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興奮と笑いの2時間

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 '80〜'90年代初期に一世を風靡した女性ロッカーの名曲を独自の料理法でカヴァーしたアルバム『GIRLS' ROCK』(エイベックス)をリリースしたデーモン小暮閣下。本作を引っ提げての全国ツアーが好評につき、アンコールに応えてもう一回りすることになったということで、その初日公演に足を運んだ。

 ロックのみならず伝統芸能に精通しラジオやテレビでの活躍も盛んな閣下のこと、パワフルな歌唱はもちろんだが喋りもめちゃくちゃ楽しい。開演前の諸注意事項も本悪魔によるものなのだが、時事ネタを盛り込んだユーモア溢れるアナウンスで場を和ませる。いざ本編ではレベッカ、浜田麻里、SHOW-YAなどの前述『GIRLS' ROCK』からの楽曲に自らの楽曲を盛り込んだバラエティに富んだセットリストとMC、数々の余興でホットな空間を演出していた。“今一番言っちゃあいけないことを今一番歌っちゃあいけない曲に載せて歌う”ってな笑いとスリルが背中合わせのコーナーほか、現場に立ち会えばこそならではの余興の詳細は、ネタバレ禁止のためここで語ることが出来ないが、アンコールではサプライズ・ゲストとしてスケバン恐子こと桜塚やっくんが乱入。

 閣下とどーいう繋がりかというと、以前閣下のマネージャーだった人が現在はやっくんのマネージャーを務めているらしく、ライヴ当日の携帯電話でのかるーいやりとりでこの乱入が決定したとのことだ。ステージ上ではボケたり突っ込んだりとサスガのやりとりを展開していた両名だが、後で聞いた話によるとこの時が初対面だったらしい。それにしてもやっくん、女の目から見てもキレイだったなぁ。

 興奮と笑いの2時間はアッという間。現在10万40代というお歳になる閣下だが、不死身(なのか?)の悪魔パワーで今後も血気盛んにロックしつづけてほしい。10月7日開催の“クラシック・ロック・ジャム”(http://www.classicrockjam.jp/)での活躍にもおおいに期待したい。