Photo by Sencame
8月2日発売Player9月号の納涼アコースティックギタリスト対談特集で、なんと内田勘太郎と押尾コータローの対談が実現! 憂歌団の復活、木村充揮との憂歌兄弟でも新作をリリースと精力的な内田勘太郎ですが、このたび愛器チャキによるスライドギターをたっぷりフィーチャーしたソロアルバム『DES'E MY BLUES』をリリース。そして内田勘太郎をリスペクトする押尾コータローも3年半振りのオリジナルアルバム『PANDORA』を完成。共に個々のスタイルと独自のトーン、プレイで魅了するアコースティック・ギター・インストゥルメンタル・アルバムに仕上がりました。
内田勘太郎「一陣の風」
今回の対談インタビューは大阪の撮影スタジオで行なわれたのですが、ちょっとした間があけばおふたりのうちのどちらかがリフを弾き始めて、自然とジャムセッションが始まりそれが目の当たりにできるというかなり贅沢な取材でした。そのとき観ていて驚いたのは、勘太郎さんのチャキは物凄く鳴るということ! いわゆるピックギターの音量に対してのイメージが完全に覆りました。近年再びチャキを愛用している勘太郎さんですが、そのエピソードに関してもインタビューで語られていますのでお楽しみ下さい。
押尾コータロー 『PANDORA』ダイジェスト
コータローさんの最新アルバム『PANDORA』も一層エモーショナルなトーンにこだわった多彩なギター・インストゥルメンタルが満載。細部までこだわったリッチで美しいサウンドが堪能できます。「今回は特にギター本来の音をできるだけ出したかった」と語ってくれたコータローさんですが、『PANDORA』は楽曲それぞれのギターの持ち味が実に胸に響いてくるアルバムに仕上がりました。勘太郎さんの『DES'E MY BLUES』、コータローさんの 『PANDORA』、いずれにしろソロギター・プレイの境地に魅了されるアルバムです。勘太郎さんに対するリスペクトがたっぷりのコータローさんの発言がとにかく印象的な対談となりましたので、ぜひお楽しみいただければ幸いです。また、おふたりに直筆サイン色紙を本誌読者1名様分いただきました。記事の感想を一言添えていただき、こちらをクリックしてメールにてご応募いただけると嬉しいです!