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Yamaha Acoustic Mind 2016 レポート

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 ヤマハのアコースティックライブイベント「Yamaha Acoustic Mind 2016」が9月19日に中野サンプラザにて開催された。今回はヤマハギターの誕生50周年を記念したスペシャルバージョンとして、若手からベテランまで豪華アーティストが顔を揃えた。

 ヤマハLシリーズ40周年記念イベントとして2014年からスタートしたこのヤマハアコースティックマインドは、ISEKI(ex.キマグレン)をホスト役に据えて、ステージをヤマハの楽器店に見立てたコンセプトで展開してきた。このイベントにはこれまで若手からベテランまで、数多くのアーティストが出演してきた。

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 会場ロビーには歴代のヤマハアコースティックギターやヤマハギターに関するパネルが展示されていた。

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 まずオープニングアクトとして登場したのはちさ。続いてISEKIが「カルアミルク」のカバーの他3曲の弾き語りを経て、いよいよ本編がスタート。ヤマハ中野サンプラザ店としてアレンジされたステージ、そこに勤務する店長のISEKI、副店長でありこのイベントの音楽監督を務めるGk3、スタッフのちさ、そしてこの楽器店を訪れたアーティストがライブを繰り広げるというシチュエーションで進行した。

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 まずは10月に1st.アルバムをリリースするShiggy Jr.がポップなナンバーを演奏。キュートなボーカルとダンサンブルな楽曲でスタートを飾った。

 続いて、今年初の日本武道館公演を実現したロックバンド、KEYTALKより、ボーカル/ギターの寺中友将が登場。オリジナル楽曲の弾き語りの他、松山千春やASKA、桜井和寿、平井堅のモノマネを披露。そのエンターテイメントぶりで会場を沸かせた。

 そしてこの2組とISEKI、Gk3によるスペシャル編成、その名も「ISEKI店長と帝国の逆襲」では「モンローウォーク」をカバーして前半は終了。

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 後半は、ヤマハからシグネチャーモデルを発売するなど、ヤマハギターと所縁の深い南こうせつが登場。使用するギターはもちろんのこと、ステージ後方には自身のシグネチャーギターが飾られるなど、改めてヤマハギターとの関わりの深さが感じられた。定評のMCはコンパクトにまとめて「神田川」や「うちのお父さん」などの代表曲を歌い上げた。

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 そして生放送のTV歌番組から駆けつけたmiwaのサプライズ出演。ドラマ主題歌となった「ヒカリへ」を熱唱。美しく力強い歌声に加えて、繊細で巧みなギタープレイに目を奪われた。
 続いては、アコースティックギターの達人、吉川忠英が浜松からやってきたヤマハ工場長として登場。ISEKIとのユニークな掛け合いの後、ビートルズの「イエスタデイ」をカバーした。

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 この後、ステージは暗転。袖からゆっくりと現れたのは、この日のトリを飾る加山雄三。ソロでの弾き語りによる「恋は紅いバラ」に始まり、吉川忠英/ISEKI/Gk3を加えたパートでは、吉川がアレンジを施した「夜空の星」や「旅人よ」などを数曲を演奏。ラテンやブルースなど、加山ソングの魅力をさらに磨き上げるような見事なアレンジが施されていた。
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 その後はShiggy Jr.と寺中友将が加わり「君といつまでも」「お嫁においで」をバンドアンサンブルで演奏。半年後に80歳を迎える加山雄三と、孫ほども歳の離れた若手アーティストの共演に思わず胸が熱くなると同時に、世代を超えて楽しめる加山雄三の楽曲の普遍的な魅力を再確認できた。最後は南こうせつとmiwaも加わり、全出演者による「カントリーロード」で幕を閉じた。
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 ライブの合間の出演者のMCでヤマハギターへの熱い思いが語られていたことをはじめ、ヤマハギター50年の歩みを綴ったヒストリー映像や、ナオト・インティライミ、さだまさし、ゆずといった、ヤマハギターを愛用するアーティストからの祝福のビデオメッセージも流れた。世代を超えて音楽を楽しむこと、そして日本の音楽シーンにおけるヤマハギターの功績と役割が感じられたイベントだった。 
(写真提供:株式会社ヤマハミュージックジャパン)    

Player2016年10月号お詫びと訂正

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 hideカバーストーリーによる9月2日発売Player2016年10月号は発売以来、大反響をいただきまして完売しました。改めてhideさんのアーティストパワー、多大なる支持を実感します。そんな中で皆様にお詫びしなければならないことがございます。
 9月2日発売Player2016年10月号「hide COVER STORY hide 20 years from 1996」におきまして下記の誤りがありました。

その1
 P.23に掲載されている【1】BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”、そして【2】BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”の写真、全く同じものが上下で掲載されてしまっております。 “CHERRY SUNBURST”は本文中にもあるように、1本が1994年、さらにもう1本が1996年に製作されていますが、P.23に掲載されたものはいずれも94年に製作された“CHERRY SUNBURST”でした。ヘッドストックにバーコードシールが貼られていることでお馴染みのものです(写真【1】)。
 一方、ネックグリップがVシェイプに変更されて94年に製作された“CHERRY SUNBURST”が、本誌で掲載されるはずだった下記の写真【2】となります。写真【1】と比べるとやや落ち着いたサンバーストの風合いが特色のギターであり、P.23の下部分に掲載されるべきものでした。

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写真【1】BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”
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写真【2】BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”


その2
P.24〜25の下記部分、写真の掲載ページの表記に誤りがありました。

 P.24本文中の一段目17行目
 ×FERNANDES MG-X hide Model “PAINT”【5/P.26】
 ◯FERNANDES MG-X hide Model “PAINT”【5/P.25

 P.24本文中の三段目16行目
 ×GIBSON Les Paul Standard ’59【6/P.26】
 ◯GIBSON Les Paul Standard ’59【6/P.25

 P.25本文中の一段目14行目
 ×BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”【1/P.24】
 ◯BURNY MG-X hide model “CHERRY SUNBURST”【1/P.23

 P.25本文中の一段目30行目
 ×BURNY MG-X hide model “LEMON DROP”【3/P.25】
 ◯BURNY MG-X hide model “LEMON DROP”【3/P.23

 P.25本文中の二段目10行目
 ×FERNANDES JG hide Model【4/P.25】
 ◯FERNANDES JG hide Model【4/P.24

 いずれも大変お恥ずかしいミスです。申し訳ございません。
 読者及び関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びするとともに、この場にて訂正させていただきます。Player 編集長 北村和孝

WHITE ASH 更なる進化を遂げた新作『Quest』について、のび太が語る!

 WHITE ASHの最新ミニアルバム、『Quest』が早くも登場! 前作の4thフルアルバム『SPADE 3』から約5ヶ月振りとなる本作は、大人気スマホゲームアプリ『モンスターストライク』のアニメ番組『アニメ モンスターストライク』のタイアップ楽曲で構成。彼ららしい躍動感溢れる唯一無二なロックサウンドがさらに磨き抜かれ、幅広いリスナーにアピールできる色彩豊かな内容となっている。そんな本作について、バンドの“キーマン”のび太(vo&g)が大いに語ってくれた!

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作品のファンに喜んでもらえるものを作りたかった

前作『SPADE 3』から約5ヶ月振りの新作『Quest』ですが、WHITE ASHらしいロックの要素がさらに進化しているなと。完成させた手応えは?

 ありがとうございます。手応えとしては“やった! また良いものができた!”という感じですね(笑)。もしかしたら、今までの作品の中で一番"WHITE ASHらしさ"が詰まった作品かもしれないです。

 本作は、全曲You Tube配信アニメ『アニメ モンスターストライク』(以下モンスト)のタイアップ曲で構成されていますが、どういった経緯でモンストの楽曲を手掛けることに? 

 去年末位、モンストの音楽担当の方からお話を頂いたんです。「モンストアニメの曲をやりませんか?」って。その方は、「Casablanca」(2ndフルアルバム『Ciao, Fake Kings』収録)という曲で、僕らのことを知ってくれたみたいなんです。あれは結構“静”と“動”が激しい曲で、その感じがモンストのバトルにおける緊張感とリンクして声を掛けて頂いたみたいで。実際に会ってお話したら、シングルのカップリングまで全て聴き込んでくれていて、ビックリしました(笑)。

 メロディをカバーして曲にモンストの要素が落とし込むために、このアニメを見て曲のイメージを膨らませていったと思います。のび太さんが感じるモンストの魅力とは?

