能できる1枚ですが、Mr.Childrenの桜井和寿、鈴木英哉、佐藤竹善、PABLO(Pay monery To my Pain)ら、豪華面子とのコラボレーションが聴けるのも彼のソロアルバムならでは。
寺岡呼人「バトン」
2014年12月29日発売Player2015年2月号のDEAR MY PARTNERSでは、寺岡呼人が所有するCRY BABY STUDIOに潜入。彼の愛器であるベースやギターは勿論、最近練習しているという御自身の生誕年日と同じ(!)というラディックのドラムセット、さらには鍵盤楽器コレクションなど、CRY BABY STUDIOのこだわりの愛器を美しい写真でご紹介しております。J(S)Wでお馴染みの66年製、71年製のプレシジョンベースを筆頭に、63年製、77年製のジャズマスターなど、こだわりの楽器ばかりで非常に面白いです。レコスタ機器の解説はサウンド&レコーディングマガジンに譲りますが(笑)、こうしたものも含めて機材セレクトには深い音楽のリスペクトと、ヴィンテージものへの関心の大きさがうかがえます。またインタビューではこれまでのミュージシャンとしての足取りをたっぷりと語ってもらいました。
寺岡呼人「BLOOD,SWEAT&LOVE WEB限定ver.」
相変わらず多忙そうで、2月4日にリリースされる「THE BLUE HEARTS」30周年企画メモリアル盤では特典のトリビュートアルバムの監修を手掛けているほか、待望の主催イベント「Golden Circle Vol.19」開催も2015年2月6日(金)に決定! 会場はおそらく「Golden Circle」シリーズでは最大規模と思われる国立代々木競技場第一体育館。盟友である奥田民生、斉藤和義とともにback numberも参加。寺岡呼人&Golden Circle BANDは林久悦(ds)、林由恭(b)、佐藤健治(g)、磯貝サイモン(key)の布陣。とてもスペシャルなイベントになりそうで楽しみです。