リッチでカラフルな楽曲と音の世界が圧巻だった渾身のオリジナルアルバム『One NIght』から6年。ソロデビュー30周年タイミングで産み落とされたのは、“Red”なるロックアルバム“Blue”なるバラードアルバムの2枚組となる意欲作『W FACE』だった。80年代を彷彿させるような豪快なロックナンバーに狂喜するファンの顔も浮かんでくるし、勿論メロディメーカーとしての魅力も健在。さらに“Red”は弦楽器のみならず、マルチプレイヤーとしての側面もたっぷり堪能できる。ノーコンセプトがゆえに何処か風通しが良いムードを感じさせるのも『W FACE』の特徴だ。待望の新作を完成させた織田が本作の魅力を語ってくれた!
オダ・テツロウ
ダブル・フェイス
キングレコード 発売中
KICS-1977〜8 3,150円
織田哲郎 「FIRE OF LIFE」