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ストレイテナー 素の4人から湧き出たような渾身の音


ストレイテナー「Super Magical Illusion」

 待望のフルアルバム『Behind The Scene』をドロップしたストレイテナー。Player2014年12月号では、ホリエアツシと大山純にその楽曲制作エピソードについてたっぷりと語ってもらった。全都道府県ツアーや日本武道館公演、初のベスト盤リリース、それらの間を塗ってミニアルバム『Resplendent』もリリースするなど、精力的なメジャーデビュー10周年を過した彼らだが、2014年に入り新たな作品制作に着手。シングル「Super Magical Illusion」、「冬の太陽/The World Record」を連続リリース、『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2014』にいち早く収録した「翌る日のピエロ」など、少しずつ新曲は披露されてきてかなりの好盤に仕上がる気配はあったが、『Behind The Scene』はバンドの絶好調なコンディションが見事に反映されたアルバムになっている。


ストレイテナー 「The World Record」

 ライブでは相変わらず絶好調のバンドアンサンブルを披露していた4人ではあるが、『Behind The Scene』は10周年ムーブメントを経ていい具合に肩の力が抜けていながらも激しい演奏が痛快である。ホリエアツシがニュートラルな状態から生み出した楽曲は、セッションアレンジを経てまさにストレイテナーならではの楽曲に仕上げられた。より素の4人から湧き出たような音色なりフレーズなり、グルーヴが味わえる仕上がりとなっている。今回のインタビューではとりわけそうしたグルーヴやフレーズ作りなどアレンジについて重点的に語ってもらっているので、是非『Behind The Scene』を聴きながらインタビューを読んでいただきたい。


ストレイテナー 「冬の太陽」
 
 卓越した演奏技術を擁する音楽家集団であり、そうしたプレイ面での面白味もたっぷりなのだが、ホリエアツシならではの言葉が載せられたそのドラマティックな世界観も健在。ちょっぴり遊び心を加味されつつも、何処かヒリッとするようなシリアスさ、クールさとともに、リスナーに向けての温かなメッセージも擁している。ハードなバンドアンサンブルで魅了しつつも、抑えめのプレイアプローチでじわじわと聴かせる「放物線」のような楽曲が収録されているのも、『Behind The Scene』の肝と言えるのではないか。11月にはクアトロ・サーキットが行なわれるほか、さらにその先には全国ツアーも待ち構えている!

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ストレイテナー『Behind The Scene』ヴァージン 10月22日
CD+DVD TYCT-69068 3,500円(税抜/写真)
CD TYCT-69052 2,800円(税抜)

 『Swimming City Flying Circus TOUR』
11月22日(土) 広島クラブクアトロ
11月24日(月・祝) 梅田クラブクアトロ
11月25日(火) 名古屋クラブクアトロ
11月28日(金) 渋谷クラブクアトロ

2015年全国ツアー「Behind The Scene TOUR」
2月4日(水)赤坂 BLITZ
2月7日(土)長崎 DRUM Be-7
2月8日(日)熊本 B.9 V1
2月10日(火)香川 高松MONSTER
2月11日(水・祝)愛媛 松山サロンキティ
2月13日(金)鳥取 米子laughs
2月15日(日)京都 MUSE
2月19日(木)茨城 水戸LIGHT HOUSE
2月21日(土)福島 郡山CLUB #9
2月22日(日)岩手 盛岡CLUB CHANGE WAVE
2月26日(木)群馬 高崎club FLEEZ
2月28日(土)石川 金沢EIGHT HALL
3月1日(日)新潟 LOTS
3月6日(金)北海道 札幌ペニーレーン24
3月8日(日)宮城 仙台Rensa
3月14日(土)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
3月15日(日)福岡 DRUM LOGOS
3月20日(金)愛知 Zepp Nagoya
3月21日(土・祝)大阪 なんばHatch
3月28日(土)台湾 The WALL 台北
公演詳細は後日発表