Photo by RYO KAWAKAMI
ネオロカビリー、ロックンロール、スウィングロックで知られるブライアン・セッツァー。ビッグバンドとしては5年振りになるブライアン・セッツァー・オーケストラのジャパンツアーがこの5月に行われた。総勢18名となる大所帯で、全国8公演を大盛況のうちに終了した。その様子をブライアンはこう語ってくれた。
「東京のショーは盛り上がったね。残念なことにツアーの前半では時差ボケと疲労で体調を崩して、ベストなステージ・パフォーマンスを出来なかったんだ。ツアー中盤からは持ち直したけど、近いうちにまた日本に戻ってきて、もう1度、最高のショーを披露することで埋め合わせしたい。それがビッグバンド編成になるか、トリオあるいはカルテットになるかは判らないけどね。ビッグバンドをバックに弾きまくって欲しいというファンもいれば、小さなクラブで少人数でやって欲しいというファンもいる。俺自身、どちらも大好きなんだ」
こちらがその東京公演アンコールの様子。ビッグバンドはやっぱりゴージャス! といった上々の盛り上がりを見せている。
そしてこの曲でも使用さているグレッチ6120は、13年に購入された59年製のビンテージでカーリーメイプルのトップが特徴だ。サブ機とのことだが、もしかしたらブライアンのトレードマークである6120の4代目になれるかも?
Photo by TAKAHIRO HOSOE
さらにブライアンは、8月リリースの待望のソロ新作に関してもこう語ってくれた!
「結果として、『ロカビリー・ライオットVol.1:ア・トリビュート・トゥ・サン・レコーズ』(05)の続編的なアルバムになったね。当初はそのつもりではなかったんだ。『レッツ・シェイク』という、独立した作品にする予定だった。でもアルバムを聴いてみて、これは『ロカビリー・ライオットVol.2』といえる内容だなと思ったんだ。Vol.1が『サン・レコーズ』だったらVol.2は全曲オリジナルでいこうってね」
*セッツァーCD.jpg
ロカビリー・ライオット:オール・オリジナル ビクター 8月6日
初回盤CD+オリジナル・タオル 3,500円+税
通常盤 2,500円+税
2014年8月号(7/2発売)に特集掲載