![KXMAP1.jpg](https://ymmplayer.up.seesaa.net/image/20KXMAP1-thumbnail2.jpg)
Photo by William Hames
ドッケン〜リンチ・モブで知られるジョージ・リンチが、キングスXのダグ・ピニック、KORNのレイ・ルジアーと集結したトリオ、KXMの1stアルバム『KXM』が発表された。3人のキャラクターが存分に発揮されたそのバンドサウンドは、ソリッドでクールなエナジーを発揮している! こちらはそのオフィシャルPVだ。
キングスX、KORN、そしてジョージ・リンチのギターワーク。メンバーから予測出来る音楽性が見事に組み合わさり、そしてバンドケミストリーを生み出している。特筆すべきはジョージ・リンチのモダンなプレイ・アプローチだ。それはリンチ・モブやジ・インフィデルズなどのプロジェクトとも違ったアプローチだろう。
「俺がそこに座って、曲を書いたりギターをアンプにつないでプレイしたりしていると、進んで行ける道が実にたくさんあるわけだよ。俺はいろんな違う種類のものが大好きだし、俺のところにひょいとやって来るものもいろいろある。俺はプロディジーが大好き、ビートルズが大好き、なんであろうと大好きになっちゃう。あらゆる種類の新しいオルタナ音楽や奇妙な音楽がね」
こちらはアルバムメイキングの映像。ジョージ・リンチは2人のことをインタビューでこう語っていた。
「彼らは2人ともすごくクリエイティブな人たちだ。もうそのことはよくわかっている。俺たちにはKORNもある、リンチ・モブもある、キングスXもある──これが全部合わさったらどうなるだろう? って感じだね。だけど面白いのは、集合体というのはパーツを合わせたものよりずっとすごいってことだよ。俺の個人的見解としては、集合体というのは実際ほとんどこれまでにない、名状しがたいようなものを作り出すと思うんだ。他のものには関連づけられないようなね」
![KXMCD.jpg](https://ymmplayer.up.seesaa.net/image/KXMCD-thumbnail2.jpg)
KXM ケー・エックス・エム WHD CD+DVD IEZP-70 3月26日 3,333円(税抜)
もちろんアルバムにはスローハンドなギタープレイやインスト曲も収録されている。ジョージ・リンチが単なる速弾きだけのギタリストでないことは周知の事実。80年代を席巻した米国ロックギタリスト達の現役が続いている!
2014年5月号(4/2発売)にインタビュー掲載