Photo by TOMUJI OTANI
最新作を引っ提げて、約7年振りの来日公演を成功させたスティーヴ・ヴァイ。言うまでもなくその奇才ぶりとエンタテインメントが余すことなく発揮された! ライブ本編と、JEM、ユニバース、ユーフォリア、レガシーetc.などお馴染みのシグネチャーモデルを中心にしたステージ機材を詳細レポート。まずはライブの映像を。
「ビルディング・ザ・チャーチ」で元祖ボスハンドぶりを発揮するヴァイ。使用ギターは“BO”だ。そして「オーディエンス・イズ・リスニング」ではサスティナー搭載の“FLOV”でアクロバティックな奏法も披露!
そして今回のライブのメインになったギターが、この“EVO”。
Photo by TOMUJI OTANI
ヴァイが多数所有しているJEM7Vのうちの1本だが、おそらくプロトタイプのもの。本機には歴戦の傷跡をはじめ、コスモブラック・パーツが搭載されノブも交換されている。高音弦側に貼られたダクトテープは、激しいアーミングでPU部に弦が引っ掛からないようにする定番アイデアだ。12年に発売された25周年記念のJEM EVO(レプリカ)はこの実機を元に製作されたわけだが、その時点からも状態が変化しており、まさに現役の愛用機だということがわかる。
その他、本誌特集では来日で持ち込まれた8本のギターとアンプ、エフェクターなどを紹介。併せてバンドメンバーの機材も掲載中!
13.10月号(9/2発売)特集で掲載