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Nabowa 景山奏(g)のソロプロジェクトTHE BED ROOM TAPEに迫る

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人気インスト・バンド、Nabowaの景山奏(g)が自身のソロプロジェクト“THE BED ROOM TAPE”を始動。デビューアルバム『THE BED ROOM TAPE』をリリースした。今年結成10周年を迎えるNabowaは、山本啓(vn)、景山奏(g)、堀川達(b)、川上優(ds)によって2004年に結成。00年代のジャムバンド・ムーブメントに影響を受けたグルーヴィでダンサブルな要素を土台に、景山のブラック・ミュージックに影響を受けたリリカルなギターのハーモニーと、山本のクラシックの素養を持つ温かみのヴァイオリンのメロディを内包。独自の音楽性で高い人気を獲得し、フジロック・フェスティバルをはじめとした多くの大型フェスに出演。ライブバンドとしても高い評価を獲得している。そんなNabowaの世界観を支えるキーマン景山が、大学時代から自宅で音を録り溜めて温め続けていたアイデアを形にするために始めたのが本プロジェクト、THE BED ROOM TAPEだ。今回リリースされたデビュー作『THE BED ROOM TAPE』は、彼ならではの広がりのあるセンスの良いアルペジオ、切れ味鋭いファンキーなカッティング、ワイルドなソロといった、ギタリスト景山の持ち味が存分に発揮された充実作だが、自身で打ち込んだダブ、エレクトロニカ、ヒップホップなどの影響を柔軟に吸収したリズムトラックや、一度聴いたら忘れられないキャッチーな曲のメロディなど、音楽家としての非凡な才能を感じさせ、実験的でありながらも大変奥深い内容だ。本作には、Nabowaの山本、jizueの片木希依(pf)と粉川心(ds)、Mountain Mocha Kilimanjaroの二本木潤(b)といった同年代の気鋭のミュージシャン、彼のギターの師匠である韻シストのTAKU、児玉奈央や奇妙礼太郎といった実力派ボーカリスト達が参加。色彩豊かな楽曲をそれぞれの個性的な音楽性でカラフルに染め上げているのもポイントだ。そんな待望のソロ作を完成させ、14年初頭からリリースツアーを行なう本タイミングで、景山にインタビューを敢行。デビュー作『THE BED ROOM TAPE』完成までの経緯、Nabowaのギタリストとしてソロ・ミュージシャンとしての拘り、リリースツアーに対する意気込みについてたっぷりと語ってもらった!


「THE BED ROOM TAPE」 トレイラー映像


思いついたまま、ただ気に入ったものだけを


──ソロデビュー作『THE BED ROOM TAPE』は、景山さんらしいギターの世界観をベースに、ジャムバンド系の生音から打ち込みを使ったエレクトロニカまでの多彩なビートを内包し、色彩豊かな楽曲を揃えた充実作です。本作を制作する際にどういったイメージがありましたか? 
 
 Nabowaでは、4人の個性を足し引きしながら、偏った一つの方向性やジャンルに傾倒しないようバランスを考え曲作りしています。ソロは、そういう考えから自分を解放して、思いついたままに気に入ったものだけを入れ、自分が尊敬するミュージシャン達を巻き込んで“やりたいだけやる!”というイメージでスタートしました。

──どの曲も、音や歌詞から、街、自然、人といった情景が浮かんできますが、作曲する際に目で見て感じた記憶って大きな部分を占めますか?

 あまり意識したことはないですが、小さい頃から見てきた団地の風景、そこに住む人達の日常といった、ちょっと“グッとくる瞬間”みたいなものが常に頭にある気がします。「かいせんとう」は、そんな風景を最初から意識的にそういう情景を描いて作りました。

──景山さんは、すでにNabowaのギタリストとして認知されていますが、なぜ本作を自身名義でなく、THE BED ROOM TAPEとしてリリースしようと?

