新世代メタルシーンの一翼を担うトリヴィアム。アルバム毎に確実な進化を遂げる彼らにとって、通算6作目となるアルバム『ヴェンジャンス・フォールズ』は、デビューから10年の間に蓄積してきたものの凝縮とも言うべき、トリヴィアムの最新形かつ完成形と呼べる快作だ。アルバム収録の「ストライフ」のPVはこちら。
日本の血が流れるフロントマン、マシュー・キイチ・ヒーフィーは語った。「『ザ・クルセイド』はその前の『アセンダンシー』と真逆なものを作ろうとしたし、『将軍』ではテクニカルかつ長尺な曲を作ることがテーマだった。『イン・ウェイヴス』では、自分たちが聴きたいものを作るのと同時にシンプルさを追求した。音楽的にも歌詞の面でもね。今回はそういったことすら考えず、とにかくその時ベストだと思う曲を作っていったんだ。振り返ってみると、俺達のすべてのアルバムの要素がまんべんなく詰め込まれているように感じるね」
トリヴィアム ヴェンジャンス・フォールズ
ワーナーミュージック・ジャパン CD WPCR-15292 10月9日 2,580円
ラウドパーク13への出演でも好評を得たトリヴィアム。「日本から戻ったら年末まで約6週間かけて北米を周り、その後ヨーロッパ、オーストラリア、南アフリカ、アジアと文字通り世界中を回るよ。今回は残念ながら日本ではラウドパークでの公演のみだけど、また来年には単独で来たいね。本当に日本は大好きな国だから、正直1カ月ぐらい回りたいんだ(笑)。そのためにも、みんなの声をプロモーターに届けてほしい!
2013.12月号(11/2発売)にインタビュー掲載