 一言でいうと"バランス"だなと。モンストって、とにかくバランスがとても良い。モンスターに勝てるかどうかっていう、あの“ドキドキ感”って、本当に緊張と緩和の連続で。最後まで気が抜けないし、気を抜かせないんです。アニメだと、真剣な部分とコミカルな部分のバランスもよく出来ていて、ちょっと自分たちに重ね合わせたりしましたね。僕も "ロック・バンドのボーカルだけど、のび太" なんで(笑)。

 今回収録された楽曲を聴いて感じたのは、WHITE ASHという要素が従来のファンだけでなく、モンストからバンドを知って聴いた人にもしっかりと伝わる位、楽曲の個性が研ぎ澄まされているなと。今回の曲作りで一番心掛けたのは何ですか? 

 今回に限ったことではないのですが、毎回タイアップ曲を作る時に心掛けるのは“タイアップした作品のファンに喜んでもらえるようなものを作ること”ですね。僕が作って、このメンバーで音を鳴らす以上、どんな曲でもWHITE ASHになる確信がある。だから、WHITE ASHのファンの皆には安心品質を保証して(笑)。あとは、どれだけ僕らを知らない人たちに"おっ、WHITE ASH良いじゃん!"と思わせられるか。そういった意味で、今回はモンスト・ファンを一番に考えました。

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曲がライブでモンスター並に化けるのが楽しみ

 「Strike」「Drop」「Mad T.Party (1865-2016)」などのエンディング採用曲は異なる時期に制作されたのだと思いますが、収録曲6曲が完成していった順番を教えて下さい。

 「Strike」と「Knock On Doors In You」がほぼ同時期で最初にできました。その後に「Drop」「Mad T.Party (1865-2016)」「Rove」ができて、最後に「Monster」が完成しました。

 アルバム・タイトルをQUESTにした理由は?

 ゲームのモンストに色々と遊べるモードがあって、それぞれに"◯◯クエスト"って付いているんです。なので、モンストをやる人にとっては馴染み深い単語っていうのが一つあるのと、あとは第三者を交えて一から曲作りをしてアルバムを作るのが初めてだったので"冒険"的な意味も込めて付けました。

 楽曲についてコメントを下さい。1曲目「Monster」は、バンドの躍動する疾走感を詰め込んだ曲として一番WHITE ASHらしいナンバーだなと。リフやメロディ含めてどのように完成させていったのでしょう? 

 これは『モンストグランプリ』という大会のイメージソングなんですけど、正直今作で一番苦戦しました(笑)。大会のイメージソングということで、"疾走感"や"青春感"が欲しいというオーダーに合わせてデモを3曲くらい作ったんですけど、ハマるのがなくて…そしたら音楽担当の方がこれはあくまでも僕の想像ですが、「この方向性だと、もう難しいのかもしれない」と考え、違う方向性のアプローチを提案してくれたんです。でも「イヤです!」と言って(笑)。どうしても諦めきれなくて、泣きの一回をもらって完成した曲です。なので、他の曲に比べても気合いが滲み出ています。これで“絶対決めてやるぞ!”っていう(笑)。

 「Strike」は切り裂くようなギターリフに、のび太さんのエモーショナルなボーカルが映えるナンバーだなと。ヘヴィなリフのブレイクからの“遠い記憶でいつか見たScene~”のコーラスが入ったパートのキャッチーさは、新しい要素だなと。

 コーラスを採り入れるのは、音楽担当の方からのアイデアでした。サビがキャッチーな分、Aメロはテンションを落とすのが普通ですが、「Aメロもコーラス入れて、サビに負けないくらい印象的にしましょう」と(笑)。こういう、自分だと思い付かないアイデアが出てくるのは、やっぱり面白かったです。あと、この曲は全編通してモンストのメロディを踏襲して作っていますが、すでにあるメロディを基に曲を仕上げていくのは初めての試みだったので、とても新鮮でした。

 個人的意見ですが、「Monster」と「Strike」は曲の世界観が対になっているような印象を受けました。2曲のタイトルを繋げるとMONSTER STRIKEになりますし…。

 今回の作品は、一曲ごとにコンセプトやテーマが存在しているので、この2曲を対になっているように仕掛けたのは、完全なる後付けです(笑)。なんですけど、今作におけるこの2曲の“フロントマン”的な立ち位置という点では、ワンセットという感じはありますね。

 「Drop」は人気曲「Hopes Bright」を彷彿とさせるようなヘヴィなリフが心地良いナンバーだなと。『SPADE 3』以降、シンプルな曲展開とサイズでしっかりと聴かせるナンバーが増えた印象ですが、この曲も本当に無駄なものが一切削ぎ落とされています。AとBを2回、そこからブレイクという、曲そのもののポテンシャルを誤魔化せない構成でここまで響くのは、本当に凄い!

 この曲は「Strike」と「Knock On Doors In You」の後に作ったものです。その2曲は“モンストのメロディを使って完成させる”という縛りがあったけど、この曲は自由に作ってOKということだったので、お言葉に甘えました(笑)。『THE DARK BLACK GROOVE』で培ったグルーヴをさらにブラッシュアップさせた感じですね。あとは2番の歌詞に“頭に響く イカしたKeith Moon〜”というフレーズがあるんですが、その後にキース・ムーンばりの手数の多いドラム・フィルが入って来るのがお気に入りです(笑)。

 「Mad T.Party (1865-2016)」はWHITE ASHらしいリフがありながら、“Move down in a hurry〜”のメロから一気に開ける感じがあり、コール&レスポンスの要素もありライブ映えするナンバーだなと。

 最初は、皆で歌えるパートを採り入れた“王道のロックンロール・ナンバー”だったんです。そしたら"人間とモンスターが皆正装で、真夜中にパーティーをするような曲"という、ブッとんだイメージを音楽担当の方から伝えられて、そこから一気にハチャメチャな曲に仕上がりました(笑)。不思議なコード進行、不思議なコーラスタイミング、あと不思議な曲展開。だけど一番不思議なのが、こんな変なのにめちゃくちゃキャッチーっていうことですね(笑)。

 「Knock On Doors In You」は切なく美しいサビが響くナンバーで、ギターソロ以降の2本のギターの絡みからアコギが導入される部分がハイライトだなと。

 これは本当にツルッとできました(笑)。多分、こういうタイプの曲が得意なんでしょう。「Strike」では、サビでモンストのメロディを使っていますが、この曲はAメロでそのメロディを使っていて。そしたら、サビがそのままポーンと出てきて、それであれよあれよという間に完成しました(笑)。この曲のサビって凄くエモいけど、そのエモさって、実はサビ裏で鳴っている山さんのギター・フレーズが淡々としているからなんです。そのアイデアを出してくれたのも音楽担当の方で。ここも、やはり“足し算”ではなく“引き算”の美学でしたね。

 「Rove」は現代的なシューゲイザーのドリーミーなテイストのイントロが印象的で、のび太さんの表情豊かな歌い上げが心に響きました。

 この曲はモンストアニメのエンディング・テーマとしては最後にできた曲です。"時間"とか"記憶"をテーマに壮大なロックバラードを、ということで作りました。直接的に、アニメのストーリーとリンクさせなくてもよかったので、どうせならラブソングを入れたいなと。なので、"もし自分が記憶喪失になった時、大切な人をどう思うだろう"というところから、イメージを膨らませました。あと、冒頭からいきなりクライマックスで始まり、そこから遡ってストーリーが繰り広げられる映画とかあるじゃないですか? そういう映画のよう展開のな曲にしたいなって。終わり方も含めて、最後を飾るのに相応しい曲になったと思います。

 今回、楽曲ごとに音の世界観が結構異なって詰められていると思ったのですが、アンサンブルの音作りで拘った部分はありましたか?

 全てに共通して言えるのは"隙間を変に埋めようとしない"ところ。それぞれが過不足なく、やるべきことをやるっていう。音数を増やそうと思えばいくらでもできるけど、あくまで僕ららしい4ピースのロック・バンドという前提のもと、アレンジを考えました。

 曲の展開や歌やプレイなど、ご自身の中で本作に関して一番聴いて欲しい部分は?

 今作では「Rove」が一番気に入っています。単体としてももちろん良いですが、1曲目の「Monster」から、順番に聴いていってからの「Rove」をぜひ堪能してほしいです!

 今回のタイミングで「Strike」「Drop」のMVが公開されましたが、この2曲のMVはどういったイメージで?

 「Strike」はまさに疾走感、開放感をイメージして、衣装もライブモードな感じで。反対に「Drop」は、純粋に曲のカッコ良さを大事にしました。“見どころ”は僕の革ジャン姿ですね(笑)。

 今回、のび太さんが使用したギアーはいつもの白いストラトですか? アンプとエフェクターは何を使用しましたか?