 深い意味や拘りはないんです。僕の名前の“奏”ってちょっと変わっているので、両親にはすごく感謝しているけど、これを付けるとちょっと“いかにも”過ぎるかなと…。あと、単純にちょっと長い名前を付けてみたかったんですよ(笑)。
 
──THE BED ROOM TAPEという名前は、エイフィックス・ツインやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインといった、作曲と演奏、レコーディングからプロデュースまでを全て一人で手掛ける“ベッドルーム・ミュージック”の信念にリンクしたイメージを感じさせます。なぜ、このプロジェクト名にしようと?
 
 そんな偉大な先輩方にリンクしていると言われると少し恐縮ですが、嬉しいです。自分の部屋で楽しみながら音楽を作っていった“雰囲気”をそのままタイトルにしたら、皆にわかり易いと思い付けました。

──『THE BED ROOM TAPE』を特徴付ける要素として、景山さん独自のハーモニーセンス、それに寄り添う優しいメロディライン、それを盛り上げる多彩なビートという、3つの要素があります。個人的な意見ですが、本作の収録曲って、景山さんがこれまで温めてきた断片的なアイデアをベースに肉付けし完成させていったものが多いのかなと。それを象徴するのが、「roma」の音の世界観や「kinrinko dub」のビートなのかなと。

 これらの曲は本当にそんな感じ完成させました。断片的なアイデアをまとめていったので、同じ曲に昔の素材と最近の素材が混在しています。「roma」のシンセのシーケンス、「kinrinko dub」のシンセやベースのシーケンスは、僕が大学時代に作って長らく寝かしていたものをひっぱり出し整理し、少し音色をイジってギターを足したもの。なので、アルバムの総制作期間は8年ぐらいでしょうか? 他は、アルバムを作ると決めた13年初めから書いたものです。半年かかった曲もあれば、すぐ完成した曲もあります。「interloud」のシーケンスは、AKAIのMPCで遊びながら5分ぐらいで完成させたもの。そのビートをベースに、僕のギターの師匠でもある韻シストのTAKUさんにギターを乗せてもらいました。

──Nabowaのライブでは、エレクトリック・ギターを弾くイメージが強いのですが、本作ではアコースティックをフィーチャーし鮮やかな世界観を作り出していたので驚きました。なぜ、今回アコギを多く使おうと?
 
 見た目や取り回し、ライブでの音の再現度、歪ませてソロ弾く楽しさなど、ライブだとエレキの方が圧倒的に合理的なので、なかなかアコギを弾く機会はありませんでした。でも、実はアコギのアルペジオを2〜3本重ねた感じや、優しく弾いた音色って大好きなんです。だから、今回は迷わずアコギを使いました。
 
──フィール・サラウンド的な音像や、打ち込みのビートを切り貼りしたグルーヴもおもしろい要素です。ビートや音色はどういった拘りを持って制作しましたか? 

 曲を作る時、自分の部屋で限られた機材だけを使い録音して“音に奥行きを出すためにどうしたらいいのか?”を考えていました。その時、アコギを何本か重ねたアルペジオをコンデンサー・マイクで録ったものを聴き返したら、図らずも冷蔵庫の音や蛇口から落ちた水の音が入っていたんです。これが、何とも言えない立体感と曲のテンポと別の面白いグルーヴを生み出していた。そこから、家の中にある“面白そうな音”を録って曲に入れていきました。ただ思いつくままに作ったので、拘った部分はあまりパッと出とこないいんですが、“こうあるべき”や“こうでなくてはいけない”というものを一度なしにしようと。自分の中でありなら、シンバルを10枚入れようが、ベースを5本重ねようが、それはOKということにしました。

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違うバンドの人との曲作りは特別な感じでした

──アルバムを制作した際に使用した機材について教えて下さい。

 アコギは先輩から譲ってもらったレイクウッド。エレキはほぼギブソンのES―175です。「roma」のエレキパートはディコのハンドメイドギターです。アンプはヤマハF100で、エフェクターは、ジムダンロップ95Q、プロコ・ラット2、ボスのGE7、下村音響のコンパクト11、ボスのDD20を直列で繋いで使いました。コンパクト11はいつも持ち歩いていますが、他はたまたま家にあったものです。エレキの録音は自宅だと苦情が来るので、ミックス作業を兼ねて大阪のスタジオLMDで行い、ミックスはエンジニアのkabamixさんにお願いしました。
 
──一方、Nabowaの山本さん、jizueの片木希依さん(pf)と粉川心さん(ds)、Mountain Mocha Kilimanjaroの二本木潤さん(b)といった親交のある仲間が参加した、生バンドならではの臨場感溢れるサウンドも聴きどころです。どういったイメージで異なるバンドの演奏者をゲストに加えようと?

