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VAMPSの最新ライブ機材をレポート


VAMPS - AHEAD

 7月には待望のニューシングル「AHEAD / REPLAY」をリリース、以後精力的なライブツアーを展開してきたVAMPS。9月25日には世界デビュー盤となる『SEX BLOOD ROCK N' ROLL』をユニバーサルミュージック/デリシャス・デリ・レコーズよりリリース。もともと世界水準の音で勝負してきているVAMPSではあるが、『SEX BLOOD ROCK N' ROLL』では「MEMORIES」「ANGEL TRIP」などの日本詞曲も英詞で新録されたりと、様々なアップデートがされている。VAMPSの5年の歩みが結実したベスト盤としての意味合いも含んだ1枚となった。VAMPSは現在ヨーロッパツアーを展開しており、12月にはUS公演も決定している。さらに10月19日(土)、20日(日)には神戸ワールド記念ホール、25日(金)、26日(土)幕張メッセ国際展示場9〜11ホールにて、豪華ゲストを迎えてのハロウィンライブイベント「HALLOWEEN PARTY 2013」の開催も決定と年内はライブ三昧のようだ。


VAMPS - REPLAY

 毎月話題のライブ/コンサートにおける楽器をPlayerならではの切り口で紹介しているFROM THE BACKSTAGEのコーナーだが、10月2日発売Player11月号では2年振りにVAMPSのライブ機材をレポートしている。取材したのは9月上旬のZEPP TOKYO公演。彼ら曰く“篭城”型のライブスタイルで毎年のように全国Zeppツアーを展開してきている彼らだが、この日も綿密なリハーサルを行ないより高い完成度のステージングを目指す姿がそこにはあった。さらに驚いたのは、HYDEもK.A.Zの使用機材が2年前とはまったく様変わりしていた点である。HYDEは近年のムスタングからギブソン・メロディメーカーに持ち替えており、このメロディメーカーに関してもいろいろなエピソードがあるのでぜひ記事の方をご一読いただきたい。

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ZODIACWORKS ZPG Re-viv K.A.Z Custom
Photo by TAKAHIRO HOSOE


そしてK.A.Zが今回メインギターとしてプレイしていたのがZODIACWORKS ZPG Re-viv K.A.Z Custom。K.A.Zのキャッチーなリフ、フレーズを紡いだ繊細なギタープレイとは裏腹にも思える激しいステージングと、時折テクニカルなプレイを織り交ぜる演奏には目が奪われるが、本器は“ダウンチューニングにおいても音程がブレず、また歪ませても音像が埋もれないギター”をテーマに、ゾディアックワークスとK.A.Zの共同開発により生み出されたギターである。P.U.レイアウト違いのホワイトのモデルもスタンバイしていたが、ともにメイプル・トップのコリーナ・ボディと27"ロングスケールのコリーナ・ネックをディープジョイントした独自設計のギターだった。カッパークラフトの加工がされたピックガード、裏通しで張弦するハードテイル仕様なのもポイントだ。他にも「AHEAD / REPLAY」のPVで使用された、JAMES TRUSSART CUSTOM GUITARSなど、バックアップ分も含めて撮影した楽器類を6ページに渡り展開しているのでチェック。また読者プレゼントとして、販促用ポスターを3名様分いただいたので、ぜひ記事の感想をちょびっと書いていただきつつこちらのページを参照の上、メールでご応募いただきたい。

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ヴァンプス
セックス・ブラッド・ロックンロール
デリシャス・デリ 9月25日
CD UICV-6660 3,100円
SHM-CD+GOODS UICV-9036 5,800円
SHM-CD+Blu-ray UICV-9037 10,500円

2013年9月30日