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Player9月号でhide特集!

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 2013年でソロデビュー20周年を迎えたhide。さらに2014年は生誕50周年でありアニバーサリーイヤーが続く。10月より全国ロードショーされる『hide ALIVE THE MOVIE-hide Indian Summer Special Limited Edition-』、大盛況の中で東京会場が終了しつつも、8月から大阪で展開される“hide MUSEUM 2013 〜To The Future〜”、さらに豪華アーティストがhideの名曲の数々を独自のアプローチでカヴァーする“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズも続々登場。hideに関連する様々なニュースが目白押しで発信されています。

 Playerの特集においてはこれらhideの最新情報をお伝えするとともに、7月より全6タイトルが連続リリースされるトリビュートアルバム“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズに関連したインタビュー取材を実現。美月(Sadie)ナオ(heidi.)柩 from NIGHTMAREINA(hide with Spread Beaver)Anzi(摩天楼オペラ)和己(SCREW)(以上、記事登場順)という豪華な面子が、hideトリビュートのことのみならず彼らにとって印象深いhideのギターについても語ってくれています。これをもとに、さらにP.180からのギターレポートも掲載。hideの愛器“AMOEBA”や“PAINT”、“CHERRY SUNBURST”“YELLOW HEART”などのMGシリーズのほか、“クジラ”や“リバース”などの代表的モデルのストーリーが改めて語られています。

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 そしてこのたびPlayerから発売されたのが『hide Closet Collection』。hideがいまだ鮮烈さをまったく失わないのは、ミュージシャン/ギタリストというカテゴリーだけで語りきることはできない、唯一無二のロックアイコンとしての魅力を擁しているからと言えるでしょう。常に斬新な衣装に身を包んでいたかと思えば、90年代後半にはストリートファッションやスポーツウェアなども積極的に取り入れて、当時のヴィジュアル系アーティストとはまったく異なるスタイルを提示してみせました。そしてフェルナンデス/バーニーのMG-Xシリーズを筆頭とするhideのシグネチャーギターも、その鮮烈なデザインは広くギターファンに浸透しています。『hide Closet Collection』はhideの衣装やステージコスチューム、帽子、ブーツ、一部のステージセットなどのほか、愛器であるギター/ベースを美しい写真で収めました。こうしたアプローチでの写真集はhideの書籍としては初なのだそうです。また単なる写真集ではなくて、収めた衣装、楽器写真から100数点をピックアップ、別冊の解説&インタビューにて解説テキストもたっぷり盛り込んでおります。詳しくは『hide Closet Collection』の特設サイトをチェックしてみてください。

 重複しますが、hideという希代の音楽家でありロックアーティストの影響力は薄れることがなく、その常に新しいアイデアを貪欲に取り込んできた音楽における先駆性も薄れていないと思います。先述の“hide TRIBUTE SPIRITS”シリーズも、原曲のイメージを重視してカヴァーされている音源も多く見受けられて、hideの普遍性を再認識できるところが実に面白いです。トータル12ページに及ぶPlayerならではのhide特集、ぜひぜひご一読いただければ幸いです。