 バンド・フォーマットの曲も、自分で打ち込みして作った曲と同じように音の加工や編集をし、色々と遊ばせていただきました。jizueの2人と僕は家が近所なので、僕が希依ちゃんの家に行き、ピアノのイメージを伝えて彼女に弾いてもらって録音したり、スタジオに入って3人で合わせたりして形にしていきました。潤さんは、直接会って音を出すタイミングがなかったんです。でも、この人なら絶対に素晴らしい演奏をしてくれる確信があったので、簡単なデモトラックのデータを送り、ざっくりしたイメージを投げました。潤さんは、僕の想像を軽く超える素晴しいプレイをしてくれました。今回の人選は、とにかく好きな人達や、このアルバムで音を出してほしい人に声をかけました。違うバンドの人と一緒に曲を作るのは、ちょっと特別な感じで凄く楽しかったです。 

──作品の世界観をよりカラフルなものにしているのが、児玉奈央さんの「かいせんとう」、NAGEN SERVERさんの「future fly」、ご自身でボーカルを担当した「水と泡」、奇妙礼太郎さんの「くじら」といったボーカル曲です。なぜ、今回彼らと一緒に楽曲を作ろうと? 

 奈央さんとは、以前に京都のカフェでライブをされた時に、そのカフェのオーナーから「Nabowaで使用しているスピーカーセット一式を貸してほしい」と頼まれて、持って行った時にお会いしたのが初対面でした。で、彼女のライブを観たらメチャクチャ素晴らしくて、いつか一緒に作品を作りたいなと。今回「かいせんとう」の骨組みを作っていた頃に、事務所に奈央さんの新譜が届いて、それがまた素晴らしかったので、そのまま即オファーしました。僕の忙しないトラックを見事に乗りこなしてくれて曲が一気にポップになったなと。SERVER君は、共通の友達から紹介され知り合ってからずっと気になっていたんです。13年に韻シストのアルバム・リリースパーティーを観に行った時に彼がゲスト出演していたので、終演後に話に行って、そこから交流が始まり今回彼にオファーしました。「future fly」は彼のクリアな声質とその人柄を表すような詩のセンス、参加してくれたゲスト演奏者のおかげで曲の力強さが10倍くらいになりました。奇妙さんとはいろんなライブでご一緒させてもらっていて、表現力が素晴らしいなと。ある時、アルバムに参加してもらおうと依頼したら快く引き受けてくれたんです。「くじら」は、彼の唄い出し一音目で鳥肌が立ちました。とてもシンプルな曲で、彼の声が際立つアレンジになっています。この歌詞って、実は粋で素敵な“隠れた意味”があるんです。わかる人いるかなぁ? シンガーと制作した曲は、まず僕がデモを送って、それに歌詞を付けてもらいました。奈央さんには、曲のイメージを箇条書きにしたもの、写真、絵などを送り、メールで「自分はこんな風景が好きで、こんな思い出を歌詞にしてほしい!」とやりとりしました。その時、お互い東京の国立に住んでいた時期があったことを知って、その思い出話を混ぜ合わせた歌詞にしてもらいました。SERVER君の歌詞は全て彼に任せました。奇妙さん用の曲は実は2つ候補があり、レコーディング当日にオケを聴いて選んでもらい、歌詞もその場で書いてもらいました。

──ピアノで始まるミニマルな「signal」から、jizueの片木さんと粉川さん、Mountain Mocha Kilimanjaro二本木さんが加わる「band signal」までの流れは、普段のNabowaと違ったテイストがあり興味深いです。 
 
 「signal」は、MIDIのピアノを自分で打ち込んだもので、そのアイデアを「band signal」へ派生させていきました。「band signal」は大きなテーマがあり、ピアノソロ、ギターソロ、テーマ、でちょっと謎のタメのコーナーを入れ、またテーマに戻る構成です。

──これら2曲には、それぞれ“シグナル”というタイトルが付いていますが、これにはどういった意味が?
 