 基本はいつもの白いストラトを使い、「Monster」は赤のSGを使いました。アンプはライブでいつも使っているオレンジのOR100ヘッドとマーシャルの1960Aで、エフェクターは基本使わずに、アンプのツマミで音を作りました。

 このアルバムを引っ下げて、9月25日『XFLAG PARK2016』に出演、11月からはワンマンツアーが始まります。最後にファンのメッセージと共に、ライブやツアーの抱負をお訊かせ下さい。

 今年のライブモードが"ガンガンいこうぜ!"っていう感じなので、だいぶ激しいライブになると思います。あとは『Quest』自体、ライブ映えする曲が多いので、ライブで"モンスター"並に化けるのを楽しみにして欲しいです!

Interview by TAKAHIRO HOSOE
Live Photo by RIE SHIBATA

ホワイト・アッシュ
クエスト
バップ 発売中
CD02_WHITE ASH_monst_H1_fix.jpg
(C)mixi, Inc. All rights reserved.
モンスト盤(初回盤/CD+DVD)
2,500円(税抜) VPCC-80681
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(C)mixi, Inc. All rights reserved.
通常盤(CD)
1,500円(税抜) VPCC-81877
アマゾン限定盤(CD+DVD+グッズ)
4,000円(税抜) VPCP-80682

WHITE ASH OneMan Tour 2016 “Symphony For The Monster”
2016年11月4日(金)東京都 TSUTAYA O-EAST、2016年11月13日(日)愛知県 NAGOYA CLUB QUATTRO、2016年11月26日(土)広島県 Hiroshima CAVE-BE、2016年11月27日(日)宮城県 仙台MANCANA、2016年12月9日(金)大阪府 梅田Shangri-La、2016年12月11日(日)福岡県 DRUM Be-1

PAUL GILBERT デビュー30周年!

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 1986年にレーサーXでデビューしたポール・ギルバートがデビュー30周年を迎えた! それを記念したベストアルバム『PG-30 ザ・ベスト・オブ・ポール・ギルバート』が発売中。さらに9月26日にはZepp Tokyoで行なうライブを全国のZeppで同時中継するという、世界で1夜限りのスペシャル・コンサートも開催される!

こちらがPG-30のCD1=ボーカルトラックスの解説PV


こちらはCD2=インストゥルメンタルズの解説PV


「いろんなタイプの曲を集めたんだ。ベストなボーカルメロディのある曲や難易度の高いギターソロのある曲…とにかくもっともマジックを感じる曲だな。俺というミュージシャンを代表するような曲を集めた。以前『ポール・ザ・ヤング・デュード/ベスト・オブ・ポール・ギルバート』(03)というベスト盤を出したけど、それから何枚もアルバムを作ってきたし、デビュー30周年のタイミングで新しいベスト盤を出してもいいと思ってね。それともちろん、ライブで演奏することを念頭に置いたんだ。9月のデビュー30周年記念ライブではこのベスト盤から多くの曲をプレイするよ。もちろん曲順どおり全曲プレイするわけではないし、サプライズもあるけどね」(ポール・ギルバート)

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PG-30 ザ・ベスト・オブ・ポール・ギルバート WOWOWエンタテインメント IECP-20256〜257 2CD+ブックレット 発売中 4,500円(税抜)

 そして9月26日にはZepp東京にて“PG-30”in ALL Zepp PAUL GILBERT:DEBUT 30th ANNIVERSARY SPECIAL CONCERTが行なわれる。世界で唯一、1夜限りのスペシャル・コンサートだが、Zeppダイバーシティ東京、Zeppなんば大阪、Zepp名古屋、Zepp札幌で同時中継されるというスペシャル・コンサートだ。出演メンバーはポール・ギルバート(g,vo)、フレディ・ネルソン(g,vo)、トニー・スピナー(g,vo)、ケヴィン・チャウン(b,vo)、トーマス・ラング(ds)という顔ぶれだが、なんと3ギターという編成になる!

http://udo.co.jp/Event/PG-30/index.html


16.10月号にインタビュー掲載

hideカバーストーリーの2016年10月号は9月2日(金)発売

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Player2016年10月号は9月2日(金)発売です。
表紙はなんとhide! 以前イベント用に会場限定表紙バージョンというのを作ったことはありつつ、カバーストーリーとしてのhide特集号はPlayerでは初です。

 7月18日舞浜アンフィシアターにて行なわれた“hide presents MIX LEMONeD JELLY 2016”をレポートするほか、その参加アーティスト代表として、ZEPPET STORE、t.o.L、SPEED OF LIGHTS、KNOCK OUT MONKEYのインタビューも掲載。さらに10月より3D映画化により蘇る『3D LIVE MOVIE "PSYENCE A GO GO"〜20 years from 1996〜』の最速レポも掲載。当時のhideの使用ギターレポも絡めて、今振り返ると信じられないほどのエポックメイキングな出来事が起きたhideの1996年を再検証。単なる懐古主義ではなくて、今もなお続いているhideムーヴメントの現在をまとめるという視点で作り上げた記事です。ぜひお楽しみください。

 さらに最新アルバム『AVANTGARDE』を作り上げたlynch.の全員インタビュー&ギアレポートによる特集、他にインタビューではCharロングインタビュー後編、PAUL GILBERT、K.A.Z(VAMPS/OBLIVION DUST)、初登場04 Limited Sazabys、TRAINを掲載。毎年恒例WACKEN OPEN AIR 2016のライブレポやALBERT LEEのTHE GUITAR、ZAKK WYLDEのギター遍歴をまとめたフーズギア、細川大介(LACCO TOWER)のギター&ギアコレクション&ヒストリーインタビュー、相対性理論で武道館公演を行った永井聖一の最新ギター&ギアレポート&エクスクルーシブインタビュー、TWEEDEES沖井礼二の愛器リッケンベース、Chihanaのドブロに着目したOpen The TREASURE BOX二本立てなど、Playerでしか読めない記事が満載です。

 また、楽器関係の記事ではこだわり満載ショップ・オリジナル・モデル特集として池部楽器店編。イケベならではの着眼点によるスペシャルオーダーモデルの数々をレポート。そして8月5〜7日の3日間にわたり御茶ノ水ソラシティで催された楽器イベント「拡大版 御茶の水大楽器祭り」の模様もレポートしました。TAKUMIがアコースティックエンジニアリングとタッグを組み作り上げたレコーディングスタジオへ潜入したレポも掲載。今多くのギタリスト達に愛される1969 GIBSON SG Standard の魅力に迫ったヴィンテージギターアーカイヴスなど、資料価値の高い記事もお楽しみいただけます。

 9月2日発売Player2016年10月号のチェックをよろしくお願いします!

いまみちともたか、ヒトサライとギターを語る!!

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「2ndはよりレコーディング作品ならではのアルバムを作ろうよと」
Interview & Photo by KAZUTAKA KITAMURA

 今夏不定期ながらスタートした音楽雑誌Playerの新コーナー「Open The TREASURE BOX」。毎回そのミュージシャンにとって特別なこの1本という楽器をクローズアップするとともに、その楽器に出会うまでのストーリー、こだわりの部分を撮りおろし写真とともにレポートしていきます。8月2日発売Player9月号のFILE#3ではいまみちともたか愛用のフェンダー・ストラトキャスターを紹介。お気に入りのK&Tピックアップがマウントされた2シングルコイル構成のこのストラトは、ヒトサライのメインギターとして大活躍中だ。ヒトサライはいまみちが2014年、椎名純平(vo,key)、平山ヒラポン牧伸(ds)、岡雄三(b)と結成したスーパーバンド。満を持してのパーマネントバンドという風に見ているいまみちファンも多いかもしれない。かつて“No Synthsizer”をクレジットしていたギタリストが、ボーカリスト兼鍵盤奏者とバンドを組んだことは予想外だったが、2015年に1stアルバム『ディレクターズ・カット』をリリース。いまみちの独創的かつユーモラスなソングライティングの魅力は健在、何よりソリッドなギターワークが満載なのも嬉しかった。特にギターフレーズなどは意外なほどにストレートなオマージュ風味でもニンマリさせてくれた気がする。そして今年7月に2ndアルバム『嘘のようなマジな話』もリリース。『ディレクターズ・カット』とは一転、ソウルフルでウェットなテイストもフィーチャーされた、最高の大人のロックアルバムに仕上がった。前作では禁じ手のように抑えた、椎名の甘いファルセットも存分に味わえる。Player Blogではヒトサライの結成エピソードや、傑作2ndアルバム『嘘のようなマジな話』についてのインタビューをお届けしたい。「ミスティック」のウェットな質感なり、「はらゆら」「ウソマジ」などのクロスオーバーなR&Bテイストなど、意外性がありつつもこの面子ならではの素晴らしい音がたっぷりだ!

