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ROBERT PLANTの新作完成! そしてZEPの話題も!!

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 ロバート・プラントのニューアルバム『ララバイ・アンド…ザ・シースレス・ロアー』はソロとしては10作目となるもので、05年の『マイティ・リアレンジャー』以来の全曲オリジナル作品のアルバムだ。07年の『レイジング・サンド』でグラミー賞に輝いた元レッド・ツェッペリンのシンガーはテキサス州オースティンで1年半を過ごし、アメリカ人シンガーソングライター、パティ・グリフィンとの恋愛〜破局を経て本国イギリスに戻ってきた。新作はそんな体験を反映し、これまででもっとも深く個人的な内容になっている。
 新作収録の「レインボウ」のライブ映像はこちら。至福感のあるサウンドはロバートのアイデンティティとも言える。


ついでに昨年のライブからZEP「ロックンロール」のカバーも。エスニックなアレンジがその特徴だ。


「俺の人生だ。俺たちの人生すべてだよ。友情や仲間付き合いに俺が慰めを求めたときはいつも……、そう、(「天国への階段」の一節を引用して)「西の方角を見るとあるひとつの感情が湧き起こる」(笑)。そして、自然やそうした場所に帰って行きたくなるんだ。俺は(ウェールズの)アベリストウィスとマッキンレスの間のどこかにある海岸では、ステージにいるのと同じくらい寛いでいられるのさ。春の海が満ち潮になるのを見つめていたり、誰かが嵐に自転車を持っていかれたりするのを眺めていたりするのが好きなんだ。俺の全人生はそれ以上のなんでもないのさ」とロバートは語った。ふたたび盟友であるザ・センセーショナル・スペース・シフターズと組んだ彼がアーティストとしての新たな頂点を迎えようとしていることは、8月の「サマーソニック2014」のパワフルかつマジカルなパフォーマンスを見ても明らかだ。

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ララバイ・アンド…ザ・シースレス・ロアー ワーナーミュージック・ジャパン CD WPCR-15873 9月10日 2,457円(税抜)

 そして気になるZEPのリイシューについて。「実際きわめて民主的プロセスだったよ。音楽に関しては、アウトテイクのすべてのマルチトラックは特別なツェッペリン倉庫に保管されている。だけど、ジミーは間違いなく要であり焦点なんだ。彼はかつては俺たちの音楽のプロデューサーだったし、今は言うなれば管理人として違う役割を担っている」とロバートは語っているが、彼がZEPの活動に再び加わる可能性は果たして?