 シグナルには“信号”とか“合図”という意味がありますが、最初のピアノの音がなんとなく信号っぽいなと思ったのと、次の曲でそれを派生させてバンド形態になったので、タイトルの前に“バンド”という言葉を乗せました。
 
──Nabowaの山本さんが参加している「roma」は、同期のビートにアコギのハーモニーがマッチしていますが、中盤のヴァイオリンパートや歪んだギターソロの盛り上がりなど、実にNabowaらしい要素があります。
 
 これは、学生時代に作ったトラックを基に作ったものです。ある時、Nabowaの啓くんとベースの達くんとライブをすることがあり、セッション用にこのトラックを使ったら「この曲良いね!」と言われたんです。それから、何度か演奏するうちに、メロディラインやベースラインが自然と生まれてきました。それがすごく好みだったので、それをちょっと自分の方に寄せ変えましたが、かなりNabowaっぽい曲になっています。流行りに一切関係ない、正直で一番自分の好きなコード感、音色、構成、雰囲気が自然に出せた気がします。
 
──NAGEN SERVERさんが参加した「future fly」の曲途中でのアコギとセミアコの絡みもとても印象深かったです。
 
 アコギは韻シストのTAKUさんに弾いてもらいました。同じ曲の中で、師匠と生徒でパンを左右に振り短いソロの掛け合いをしてみたいという“弟子の願い”が叶った瞬間でした。
 
──本作には、景山さんのギターの師匠でもある韻シストのTAKUさんが参加していますが、なぜ彼に参加してもらおうと?
 
 TAKUさんは「interloud」と「future fly」にも参加してもらっていますね。ギタリストとして目標にしている方にどうしても参加してほしかったんです。あと、ヒップホップ的な曲を作りたいけど、今までそういった曲を作ったことなかったので、その道のエキスパートにアドバイスをもらえればなと思いました。
 
──景山さんはTAKUさんからの影響を常に公言していますが、ギタリストとしてどういった部分に影響を受けましたか?
 
 Jポップに良くある“ザ良い曲!”みたいなコード進行で絶妙なタイミングでブルースの7thのコードを入れたり、そのコードにバッチリ合ったソロだったりする部分。あと、ライブでのアクション、表情、MCまで、華やかさがあり魅せる演奏をするところです。音楽だけでなく、考え方や姿勢など、彼から学ぶことはたくさんありますね。


「かいせんとう feat. 児玉奈央」from『THE BED ROOM TAPE』

バンドは攻めて、ソロはマイペースに楽しんでいきたい!

──“ループを使ったミニマルなサウンド”という部分では、ピアノの1フレーズがループする中で、生のバンド・サウンドを展開し、エレクトロニカな要素が混ざっていく「repeat after me」は、本作の独自性を象徴する曲だと思います。 
 
 ヒップホップ的というか、MPCで打ち込んだ1ループが基になっています。ピアノのフレーズを何個かMPCでサンプリングし、小節の中途半端な間の部分を抽出し新しいフレーズにし、それを希依ちゃんに弾き直してもらいました。リズムは、BPM160ぐらいのドラムンベースみたいなものにしたかったので、デモでループ素材を貼り付けていきました。それを心君に生ドラムでタイトに叩いてもらうところと、グイグイ暴れてもらうところと計3パターンほどプレイしてもらい、録音したデータをさらに自分で音色を変え、リズムをヨレさせる加工をしました。その間に、潤さんにオケデータを送り、彼に送り返してもらって完成という感じですね。
 
──切ない歌詞が印象に残る「水と泡」では、景山さんご自身が歌っています。なぜ、この曲でボーカルを取ろうと? 

