PLAYER ON-LINE HOME > Playerブログ
Player Blog

Do As Infinity 大渡 亮とブラックビューティの素敵な関係

 現在発売中Player2012年4月号DEAR MY PARTNERSでは、Do As Infinity のニューアルバム『TIME MACHINE』を引っさげて大渡 亮が登場。そのギタリスト人生をたっぷりと語っていただいたヴォリューム感満載の記事に仕上がっている。亮さんと言えばブラックビューティを思い起こす人が多いのでは? 

ryoblackbeauty.jpg
GIBSON 1968 Les Paul Custom
Photo by TOMUJI OHTANI


 ところがこのブラックビューティ、実はDo As Infinityが一度解散した後に入手したものだという。それまでのブラックビューティは74年製だそうで、つまりは解散前のアルバムで聴くことができるカスタムのサウンドは74年製なのだが、再結成後のハムバッカーサウンドはほとんど68年製を弾いているのだという。意外にも74年製ブラックビューティは弾き心地がどうも満たされず探していて、現在メインの68年製はネックグリップが気に入って入手した1本なのだそう。「音圧もあって明るさもあるので、“アンプ直で弾くとカスタムならではの存在感が出るな”って思いますね」とは亮さん談。再生産初年度の68年製でナンバードPAFを搭載している。

 Do As Infinityの最新作『TIME MACHINE』(エイベックス)は、盟友・亀田誠治、河村“カースケ”智康ら敏腕ミュージシャンとともに編み上げており、まさにそのバンドサウンドが聴きどころだ。亮さんはソリッドなドライブトーンから透明感あふれるアコギのアルペジオまで、多彩なギターサウンドを堪能させてくれる。「曲によってはドラム、ベース、リズムギターは大部屋で一緒にやっていますね。乗せものもあまりに部分的にギターを変えたりしていくと、定位感やレンジ感がごちゃごちゃになり散漫になるのをこの10年で学んだので。ギブソン系1本で土台を作ったら、フェンダー系で軸はこっちという感じで、定位まで考えてギター決めをしていったのが、結果的にバンド感に繋がっていったところはありますね」 05年の日本武道館公演で一度解散したものの08年に活動を再開したDo As Infinityだが、昨年のライブハウスツアーに続きいよいよ全国ホールツアーがスタートする。追加公演で七夕に渋谷公会堂公演も決定したのでチェックしてほしい!

Do As Infinity LIVE TOUR 2012〜TIME MACHINE〜
3月31日(土)戸田市文化会館
4月7日(土)仙台市青年文化センターシアターホール)
21日(土)関内ホール
5月3日(木・祝)中京大学文化市民会館プルニエホール
5日(土)香川・アルファあなぶきホール・小ホール
20日(日)福岡国際会議場
6月3日(日)新潟りゅーとぴあ劇場
10日(日)大阪NHKホール
22日(金)広島アステールプラザ中ホール
7月7日(土)渋谷公会堂 
http://d-a-i.com/

DAIjacket.jpg
Do As Infinity
TIME MACHINE
エイベックス 2月29日
CD+DVD AVCD-38413 4,990円
CD AVCD-38414 3,150円


2012年3月25日