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[Champagne] 最新のライブ機材をレポート!


[Champagne] - Run Away (MV)

 4thアルバム『Me No Do Karate.』を引っさげて行なわれてきた[Champagne]の全国ツアー“We Don't Learn Anything Tour 2013-2014”。9月より過去最大規模で展開されてきたが、終盤の東京公演であるZepp Tokyo2デイズはソールドアウト。2014年3月28日(金)には日本武道館公演が待ち受けるが、こちらのチケットは早々に完売。これを受けて用意されたスタンド立見席もソールドアウトと、[Champagne]をめぐる状況はめまぐるしいスピード感で変わりつつある。クリスマスには最新シングル「Run Away」もリリース。アグレッシブなドラミングとピアノ・リフ、白井眞輝のアルペジオプレイが印象的なこの曲は、さらなるソリッドでスケール感あふれる盤dのサウンドに挑んだ最新形[Champagne]を感じさせる1曲に仕上がった。

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FENDER CUSTOM SHOP Jazzmaster+VINTAGE SOUND AMPS Classic Series(KAWAKAMI'S)
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 “バンドが成長しているんだよね”とはアンコールにおける川上洋平の発言だが、15日(金)公演はアンコールを含めて3時間超えとなるロングステージを展開。Player2014年2月号のFROM THE BACKSTAGEでは、この日用意されていたすべての楽器をレポートしている。弦楽器隊のヴィンテージ系を主体とした楽器探求はますますエスカレートしており、それぞれのこだわりを感じさせるのが非常に面白い。その中でも個人的にとりわけ面白いと思ったのが、「Starrrrrrr」で川上洋平がプレイしていたカスタムショップ製のジャズマスターだ。ブロンド・フィニッシュによる美しいジャズマスターだが、なんとカスタムショップ製ならではメイプル指板仕様。ピックアップ・セレクター及びプリセット・スイッチは、誤作動しないように黒のビニルテープで固定されていたり、サドル/ブリッジにマスタリーM1に交換、ブリッジ・プレートにバズストップバーといったリプレイスメントパーツを取り付けている点も彼ならではのこだわりなのではないか。そしてメインアンプがヴィンテージ・サウンド・アンプのクラシック・シリーズというのもまたレアというかマニアックというか…。このように四人四様と言えるこだわりを感じてもらえる記事に仕上がったと思う。なお[Champagne]のオリジナル・キーホルダーを読者プレゼント用に2名様分提供いただいたので、欲しい方はちょこっとで良いので記事の感想など一筆いただきこちらを参照の上、メールにてご応募いただきたい。

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[Champagne]・『Run Away / Oblivion』
RX-RECORDS CD
RX-083 12月25日 1,365円