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斉藤和義 武道館公演の機材をレポート

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 斉藤和義の傑作『45 STONES』を引っさげての5ヶ月に渡る全国ツアーも千秋楽を迎えようとしています。日本武道館2デイズを含めたツアーは各地で完売となり大盛況でしたが、“空に星が綺麗 ギターオークション〜被災地の学校へギターを〜”を筆頭に斉藤和義を取り巻く話題は実に事欠かない。楽器面においてはギブソンの斉藤和義シグネチャー・モデル KS-330が発売されたことも、ギターファンなら気になるところでしょうね。今回の武道館公演でも勿論登場した斉藤和義シグネチャー・モデル KS-330をPlayerも撮影させていただきました。

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GIBSON CUSTOM SHOP Kazuyoshi Saito KS-330 Prototype
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 エピフォン・カジノ E-230TDの基となったことでも知られるGIBSON ES-330TDの59年製がベースとなっており、太めのネックグリップやビグスビーのヴィブラート・ユニットB7、独自仕様P-90など和義さんのこだわりが詰まった仕上がりになっています。詳細はPlayer2012年5月号のインタビュー及びテキストを御一読いただきたいのですが、興味深いのはその際に明らかになったさらなるシグネチャー・モデルのプロジェクトが進行している点。

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GIBSON CUSTOM SHOP Kazuyoshi Saito Signature Les Paul Prototype
Photo by TAKAHIRO HOSOE


 このゴールドトップ、シリアルなどはなくて“Prototype#1”がヘッドストック裏に手描きされていた正真正銘のプロトタイプでした。ES-295を彷彿させるゴールド・フラワーのオリジナル・ピックガードも印象的なこのゴールドトップ、P-90をリアに1発搭載したシンプルな使用が潔いですね。実はネックジョイント部には独自のスラント処理が施されているのも興味深いところ。詳細は記事のほうを御覧いただければ幸いです。

 という感じで、ギブソンと斉藤和義によるコラボレーションはこの先もホットなニュースを届けてくれそうで楽しみですね。誌面ではこの2本のギター以外にも武道館公演で活躍した楽器の数々をバンドメンバー分含めて8ページに増ページしてレポート! チェックしてくれると嬉しいです。5月2日にはニューシングル『月光』のリリースも控えており、カップリングも映画「ポテチ」の主題歌「今夜、リンゴの木の下で」、東京メトロが4月1日から開始するキャンペーン「We are the Tokyo Navigator」のCMソング「メトロに乗って」も収録と、このシングルも大きな話題を呼びそう。さらには5月2日にリリースされる忌野清志郎カバーアルバム『KING OF SONGWRITER 〜SONGS OF KIYOSHIRO COVERS〜/V.A』にも「エンジェル」で参加。ますます精力的な和義さんの動向に注目です!

2012年3月30日