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ヒトサライ  
嘘のようなマジな話
Hit Au Salai Records 7月27日
HITS-0002  2,778円(税抜)

「2枚のアルバムを合わせると今のヒトサライのステージ」

 ヒトサライというバンドはどういう経緯で始まったんですか?
 中島卓偉とULTRA SLACKERをやったときにヒラポン(平山牧伸)とタイム感とかが凄く合っていると思ったんだよ。2年くらい前にまたバンドを何とかしたいなって話をしていたとき、ロカビリーパンクジャズのライブに何故かゲストで出たのね。そのときに(椎名)純平がDezille Brothersで出ていて。それがモータウン系のイメージが凄くして好きで観ていたら、山下達郎さんの曲をそのバンドっぽくアレンジしていて、それが物凄く自分のものにして歌っていたから、“何処かで聴いたことがある気がするけど良い曲だなぁ”って全然気づかずに聴いていて(笑)。終わった後、“良かったよ〜!”って声をかけたら“どうも、純平です”って(笑)。以前すれ違ったりしたことはあったんだけど、そのときはよりブラックな印象しかなかったから。それで“俺が作った曲を歌ってみない?”って話したら“いいっすね”って言うから、その晩すぐに純平を想定した曲を作って送ったの。そしたらそれに歌を載せて返してきたんだよ! “ちょっとこのキーだと低いんですけどこんな感じで歌ってみました”って。“なんか、このリアクションは良いなぁ”と思って、“だったら自分の歌いやすいキーにしてどんな声になるか聴かせて”って返したら、今度は純平が自分のキーにしてキーボードを弾いて打ち込んだものを送ってきたの。それが良い感じだったので今度は俺がギターを入れて返したら、“なんか良い感じですね”って。だったら今度スタジオにちゃんと入って録ってみようよって話にして、ヒラポンに“なんかボーカルが見つかったかもしれない!”って(笑)。岡(雄三)も杏子のレコーディングに来てもらったりしてよく会っていたので。 
 岡さんってファンドフレット(扇形のフレットで1〜4弦それぞれの弦の太さに応じたスケールへと調整されたもの)のベースを弾いていてインパクトがありました。
 そうそう、カナダのディングウォール・ベースのモニターを早くからやっていて。凄いピッチが正確で彼曰く弾きやすいんだって。慣れないでフレットを見ていると酔うけれど(笑)。
 基本的にヒトサライ用に書き下ろした楽曲が多いんですか?
 そう。それと俺のソロとかライブでは純平のソロの曲もやっているよね。最初にスタジオ入った時に、今回『嘘のようなマジな話』で録った「グッモニ」と「ウソマジ」のデモを作ったんだよね。それが物凄く良い仕上がりになったから、“よし、バンドにしよう!”って。それが一昨年の10月かな。
 それにしても個人的にはサプライズ性を感じるというか、よく揃ったなっていう4人ですよね。
 たまたま俺以外の三人はバンドが好きなんだけどあまりバンドをやってきてないなっていう感じで。これまでサポートやバックの仕事が多かった中で、ま、ちょっとニコニコ独裁政治が入っているかもしれないけど(笑)、俺が民主的な全員タメ口系のバンドをやろうと言ったとき、みんなやったことがないから面白そうって思ったんじゃないかな。それと俺が高校ぐらいのときからスティーリー・ダンとか好きだったから。これが生ピアノだったら声を掛けなかったかもしれないけど、純平がローズとかウーリッツァが好きだって言ってエレピを弾いていたから。なんか良いかもって思ったんだよね。
 『ディレクターズ・カット』を聴いたときに、純平さんのエレピの刻みといまみちさんのシャープなギターがリズミカルに絡んでいるのが新感覚で。それまでPSY・Sとかで鍵盤楽器の絡みは聴いたことがあったものの、あまり鍵盤楽器とは演らないタイプのギタリストってイメージが強かったから驚きました。
 PSY・Sはオケに乗っかっているギターだからね。なんだかんだ言ってさ、メンバーそれぞれ好きとか得意な分野はバラバラなんだけど、共通するのは歌ものが好きっていうのがあるから。アンサンブルに対する姿勢はみんなわかっているからね。今回『嘘のようなマジな話』では2、3曲書き下ろしているけれど、基本的にみんなライブでやっている曲。『ディレクターズ・カット』で何をレコーディングしようかってなったときに、ちょっとギターで引っ張っていくタイプの曲を優先させた。普通だったらバンド結成のきっかけになった曲を入れるんだろうけど、「グッモニ」や「ウソマジ」をいきなり出すとどんな気まぐれでバンドやっているのかなと誤解されそうな気がしたので。だから純平が“こんな感じで歌うのはやったことがない”ってやつを録音したんだよね(笑)。歌詞の雰囲気も『嘘のようなマジな話』は世界観がパーソナルなんだけど、『ディレクターズ・カット』はわりと俯瞰で見てる。逆に『嘘のようなマジな話』は純平のファンに“ガチにやっているんですね”って思ってもらえるものにしようと。どっちがメインってことはないんだけど、1stは今まで俺を聴いてくれた人が違和感なく入れる曲を中心にして、2ndは純平フィーチャーというか、“いまみちって誰!? でも良いじゃん”って言ってもらえるようにしようかなと。
 説明されるとなるほど!と。1stだと純平さんはノーファルセットで結構張った声で歌っていたし意外だったんです。楽曲的にもいまみちさんの中で溜めていたようなものがどーんと出た印象だったので。この感じで行くのかと思ったら、新作はまったく異なるアプローチでしたからまた驚いて…。
 この2枚のアルバムを合わせると今のヒトサライのステージなの。
 みんなでせーので録るようなセッションレコーディングは4人とも慣れている感じなんですか?
 全員で集まってこれをどうやろうか?っていうリハをやってから、ライブをやって。そのライブをやった感覚でレコーディングするっていうのはリズム隊の2人は新鮮だったかもね。二人はその日に行って“これを演るんですね”ってその場で演奏するっていうのを長年やっている強者だから。
 いまみちさんがずーっと温めてきたバンド像を最も理想的なかたちでやっている印象があります。
 やっているというか、やってもらっている印象はあるよね(笑)。純平は歌い方を変えたりとか、最初は俺に合わすというか、1stはちょっと戸惑いながらやっていたところがあると思う。ライブをやっていく中で純平もコンチクショウとそうじゃないだろうっていうのも言えるようになってきて、2ndは良い感じでちょこまかと言い合いもしたり(笑)。
 1stでいまみちさんが歌詞を持っていったとき、純平さんが抵抗を示したことはなかったんですか? 本来ならメインを張れるソングライターが2人いるわけじゃないですか?
 1stを録るので純平に“曲を持ってきて”って言ったとき、“まずは俺、いまみちさんの手のひらで踊らせて”って言っちゃったもんだから、実際に歌詞を見てエーッっていうのはあったみたいだよ(笑)。最初に聴かせたのが「グッモニ」「ウソマジ」だから彼は油断したわけ(笑)。1stだと特に「新宿フェザータッチ」は、“この歌詞は俺的に結構イケたと思うんだけど…”って見せたときにしばらく黙っちゃって(笑)。
 (笑)。
 そしたら純平は“俺は透明な歌手でありたいんです”って言うわけ。それで“純平の声は神の声だ、俯瞰で良いよ”って言って。「新宿フェザータッチ」だったら“このお父さんになる必要はないから、このお父さんの話を読んでいるナレーターの感じでもいい”ってね。それでも1stの6曲に関しては“もう、こんなフレーズ!”とか笑いながらこなしていたけど、今回の「キミとボンボン」は相当抵抗してた。しかも凄くキーが高くて、ほとんどその高いところで頑張らなければいけなくて。純平がソロのツアーをやっている合間にレコーディングしていたので、テンションが凄く高かったよ。“あと一回歌ったら喉が壊れるので、この一回で駄目だったらこの曲なしにしてください”“わかった!”みたいなやりとりで、“おぉ、歌えちゃったよ!”っていう。多分ね、バンドを組むときはどういう内容の歌を歌うかまでは考えてなかったと思う。サウンド面とかで“もっとギター弾いたら”“もっとキーボード弾いたら”というどうぞどうぞ合戦があった中で、2nd作る直前のライブくらいから“俺最近キーボード飽きてきていて、ヒトサライではキーボードがなくてもいいんじゃないですか?”とか言い出して、キーボードが入ってない曲も意外とあるよね。その分、あいつがキーボードを弾いている曲はそれが効いているアレンジが多いかな。1stだとリズムギターとリズム鍵盤みたいでやっている曲が多いじゃない? 1stの曲はどっちかがいなくても何とかなるかなっていうのもあるけれど、2ndになると随分とお互いの貢献度が増している気がする。ライブだと「ミスティック」はあまり鍵盤弾いてないんだけど、今回のレコーディングバージョンからエレピ取ったらまた全然違う感じになるじゃない? 一方で「スローライド」はライブだと結構鍵盤を弾いているんだけど今回鍵盤は一切なくしたりとかさ。1stはライブそのままの感じをせーので録った感じが多かったけど、2ndのレコーディングの前にみんなで話したのは、どっちみちライブでほとんどの曲をやっているから、レコーディングならではの感じで行っちゃおうかって。歌いながら弾くとストレスが高い鍵盤は1stでは入れてないわけ。でも2ndはライブではやれているから、どういうかたちにアレンジして固定しようかっていうのはまずは考えないでやってみようと。皆忙しくて全員が揃う日程がどんどんなくなっていく中、4日くらいレコーディング期間は全員揃ったのでわりと濃密にベーシックが録れたんだよね。

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祝・デビュー40周年! Char大特集掲載!!

