GIBSON J-200(HORIE's) Photo by TAKAHIRO HOSOE
毎月話題のライブ/コンサートのバックステージに潜入、最新のライブ機材をレポートしているFROM THE BACKSTAGEのコーナーですが、Player2012年7月号はSTRAIGHTENERのゲネプロへ潜入。6月13日に初のアコースティック・アルバム『SOFT』をリリースするストレイテナーですが、このアルバムは3月28日梅田AKASO、30日渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行なわれた“STRAIGHTENER ACOUSTIC”で行なわれたライブ音源、そしてスタジオレコーディングされた新曲「シンクロ」「Phantasien」により編まれています。09年以後、トライし続けてきたアコースティック・アプローチの賜物なわけですが、ストレイテナーの楽曲が持つスタンダード性をより鮮明に描き出した好盤に仕上がっています。何種かのスティックやブラシ、ホットロッド、マレットなどを使い分けての多彩なドラミング、コーラスでも抜群の存在感を示したナカヤマシンペイ、アップライトやフレットレスも織り交ぜて躍動感たっぷりのベースプレイを繰り広げた日向秀和の敏腕リズム隊。そしてホリエアツシのアコギ、鍵盤プレイ、大山 純のギタープレイにしても、各々の聴かせどころをフィーチャーしつつも音と音とのスペースを意識したアンサンブルが印象的でした。何より歌心あふれるプレイが聴き所と言えるでしょうね。
GODIN A4 Ultra Fretted SA(HINATCHI'S) Photo by TAKAHIRO HOSOE
普段だと例えばホリアアツシだったらSG、大山 純だったらジャズマスターがトレードマークになっているわけですが、今回はアコースティックセットということで各人の楽器が様変わりしていたのが特色と言えます。ホリエアツシはギブソンのキング・オフ・フラットトップSJ-200及びJ-200が好みのようで、数年前まではSJ200をプレイしてきましたが現在はJ-200を愛用しているようですね。このアコギのちょっと乾いたストロークの響きが『SOFT』の世界感にはとてもマッチしているように思えます。また日向秀和が新たなにゴダンのA4ウルトラを導入していたのも観どころとなっています。当然本器もレポートしております!
ストレイテナー「シンクロ」
『SOFT』を引っさげての全国ツアーもスタート。エレクトリックセットとはまた違った魅力のストレイテナーをぜひ体験してみてください。
ストレイテナー『ソフト』
EMIミュージック・ジャパン CD
TOCT-29008 6月13日 2,800円
SOFT ACOUSTIC TOUR
6月23日(土)恵比寿ガーデンルーム
ホットスタッフ・プロモーション TEL 03-5720-9999(平日 15:00-18:00)
6月28日(木)仙台 Rensa
ジーアイピー TEL 022-222-9999
6月30日(土)札幌 ファクトリーホール
ウエス TEL 011-614-9999(平日 11:00-18:00)
7月5日(木)NHK大阪ホール
グリーンズ TEL 06-6882-1224
7月7日(土)福岡 イムズホール
キョードー西日本 TEL 092-714-0159
7月8日(日)広島 クラブクアトロ
夢番地 広島 TEL 082-249-3571
7月12日(木)名古屋 クラブダイアモンドホール
ジェイルハウス TEL 052-936-6041(平日 11:00-19:00)
7月14日(土)渋谷公会堂
ホットスタッフ・プロモーション TEL 03-5720-9999(平日 15:00-18:00)
今回ストレイテナーの直筆サイン入りTシャツ(Sサイズ)を
読者プレゼントでいただきました。1名様にプレゼントさせていただきますので、ぜひPlayerの感想共々お書きのうえご応募いただけると嬉しいです。応募方法はPlayer7月号P.67も参照にしてみてください。ぜひぜひ記事の感想をお書き添えの上ぜひご応募ください。
2012年6月1日