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60歳を迎えた細野晴臣・夏の音楽祭

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7月9日に60歳を迎えた細野晴臣さん。
はっぴぃえんど、ティンパンアレイ、Y.M.O.etc...
そしてソロとしても数々の名盤を生み出してきた細野さんだが、
ここ数年、その精力さがますます増していて
事欠かない話題で楽しませてくれている。

久々のY.M.O.名義での活動を展開しているのにも驚きだが、
4月にcommmonsよりリリースされた『細野晴臣トリビュート・アルバム』は
ヴァン・ダイク・パークス(!)を筆頭に、坂本龍一、高橋幸宏、
コーネリアス、嶺川貴子、カヒミ・カリィ、ジム・オルーク、
高野寛、片寄明人、ヴァガボンド、□□□、etc...
他じゃ考えられないような顔触れが競うように参加した
なんともヴォリュームたっぷりの二枚組となった。
しかも、好評につき第二弾も秋にリリースされるとのこと。

そしてこれらの面子が一同に介するというスペシャルなライヴが、
7月28日(土)日比谷野外音楽堂にて行なわれた。
commmonsより配布された特製うちわを各々仰ぎながら、
ひとによってはビールなどを片手にまったりと観るような、
“大人の夏フェス”的な豪華な印象。
豪華面子ゆえに発売早々プレミアム・チケットとなった公演だけあり、
立見含めて本当に大勢のファンが野音には詰め掛けていた。

前半は高野寛、高田連etc...によるスペシャル・バンドがバッキングを務めて、
それぞれゲストが細野カヴァーを繰り広げる構成。
生バンドのバッキングということで、アルバム音源とは
アレンジが変わっていたりしているものもあり、
まさにスペシャルなカヴァー大会であった。
中でも驚いたのは、細野さんの代わりにコーネリアス・小山田圭吾が
ベースを弾き歌い、坂本龍一、高橋幸宏とともに披露した「Turn,Turn」。
この編成のユニットでまた観てみたいなぁ。

後半には9月26日にビクター・スピードスターからアルバムをリリースする
HARRY HOSONO&THE WORLD SHYNESSが新曲などをいちはやく披露。
細野さん曰く「クールなカントリーやってます」とのことで、
徳武弘文、浜口茂外也、コシミハルetc...の面子を引き連れて
ビタースウィートな歌声をたっぷり聴かせてくれた。
カントリーの名曲カヴァーとともに新曲も披露。
アルバム『FLYING SAUCER 1947』の見事な予告編になっていた気がする。

さらに、幕間には竹中直人も登場して大暴れしたり、
久々に高橋幸宏と流しのコントをやったり、
アンコールにはバースデイ・ケーキのキャンドルを細野さんが吹き消したりと、
ファンにはたまらないライヴでありました。
こういうお祭りのようなライヴ、またやって欲しいなぁ。