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2015年に還暦を祝したCharが、2016年6月にデビュー40周年を迎えた。デビュー前からスモーキー・メディスンやスタジオワークでギタリストとして知られたCharが、1976年6月にソロアーティストとしてのキャリアをスタート。その活動は時代毎に変化していくものの、本質を貫きながら現在まで続いている。そんなCharの40年に及ぶキャリアを振り返る超ロングインタビュー特集を16.9月号で掲載。そのキャリアを映像で追ってみると・・・

まずこちらが昨年行なわれた『ROCK十 EVE -Live at Nippon Budokan-』のトレイラー。豪華ゲスト陣に目を見張る!


1978年にTV出演したときの映像。裸足の若きロックギタリストが「闘牛士」でお茶の間を震撼させた。


1984年、ピンク・クラウドでのTV出演映像。さすが番長グループならではの「Drive Me Nuts」が迫力満点!


1996年、デビュー25周年の武道館公演映像。ドラムはジム・コープリーが担当していた。


1999年に行なわれたエリック・クラプトン「クロスロード・センター」のチャリティ・ライブ。ジェフ・ベックのギターで「Jeff’s Boogie」弾くChar。


2005年、サイドプロジェクトの中では異色の面白さを放った故・石田長生とのデュオ、BAHO。名ネタ「3弦ベンチャーズ」!


そして還暦を迎えてなお輝き続ける「SMOKY」アット・武道館映像。



■ロングインタビュー抜粋

ソロデビューについて
「俺はCharというバンドを作ったつもりだった。準とロバートとジョージとジェリー(・マゴシアン)、この4人がいるといろんなことが出来た。表現もインターナショナルだったし、インスパイアを受けて自分のスキルも上げられたからね。この日米混合チームは早すぎたかもしれないけれど、バンドとしてもう2枚くらい作ってやりたかった。でもプロダクションとかレコード会社はそうじゃなくて、“売れないロック”でしかなかった」

JL&C〜PINK CLOUD
「考えたら全員20代で、ジョニーとマーちゃんとスタジオに入ったんだけど、クリームやヘンドリックスをやろうとは思わなかった。それよりトリオとしての正しい形を作りたかった。もちろん、やろうと思えばそういうのも出来る人達だけど、当時で言えばボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが出て来て、それをマーちゃんと新宿厚生年金会館に観に行って、それまでの外タレとは違うインスパイアを受けていたから。ベンチャーズやブルースで始まったものがそこで壊されたんだよ」

『PSYCHE』
「スモーキー・スタジオにいたエンジニアと『PSYCHE』『PSYCHE U』(88年)になっていく音源を作り出した。そこで徹底的に機械を使って自分で演奏してね。トリオで挑戦するピンク・クラウドとは正反対なんだけど、そこで久々に自分のアレンジ能力がわかった。ホーンやストリングスのこと、リズムセクションや音の定位のこと、そこでどうやってギターをカッコよく聴かせられるか。そうしたら最初にロバートたちと組んだバンドで培ったものが一気に出た。俺、ギターだけ弾けるんじゃなかったって(笑)」

PSYCHEDLIX
「アン・ルイスとの縁だよ。『LA SAISON D’AMOUR』(82年)ではイギリス人のバンドだった。それは俺もテレビで観ていて、こいつら見た目と違って巧いな、本物だと思っていた。そうしたらドラムは元アップで、ジェフ・ベックとやったこともあるって。俺がロンドンから帰って来てレコーディングしているときにアンが、「Charの音楽にはジムとかが合っているよね」って連絡してくれた。それでジムがジャズ・ロッホリーを連れて来たんだよ」

ユニバーサル期
「レコード会社の意図したやり方ではやっぱりマーケットに乗れなかったわけで、でもそれ以外のところはちゃんと残った。自分勝手に言えばちゃんと作っておいてよかったなと思う。その時期でもジム・コープリーとやっていて、ロンドンと東京でのやり取りもあったからそれをレコード会社の元でやっていた。イギリスにも行って、99%ギターインストの『Sacred Hills〜聖なる丘〜』とかも作った。俺の唯一のインストアルバムなんだけど、すごく興味深いものになった」

ZICCA期
「昔と違って今は実態が加速度的に変わっている。インフラとか、ツールとか、在り方そのものまで。ある種ぎりぎりのところまで来ているのかなと思うよ。レコード会社とかプロデューサーとかディレクターとかいう問題じゃなくて、自分が何をしたいのか、発信したいのかなんだよ。要するにアナログなことが出来ればもう大丈夫なんだよ(笑)。大きなシステムとスタッフだけじゃ、何も出来ないからね。それは音楽に限らずそうだよ」

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Photo by TOMUJI OHTANI

16.9月号でカバーストーリー掲載

日本を代表するフィンガーピッキング・ギタリスト打田十紀夫の愛機に迫る

 7月号よりスタートした新コーナー『Open The TREASURE BOX』。毎回ミュージシャンにとって“特別なこの1本”という楽器をクローズアップし、その楽器に出会うまでのストーリー、拘りの部分を撮り下ろし写真と共にレポートする。

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 第2回目は、日本を代表するフィンガーピッキング・ギタリスト、打田十紀夫。8月2日発売のPlayer9月号では、現在メインで使用しているモーリスSC-123U打田十紀夫Signature Modelについて語ってもらっているが、Player Blogでは新作『どこかで春が〜アコースティック・ギターが奏でる日本の歌-Fingerstyle Guitar-』(以下:『どこかで春が〜』)に関するインタビューを掲載。本作は、日本人に馴染みの深い童謡、唱歌、民謡の名曲をアコースティック・ギターによる、インスト・アレンジでカバーし、「故郷」「赤とんぼ」「荒城の月」「黒田節」といった、日本人なら誰もが知っている伝統的な楽曲の世界観が、その流麗なフィンガーピッキングと卓越したアレンジ・センスによって、より色鮮やかに美しく広がる実に聴き応えのある充実作だ。更に、本作で大活躍したメインギター、SC-123U 打田十紀夫Signature Modelも紹介。本誌と併せてお楽しみ頂きたい!
                     ◎
 新作『どこかで春が アコースティック・ギターが奏でる日本の歌-Fingerstyle Guitar-』(以下:どこかで春が〜)は、「故郷」や「春が来た」といった、日本の伝統的名曲が打田さんらしいアレンジで演奏されています。なぜ、今回こういった内容のアルバムを作ろうと?

 後輩のギタリスト、垂石雅俊君を介してキングレコードのディレクターを紹介してもらったのがきっかけでした。その時、頂いたのが「アレンジは打田さんにお任せしますので、より幅広い層が聴いてくれる日本の名曲をテーマにアルバムを作りませんか?」というオファーでした。僕はアメリカン・ミュージックをルーツとするギタリストですが、以前『SAKURA』でも「さくら」や「砂山」といった日本の伝統的なナンバーをプレイしましたし、これはおもしろいアイデアだなと。ブルースやカントリーといったスタイルは、どんな音楽性に通用しますからね。「さくら」はラグタイム・ギターのアプローチを応用して輪唱スタイル。尊敬するジャイアント馬場さんが好きだった「砂山」は、“カーターファミリー奏法”というベース側にメロディを組み込むテクニックを用いています。『SAKURA』の時の経験で、日本の曲でもしっかりしたベーシックがあれば、自分らしいアレンジできるという手応えを掴んだんです。

 なるほど!

