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大村孝佳のギターコレクション

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Photo by TOMUJI OHTANI

 リッチー・コッツェン、マーク・ボールズらをヴォーカルに迎えたデビュー作『ノーウェア・トゥ・ゴー』で華々しいデビューを飾ったギタリスト、大村孝佳。その後もマーティ・フリードマン・バンド、LIV MOON、C4、菊地成孔主催のDCPRGなど多岐に渡る活動でさらなる脚光を浴びている。そんな多忙な中、5年振りに4thソロアルバム『デビルズ・イン・ザ・ダーク』を完成。親交の深いゲスト陣が色を添えており、キャッチーな歌メロにこだわった大村のソングライティング、そして勿論流麗なギターソロ、オブリガートなどギタープレイもたっぷり堪能できる。3月2日発売Player4月号DEAR MY PARTNERSでは、STタイプにこだわる大村孝佳のギターコレクションとともにそのミュージシャンヒストリーについて語ってもらっている。

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ESP SNAPPER Ohmura Custom "Eclipse Gold"
Photo by TOMUJI OHTANI


 現在彼はESPが大村用にカスタマイズした数々のモデルを愛用している。「デビューが決まったときはフェンダーのストラトを使ってましたけど、そのストラトに似たSTタイプを作っていただくようにESPにお願いして。その後ちょっと小振りでスマートなボディのスナッパーを使い始めましたのが2004年くらいからだったと思います。」大村のトレードマークとなっているのはハーフスキャロップド指板。比較的浅めのスキャロップド処理が施された指板は大村のこだわりである。取材中に「特許とっておけばよかったかな」などと笑っていたのも印象的だった。現在とりわけメインギターとして愛用されているのがESP SNAPPER Ohmura Custom "Eclipse Gold"。ESPのスナッパーは日本人の手や体型にあったやや小振りなボディ設計がポイントとなっている。一般的なSTタイプと比べるとコンパクトなボディであり弾きやすい。さらに大村のモデルに関しては先述の通りハーフスキャロップド指板仕様。さらに面白いのはピックアップ。現場によって幾つかのセイモアダンカンP.U.を使い分けている大村だが、そうした状況に臨機応変に対応できるように、なんとピックガードごとピックアップが交換できるシステムになっていた! そのほかアイデアたっぷりな自身のモデル、さらにちょっとミーハーなところも垣間見せてくれるギターコレクションをお楽しみあれ。ちょっぴりページ増量でお届けしている。

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 読者プレゼントとして御本人よりESPの大村孝佳シグネチャーピックを3名様にプレゼントするので、ぜひ記事の感想を一言でも添えていただいて応募要項をご確認の上、メールにて応募してほしい。

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デビルズ・イン・ザ・ダーク
キースラージャパン CD
KSCQ-1018 3,150円

2013年3月3日