前回『GALAXY』に続き実現したクレイジーケンバンド、
東洋一のサウンドマシーン・横山剣さんの取材。
毎回ヴォリュームたっぷり内容盛り沢山で驚かされるのが
クレイジーケンバンドのアルバムの醍醐味なのだけれど、
今回の『SOUL電波』(Almond Eyes)もかなりの濃厚さ!
もはや他の追従を許さないレベルと言ってもいい。
ぶっといグルーヴとバラエティに富んだ音楽性、
ユーモアとメンバーのキャラクターが詰め込まれた歌詞の世界…。
とはいえ、毎回よくネタにつきないなぁとも思ってしまう“セコイ”庶民である僕。
『SOUL電波』は全21曲収録で、ぶっちゃけアルバム二枚作れるだけの内容度。
他のミュージシャンの取材などで曲作りに煮詰まったりとか、
そういう苦労談を聞いてきただけに、本当に凄いことだと思う。
でも剣さん曰く、「曲作りやトラック作りが本当に好きでやっていて、
そこがなくなったらやる意味がなくなっちゃう」んだそう。
プレイヤーのインタビューでは具体的な音作りのカラクリなども
披露してくれたりして、他誌では読めないインタビューに
仕上がるのが面白いところであり、読みどころなんだと思う。
それにしてもこれほどまでにバラエティに富んだアルバムはそうはない。
ロック、ポップス、ジャズ、ワールド・ミュージック、
歌謡曲、そしてヒップホップから吸収したものを独自に昇華…。
東洋一のサウンドマシーンを異名をとる剣さんならではである。
怖モテのビジュアルでもお馴染みの剣さんではあるが、
ライヴなどで御本人を観られたことがあるひとはおわかりだろうが、
実際の人柄はとーっても優しくてジェントルマン。
今回のフォト・セッションもサーヴィスたっぷりで、
取材の緊張感を和らげようとする気遣いなどに毎回男惚れしてしまう。
あぁ、こういう男になりたいものだ。