 そういったアプローチを掘り下げて完成したのが『どこかで春が〜』です。日本人としてアメリカン・ミュージックを演奏してきた“僕だからできるアプローチ”ができたと思います。「春が来た」「海」「黒田節」はボトルネック奏法を用いていますが、そういう要素も実に自分らしい。「黒田節」は、個人的にとても気に入っているナンバーです。童謡、歌謡曲、唱歌といった曲の他に、やはり民謡も入れたかったので、最後の最後でこの曲を入れることに決めたんです。僕は呑兵衛なので(笑)、この曲の世界観にグッと来たから。原曲は尺八バージョンを聴いていたので、このメロディだったらボトルネックで弾いても合うなと…そこで、敢えてリゾネイター・ギターを使わずにアコースティック・ギターを使い、前奏と間奏はクロマチック奏法で琴のような雰囲気を出しました。

 楽曲についてコメントを下さい。

 「茶摘み」ではラグタイム的な“ズンチャッ、ズンチャッ〜”という要素を入れました。童謡はクラシック畑の人もよく演奏していますが、サウンドがシンプルなものでも、弾くと意外に難しいことが少なくないんです。つまり、難しい割にはサウンド的な効果が出ていない場合があると。でも、ブルース・ギターにはオープン・チューニングがあるので、それを活かしたらもっとシンプルに特徴的なサウンドを弾けるだろうと。対位法っぽい「からすの赤ちゃん」はオープンDマイナー、輪唱的アレンジの「かごめかごめ」はDADGADチューニングで演奏しました。今回は、10種類のオープン・チューニングを使っています。

 どの曲でも、流麗なテクニックと美しいトーンが堪能できますが、特に楽曲のアレンジは本当に秀逸ですね。

 ありがとうございます。

 曲の多くは3分位というコンパクトさですが、全てのパートが曲の一部としてしっかりと機能している…フィンガーピッキングの世界には、凄まじいテクニックを持つギタリストが何人もいますが、超絶なテクニックを駆使しただけの作品では、ここまで心に響かないですから。聴く人を考えた緻密なアレンジがあるからこそ、楽曲と演奏がここまで輝いているのだなと…。

 どのジャンルもそうですが、若い人達は速く弾きたがる傾向にありますよね。プロレスの“空中殺法”みたいな派手な技ばかり磨いている…でもね、プロレスも音楽も“関節技”みたいな、一見地味だけどその人の個性が出る技があって、僕はそこが大事だと思う。古い話ですが、ジャイアント馬場さんとブルーノ・サンマルチノの試合は正にそうで(笑)、ブルーノがサバ折りを決めて、馬場さんはそこで効いているのを観客にアピールしてから、起死回生のチョップを切り出す…プロレスにはそういうドラマがあるし、音楽にもそれは絶対に必要なんです。とは言え、僕も昔は早弾きに憧れていましたけどね (笑)。でも、今はゆっくり、しっかりと味わい深くメロディを弾きたいと思っています。

 そうなんですね。

 ええ、今回テーマにした日本の名曲達は、テーマ自体がとても短かったんです。1回、2回、いや3回テーマを弾いても短過ぎる…だから、曲中のテーマから発生した“バリエーション”を採り入れれば、しっかりと聴けるものになるなと。全てがそうではないけれど、たとえば「荒城の月」はブルースのフィーリングを入れ、同じコード進行だけど違う世界観を作り出しています。「春が来た」や「海」もそうですね。「故郷」は1番と2番ではメロディが1オクターブ違う。「かあさんの歌」は前半がアルペジオで、しっとりとした“いかにもな感じ”ですが(笑)、後半にカントリーっぽい躍動感のあるリズムになる。曲がシンプルな分、とても考えて展開を練り込んだので、より多くの人に楽しんでもらえる内容になっていると思います。

 そういう創意工夫があったんですね!

 はい、あと絶対に“教則本っぽい内容”にはしたくなくて、ギターを弾かない人でも楽しめるものしたかった。弾くためではなく、聴くための作品…そういうものを作りたかったんです。

 ええ、ギターを弾かない人も十分に楽しめる内容だと思います。しかし、注意深く聴くと、ハーモニクス、スライド、オープン・チューニングなど、ギターを熟知した打田さんでないと発想できないアイデアがアレンジにしっかり存在しており、それらが見事に曲としてひとつになっているなと。

 気付いて頂きとても光栄です。きっとブルースという音楽の影響が大きいのでしょう。僕が好きな1920年〜1930年代のブルース・ギタリスト達は、教則本や資料映像も無い時代にその地域に根付いた奏法をマスターしながら、独自なプレイに発展させていきました。東海岸のギタリストはラグタイム的なリズムを採り入れ、テキサスはコンスタントなビート、ミシシッピー・デルタ地帯はストラミングが多い。といったように、その土地、土地の奏法がある。その中で、ブラインド・ブレイク、ライトニン・ホプキンス、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス、チャーリー・パットンなど、突出したギタリスト達のスタイルがしっかり残っていった…そういうギタリスト達が大好きで沢山コピーしてきたので、必然的にそういう“引き出し”を色々と習得できたんです。だから、過去に影響を受けた要素を曲に照らし合わせていくだけで、そこまで苦労や違和感はなくアレンジできましたね。

 そして、そういった奏法を人に教えることで、自分の中で深く理解できる部分もあると思いますが、どのプレイも実に打田さんらしいスタイルが宿っていますね。

 “打田さんらしい”というコメントとても嬉しいです。ギタリスト、いや演奏家は1音で“あの人だ!”と思えるアイデンティティが絶対に必要不可欠。上手い下手ではなく、まぁプロは当然上手くなければダメですが(笑)、今のプロは超絶に上手いですから。でも、それだけではダメなんです。

 ええ、今はYouTubeなどで簡単に過去の偉人達のプレイを観て学べるので、皆デビューした時点で凄く上手いですよね。でも、映像という“究極の答え”を参考にしているので、どのジャンルでも皆キャラクターが似ているというか…一聴でわかる“個性的なギタリスト”が減った印象があるんですよ。

 そうだと思います。凄腕だけど、キャラが似ているギタリスト達を集めてバトルロイヤルを開催して、勝ち残った人に権威をあげるとか、そうしないといけない時代が来たのかもしれない…でも、僕はその前の時代に育ち、戦前のギタリスト達をコピーしてきたので、全く違うギタリストなんです。僕らの時代って、コピーするにも凄く時間が掛かった。でも、時間を掛けた分だけ本当に体に染み込んでいるし、テクニック云々の前にそういった音楽が本当に好きでしたから…当時、フィンガーピッキングのブルース・ギターで生計を立てようなんて、日本では僕以外誰も考えなかったと思うから(笑)。

 そういったギタリストとしての打田さんの“生き様”が、今回のアルバムにはしっかりと出ていますよね。

 最初は“こんなに大胆なアレンジだと日本民謡協会に怒られちゃうかな?”とか思いましたよ(笑)。でも、こういうアルバムって今までなかったという自負があります。ジャズ・ミュージシャンも日本の曲をカバーしていますが、彼らはインプロが中心なので曲が凄くリアレンジされている。それもありだけど、僕は曲の雰囲気はしっかりと残すべきだと思っているので。

 ええ、演奏を聴くのではなく曲を聴くならば、やはりそれがベストだと思います。

 今年3月のツアーでアルバムの曲を数曲演奏したのですが、来て下さった年配のお客さんが演奏に合わせて一緒に歌ってくれたんです。そういう光景を目にして本当に嬉しかった! 今回収録されている曲は、日本人のDNAに響く“スタンダード”ですから。その核となる部分はちゃんと残っていて、それが伝わったのだなと。でも、こういった日本のスタンダードって、今もちゃんと学校で子供達に教えているんでしょうかね? 以前、若手ギタリストとツアーをした時、「朧月夜」を弾いたら曲自体を知らなかったことがあって…今の音楽の教科書ではポップスなども多く載っているみたいですし、日本のスタンダードが変わってきている時期なのかも知れませんね。

 そういう今だからこそ、こういったアルバムを出せたことに凄く意義があるなと。選曲やアレンジは特に苦労することもなく?

 入れるか悩んでボツにした曲はあって、「冬景色」や「ちいさい秋見つけた」がそうでしたが、アレンジに関して苦労はありませんでした。強いて言えば、「赤とんぼ」でのハーモニクス。これは12、7、5フレットだけでなく、4と9フレットという鳴らしにくいポジションも使いました。ハーモニクスは各開放弦に対する純正律の音ですから、それだけでもメロディを弾いたワンコーラス目は厳密には平均律のメロディと少しズレるんです。人工ハーモニクスを用いる手もありましたが、今回はシビアにピッチを気にするより、曲の雰囲気にしっかりマッチしていればOKだと思う部分があったので、そこは上手くいったたので問題ありませんでした。

 使用されたギターは?

 9本使いました。一番使ったのはモーリスのSC-123U、その他にシオザキF-CM、ヨコヤマSFJ-WH、クレセントムーンのオール・ナトーとOOO、リパブリックのトライコーン、ナショナル・スタイルN、ギブソンB25-12、フランクリン・ジャンボ。どれも想い入れがあり好きなギターですが、18曲中8曲はモーリスSC-123Uでした。単純に弾き易いですから。これは本当に重要。モーリスSシリーズは、00年代初頭の開発時から関わっていたんです。その時、「サステインが長過ぎず、低音弦の音量が出過ぎないギターを作って欲しい」と頼んでいたんですね。

 というのは?