 もともと歌えないからインスト・バンドをやっているぐらいなので(笑)、実は歌う気は全くなかったんです。でも、奈央さんの歌録りの時に「こんなトラックがあって、誰かもう一人ボーカルをお願いしようと思っているんです」と話をしたら、奈央さんに「いや、絶対自分でやったほうが良いよ。歌詞も絶対自分で書くべき!」と言われて。しばらく考えましたが、人生一回きりだし、迷っているのならやるべきだなと。歌詞は、師匠のTAKUさんが書いていた歌詞に影響を受けたものです。TAKUさんが慕っていた演奏家で、関西にジャズを広めた重鎮、西山満さんがいて、彼が亡くなられた時にTAKUさんが「あなたのことを忘れないじゃない、忘れられるわけがない」という歌詞の曲を書いたんです。それを読んで、いい歌詞だなと思いつつ“自分なら、忘れたくなくても時間がたったら風化してしまうんだろうな…”と、ちょっと悲しいけど、そういう風に生まれてきたから仕方ないなという自分の心境を書きました。
 
──景山さんのアルペジオを使った美しいハーモニーが堪能できる、ダブビートのナンバー「kinrinko Dub」は、景山さんのギタリストとしての魅力がたっぷり詰まったナンバーだと思います。 

 シンセベースですごく単純なフレーズをシーケンスしているのですが、これは大学生の頃にこのフレーズでレゲエ風の曲を作ろうしたものなんです。このフレーズを基に、あまり明るくなり過ぎず勢いのある曲を作りたくて、ビートを4つ打ちにし、アコギを入れ、ピアノを打ち込んだら、こんな感じに仕上がりました。
 
──どれも聴き応えがあるナンバーばかりですが、景山さん自身が特に気に入っているナンバーをいくつか挙げてください。 

 どの曲も気に入っていますが、「かいせんとう」のせわしいサンプリング・ビートと奈央さんの歌声のバランス、「roma」の色々な要素全部詰め込んだけど、なんとか一曲にまとまった感じ、「future fly」のタイム感とかですかね?

──これからアルバム・リリースツアーがスタートします。1月30日の京都磔磔でのライブでは、バンドにNabowaの山本さん、jizueの片木さんと粉川さん、L.E.D.の佐藤元彦(b)さん、NAGAN SERVERさん、韻シストのTAKUさんという、景山さんに縁のあるミュージシャンが勢揃いしています。今回のツアーはどういった内容になるのでしょうか? 

 Nabowaだったら全曲バンド4人で演奏するけど、せっかくのソロプロジェクトのライブなので、曲によって色々な編成を試し、アレンジも少し変えつつ演奏したいと思います。ゲストの方々が本当に豪華なので、ライブでどんな融合をするのか“お楽しみ!”というところですね。
 
──THE BED ROOM TAPEプロジェクトは今後どのような展開をしていくのでしょうか?  

 ソロプロジェクトなので、常に自分の趣味満開で、自分の好きな音楽に正直になって“良いと思えば何度もやる”というスタンスで、好きな音楽に絶対に嘘を付かず長く続けていきたいです。
 
──今年でNabowaは結成10周年のアニバーサリーイヤーを迎え、新作を制作中ですし、今年のNabowaの活動もとても楽しみです。

 ありがとうございます! なにはともあれ、Nabowaがなかったらこのプロジェクトもありません。このバンドは、自分にとっての“看板”なので、Nabowaは攻めの姿勢で、ソロはマイペースに、どっちも楽しんでこれからも活動しようと思います!

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ザ・ベッド・ルーム・テープ
ザ・ベッド・ルーム・テープ
AWDR/LR2
DDCB-12059 CD 発売中 2,300円

THE BED ROOM TAPE Release Tour
1月30日(木)京都@磔磔
1月31日(金)名古屋@TOKUZO
2月2日(日)東京@LOOP ANNEX
2月3日(月)横浜@GrassRoots
and more…

Interview by TAKAHIRO HOSOE
Live Photo by SHINICHIRO BANSHITA