Photo by TRAVIS SHINN
スラッシュの新作『ワールド・オン・ファイアー』が遂に完成した。リードシンガーのマイルズ・ケネディ(アルター・ブリッジ)は、13年のオズフェストでスラッシュ・フィーチャリング・マイルズ・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレーターズでも来日し、素晴らしいボーカルを披露した逸材だ(彼はギタリストとしても優れており、ライブでは熱いギタープレイで観客を大いに湧かす)。そしてトッド・カーンズ(b)、ブレント・フィッツ(ds, p)というコンスピレーターズのメンバーと共に制作された2作目(ソロ3rd)のスタジオアルバムとなる。
こちらがアルバムタイトル曲の「ワールド・オン・ファイアー」。GNRから続くスラッシュ節が満開のアッパーチューンだ!
プロデューサーにはアルター・ブリッジやインキュバスを手掛けたマイケル“エルヴィス”バケットを起用。前作『アポカリティック・ラヴ』はオーバーダブを排したライブ感の強い作品だったが、本作でもマーシャルを使った生々しいリフが聴ける。そしてエレクトリック/アコースティック12弦ギターを使った、彼としては珍しいスライドプレイも披露。ギタープレイも絶好調だ。
「良い内容になって凄く興奮している。『アポカリプティック・ラヴ』を完成させてから、そのサウンドをベースに今までのベーシックな音楽の影響に立ち返ったんだ。これからエアロスミスと一緒にツアーに出るから、そういった良い部分をしっかりとライブでも出していきたいね!」
スラッシュ ワールド・オン・ファイアー ユニバーサルミュージック 9月10日
初回生産限定盤デラックスエディション SHMCD+DVD UICN-9024 3,300円(税抜)
通常盤 SHMCD UICN-1065 2,350円(税抜)