 サステインが長過ぎると、ピアノのサステイン・ペダルを押したままのように、音がグチャグチャになってしまう。なぜ、バンジョー奏者があれだけ音数をクリアに演奏できるかと言うと、それはサステインが少ないから。またベースが出過ぎるのも、やはり全体としてはバランスが悪くなってしまう。それを実現するのは、メーカーとしては難しい部分もあったと思います。サステインが伸び、低音弦の音が大きいと誰もが“オッ!”と思うわけです。そういった第一印象が強い方が、街にある楽器店にフラっと立ち寄って試奏した時にもインパクトが大きいですから。僕が理想とする音を実現するには、使用木材やブレイシングが重要になります。また、ベースが出過ぎないようにボディは極力薄くして、早いレスポンスが得られるようになっています。

 なるほど!

 アコースティック・ギターの歴史を辿ると、より低音域の音量を得るためにボディを大きくしていったという経過があります。でも、それはギター“本来の音”から随分と変化した音だと思うんですね。

 ブルース・ギタリストでパーラー・タイプを使うプレイヤーは少なくないですが、彼らはそういう自然で素朴なサウンドを求めているんでしょうね。

 そうだと思います。あと、重要なファクターはネック形状。これは、一番握り易いと思っている僕のシオザキ・ギターをプロファイリングしてもらいました。それをしっかり再現してくれたんです。その弾き易さと、鳴りが好みなSC-123Uは“ベスト”と言えるギターです。品番も、僕が尊敬するジャイアント馬場さんの誕生日“1月23日”を意味していますし、普及版の方はSC-16Uで“16文キックですから(笑)。これは公にすると猪木ファンが買わなくなるので、大きな声では言えないですけどね!(笑)

 (笑)。今回登場した『アコースティック・ギターが奏でる日本の歌「打田十紀夫/どこかで春が」完全コピー楽譜集』で、その緻密なアレンジをより詳細に理解できますね。

 “CDで弾いた通り”を正確に採譜してあります。私が使うタブ譜の記譜法は、師匠のステファン・グロスマンから学んだもので、数字に付けたラインの向きからピッキングする右手の情報も分かるようになっています。ですので、CDの音源を聴きながらタブ譜を慎重に確認して練習すれば、正しいサウンドを学ぶことができるはずです。

 なるほど、『どこかで春が〜』は、打田さんのギタリストとしての魅力が最大限に発揮された味わい深い作品ですが、今後こういった日本の曲をカバーするアルバムのVol.2をリリースする予定はあるのでしょうか?
 
 候補になった曲はまだ色々とあったので、いつかできたらおもしろいですね。でも、今は『どこかで春が〜』の曲をもっとツアーやライブで演奏して、自分の中に染み込ませたい想いがあります。日本の名曲を日本各地、いや世界中の皆さんとライブで一緒に楽しめたら嬉しいです!


◎ギター紹介
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MORRIS
SC-123U 打田十紀夫Signature Model


 『どこかで春が〜』では、モーリスSC-123U、シオザキF-CM、ヨコヤマSFJ-WH、クレセントムーンのオール・ナトーとOOO、リパブリックのトライコーン、ナショナル・スタイルN、ギブソンB-25-12、フランクリン・ジャンボなど、曲の世界観に合わせて様々なギターが使われている。打田がメインギターとして、ライブからレコーディングで愛用しているのが、モーリスSC-123U打田十紀夫シグネチャー・モデル。マスター・ルシアーの森中巧によって製作され、打田がイメージする“サステインが長過ぎず、低音弦の音量が出過ぎないギター”を実現するため、シン・グランド・オーディトリウムのボディ形状を採用。ブレイシングは表甲がラティス、裏甲がXというコンビネーションになっている。スケールは、レギュラーよりも3ミリほど長い652ミリに設定され、ボディ・トップ、サイド&バックはホンジュラス・マホガニー単板、フィンガーボードはハカランダ。素直な音色で、弾き手のタッチを忠実に再現する。ペグはゴトーのSGL510Z-BL5 CKで、安定したスムーズなチューニングを実現している。ホンジュラス・マホガニーのネックはナット幅が44ミリに設定され、グリップ形状は打田が最も弾き易いと感じる、シオザキ・ギターのネックをプロファイリングしている。親指で押弦する、シェイクハンド・スタイルを使う打田がプレイし易いように、6弦寄りに溝きりをオフセットにした、特製のナットを使用しているのもポイント。ピックアップはウエーバーのWPS-1。ライブでは、これをズームのアコギ用マルチ・エフェクター、A3に繋いでいる。

Interview & Photo by TAKAHIRO HOSOE

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打田十紀夫
どこかで春が〜アコースティック・ギターが奏でる日本の歌-Fingerstyle Guitar-
キングレコード CD  KICS-3365 発売中2,500円(税抜)

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アコースティック・ギターが奏でる日本の歌「打田十紀夫/どこかで春が」完全コピー楽譜集
TAB・BK-2002 2,000円(税抜)

根本要の話題のシグネチャー含むギターコレクション!


スターダスト☆レビュー New Live DVD&Blu-ray「Mt.FUJI 楽園音楽祭2015 STARDUST REVUE in ステラシアター」2016.7.16発売!「NO! NO! Lucky Lady」

 毎月ミュージシャンの楽器コレクションを披露していただくとともに、“そのミュージシャンにとって楽器を選ぶ定義はどういうものなのか?”をヒストリーインタビューでたっぷり語っていただく「My Standard」のコーナー。8月2日発売のPlayer2016年9月号ではSTARDUST REVUEの根本要が登場!  デビュー35周年を迎えたスターダスト☆レビュー。その間一度も活動休止せず、常に全国ツアーを展開するライブバンドとして言わずもがな、新たな作品をリリースし続けているのがスタ☆レビの凄さです。2016年に入りそんなスタ☆レビのこれまでの歩みが堪能できる、強力なライブ&ベスト盤『35th Anniversary BEST ALBUM 「スタ☆レビ -LIVE & STUDIO-」』をリリース。さらには兼ねてよりファンの間で噂となっていたアトリエZの根本要シグネチャーモデルが遂に完成しました!


スターダスト☆レビュー New Live DVD&Blu-ray「Mt.FUJI 楽園音楽祭2015 STARDUST REVUE in ステラシアター」2016.7.16発売! 「と・つ・ぜ・ん Fall in Love」

8月2日発売のPlayer2016年9月号「My Standard」のコーナーでは根本要のギターコレクションを披露いただくとともに、オンステージで大活躍のシグネチャーにたどりつくまでのギタリスト人生に言及。ES-335やストラトキャスター、SEENのカスタムモデル、近年ではアトリエZのカスタムモデルなど、時期によりメインギターは変わってきました。その変遷にはギターシーンの移り変わりも感じられたり、またインタビューでも語られますがスタ☆レビにおけるバンドサウンドの趣向性なども要因となっています。さらに面白いのは、今回アトリエZのシグネチャーモデルを作る上で、ギターに対する考えも少々変わったところです。“僕の中にいるギター”を創りたかったというシグネチャーモデルに対する想いがたっぷりと語られたインタビューとなりました。

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ATELIER Z KANAME NEMOTO Signature Model
Photo by TOMUJI OHTANI


この10年は主にアトリエZとの密なパートナーシップで、数々のカスタムモデルを製作してメインギターとしても愛用してきた要さんでしたが、自身のシグネチャーとしては24インチスケールのマスタングをモチーフにしました。フィエスタレッド、シーフォームグリーンと2本製作されたギターは、どちらもメインギターでありそのときのシチュエーションによってステージに登場します。弦が切れたりといったトラブルがあると交換することになるようですが、基本的に1ステージ弾ききってしまうのが要流。3年の試行錯誤を経て完成したこのモデルは、1ボリュームのみのシンプルなコントロールレイアウト、2点支持のST用トレモロユニットを採用するなど、要さんがオンステージでとにかく使いやすいギターとしてのスペックを備えています。アルヴィン・リーのリスペクトたっぷりのピースマークも要さんの要望により採用されました。ギターコレクションに関しても、少年時代に弾いていたファーストマンのバロンから歴代メインギター、そしていろんな所以で要さんのもとに集まってきたという愛器の数々をたっぷりとご紹介。楽器業界随一のスタ☆レビファンが企画して実現した念願の記事であります。是非是非お楽しみいただければ幸いです。




待望の新作が完成した! JEFF BECK

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 遂にジェフ・ベックの新作『ラウド・ヘイラー』が発売される! そこにはロージー・ボーンズとカーメン・ヴァンデンヴァーグという若き女性ボーカリストとギタリストが迎えられ、全11曲中9曲がボーカル・チューンとなっている。その聴き応えはラジカルでパワフル、まさにロックアルバムといえる仕上がりだ。間もなく発売される新作を巡ってカバー特集を掲載!

