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KXM ジョージ・リンチがスーパートリオ結成!

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Photo by William Hames

 ドッケン〜リンチ・モブで知られるジョージ・リンチが、キングスXのダグ・ピニック、KORNのレイ・ルジアーと集結したトリオ、KXMの1stアルバム『KXM』が発表された。3人のキャラクターが存分に発揮されたそのバンドサウンドは、ソリッドでクールなエナジーを発揮している! こちらはそのオフィシャルPVだ。



キングスX、KORN、そしてジョージ・リンチのギターワーク。メンバーから予測出来る音楽性が見事に組み合わさり、そしてバンドケミストリーを生み出している。特筆すべきはジョージ・リンチのモダンなプレイ・アプローチだ。それはリンチ・モブやジ・インフィデルズなどのプロジェクトとも違ったアプローチだろう。
「俺がそこに座って、曲を書いたりギターをアンプにつないでプレイしたりしていると、進んで行ける道が実にたくさんあるわけだよ。俺はいろんな違う種類のものが大好きだし、俺のところにひょいとやって来るものもいろいろある。俺はプロディジーが大好き、ビートルズが大好き、なんであろうと大好きになっちゃう。あらゆる種類の新しいオルタナ音楽や奇妙な音楽がね」



こちらはアルバムメイキングの映像。ジョージ・リンチは2人のことをインタビューでこう語っていた。
「彼らは2人ともすごくクリエイティブな人たちだ。もうそのことはよくわかっている。俺たちにはKORNもある、リンチ・モブもある、キングスXもある──これが全部合わさったらどうなるだろう? って感じだね。だけど面白いのは、集合体というのはパーツを合わせたものよりずっとすごいってことだよ。俺の個人的見解としては、集合体というのは実際ほとんどこれまでにない、名状しがたいようなものを作り出すと思うんだ。他のものには関連づけられないようなね」

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KXM ケー・エックス・エム WHD CD+DVD IEZP-70 3月26日 3,333円(税抜)

もちろんアルバムにはスローハンドなギタープレイやインスト曲も収録されている。ジョージ・リンチが単なる速弾きだけのギタリストでないことは周知の事実。80年代を席巻した米国ロックギタリスト達の現役が続いている!

2014年5月号(4/2発売)にインタビュー掲載