ロンドンパンクの嵐が吹き荒れる中、ジェネレーションXを率いて78年に鮮烈なデビューを果たしたビリー・アイドル。バンドの解散後はアメリカに拠点を移し、音楽だけでなく俳優としても活躍している彼が約10年ぶりとなるアルバム『逆襲のアイドル』をリリースした。その邦題はまさに82年に発表され、MTVでの後押しもあって全米でも成功を収めたアルバム『反逆のアイドル』にちなんでいる。
逆襲のアイドル ソニーミュージック 11月26日 CD SICP-4316 2,400円(税抜)
新曲「キャント・ミー・ブレイク・ダウン」のPVはこちら。ポップパンクという言葉がなかった頃から培われたそのセンスは未だに健在。
そして相棒であるスティーヴ・スティーヴンスとの最新ライブ映像。ビリーの代表曲「反逆のアイドル(Revel Yell)」は83年に発表された曲だ。
新作『逆襲のアイドル』は彼の全キャリアを振り返った内容であり、また80年代当時のキレのあるサウンドと円熟味が加わったボーカルによって彼の全盛期が再び訪れようとしていると実感させる内容になっている。盟友スティーヴ・スティーヴンスとの熱い共演はもとより、プロデューサーにはトレヴァー・ホーンが参加。トレヴァーのロンドンにあるスタジオでのレコーディングや、新作にかける思いをビリーとスティーヴが語ってくれた!
2015年1月号(12/2発売)にインタビュー掲載