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Photo by ROSS HALFIN

『ラウド・ヘイラー』には全11曲が収録されている。ジェフ曰く、1月に曲作りを始めて最初の3日間で5曲を書き上げてしまったそうで、かなり速いペースで完成することになった。このアルバムについてジェフが語っているのは、「ギターオタク・アルバムにはしたくなかった」ということだ。「昔のようにベーシックな作風に戻りたかった。1960年代にジミ・ヘンドリックスがやっていたようにね」
 第1期ジェフ・ベック・グループやジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスがデビューした1960年代後半、彼らはギターヒーローだったのと同時にメインストリームのポップスターだった。彼らはシングルチャートの上位を賑わせていたし、彼らのライブの最前列には、その音楽にあわせて踊る若い女性ファンが多数いた。ギタリストの指先を凝視したり足下のペダルをスマホで撮影するマニアも大事なファン層には違いないが、自分の音楽をマニア向けではなくメインストリーム・ポップ/ロックとして再定義したのが『ラウド・ヘイラー』ということだ。
 これが既にiTune StoreでDLが開始されているジェフの新曲「リヴ・イン・ザ・ダーク」。ロージーのボーカルをフロントにしたサウンドの感触がわかる。


 今回抜擢されたロージーとカーメンの2人はロンドンでBONESとして活動している。オフィシャルサイト http://www.bonesbandbones.com では彼女達のPVを観ることも出来る。


 こちらはBONESのライブ映像。ザ・キルズやザ・デッド・ウェザー、PJハーヴェイなどを彷彿させる!


 BONESは2014年に活動を開始、ザ・クークスやスカンク・アナンシー、PVRISのツアーサポートを務めるなど、急激に支持を得てきたバンドだ。2015年にはロンドン・ゲイ・プライドでライブを披露するなど、LGBTシーンでも知名度を拡げている。ジェフとのコラボレーションの後には初のリーダーアルバム、そして某日本人アーティストとのコラボレーションも噂されるなど、UKロックの新しい時代を切り開くニューホープとして期待されている。彼女たちは『ラウド・ヘイラー』リリース後から始まるバディ・ガイとのツアーにも参加するようだ。そして今年の11月に日本で初開催される「クラシックロックアワード2016+ライヴパフォーマンス」にもジェフ・ベックが出演することが決定している!

日時:2016年11月11日(金)
会場:東京・両国国技館
時間:17:00開場 18:00開演(予定)
出演・チケットの詳細についてはオフィシャルサイト / チケットぴあ参照。
■オフィシャルサイト http://classicrockawards.jp/
■チケットぴあ http://t.pia.jp/music/ygk/

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ラウド・ヘイラー ワーナーミュージック・ジャパン CD WPCR-17361 7月15日 2,500円(税抜)


16.8月号でカバーストーリー掲載

Player8月号でLOUDNESS『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』特集

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Photo by YOSHIKA HORITA

 7月2日発売Player2016年8月号では、デビュー35周年を迎えてますますワールドワイドにロックし続ける我らがラウドネスの特集記事を展開しています。7月6日に35周年記念特別企画としてお目見えする最新作『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』は、衝撃のデビューアルバム『THE BIRTHDAY EVE~誕生前夜〜』 、2nd『DEVIL SOLDIER~戦慄の奇跡〜』、3rd『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章〜』という初期 3 枚のアルバムを中心としたセルフカバー作品。リメイクアルバムは過去にも存在するものの、現メンバーとしては初の企画であり、基本的には原曲のイメージを踏襲しつつも、最新型バンドサウンドが体感できる仕上がりが聴きどころです。なお35周年記念のリミテッドエディションにはファン投票により選曲されたオールタイムベストアルバム、さらに昨年9月に渋谷公会堂で行なわれた『THUNDER IN THE EAST』完全再現ライブを収めたライブDVDも付属しています。

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LOUDNESS 35th Anniversary LIMITED EDITION
完全期間限定生産盤(2CD+DVD)
SAMSARA FLIGHT ~輪廻飛翔~
COZP-1186~8 7,000円(税抜)


 さてPlayerでは恒例となりつつある、最新インタビュー+機材レポによるラウドネス特集。今回は高崎晃、二井原実、山下昌良による最新インタビューをライターの金澤隆志さんにお願いしました。単に当時のエピソードを聞き出すということにとどまらない、現在ならではのレコーディングアプローチ、痒いところまで手が届くようなこだわりの部分を三人に言及していただいています。さらに最新機材レポートにおきましては、3月に行なわれた六本木EXシアター公演のゲネプロ時に撮影した写真を中心に構成。高崎晃の最新アンプシステム、山下昌良の最新シグネチャーベース、VIGIER Arpege Masayoshi Yamashita Signature Model V4ECC BLRS MY Blue Rising Sunを筆頭に、鈴木政行のPEARL Carbonply Maple/SABIAN Cymbalsなどを美しい写真で紹介しています。

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LSAMSARA FLIGHT ~輪廻飛翔~
通常盤 CD(セルフリメイクアルバム 全 12 曲+ボーナストラック「ROAD RACER」を11曲名に追加) COCP-39624 2,800円(税抜)
ウィッシュボーン・アッシュ「百眼の巨人アーガス」、ロキシー・ミュージック「アヴァロン」辺りも思い起こすカッコイイジャケットですね!


 そして『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』で使用された高崎晃のギター写真に関しては、Playerより7月20日に発売される『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』 に収録される写真を使用して紹介しています。話題のSEYMOUR DUNCAN Akira Takasaki Signature Pickup“THUNDER IN THE EAST”を搭載した、KILLER KG-Prime Origial 2015、KILLER KG-Prime Signature 2014を始め、最新シグネチャーであるKG-Prime Signature Ultimateを紹介。さらにESP Random Star -Black Star-にNAVIGATOR Random Star、そして本邦初公開と思われます、FENDER American Vintage Series Stratocasterもレポートしています。機材レポと合わせて『SAMSARA FLIGHT~輪廻飛翔~』の世界をご堪能ください。

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 読プレでTシャツもいただきました! これにメンバー全員のサインを入れていただきます。是非是非軽く記事の感想なども書いていただき、こちらよりメールにてご応募お待ちしております。

 そして『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』の方も無事立会印刷も終わりまして製本行程へ突入。細部までこだわって作っておりますので完成をお楽しみに。詳細は特設サイト及びPlayerフェイスブックでもお伝えしております。好評につき刷り数も予約特典の発注数も増やしましたのでまだ予約間に合います! お近くの楽器店や書店、そしてローソンHMVなどでご予約お待ちしております。

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約80本の美しいギター写真を収録するだけじゃない
高崎晃 永久保存版のギター本 
好評につき受注予約期限延ばしました!


 Playerより『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』が7月20日に発売されます。高崎晃のトレードマークであるKILLERプライムやESPランダムスターを筆頭に、プライベートコレクションを含めて約80本の美しいギター写真を収録。さらに最新アンプシステムやエフェクトボードなども撮影。ギター写真、イメージカットとともに、高崎さんによるフォトセッションの全てが撮りおろし!
 撮影はPlayerのVINTAGE FILEなどでお馴染み、国内ギター撮影の第一人者とも言えるフォトグラファー大谷十夢治さんです。

 そして撮影したギター、機材についての解説も巻末に掲載します。さらには28,000字に及ぶ高崎さんのロングインタビュー! 単なるギター写真集には終わらない内容です。高崎さんのギター本として究極の内容となるのではないでしょうか。

 現在楽器店及び書店、ローソンLoppi/エルパカ/HMVにて予約受付中です。初回出荷分にはPlayerの80〜90年代(2000年代のものもちょこっと入るかも…)のLOUDNESS関係の過去記事を収録したCD-ROMを付属。さらにギターポストカードも付いてきます。7,400円(+消費税)/7,992円(税込価格)と大変高価な本にはなるのですが、印刷まで含めて徹底的にこだわったPlayerにしかできない一冊をお届けします。

 現在販促企画として(!?)、『愛蔵版 高崎晃 Guitar Collection』のために撮影した写真を毎日1枚ペース(無理なときもあるかもしれませんがなるべく…)を目指してアップ中です。写真集には収録されない写真なども貼っていきますので、お楽しみいただきつつどんな本に仕上がるのかを期待していただければ幸いです。