今回紹介するのは、フェンダー・ジャズ・ベース。“エレクトリック・ベースの誕生”がフェンダー・プレシジョン・ベースだとしたら、ジャズ・ベースはそのスタイルを現在の音楽に浸透させ“エレクトリック・ベースのスタイルとトーンを決定付けたモデル”と言える。ジャズ・ベースの特徴と言えるのが、2つのピックアップをマウントし、それを自由にブレンドするコントロールを搭載していること。これによってトーンのバリエーションが大きく広がり、ベーシストは積極的なサウンド・メイキングが可能になった。ジャズ・ベースの実力が多くの人に知られたのは70年代。ロック、ジャズ、フォークといった音楽スタイルが多様化した当時のシーンで、様々なジャンルに対応するジャズ・ベースの表情豊かなサウンドは、必要不可欠となった。この時期のジャズ・ベースはソリッドでヘヴィなトーンだが、60年代の初期モデルはアコースティックなニュアンスの豊かな表情を備えていた。そのため、トーンに拘るベーシスト達は、60年代初頭のモデルを手にすることも少なくない。今回はそんなエレクトリック・ベースの指標となった61年製ジャズ・ベースを紹介する。
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VOL.26 1961 FENDER Jazz Bass
エレクトリック・ベースの指標となったスタンダード・モデル
今回紹介するのは、フェンダー・ジャズ・ベース。“エレクトリック・ベースの誕生”がフェンダー・プレシジョン・ベースだとしたら、ジャズ・ベースはそのスタイルを現在の音楽に浸透させ“エレクトリック・ベースのスタイルとトーンを決定付けたモデル”と言える。ジャズ・ベースの特徴と言えるのが、2つのピックアップをマウントし、それを自由にブレンドするコントロールを搭載していること。これによってトーンのバリエーションが大きく広がり、ベーシストは積極的なサウンド・メイキングが可能になった。ジャズ・ベースの実力が多くの人に知られたのは70年代。ロック、ジャズ、フォークといった音楽スタイルが多様化した当時のシーンで、様々なジャンルに対応するジャズ・ベースの表情豊かなサウンドは、必要不可欠となった。この時期のジャズ・ベースはソリッドでヘヴィなトーンだが、60年代の初期モデルはアコースティックなニュアンスの豊かな表情を備えていた。そのため、トーンに拘るベーシスト達は、60年代初頭のモデルを手にすることも少なくない。今回はそんなエレクトリック・ベースの指標となった61年製ジャズ・ベースを紹介する。
今回紹介するのは、フェンダー・ジャズ・ベース。“エレクトリック・ベースの誕生”がフェンダー・プレシジョン・ベースだとしたら、ジャズ・ベースはそのスタイルを現在の音楽に浸透させ“エレクトリック・ベースのスタイルとトーンを決定付けたモデル”と言える。ジャズ・ベースの特徴と言えるのが、2つのピックアップをマウントし、それを自由にブレンドするコントロールを搭載していること。これによってトーンのバリエーションが大きく広がり、ベーシストは積極的なサウンド・メイキングが可能になった。ジャズ・ベースの実力が多くの人に知られたのは70年代。ロック、ジャズ、フォークといった音楽スタイルが多様化した当時のシーンで、様々なジャンルに対応するジャズ・ベースの表情豊かなサウンドは、必要不可欠となった。この時期のジャズ・ベースはソリッドでヘヴィなトーンだが、60年代の初期モデルはアコースティックなニュアンスの豊かな表情を備えていた。そのため、トーンに拘るベーシスト達は、60年代初頭のモデルを手にすることも少なくない。今回はそんなエレクトリック・ベースの指標となった61年製ジャズ・ベースを紹介する。