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Sensation 大賀好修のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 現在、松本孝弘の全国ツアー「Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon-」に参加中のギタリスト、大賀好修。彼擁するインストロックバンド、Sensationのニューアルバム『Sensation V』(D-GO/GIZA)もリリースされたばかり。Sensationならではのキャッチーなメロディと卓越した演奏技術による聴きどころもたっぷりだが、今回のアルバムではスポーツがテーマとなっており、Sensationのソリッドで生々しい側面がクローズアップしているところも面白い。各々歌伴のプロの集まりみたいなところもあり、コンポーザー/プロデューサーとしても活躍しているだけに構築性を追求するのもお手の物だが、ある種それとは別ベクトルとも言える手癖だったり、アドリブ的要素もフィーチャーされているようだ。


Sensation 「Fantasista」

  ラテンパーカッションがフィーチャーされているホットなナンバー「Fantasista」は、曲名からしてサッカーやホッケーなどのフィールドが想起されるが、そのサウンドはまさにその期待に応える仕上がりとなっている。「『Sensation V』の夏、スポーツにぴったりくると思ったので、スポーツ的なアレンジとSensationらしいリフを入れて作り上げたんですよ」とは大賀談。個人的には高中正義の世界観などとも共通項を感じたが、とにかくまず印象に残るのはキャッチーなテーマメロディである。『Sensation V』にはこうした情景が見えるような楽曲が収録されているほか、個々のルーツミュージックがフィードバックされている場面もあり、勿論大賀ならではの芳醇なトーンが全面に渡り堪能できる。「僕は指も凄く使うんですよ。普段からピック持ったままで薬指で弾くことも多いですね」と語ってくれたが、こだわりのボトルネックも含めて、楽器コレクションを披露してくれたのが、6月2日発売Player7月号DEAR MY PARTNERSのコーナー。毎月ミュージシャンの愛器コレクションとともに、そのヒストリーに迫るロングインタビューをお届けしているが、大賀好修のギタリストヒストリーがたっぷり語られているのでぜひご一読いただきたい。

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Photo by TOMUJI OHTANI

 大賀のメインギターの1本がFUJIGEN Expert FL-QM。様々なミュージシャンの大型ツアーのサポートや、レコーディング現場での実用性を考慮してカスタムメイドされた1本。大賀の要望による1V1T仕様で製作されており、P.U.にはダンカン'59/JBを搭載。ジョイント部のヒール加工やキルテッドメイプルの美しいアーチトップなど、フジゲンならではの高い木工技術の結晶と言える。姉妹機としてゴールドトップ仕様などもあるが、その辺は6月2日発売Player7月号をご覧いただきたい。3rdアルバム『Sensation V』リリース後のライブが決定。こちらもチェック! また大賀が使用する特製ピックを本誌読者3名様分いただいたので、ぜひ何か感想を一筆書いていただきこちらからメールでご応募いただきたい。

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Sensation『Sensation V』(D-GO/GIZA)

Sensation LIVE Image 〜乱舞〜
2014年6月29日(日) 【大阪】 ヒルズパン工場 開場17:00 / 開演17:30
2014年7月21日(祝月) 【東京】 渋谷Star lounge 開場18:00 / 開演18:30
チケット料金:4,500円(税込)  
http://sensation-music.jp/
http://facebook.com/sensationmusicjp